眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬

日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。


 ボーイズ漫画・LOVEROUND!:高永ひなこ/ちんつぶ1巻:大和名瀬/ノットラブ:宮本佳野

ボーイズ漫画・LOVEROUND!(ダリアコミック)高永ひなこ

受は高校入学早々、先輩の攻の失言に腹を立てて殴り飛ばしてしまう。攻はボクシングのジムに通っており、そのパンチに惚れて受をジムに勧誘するようになるが…
可もなく不可もなくだったが内容がギャグだったので笑った。攻の悪気の無い失言癖や天然でとぼけているところなどは好みだ。受の負けん気が強いところとか。ギャグとしては面白かったが、やおい萌えはなかった。この作家さんが好きなら十分楽しめると思う。
17歳先輩×15歳後輩。ギャグ。



ボーイズ漫画・ちんつぶ1巻(MBコミックス)大和名瀬

高校生4名が修学旅行でバスの事故に遭い、どんな呪いか、下半身が入れ替わることになる。カプ二組のギャグ。以下続刊。
この作家さん雑誌でしか読んだことが無かったが、初めて買ってみたのがこれ。初めてがこれとは我ながら口に出しにくい。
タイトルは「ち○このつぶやき」の略らしい。流石にそのまま載せるのは難しいだろう。表4にはしっかり載っているが。カプの攻受の性器が人格を持ってそれぞれの相手の性器と入れ替わるというトンデモ設定のギャグ。お約束の露骨なギャグに笑えるというか笑うしかないというか。
ここまで突き抜ければ立派な芸。トンデモギャグが好きなら読んでみても良いかも。続刊は来年の1月らしい。カバーをめくってみると下も凝っている。
ギャグ。学園物。カプは2組。同じ年。



ボーイズ漫画・ノットラブ(アクアコミック)宮本佳野

探偵の攻は元警官。受は大学生で家出中。ある日攻の仕事関係でクラブで出会い、攻の仕事を手伝う代わりに家に転がり込む。体のつきあいから次第にひかれていき…
コミックスは4冊目らしい。私が買ったのは3冊目。この作家さん嫌いではないのだが、ポケットが少ないというか描ける範囲が狭いというか。自分の守備範囲なら良い話が描けるがバリエーションがまったく効かないタイプのようだ。どれも似た話に見える。この話もこれまでと似たような雰囲気なので他の話が気に入れば買ってみるのも良いかも。
ただこれは同人からの再録で24Pの続編の話が付いていて、しかもまだ細々と話は続いていくらしいので、同人を持っている人は注意した方が良い。
受は結構良い大学に入ったが、折り合いの悪い父親と喧嘩して仕送りを止められ家出中。体を売ったり友達の部屋に転がり込んで凌いでいる。出会った当初は18歳。女顔で整っている。攻は元刑事で今探偵。顔はハンサムで体術もそれなり。出会った当初は20代半ばから30代頭ぐらい? 
以下思い切りネタばれ

表題までならそれなりに少し薄いが、よくまとまった話として終わっていたのだが。続編が受け付けない。攻の元彼女が出てきて、受は身をひき攻はその女性と結婚して7年が経ち子供までいる状態。それなのに再会して再び嫁の目を盗んで受と体の関係になる。
読みながらマジか? と思ったがマジらしい。なんちゅー下半身にだらしのない男なのか。だらだらとした日常で流されるように元鞘に収まっているのだが、こんな元鞘は嫌だ。攻はすがられたらほだされて付き合い、両方とも好きだしーという誠実さと責任感が欠けているように見えるし、受は元彼女が現れた時には身をひいたのに、子供までいる状態になってうっかり寝てしかも続いているのが更に泥沼な感じ。
こういうけじめのないだらしないタイプは好みでない。元々だらだらとした作風なので、こういうキャラ・展開も有りなのかもしれないが、それならそれでそういうキャラなりの格好良いところを見せてくれないと、ただ惰性でだらしない人間にしか見えない。もちろん格好良いとは表面の事ではなく内面の格好良さね。
不倫の親を持つ子供が可哀想。

2004年01月28日(水)
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