眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 ボーイズ小説・水槽の中、熱帯魚は恋をする:うえだ真由/ジュブナイル・ウスカバルドの末裔(前編):たけうちりうと

ガンダム種の続き(?)がはじまった。小学生の頃からのアニメ好きの原点のシリーズなので、どんな出来でもうっかりウキウキしてしまう。
ヤオイ萌えとは別に、かがりや歌うお姉ちゃんと主人公達との恋話も楽しんでいたので、出来れば幸せなままで居て欲しいのだが、大丈夫かな。亡くなったら目もあてられん…
頑張れー。制作側に殺されるなー。



ボーイズ小説・水槽の中、熱帯魚は恋をする(ディアプラ文庫)うえだ真由

大学の構内で車の練習をしていた受は、うっかり攻のBMWに傷を負わしてしまい弁償することになる。弁償の一部として攻のマンションへ魚の世話をすることになるが…
雑誌掲載の表題と書き下ろしの続編。よく買う作家さんの新刊なので買ってみた。それなりに面白かったと悪くないの間。
受は元気で平凡な家庭で育った平凡な人物だが、周りから愛されている。前向き。友達もそれなりにいる。優しい。攻は妹の体が弱くあまり構われずに育つ。頭が良く顔も良い。表面はクールで他の人間と線を引き内面をなかなか見せない。
どってことのないよくある話なのだが、大学の同級生同士のセンシティブ系の話は好みなので、好みな話として美味しく頂いた。攻もおらおらの攻でなく、傷つかないよう強い防護を周りに巡らせているタイプ。それを受がとかして心の中に入る。
受が攻に折れてばかりだったので、攻が受の事で嫉妬するとかいうパターンも読んでみたかった。
ディアプラのこの作家さんの本の中では一番好みかな。
次も期待している。
大学生カプ。21〜22歳ぐらい? センシティブ。アロワナ。根暗×元気。続編は攻視点。



ジュブナイル・ウスカバルドの末裔(前編)(ホワイトハート)たけうちりうと

庭師の父親の使いで王国の城に赴いた少年は、そこではじめて王様と出会う。いつか城の庭の手入れをすると約束して家に帰るが、王国には不穏な影が忍び寄り…
良く買う作家さんの新刊なので買ってみた。面白かった。後編が楽しみ。
ボーイズだとは思うのだが、誰と誰がどうくっつくのか分からないので取り敢えずこの表記。
主人公の少年は15歳。腕のいい庭師の子供。器量がよく頭も良い。真面目で働き者。両親を尊敬し父親の跡を継ごうと頑張っている。水芸が出来る(?)。
王様は37歳。腹違いの弟が一人。真面目で仕事熱心。自分のことはまったく構わず、周りのことを大事に考える。穏やかな落ち着いた性格。思慮深い。精霊の守護のある武器を扱う事ができる。
世界観がしっかりしていて脇キャラもよく立っている。
ボーイズとして楽しみなのだが、このまま誰もくっつかず王様と少年の濃いー主従物のジュブナイルとしても読んでみたい。久しぶりにジュブナイル系のエセファンタジーが楽しめた。もうこっち方面の興味は枯れたかと思っていたのに。
この設定をこの作品だけで終わらせるのは勿体ないので、ウスカバルドの民が滅びる頃の時代をネタに全5巻ぐらいでジュブナイルを書いてくれないものか。じっくりとファンタジーの世界を読んでみたい。
取り敢えず、続刊も楽しみ。

2004年10月10日(日)
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