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ぱるたの仕事場日記
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2003年07月29日(火)
システム開発

2月に退社した前任者から引き継いだ業務システム開発、半年経ってとりあえず第一フェイズは終わった。が、追加項目が発生し、引き続き第2フェイズに突入するはずだったのが、第一フェイズの開発費の入金が終わってからでないと次の開発に入れない、という委託先の申し入れにより、一時業務ストップ。しかし同時に開発していた、姉妹会社C社のシステムがまだ完成していないため、相変わらず委託先ソフトハウスの技術者にして社長のY氏が定期的に来社する。
そして今日はY氏の来社日。私は両システム開発の進行管理をしているため、彼が来社すると、そちらにつきっきりとなる。しかし、本社の方の開発が一時ストップになったためか、Y氏もどことなく間延びしている。開発再開は9月。つい最近まで持続させていた集中力がとぎれるのが彼にとっても私にとっても辛い。



2003年07月30日(水)
事務所拡張、システムチェックなど

私の勤めるH社は5階と3階に分かれてオフィスが2つある。このほど、隣の部屋が空いたため、思い切ってワンフロアにまとまることになった。面積は3階の約2倍あるが、いちいち外で会議室を借りなくても済むように、広い会議室をつくり、配送ルームも充実させるという。社長は昨日からずっと隣に入り浸り。もう家具など運び込んで、新しいレイアウトに夢をはせている。

あの〜、社長、賃貸契約は9月からなんですけど( ̄_ ̄;)

ビルオーナーに私は何と言えばいいのだ?(私はビルオーナーとの窓口もやっているのだ。)
今日のお仕事はC社の業務システムのチェック。ソフトハウスのY氏はもう完成したと思っているが、それがなかなかどうして、かなり間違いがあるのだから困ってしまう。システム開発というのは本当に難しい。こちらの意図通りに作ってもらうべく監督しているつもりなのだが、ややもするとプログラマの都合の良い方にすり替わっているのだから。ふぅ。



2003年07月31日(木)
事務所拡張2

配送センターのための棚がなんと82パーツも届く。朝からスタッフ4名と社長の5人で組立て作業を行っている。
私は内装業者、木工業者を調査、連絡を取っているところ。間仕切り工事に加え、社長特注の書類棚をつくってくれる業者探しだ。
なかなかこれと思う業者が見つからないのだが、それより何より私の心配事は

「間仕切り工事をする前にあんなに家具や棚をセットしてしまって良いのか?」

ということだ・・・(__;)



2003年08月01日(金)
リストラ

グループ会社C社の業績が思わしくなく、ついにリストラが始まった。小さなオーナー会社の人事はオーナー社長の一存で決まってしまう。誰もそれに抵抗することはできない。解雇予告し、1ヶ月分の給料に当たる解雇予告手当を出せば、だれでも解雇できる現実・・・。労働者の立場からは由々しき事態だが、経営者から見れば、そこはクールに決断するしかないことは良くわかる。それだけに、解雇を申し渡された社員のことを思うと辛い。
彼女は若いし、まだ将来がある。この会社でなくとも生きていけるはずだ。C社の仕打ちはひどいものだが、何とか頑張ってほしい・・・おこがましくて本当は私に言う資格は全然無いのだが、やはりそんな風に思う。



2003年08月04日(月)
特約店と本社との利害関係

H社は特約店に商品を卸している。が、最近リニューアルアップしたサイトでは一般顧客に対して直販を始めた。そうすると、本来特約店から買っていたお客さんが、ネット経由で本社に注文を上げてくる。ということは、特約店の小売益を本社が圧迫するという構図が発生する。
当然特約店からは本社にクレームが入る。今日も朝からそのクレームで受注部門がきりきりしている。しかし社長はそんなものは特約店がお客を大事にしていないのが悪い、と何処吹く風。
さて、これが今後吉と出るか凶と出るか。一種の賭なのではないだろうか。もちろん、吉と出したいから社長はあえてその戦略を取ったのだろうが・・・



2003年08月05日(火)
事務所移動

今日は朝から全社員総出で3階から5階への移動作業。明日筋肉痛になりそ。。。。内装業者3社目の面談及び見積もり依頼をする。



2003年08月06日(水)
リストラされた人の受け入れ

社内でリストラをする一方で、今後取引先として有望な会社の余剰人員を受け入れる。矛盾のようだが、これが会社の現実だ。
この人材を受け入れることによって、デッドストックとなりつつある商品を捌けるかもしれないし、今までアタックしても門戸を開いてくれなかった営業先から色好い返事をもらえるようになるかもしれない。
すべて、かもしれないレベル、なのだが、それでも受け入れるのだな、きっと。
そしてそれが経営者の判断なのだ、きっと。