眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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ボーイズ小説・フルスピードで恋をして:中原一也
ボーイズのよく買う出版社のサイトへのブックマークは割としているが、作家さんのサイトへのブックマークは2つぐらいしかしていない。
ブックマークの数を増やすのが面倒で、基本は商業のスケジュールしか興味がないので、ブックマークは出版社だけで十分なのだが、この間珍しくふらふらネットを彷徨っていたら、長い間商業でも同人でも見かけない気になっていた作家さんの新しく出来たサイトに辿り着いた。たまにはネットサーフィンをやってみるもんだと思った次第。
新作待ってますーと呟いてみた。
ボーイズ小説・フルスピードで恋をして(オビスノベル)中原一也
自転車便会社で働く受は、年下の新人・攻の面倒を見て欲しいと社長に頼まれる。新人とはいえ米国で同じ職種経験のある攻は生意気で、すぐに衝突していたが…
最近よく買う作家さんの新刊なので買ってみた。可もなく不可もなくと悪くないの間くらい。
受は可愛い系の明るい性格。髪も茶色で若いめに見える。勝ち気で正義感がある。高卒。お節介な面もある。攻は家の関係で1年ほど米国にいてメッセンジャーの仕事をした経験がある。精悍ですらりとした体格。無愛想で生意気な口をきく。
自転車便に勤める二人。攻に反発しつつ失敗をカバーしてくれた攻にひかれて、でも反発しているうちに事件が起こり…とかいう流れ。この作家さん比で割とあっさり話が進み終わったような。
読みやすくはなったが無難ーという言葉が浮かぶ。いやこなれてきたと言うべきなのか。読んでいて何か綺麗に終わらないなーと思う事がしばしばだったが、ここ最近の本ではそんなことがない。でもクセが減ってそれを楽しむことも無くなってもいる。
もともとこの作家さんの作風とは合わないのだが、個性めいたものが気になり読んでいた。それが薄くなったので読みやすくはなったけど、物足りない感じ。
キャラも好感が持てるのだが、もう少しそれぞれの「おお」と思えるエピソードを入れて欲しかった。特に攻。突っ込んで書かれていないので、読み足りない気がした。いきなり受を好きになっていた気がしたし。
前に感想で書いていた微妙な後味の悪さ、泣き寝入り部分が気になる原因が分かったかも。
今回の泣き寝入り部分は、ひき逃げされて結局犯人が捕まらなかったところ。
全ての作品が勧善懲悪で終わって欲しい訳ではないし、実際現実でこのような後味の悪いこともいっぱいあるのは分かっているが、この作家さんの作風はさばさばとしていて男らしく(?)さっぱりしているイメージなので、そういう作風の作品の中にこのような部分があるとひっかかりを覚えるのかも知れない。
次も買ってみる。
自転車メッセンジャー。後輩21歳×先輩22歳。事件。
2004年09月07日(火)
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