眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

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 ボーイズ小説・最凶の恋人4:水壬楓子/ 甘い罠で蕩かせて:高岡ミズミ

ボーイズ小説・最凶の恋人4(ラキアスーパーノベル)水壬楓子

シリーズ4冊目。短編4本。うちメインの2本は書き下ろし。今回は攻の父親の13回忌を舞台に受を攻の関係者にお披露目するという話。と、その13回忌を攻の部下である若頭の視点で見た話。
このシリーズを買い続けているので買ってみた。悪くない。
受は元教師。整った顔立ち。開き直ると怖い。負けず嫌い。攻は大きい系列のやくざの頭。強引で傲慢。男前。受にベタ惚れ。
受は中学時代からの同級生であった攻と付き合っていたが、やくざである攻が怖くなって逃げ、10年音信不通になる。教師をやっている時に攻がやって来て無理に関係を再開し、有為曲折あって最終的にくっつく話。今は攻の屋敷に同居してディーラーのまねごとをしている。
3巻までは受が攻と一緒に生きていこうと決心していたが、今回は13回忌に絡め、攻の知り合いや世界に対面することで、対外的にけじめを付けるような流れ。
最初は攻を恐がり逃げていたが、腹をくくると男前になる受は好き。最初は攻>受な感じだったが、段々力関係が受>攻になっている。今回の巻では、完全に普段は攻が尻に敷かれているように見える。攻も締める時には締めるけど。このぐらいの力関係の方が安心して読めるかも。Hシーンはレーベルに合わせて濃いが、変わったプレイはしていない。
それにしても前回で終わったのかと思っていたので、まだ続いているのは意外だった。
次も続くようなら買ってみよう。
やくざ。同級生腐れ縁カプ。15年越しぐらいの夫婦カプ。



ボーイズ小説・甘い罠で蕩かせて(ラキアスーパーノベル)高岡ミズミ

気弱で苛められている高校生の受は、苛めているグループに金を脅し取られている。電車に乗っている時に同じ学校の化学教師・攻に痴漢され初Hをされてしまうが…
表題と続編書き下ろし。たまに買う作家さんなので買ってみた。どうしようもなかった。
受は地味で内向的で暗く孤立している高校生。童貞。苛めて君。いじめっ子グループに目を付けられ、毎日1万円出すように脅される。攻は化学教師。意地悪。鬼畜。冷たい雰囲気。生徒に人気がある。
レーベルに合わせて半分くらいHシーンになっている。が、萌えない。言葉責めで攻が受に「お前の体は快楽に弱い」とか言うのはよくあるが、本当に弱くて誰でも良い感じなのは萎える。
エロメインの話は、カプになるならないにこだわらず、ひたすらHしているポルノのようなパターンと、Hの波間に愛だの恋だの悩んでカプになるパターンとあると思うが、これはどっちつかずな中途半端な感じ。受が攻だけを好きという割に他の男に簡単に流されているし、攻は攻で愛はなく受とは体の関係だけで、飽きたら簡単に捨てそうに見える。
後個人的に、受は快楽に弱くても恥じらいがあったほうが萌えるのだが、この受はいやがりつつ足を全開にして盛大に喘いでいるので、そこらへんもなー。
電車の中でHするというのは、昔からたまにあるネタだが、私は長椅子の端に座るのが好きなので、すぐ脇に立っている男二人が…と想像してしまい、あまり痴カン電車は好きでない。
帯を見ると続編が雑誌に載るらしい。つ、続くの?
前のビブの新刊も大概だったけど、この作家さんのエロメインの話は、合いそうにもないかな。
教師20代半ば?×高校生16歳。エロメイン。3P。痴カン電車。

※ふと思ったのだが、受は一応エロの波間に色恋を語るパターンの受だったのに、攻はひたすらHしているだけのパターンの攻だったので、ちぐはぐでどっちつかずな印象になったのかも。


2004年06月15日(火)
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