眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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ボーイズ小説・ガテンな王子様:小川いら/悪いのは僕です!:剛しいら/別れのない国:剛しいら
ボーイズ小説・ガテンな王子様(ビーボーイノベル)小川いら
17歳の受は建築現場で働いている。そこでエリートで設計士の攻と会うのが密かな楽しみ。そんな折り酔っぱらって攻に送ってもらう事になったが家に帰りたくない事情があって…
可もなく不可もなく。ギャグ系。ノリとしてはこの作家さんの眼鏡君ものと似た感じか。眼鏡君は好きだったので設定が好みで無かったのかも。オラオラ系は苦手なものが多い。
受は両親を事故で亡くし学校を中退して建設会社に就職した。姉と二人暮らしだが姉は不倫をして家に相手連れてくるので鉢合わせになりたくなくて、帰るのが遅くなる。可愛い系の顔。元気で素直。攻に憧れている。攻は大きな会社の設計士眼鏡のエリート。良いマンションと車を持ちそれなりのステータス。嫉妬深い。
個人的に姉の不倫相手はどれだけ言い訳しても、不倫であることは変わらんのでは。と思ったが、まあ許容範囲。それにしてもこの作家さん、その不倫男にしても受と仲良くなる当て馬にしても、やはり最後は「いい人」にしてしまうのは作風か。ひどい男というのが出てこない。そういった意味では安心して読める。この作家のギャグが好きなら読んでみても良いのでは。
ギャグほのぼの。一応社会人物? 現場ガテン。設計士(多分30代?)×土木関係の兄ちゃん17歳。
ボーイズ小説・悪いのは僕です!(ダリアノベル)剛しいら
高校生の受は母子家庭。母親が再婚することになり新しい義理の父親が出来た。が、その父親とはそりが合わずに悶々とした日々を送っている。ある日女の子の告白を断った呪いに男にもてるようになり…
昔の本を消化しているところのこれ。なんというか開いた口がふさがらなかった。トンデモ設定のトンデモ本。ギャグ。ノリは良いのだが作者さんが暴走していてついていけない。
受は15歳の高校生。母親を溺愛するマザコン。母親のために日々自分を磨き美少年を保っている。その割に奥手で女の子と毎日デートしてもHまでしない。攻は28歳ファッション系の店を経営している。元一流モデル。昔はかなり遊んでいた。長髪。美形。国際ライセンスを持っている。父親は女装好き。
受がいきなり3人の男に言い寄られるのも驚きだが、その理由が呪いの結果というのも驚き。攻は受に一目惚れして母親に受をくれと言い、母親は承諾して偽装結婚。成り行きで受を押し倒して出来てしまうという展開も驚き。最後には二人で揃いの白いタキシードでハワイで挙式。裸エプロンまで披露してくれてのけぞった。受が妊娠しないのが不思議なくらい。すごいというのか何というのか。突き抜けた話は嫌いではないが、この作家さんのギャグは作為が感じられてどうも突き抜けが足りない気がしてしまう。天然作家の方がトンデモ設定は好きかも。
ギャグ。社会人28歳×高校生15歳。結婚ネタ。
ボーイズ小説・別れのない国(ショコラハイパー)剛しいら
内定が決まっていた大学4年の受は友人の手にした雑誌に載っていたある会社の社長の事が気になって、その会社に面接に行く。その社長・攻とはなす事が出来、何故か採用されることになる。母親はそれを快く思わず喧嘩になってしまい、家を飛び出し社長に頼ることになるが…
月刊剛しいらの今月の新刊はこれ。このハイペースはいつまで守れるのか不思議でしょうがないのだが、半月に1冊ぐらいのペースで書き上げてる気がする。んで、今回の作品。とても満足。気に入った。先月でた「恋しチャイナ」はタイトルでギャグ系かと避けていたのだが、これはシリアス切ない系。実はあまり期待してなかったのだが、うっかり萌えてしまった。「〜記憶」シリーズ系に属するのか。
受は顔は整い頭も悪くない。性格は至って普通だが、甘えるのが上手。事故で中学生くらいのころの記憶がなくなっている。攻はやり手の若社長。父親が病弱であったため早くに会社を継いだ。強引だが優しい面も持つ。
はじめは母親と喧嘩して家に帰れなくなった受に家と資金を提供するために愛人にならないかと持ちかけるところから始まるのだが、これがメインではなく受の記憶を取り戻すのがメインの話。凝った謎でもないので想像した通りの展開だが、分かっていても、攻が騙されているのかと悩んでいる姿や受が何故攻にひかれるのか戸惑っている姿ははツボだった。
いいもん読ませてもらいました。ありがとう。
シリアス切ない系。謎とき。28歳社長×22歳大学生。幼なじみ。愛人。一部借金物。
2004年01月29日(木)
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