眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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ボーイズ小説・恋は追憶に揺れて:高尾理一
ボーイズ小説・恋は追憶に揺れて(アクアノベル)高尾理一
傾いた会社を再建するために、受が親に借金した金を共同経営者の恋人が持ち逃げして失踪した。それから5年、会社を精算し親元に戻った受の元へ恋人そっくりの弟を名乗る攻があらわれて…
設定が気になったので買ってみた。悪くない。
受は整っているが地味な顔立ち。中肉中背。大人しい。争いを好まない。お人好し。大学時代2つ上の恋人と付き合いはじめ、卒業後誘われ一緒に起業する。倒産しそうになった時親に借金し持ち逃げされる。それ以来親の印刷会社で働き借金を返し続けている。猫が好き。
攻は受の恋人の弟。人目を引く風貌。落ち着いて穏やかな雰囲気。誠実。大きな会社の跡取り。兄より優秀で会社の跡を継ぐため長い間海外にいた。親の会社で働いている。一人暮らし。猫を飼っている。
受が恋人に金を持ち逃げされ、それを攻が返して許してもらうという始まり方なので、出会いはゼロどころかマイナスの感情からスタートしている。全体の7割くらいは攻が謝り続けているので、それが鬱陶しいと言えば鬱陶しいのかもしれないが、始まりがアレなので仕方がないのか。
おかげで受の対応や心変わりしていく部分は納得できたので楽しめた。受はわりとしっかりしている。
攻が微妙にへたれで変な男だったのが、個人的に好みだった。
マイナスの感情からスタートしていると、出来上がった後では強固な繋がりになり、多少何かあっても頑張ってくれるのではないかと思える。
昔はともかくここ最近のこの作家さんは、読んでいく過程で「ここどうなの?」と思った部分の説明を入れてくれるので、かゆいところに手が届くというか、肌に合う文章と作品だった。
この作家さんの単行本は5冊ぐらいしか読んでいないが、個人的好みは「ワイルドワイルド」が1番気に入っており、その次がこれかも。ここ3,4作はずっと当たり。
また設定が合えば買ってみる。
借金返済。恋人の弟×印刷会社勤務。28歳ぐらい。同い年カプ。猫。
2004年10月26日(火)
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