眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 ボーイズ小説・誰が袖:火崎勇/黒いサカナ:火崎勇

体力がまだ戻らない。ベトナムに行って微妙に体臭が変わったような気がするのだが。こんなことははじめて。

ついでに最後の休みの日だったので近くの動物園に行ってみた。兎を触って和もうと思ったら、時間外でダメだった。ので、メスゾウ同士の喧嘩を30分ほど眺めてしまった。喧嘩の仕方にも個性があって、足技を連発するゾウと体当たりで退路を断つゾウの諍いだった。体当たりの方が強かった。



ボーイズ小説・誰が袖(アクアノベル)火崎勇

フリーライターの攻は、香道の家元の息子である受と学生時代からの友人。ある日受の家で幽霊の青年を見て…
表題と続編。ともに雑誌掲載済み。ほぼデフォ買いの作家さんの新刊なので買ってみた。可もなく不可もなくと悪くないの間くらい。
受は香道の家元の次男。人の大勢居るところでは人の気に当てられるので香道の手伝いはせず、小さな古い日本家屋でひっそりと暮らしている。香道の腕前は神懸かり。調合をして依頼人に懐かしい香りを提供している傍ら、道具に宿った霊気のようなものを沈める仕事もしている。病弱で霊感が強い。髪が長くストレート。浮世離れした美形。
攻は学生時代から受と友達。大学も一緒。卒業後フリーライターに。大雑把で大らかな性格。真面目で強引な面も見せる。人付き合いが良く面倒見も良い。二人とも甘い物が好き。
雑誌で読んだ2、3年前の当初は、他のこの作家さんの作品の方が良いなと切り抜きを残しておかなかったのだが、読み返すとその当時の感想よりは上がっている。好みが変わったのか、最近のこの作家さんの作品に当たりが少ないので相対的に評価が上がっているのか。自分でも分からない。
香道に幽霊物で、この作家さんには珍しく蘊蓄も少し並んでいる。しばらく前に出たアズの幽霊物よりは好み。
脇キャラもそれなりに立っている気がする。受の兄はにっこり笑って、なかなか良い性格っぽい。
割と大人しめの受の性格なのだが、クライマックスで攻が受のために危ない橋を渡り、受が怒る部分は可愛いと思った。
次もきっと買うだろう。
香道。不思議。幽霊。幼なじみの同級生カプ。卒業後くっつく。



ボーイズ小説・黒いサカナ(プラチナ文庫)火崎勇

裕福な家で育ちエリートサラリーマンの受は退屈な日々を過ごしていたが、ある日隣りに住む無精な雰囲気のイラストレーター・攻と出会い…
雑誌掲載表題とその後の書き下ろし。ほぼデフォ買いの作家さんの新刊なので買ってみた。可もなく不可もなくと悪くないの間くらい。
受は大きな会社を経営している両親の元裕福に育ち、頭も容姿も良く不自由なく暮らしている。高校までは女のようだと言われた綺麗系の顔立ち。プライドが人一倍高くスキを見せない。
攻はくせっ毛のある髪に無精ひげをはやして汚れた格好をしている。ワイルドで精悍な美形。アメリカ帰りで賞もとっている有名なイラストレーター。男も女もいけ遊び慣れている。受にモデルを頼む。
この作家さんがたまに書くプライドの高い綺麗系の受とワイルドで何様な攻の話。後書きにバカップルには見えないけど、バカップルと書かれてあったが、くっついた後は本当にそんな感じだった。
雑誌掲載の時は割に面白いと思って切り抜きを残していた。今回は続きが読めて嬉しい。少し前の作品なので、話にあまりひねりはないが好みな感じ。
カプの業種が離れているのであまり仕事のエピは出てこず、二人の関係に終始している感じ。
攻が自分の手にサカナの刺青を彫っていて、最後に受の胸にも彫るのだが、気付けば掘り終わった後なので、どうせなら彫っている間のエピソードを書いて欲しかった。エロくさくなると思うのだが。
続編は受の後輩が受を脅して懲らしめられるという話。攻がちょっと酷いと思う部分もあったが、笑った。
次もやっぱり買うだろう。
社会人物。イラストレーター×会社員。二人とも20代半ばから30代頭ぐらい? 刺青。受への脅迫者。

2004年09月21日(火)
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