眼花、井に落ちて水底に眠る
坂瀬
日記&BLの個人的感想。ネタばれ基本。まずは下のリンクのHOMEへ。
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ボーイズ漫画・黒の騎士:剣解/スペル:富士山ひょうた/結婚の条件:高橋悠
ボーイズ漫画・黒の騎士(ビーボーイ)剣解
父親の命令で騎士の学校に入ることになった三男坊の王子・受は、そこで世話係になった先輩騎士攻の指導の下、今までの王族生活で知らなかったことを学んでいく。ある日刺客に襲われ、攻に助けられる。それと前後して国に帰るよう迎えが来て…
好きな作家さんの2冊目。おもしろかった。我ながらなぜこの作品をこれほど読み返しているのかわからないのだが、ちょうどツボにはまったのだろう。これでためていた切り抜きを処分できる。
受は三男坊の王子。明るくて素直。周りからもかわいがられるタイプ。優しい故、自分が本当に役に立っているのか深く悩んでいる部分がある。攻は森で生活していた平民で身寄りがなくなり騎士学校に入った。腕は立ち次の黒騎士の称号を引き継ぐと言われている。不言実行タイプで愛情深い。
この受は、この作家さんが得意とするタイプなのかも。前のスケートの話の時の受と同じタイプで、生き生き描かれている気がする。
出てくるキャラも前向きで(敵役はともかく)いやなタイプがいない。城の住人一人、騎士学校の騎士一人とっても気持ちいい性格。安心して読める。そういえば、誰も悪くないのに(イヤな奴がいないのに)もめ事が起きて大変なことになるというのは、昔からツボな設定だったので、これで好きな面もあるのかも。
個人的には面白かったが、全体を通して説明不足気味で作家さんの頭の中だけで動いている感じがしないでもない。場面場面は良いのだが、1冊通すと話があまり進んでいないようにも見える。商業では初めての連載なので仕方がないのか。次も期待しているが、この作品も最近の傾向からみて、完結するような気はしない。
ファンタジー。騎士×王子(2.3違い?)
ボーイズ漫画・スペル(ダリアコミック)富士山ひょうた
大学生の攻は頼まれて出たコンパで同じ大学の受と出会う。意気投合して一緒に飲むが、受はバイで社会人と付き合っていると共通の友人に聞かされて…
私は割と細い線がたくさん描きこまれた繊細な絵柄が好みなのだが、この作家さんの絵は好きだ。ついでに話も書ける作家さんだと思っている。一番好きなのは「1K」で、この話はそれなりだった。
攻が主人公でどこにでもいる平均的なタイプの大学生。抜けているようでまったりと自分の道を歩むようなタイプ。受は女顔でホモよりのバイ。割とすれている。あからさまだが可愛いところもある。
この作家さんはそこらへんの身近にいる人物(地味で少し泥臭い?)を描くのがうまいと思う。反対にきらびやかな世界を描くと浮きそうだ。作家さんのよさが出ている作品だとは思うのだが、受攻の相手を好きになっていく過程が今ひとつ説得力がないので、またいつか別れそうな感じはする。
なんとなく相手が気になってなんとなくつるむようになって次第に恋心がつのって…という展開はいいのだが、受がすでに他人と付き合っておりその人物も普通のいい男なので、それをふって攻に行く理由がわかりにくいというか。なんとなく流されているように見える。そういうカプの出来方でももちろんかまわないのだが、流されて付き合った同士は流されて別れるような気がどうしてもしてしまうのよね。好きな作家さんなので次もデフォ買い。
三角関係。大学生。シリアス。地味。攻に幼馴染の女の子
ボーイズ漫画・結婚の条件(花音コミック)高橋悠
「お見合い結婚」の続編。今回は前回の兄カプと前回のメインカプの話。兄カプは二人がまとまるまでの話。メインカプは、攻に結婚の話が出て断ったが、相手側が受の会社を倒産させて籍を入れるのを阻んで云々という流れ。
それなりに面白かった。ギャグメイン。「お見合い」が楽しく読めたなら楽しめると思う。兄カプは、メインの攻兄が受でメインの受兄(坊主頭)が攻というのが珍しくて面白い。すっかり擦れ切った家庭において、妹は幸せになってほしいのう。メインカプの落ちはできすぎという感じもするが、ギャグだからいいか。
ギャグ。社会人もの。
2004年01月17日(土)
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