眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

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 ボーイズ小説・あの恋の続き:きたざわ尋子

十数年疑問に思っている事がある。履歴書に書く趣味の欄。昔から何となく読書と音楽鑑賞と書いていた。ある時書き方見本に「海外旅行」と書かれているのを見たのだが、一年に何回海外旅行に行けば(或いは何日間?)、胸を張って趣味欄に「海外旅行」と書けるのだろうかと疑問がわいた。
年に一度一週間程度では、ちょっと言い辛いのではないかとか、いや海外旅行関係のエッセイやら雑誌を買って楽しんでいるのなら、そう言っても良いのではないかとか。
何度かツアーで海外旅行に出かけたが、世の中には旅行好きのパワーユーザーが沢山いるのを知った。同じ旅行会社のツアー料金でもネットとチラシと雑誌では違うと毎回チェックする人とか。一月の半分はどこか旅行に出かけているリタイア組とか。中国に8日間ツアー旅行に行った時には、その日泊まるホテルで毎晩、以前のツアーで一緒だった知り合いに再会している人もいた。
この人達なら間違いなく趣味は海外旅行と書けると思う。
と、ここまで考えて、趣味は読書と書くには何冊ぐらい読むのがボーダーかも考えた。一ヶ月1冊ぐらいなら、個人的にちと厳しいかな。



ボーイズ小説・あの恋の続き(リンクスノベル)きたざわ尋子

高校生の受に突然ふってわいた20億の遺産相続の話。辞退するために向かった病室で初恋の相手である年上の知り合い・攻と再会するが…
表題とその続編書き下ろし。粗筋が気になったので買ってみた。可もなく不可もなくと悪くないの間。
受は大人受けの良いのんびりした性格の高校生。可愛い系の顔。自転車をよけて足の骨を折った。優しい。初恋は攻。6歳差。攻は大学生。両親が亡くなり遺産で揉めたので性格がひね世の中を斜めに見るようになった。端正でシャープな顔立ち。受に遺産を遺すことにした老人の遠縁。
ふってわいた遺言話に戸惑う受。再会した初恋の相手が気になり近づく。攻も受を気にしてという流れ。
カプの性格は嫌いではないが、話は特にコレと言って目新しいものはなく、普通に読んで終わったのでこの感想。
攻が受を無理矢理する下りは、いきなりっぽい感じがした。ついでに続編はぶっちぎれて終わり、これで終わり? と思ってしまった。まさか続刊を見越してこの終わり方じゃないよね。
この作家さんのシリーズは間延びして見えるので、1冊で謎やら問題が解決してきっちり終わる話が読んでみたい。
作品に続編がすけて見えると、萎えて買う気が失せる。この作家さんの作品は、文章も雰囲気も嫌いでないし、カプ傾向も無難だがあまり量を読みたいとは思わない。多分、萌えが微妙にずれているんだと思う。
受の兄がなかなか好みで、続編の必死な部分は可哀想(?)になった。
遺言物。大学生×高校生。ほのぼの? 強○始まり。

2004年09月06日(月)
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