抱きしめたいシリーズ4冊目。短編4本。今回は「ロード・アイ・ミス・ユー」「AND I CLOSE TO YOU」「シーソーゲーム」を再録。書き下ろしは「クラスメート」20P。「ロード」は雑誌掲載のみ。 今回も初っぱなからネタばれ全開なので注意。
登場人物は1冊目の感想のABCDで表記する。性格設定は1冊目に有り。今回は全て高校時代の話。AとBの話に絞られている。 「ロード・アイ・ミス・ユー」B視点。Bの忘れられない恋の話。Bが高一でその時の生徒会長・男と付き合い、不安になって浮気して捨てられるという話。Bは昔からやっていることと主張が同じだったんだよん。というのを教えてくれている話。すっかり内容を忘れていたので開いた口がふさがらなかった。 「AND I CLOSE TO YOU」A視点。高三でAがBを認識して片思いして初Hするまで。 「シーソーゲーム」A視点。付き合って数ヶ月後。ずっとBに振り回されすれ違っている。Bが風邪をひく。Bの兄と出会う。社会人になっている時とまったく変わっていない会話をしている。すれ違ったままで何年も持つもんだと感心した。 「クラスメート」AとBの卒業ネタ。書き下ろしとなっているが、卒業証書の中身を交換したエピソードは読んだ記憶がある。何かと混同しているのか再編集して書き下ろしたのか。 1冊目の書き下ろしで怒り心頭したが、4冊目までくると何となく突き抜けてしまった。今はもう明鏡止水で5巻が出るのを待つ感じ。 4冊目を読むとどう考えても元鞘っぽい。Cが可哀想でならんのだが、ここまで来たらABに関わらずさっさと新しい人生を歩んで欲しい。 それにしてもこのカプ。ここまですれ違っていると読んでいても座りが悪いというか居心地が悪い気分になるのだが、他にあまりない作品でもあるので作家さんの好きなように書いて欲しい気はする。