眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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ボーイズ小説・大人になるための条件:ふゆの仁子
ボーイズ小説・大人になるための条件(ダリア文庫)ふゆの仁子
受は両親を小さい頃に亡くし、姉の結婚式で泣いている時に出会った結婚相手の弟である攻。姉の代わりに側にいてあげると言われて以来、高校生になった今でも大切な存在であり続けているが…
大概買っている作家さんなので買ってみた。微妙とつまらないの間。
受は高校生。7歳の時に攻に出会いそれ以来特別な存在になっている。頭が良く顔も良い。大学に進学する意思は無く予備校に行くと偽り、攻の働く店でバイトしている。攻一筋。攻は兄と二人兄弟で兄の結婚で受と出会う。大学を中退して今のバーを任される。ハンサム。世慣れている。ゲイ。
何からどう言うていいのやら。設定やら展開は好みなのだが萌えなかった。あまりに萌えなかったので何故か考えてみた。キャラに親近感がわかない。
メインキャラが頭が良かったり美形なのは良いんだけど、それだけでは好感が持てない。キャラに親近感が持てるようなエピソードが無いまま、話が進んでいく感じ。
親近感が持てるかどうかは重要。もし持ててたら、感想は可もなく不可もなくか悪くないまで行っていたかも。
受が攻を好きなのは分かるが、毎回同じ方向からアプローチしてはかわされているので、ちっとは頭使え、本当に全国模試トップレベルかい。と、思ってしまった。
もう子供じゃないから、やりたいことがあるからとか言いながら、大学進学しないのを親代わりの姉に黙っているし、バイトする理由を攻に黙っているし。普通に考え無しで家族に迷惑をかけている高校生。有る意味リアル。
近所の少年青年の話は読みたいが、それは好感の持てる少年青年の話であって、端から見ていてむかつく高校生の話ではない。
攻が好きで攻の側に居たくて場当たり的に突き進み、家族やら進路をないがしろにするのを一途と言われてもな。ただの考え無しにしか見えん。
一応テーマとして大人になることとは。みたいなものがあったのだが、受の出した結論(?)が当たり前過ぎてこけた。頭が良いならこれぐらい最初の50Pぐらいで気付けと思ってしまった。いや当たり前の事こそ気づくのは難しいのは分かるのだが、それまでの過程が過程なだけに。
攻も何故そんなに受が好きなのかよく分からない。そして何故そんな行動したのかも。肝心のオチも何だかなーだったし。五里霧中な気分。
これでもまた新刊が出れば内容によっては買うつもりだが、お前こそ学習しろよと言われそう。いやまったく。
バー店員29歳×高校生18歳。11歳差。義理の兄弟。成長物。
2004年09月18日(土)
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