眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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ボーイズ小説・悪い男に愛されて:ふゆの仁子
ボーイズ小説・悪い男に愛されて(ルビー文庫)ふゆの仁子
大学卒業後証券会社の法務部で勤める受は、会社の顧問弁護士をしている攻に誘われ、ゲイの集まるパーティに出席し、そこで怪しい薬を使われ抱かれ、ゲイであり実の兄に片思いしている事に気付く。が、その秘密を攻に知られて…
大概買っている作家さんなので買ってみた。可もなく不可もなく。
受は父親が国立大学の法学の教授。優秀な兄を持ち、兄の存在が絶対だった。兄に比べ出来が悪いと思い、司法試験を受けずに普通の企業に就職。大人しく目立たないが顔立ちは整っている。
攻は受の父親の教え子で優秀な弁護士。眼鏡。男らしく落ち着いた男の色香を漂わせている。受の会社と契約している弁護士で立場は攻の方が上。バリトン。ネクタイしめしめ。
攻は相変わらず出来る男な設定なのだが、いつもよりぶいぶいしているシーンが少ないので寒さは少なめ。この作家さんは上から押しつけるタイプの攻より、受を尊重して我慢している攻の方が好き。
割と好きなパターンで途中までは、攻の言動の小さな寒さに耐えながらもそれなりに楽しんでいたのだが、受の兄が出てきた辺りで首を傾げてしまった。
優秀な兄のはずなのだが、とてもそんな風に見えなかった。あまりに考え無しだったので、実は攻と裏で結託して受を騙しているのかと信じて疑わなかったんだけど。そうでもなさそう。最後まで謎。
兄が出てきてからの受の行動が、攻に脅されてのはずだったのに、いつのまにか兄に攻をとられるのが怖くてみたいな動機になっていて、どこで差し変わったのか感情の流れをもうちょっと書いて欲しかった。
兄は帰国するのではなく、遠くにいたままの方がもっとシンプルで分かりやすかったかも。つか人気度によっては兄編もありそうな後書きだったのだが。兄編はあまり読みたいとは思わない。
でも次の本も買うつもり。
社会人物。敏腕弁護士35歳×法務部の会社員27歳、28歳ぐらい? 怪しいクラブ。薬。鬼畜眼鏡攻(一応)
2004年09月09日(木)
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