無責任賛歌
日記の表紙へ|昨日の日記|明日の日記
| 2004年02月27日(金) |
舞台『GOOD』と迷い道 |
今朝の朝食もしげにせがまれてうどん。麺はきしめんで、昨日の残りのアナゴ、白菜、しいたけ、人参、長ネギにチンゲン菜を入れた。うどんではあるけれど、朝から豪勢な印象。案の定、しげは食べ切れずに野菜を残す。食べ切れないならせがむんじゃない……と昨日も言ったのにもう忘れているのである。脳が膿んでるのだなあ。
しげに付き合って神経科の病院に行く。院長先生にご挨拶できたが、これも平日の休みができたおかげである。けれどカウンセリングの部屋にはさすがに入れてもらえなかった。話した内容、あとでしげは教えてくれはしたが、一応、先生としげとの間で守秘せねばならないことだろうから書かない。結構笑えて楽しいのだけれど。 結構長い時間待たされたので、待合で押井守『立喰師列伝』や山本弘『トワイライトTV』など読了できた。『立喰師』の面白さに、思わず待合で笑いそうになって困った。
しげはそのまま昼の仕事に出かける。今日はショートということなので、2時には帰ってくるということだが、それにしても出勤が昼だったり夜だったり、大変なことである。従業員少ないらしいからなあ。 私は車から途中で落としてもらって、ヤマダ電器に立ち寄ってDVD‐Rを買って帰る。昼メシは途中のコンビニで買ったサンドイッチ。こうやってその日の食事をちゃんと記録しておけば、そうそう過食はできないだろう。できないはずだ。できないんじゃないかな。
昼はずっと、ホームページの更新をつらつらと。しげ、予定よりちょっと遅れて2時半に帰宅。しげ、ネットで、5月の東京行きの、飛行機のチケットを予約しようとしたが、なぜかうまくできなくて失敗する。それならばと、直接空港まで出かけることにする。 しげはもうとっくに若葉マークはとっぱらっているのだが、それでも全然運転に慣れない。初めて通る道や、たまにしか通らない道では、ほぼ100%、道に迷うのである。空港には行きつけていないので、やっぱり曲がり角を一つ間違えた。しかも「次の角を曲がれよ」とわざわざ事前に注意してあげたのに曲がり損ねたのである。 「なんで曲がらないんだよ!」 「あんたが『次』って言うから、『次ってどこだろう』ってパニックになったんじゃん!」 言い草がデタラメである(--;)。 予約受け付けのねーちゃんが研修生で、出発日の4月30日をうっかり3月30日で取ろうとしてヒヤヒヤしたが、とっさに気がついて注意して、こと無きを得た。でも、取れたのは行きの予約だけで、帰りはまだである。見積もりは一人三万円程度になる予定。ゴールデンウィークなので金額が高いのは仕方ないが、それにしてもなあ。いっそのこと高速バスで帰ろうか、とまで考える。
そのまま平尾のメルパルクホール福岡に直行する。今日は西村雅彦主演の翻訳劇『GOOD』の公演の日なのである。時間は7時からなのだけれど、2時間ほど早く到着してしまったので、やや早めの夕食をロイヤルホストで取る。もちろん食べたのはサラダと野菜スープのみ。そんな私を哀れと思ったのか、しげは自分の頼んだサイコロステーキを二つ、分けてくれた。嬉しいような嬉しくないような。 芝居自体は、ストーリーそのものは面白かったけれど、一部の役者さんたちの演技が気にいらなかった。いい台本も役者がヘタじゃねえ。 休憩時間にロビーに出てみると、東京ヴォードビルショーの石井愃一さんが来ていた。明日同じこの場所でヴォードビルの芝居があるので、下見がてら観劇に来たのだろうか。 帰りしな、なんと職場の同僚二人とバッタリ出会う。やはり『GOOD』を見に来ていたのだ。芝居の感想を聞いてみたく思ったが、アチラが面白がっていてこちらが貶す形になると悪いから、聞けなかった。特に立ち話はせず、会釈をして別れた。しかし奇遇というものはあるものである。
2003年02月27日(木) 彼、行くは星の大海/『フルーツバスケット』11巻(高屋奈月)/『てんしのトッチオ』(鳥山明) 2002年02月27日(水) さらばウルトラマン/『よろずお直し業』(草上仁)/『クロノアイズ』5巻(長谷川裕一)ほか 2001年02月27日(火) 毛の話/『オトナでよかった!』(唐沢よしこ・唐沢なをき)
| 2004年02月26日(木) |
『嗤う伊右衛門』とうどん喧嘩 |
女優の若村真由美(37)が昨年9月に入籍していたことが発覚。 俳優さんの結婚のニュースには殆ど興味が起こらないのだが(一部で面白い騒がれ方をしたヤワラちゃんの結婚についても「ふ〜ん」てなもんだった)、今回ばかりはお相手にちょっと目を見張っちゃったね。新興宗教・釈尊会の小野兼弘会長(51)、体重100キロを越えるという超巨漢である。見た目凄いよ、ナンシー関もびっくり(おいおい)。 この結婚が、全国百万人の太った人、肥えた人、肥満児、固太り、大デブ小デブに、オレでも美人をゲットできるんだ! という妄想に近い淡い期待を持たせ、働く張り合いを持たせるに至ったであろうと考えれば、社会に与える経済波及効果は頗る高いと思われる。 朝のニュースじゃ、ご父君が渡辺謙の離婚裁判に夫人の借金相手として証言台に立ったことなんかも報道しているのだけれど、いったいこれを祝福ムードで報道していいのか、スキャンダラスにやったらいいのか、困惑してる様子が見えて笑ってしまいました。まあ、全ての新興宗教が怪しいところだと言うつもりはないけれども、現段階でいかにもコメントを控えてるような様子があると、なんだかなあとは思っちゃうね。 思いこみ系の役者さんで、演技上だけならまだしも、私生活でもアチラに行っちゃう人というのは確かにいるのだけれども、まあ、斉藤由貴や桜田淳子がアチラに行くのはあまり惜しいと感じないのだが、若村さんは本気で上手い人だったのでちょっともったいないなあ。いやね、この手の人って、私生活がそちら方面のことで充足されると、途端に仕事しなくなったり芝居がヘタになる例が多いのよ。結婚して引退、というのなら同じ惜しいということでも伝説の人になる可能性が残されているのだけれども、ヘタすりゃ老残を晒すことにもなりかねないからね。 まあ、こんなのは勝手な憶測に過ぎないんで、もちろん本音では今後のますますのご活躍をご祈念申し上げているわけなんですけれども。
朝ご飯はもう定番のうどん。 しげが「穴子穴子」というので、上に昨日スーパーで買った穴子を乗せてやることにする。ところが、台所に行くと、退院してから毎日のように「掃除しろ」と言っておいたバレンタインチョコを作ったあとの惨状が、まだ片付けられていない。「おまえ、まだ掃除してないのか!」と怒るが、しげは故意に無視する。腹は立ったが、こちらも薬を飲む時間が決まっているから、叱ってる時間がもったいない。とりあえずうどんは作った。 しげ、かぶりつくように「穴子穴子」と言ってうどんに飛びつく。 「お前な、自分が食うことばっかり考えてないで、片付けはちゃんとしろって言ってるだろ?」 「うんうん」 「聞いてるか?」 「うんうん」 食うのに夢中で全然聞いていない。 言うだけ無駄かと、こちらもうどんを食い始めたら、しげが急にムッとした声で、「これ、いやがらせ?」と言った。見ると、しげの箸の先につままれているのは、うどんの袋に入っていた乾燥剤である。 これにはさすがに腹が立った。 「あのな、おまえの言い草ってな、俺がおまえにイヤガラセをするようなヤツだって言ってるのと同じなんだぞ。お前、俺が目が悪いことも知ってるだろ。間違って入ることもあるってどうして考えないんだよ。自分がどれだけ勝手なこと言ってるか、わかってるのか?」 「……ごめん」 「本気で謝ってないだろ。そんなに文句つけたいなら自分で作れ」 実際、しげは恨みがましそうな顔を崩していない。 「うどんも食い残すなよ。残したら、もう二度と作ってやらんからな」 いつもうどんには野菜も入れているのだが、しげは肉は全部食っても野菜は一つ二つ申し訳程度に箸をつけるだけで「食った」とウソをつき、殆ど残しているのである。私が少なめに食べる分、しげのうどんは一人前よりはやや多めになってはいるが、2人前も3人前も大量に作っているわけではないから、決して食えない量ではない。ただの好き嫌いである。そうやって残すからしげはすぐに腹を減らしてしまう。そしてまた「何か作って」とせびるのだから、私が頭に来るのも理由のあることだとご理解頂きたい。 しげ、ふてくされたようにがむしゃらにうどんをかきこみ始める。よく噛んで食ってないのは見て分かるから、空気も一緒にかなり飲みこんでいる。これではすぐに腹一杯になってしまうし、けれど空気が抜ければあっという間に空腹になってしまう。まるでムダが多い食ベ方なのだが、何度注意してもがっついた食い方しかできないのである。 案の定、食べきれなくなって、息をつきはじめる。それでもメシを作ってもらえなくなるのはいやなのだろう、休み休みしながらやっと全部食べ終わった。見てるだけで鬱陶しくてかなわないが、この因業な性格、もういい加減で改まらないものか。
キャナルシティAMCで、『嗤う伊右衛門』朝一回だけの上映を見る。2月7日公開だから、まだ上映三週間も経っていないのに、福岡で上映しているのはキャナルだけになってしまった。客入ってないんだろうなあ。多分今週で打ち切りになるだろうから、退院が早まらなかったら見られなかったわけである。何とか滑りこみセーフ。よかったよかった。 しげは「怖いからイヤ」だと言って付き合ってくれなかったが、原作は京極夏彦である。基本的にはミステリーなので、ホラー映画、怪談的な怖さはなかった。これだけ人間的な魅力的に溢れた岩と伊右衛門を描いた作品もそうそうないから、見りゃよかったのに。 お客さんは二、三十人ほど。カップルが多い。平日の朝だってのになんでだ。京極ファンかなあ、唐沢寿明ファンかなあ。蜷川幸雄ファンってのはあまりいなさそうだけれど。
帰宅して,ネットを覗いてみると、「お気に入り」に入れている人の日記の中に、ある「おたく系アーティスト(具体名は挙げず)」のことをキライ、と書いてあるものがあった。これ,あの人のことかなあ(^_^;)。「アーティスト」という言い方から思いつくのは、あの人くらいしか私は思いつかないのだが。 もしそうだとすれば,なかなかクセのある人だから、嫌いな人がいても当たり前と言えば当たり前だろう。どこぞのマンガでもその人をモデルにしたキャラクターを出して扱き下ろしていたし。 確かに私も、あの人(がその人を指しているとすれば)の作品は、決してオリジナリティがあるものだとは言えないと思っている。いや、芸術がそれを見る者に何らかの形で快感を与えることを目的としているとすれば、その人の作品は恐らくその人自身も自覚していることだと思うが,全く逆のベクトルを“狙って”いる。 これはどういうことだろう、と以前から不可解に思ってはいたのだ。見る者を不快にすることを目的とした芸術というものがありえるのだろうかと(ピカソの『ゲルニカ』などのような「告発」を目的としたものは除く)。 ああ、これは「パロディ」なんだな、と気付いた時点で私自身の疑問は氷解した。もちろんパロディとして考えた場合でも、そこに表現されたものが稚拙である,と批判することはできる。しかし、基本的にそれがパロディとしての形式を持っていることは事実である。パロディは、その対象となるオリジナルなものを、たとえ製作者の意図はどうあれ、何らかの形で破壊し再構築する。オリジナルなものに強い愛着を持つ人の中には、率直に怒りを表明する人もいると思う。 しかし,実は全ての芸術は「パロディ」としての性格を持つものなのだ。完全なオリジナルなどというものはありえない。先人の技術や感性の模倣、それなしに芸術はありえないし,また、その中から自らのオリジナルを作り出そうとすれば、過去の作品の破壊は避けて通れない道である。 私は、その人の作品は「まだ破壊の仕方が足りない」と思っている。思いきりデタラメをやり、破壊しているように見えて、実はまだ「遠慮」がある。だから中途半端な出来のもので留まっているのだ。若くして成功したことが、その人の進歩を阻んでいる面も大きいと思う。しかし、道を踏み外しているわけでは決してない。自らの中にある既成のものを破壊し尽くした時、本当に「面白い」作品を創造する可能性もあるだろうと思うのだ。 でもそのためには1回潰れた方がいいこたいいんだよな(^o^)。
夕方、しげと待ち合わせて「庄屋」で食事。久しぶりの外食だけれど、湯葉とかコンニャクとか胡麻豆腐とかがおかずのヘルシーな定食(名前忘れた)を頼んだので、カロリー的には問題なかろう。ご飯は半分しげに食べてもらったし。 帰宅して、今年のシティボーイズライブのチケットの先行予約を申し込む。当たればいいなあ。
2003年02月26日(水) 入れ物だけが増えてもねえ/DVD『ケルベロス』『トーキング・ヘッド』/『ジャック・チックの妖しい世界』(唐沢俊一) 2002年02月26日(火) 伝統と革命の間/『蟲師』2巻(漆原友紀)ほか 2001年02月26日(月) しみじみ草枕/『エクセル▽サーガ』(六道神士)7巻ほか
| 2004年02月25日(水) |
サブリミナルとバラバラな頭 |
入院中はテレビでしかニュースを見られなかったので、久しぶりにネットで楽しそうな事件はないかと散策。 世界情勢とかはトシ食うにつれてどんどん興味の埒外になってきてるけど、未来を憂えるだけのエネルギーが自分の中からどんどん薄らいでいっているのである。もともと何かの事件そのものよりも、それを報道するマスコミの右往左往右顧左眄ぶりの方を面白がる傾向があったのだけれど、それが強くなってきているのかもしれない。
アニメ『エリア88』のオープニングに、裸の女性が逆「く」の字形に倒れている映像を瞬間的に繰り返し挿入するサブリミナル的な演出をしていたことが問題になっている。録画してるけど、そこんとこどうだったか確かめてないな。 テレビ朝日の広報部は、「一瞬であっても肉眼で認識できる。制作上の演出であってサブリミナル表現ではない」と主張しているそうだけれど、だったら「視聴者の誤解を招くおそれもある」と言って該当部分を削除したってのはどういうことなんですかね。 確か「サブリミナル効果はデマ」ってことが証明されてたんじゃなかったかな。『フロイト先生のウソ』にも確かそう書いてあった。だったら「瞬間映像を外す」方が、サブリミナル効果があるかのように視聴者に誤解させてしまうことになるではないの。「誤解を招きたくない」なら、映像を外しちゃイカンと思うんだがどうかね。
俳優の渡辺謙が、『バットマン5』(バットマン・インティミデーション)に悪役で出演することになったとのニュース。 国際的犯罪組織の首領ラーシュ・アル・グール、ということだけれど、どうやらメインの悪役らしい。なんと、リーアム・ニーソンが演じるはずだった役を振り替えられたんだとか。凄いぞ。 あちらのB級C級映画の画面の隅にチョコっと出ただけで、「ハリウッド映画進出!」とか騒ぐケースがままあるけれど、映画の規模から言っても、日本人俳優がここまで大抜擢されたのは、早川雪州、三船敏郎以来ちゃうやろか。誰だ松田聖子以来とか言ってるやつは。 映画そのものは『メメント』『インソムニア』のクリストファー・ノーランが監督することが決定しているけれども、これまで作ってきた映画の質から考えれば、5作中、一番ダークでリアルな映画になりそうである。共演の俳優陣も、クリスチャン・ベール、マイケル・ケイン、ケイティ・ホームズ、リーアム・ニーソン、モーガン・フリーマンと、超一流揃い。これなら渡辺さんもやり外があるだろう。少なくともジョエル・シュマッカー監督版のようなオチャラケ映画にはならないでいてくれると思う(あれはあれで好きなところもあるんだけれども)。 渡辺謙のアカデミー賞の方だけれども、まだ『ラスト・サムライ』見てない段階でハッキリしたことは言えないけど、ライバルが『ミスティック・リバー』のティム・ロビンスと言うのはちょっとキビシクないかなあ。『ミスティック』はすげえいい出来だったし。
入院中から今日の分まで、ようやく日記が追いつく。10行程度しか書いてない日もあるが、以前のように読んだ本や見た映画の感想を丹念に書いていたら、とても追いつかなかったろう。全部はとても書けませんが、そういうものはコンテンツの方に書いていきますので悪しからず。
仕事が始まる前にできるだけ見ておくぞ『牡丹と薔薇』の第38話。ハマってるなあ。 ぼたんに問い詰められた香世は、自分がレイプの指図をしたことを認める。このときの香世の言い草が凄い。 「私たちは姉妹なのよ! 妹が穢れたら姉も穢れなきゃいけないのよ! 私が不幸になるならあなたも不幸にならなきゃいけないの!」 全国の兄弟姉妹のみなさん、そういうものなんですか? もっと凄いのは、それ聞いてぼたんが「私たちは姉妹……」と陶酔して香世を許しちゃうのである! 全国の兄弟姉妹のみなさん、そゆことされたら許しますか? しかし、せっかくぽたんに許してもらった香世であるが、ぼたんをレイプした男たちに礼金を渡している現場を、ぼたんの三上家での弟・和人(萬 雅之)が目撃してしまう。和人からそれを聞いた父・友重は、香世が暴行事件を仕組んだことを豊樹夫妻に暴露する。夫妻は信じられないが、そこへ香世が現れて、自分が首謀者だと発言する。 「そうよ、私がやったのよ、悪い!?」 いや、悪いって(--;)。 ああ、もうこの二人の動向から目が離せないなあ。誰か昼間ヒマな人、来週からの分を見て、どんな展開になったか教えてくれ。
夕方から、運動がてら博多駅の紀伊國屋まで出かける。唐沢俊一・村崎百郎『社会派くんがゆく! 死闘編』や小林よしのり『新ゴーマニズム宣言13 砂塵に舞う大義』、J.R.R.トールキン『妖精物語について』など。相変わらず傾向バラバラだな。
仕事の終わったしげと連絡を取って、スーパー・レッドキャベツで買い物。ここの会員になって給水用の専用ボトルを購入すると、名水をただでもらえるのだが、そのボトルをしげは持ってくるのを忘れていた。 「なんで? 台所に置いといたやん」 「見たよ」 「見たなら、どうして持って来なかったんだよ!」 「玄関に置いとかないと忘れるよ!」 「じゃあ、見た時に、玄関に移動させときゃいいじゃないか!」 「ボトルを見たのと、水を入れなきゃいけないなってのと、玄関に置いとかなきゃってことが全部ばらばらで、頭ん中で結びついてないんだよっ!」 「んなこと威張って言うなあ!」 しょうがないのでもう1本ボトルを買って水を貰ってきたのである。水はたくさんあっても困るものではないが、入院費が結構かかっちゃったから、ほんとは小さな出費であっても、できるだけ抑えておきたいんである。でもムリだろな(^_^;)。「3ヶ月以内にもう1本我が家にボトルが増える」に千点。 帰りにマクドナルドに寄ってたまごダブルバーガーをテイクアウト。しげが告げられた金額を「462円、462円」と繰り返すので、横から「385円」と混ぜっ返したら、途端に忘れた。ちょっと簡単に引っかかり過ぎではないのか。
2003年02月25日(火) 鬱が続くよどこまでも/DVD『パワーパフ・ガールズ ムービー』/DVD『押井守 シネマ・トリロジー/紅い眼鏡』 2002年02月25日(月) だめおんなず・うぉ〜か〜/『ネコの王』2巻(小野敏洋)ほか 2001年02月25日(日) 誰もいない海/『シイナのファブリオ▽』(がぁさん)ほか
| 2004年02月24日(火) |
『王の帰還』とカラオケの悲劇 |
今日も頑張って日記を書きながら、CSで映画を見ながらDVDを見ながらの一日を過ごす。 昼どき、福岡では今、民放で山村美紗ミステリーの『赤い霊柩車』シリーズをやっているが、こんなのまでついつい見てしまうのである。小京都シリーズといい、片平なぎさはそろそろ四十も半ばを過ぎようかという年齢だと思うが、未だに20代で通そうとしているのはなかなか勇気のあることだ。でも初期のシリーズではまだまだ若くて、大村崑にも白髪がないし山村紅葉も肥ってない(^_^;)。この手の2時間ドラマ、最近高年齢化が激しくなってきてる気がするが、若手の起用をもっと考えた方がよかないか。 こんな火サスとか土ワイのミステリーまでできるだけチェックしようとするから、ミステリ映画館のコンテンツの更新がままならないのである。
平日休めるうちにできるだけ昼メロを見ておこうと、『牡丹と薔薇』の第37話。 昨日、「私だけが汚れるなんて許せない!」と言ってた香世、本当に友達の不良に(考えてみたらお嬢さまなのにどうして不良と付き合いがあるのだ?)ぼたんをレイプさせる。 必死になって抵抗するぼたんだったが、3人がかりでは無駄であった。犯人からむしり取ったバンダナが香世のものだと気付いたぼたんは、「なぜこんなことを!」と香世に詰め寄る。ちょうどそのころ、消息不明だったぼたんの養父の友重(吉満涼太)が、八年ぶりに帰ってきた。 いやもう、油断のならない展開です(^_^;)。 レイプされる直前、ぼたんと由岐雄は「香世が『許せない』って言ってるけど、何をするつもりだろう?」とか相談しているのだけれど、「きっと早く結婚しなさいと言いたいのよ」とか言って笑っているのである。……なんでそこまで好意的に解釈できますかね。
昨日見る予定だったのを今日に伸ばした『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』を、ワーナーマイカル福岡東まで見に行く。 巷では大ヒットしている模様の本作であるが、さすがは粕屋郡、500人は入れる大画面の劇場に客は10人少々、殆どガラガラである。時間丁度に入ったのにど真ん中の特等席に座れてしまった。これがキャナルシティやホークスタウンのユナイトだったらこうはいかないだろう。しかしよく潰れずにもってくれてるぞ、福岡東、またぞろ近所にシネコンができるらしいから経営はもっと苦しくなるだろうけれど、頑張れ! 数少ないお客さんの大半は、その上映時間の長さに辟易していたみたいで、席を立ってトイレに行く人が目立つ。10人ちょっとでそうなのだから、観客がいっぱいの大劇場だとどんなことになるか。これから御覧になろうという方は通路沿いの席を確保するようにしましょう(^o^)。ちなみに私は一度も席を立ってません。入院で頻尿も治っているのである。
映画の感想はそのうちホームページのコンテンツにアップするつもりだけれど、この映画くらい、大画面で見ないとその魅力が伝わらないものもないし、大画面で見るためにそのアラが見えてしまうものもない。また、この世界観を理解しようと思ったら、本当はヨーロッパにおける膨大な神話・伝説の思想体系に通暁していなければならないくらい複雑なのだが、同時にそんなものを全く知らなくても楽しめてしまうという単純さも持っている。誉める人は絶賛するだろうし、貶す人はとことん悪く言うだろう。中間、ということがあまりないように思う。 しげは、ただのホビットであるフロドがどうして世界の命運を左右する指輪を託されたのか、また、ラストでなぜ彼が旅立たなければならなかったのか、そのあたりがピンと来ないようだった。だからこれは神話であり、叙事詩なんだから。 このあたりのことを文化史的に説明し始めると、日記には納まり切れないくらい膨大な量になるのは目に見えているので、とてもレビューなんぞ書いていられない。今からもう、頭を抱えているのである。
先日、しげが職場のカラオケに行ったときの話。 しげはまあ、あまりコミュニケーションのうまい方ではないのだが(つか、凄いヘタ)、別に引きこもっているわけではない。カラオケなどでは、できるだけ人に退屈をさせないようにと、最初は面白い歌、楽しい歌を歌うようにしているのである。定番はアニメ『キテレツ大百科』の『はじめてのチュウ』。 ところが、これがどうやらしげの予想以上に、職場の若い子にウケたらしい。次の順番が回ってきた時には、普通の歌を歌おうとしていたところに、前にいた女の子二人が「次はしげさんよ」と囁きあっていたのがしげの耳に届いた。 期待されている。 しげはあせった。そして選んだ歌が、ブリーフ&トランクスの『青のり』。 ご存知ない方のために歌詞を紹介しておくと、「髪の毛をそよ風になびかせて さわやかにほほえむ君を愛してる だけど 青のり前歯に着いてるよ 青のり前歯に着いてるよ さっき食べたお好み焼きの 青のり前歯に着いてるよ 君が笑顔になればなるほど 君の魅力が無くなってく 青のり前歯に着いてるよ 気付いてくれよ」というやつである。 で、またウケた。 こうなると、既にしげに選曲の自由はない。アニメ『エクセル▽サーガ』の主題歌『愛(忠誠心)』とか、東京プリンの『携帯哀歌』とか、アラジンの『完全無欠のロックンローラー』とか、そんなのばかり歌うハメに陥ってしまつたのである。 「ウケを狙いたいわけじゃないのに〜」としげは心で泣いていたそうである。まあ、一度転がった石は落ちるところまで落ちないと止まらないということでしょうかね。次は『Dr.SLUMP』の『顔でかーい』でも歌ってみたらどうか。
2003年02月24日(月) オタクアミーゴス in 九州 V(ファイブ)�◆拭慷咾里Δ拭截郡�(完結/冬目景)ほか 2002年02月24日(日) ベスト・オブ・ザ・魔女っ子/DVD『コメットさん☆』BOX SIDE A/『ワンピース RED』(尾田栄一郎)ほか 2001年02月24日(土) それはせんせい/アニメDVD『エクセルサーガ』への13巻(完結)ほか
突然できちゃった連休なので、日がな一日、ホームページの原稿書き。短く書こうとしているのに、コンテンツも日記も、なぜかどんどん長くなる。なぜかしら。 しげも仕事は休みなので一日ゆっくり。夜、映画に出ようかと思っていたのだが、ここのところの疲れが溜まっていたしげが「明日にしよう」と言い出したので、結局一日中、のんべんだらり。こういう一日のほうが、書くことあまりなくて日記に時間がかからなくてすむので助かるのである(^o^)。
日本映画専門チャンネルで、『他人の顔』『心』など。 ここのところ毎日朝の時間帯に文学原作シリーズをずっとやってくれているのだが、だいたい1950年代を中心とした映画が多い。思いきり古い谷崎潤一郎製作の『蛇性の淫』とかやってくれないものだろうか。ってフィルム残ってないんだけど。川端康成の『狂った一頁』は現存してるんだから、そういうのに目をつけてくれてもいいと思うんだが。 『心』は漱石原作の映画化だが、原作に忠実な市川崑監督版ではなくて、現代に舞台を移した新藤兼人監督版のほう。主演が松橋登と辻萬長とでは、漱石の雰囲気は全然ない。 それまで寝ていたしげが起き出して来て、「なにこれ?」と聞くので「『こころ』だよ。漱石の」と答える。ふと、「おまえは『こころ』を読んでたっけ?」と聞いたら、「途中まで読んだけど、鬱陶しくなったんで後ろは飛ばし読みした」。しげにかかっては漱石も鬱陶しいの一言で終わりである。 あれは、漱石自身、構成や人間心理に難があったと失敗作であることを認めているし、弟子の芥川龍之介からも「未だし」と斬って捨てられている作品である。国語の教科書などでは古今未曾有の傑作のように紹介している例が多いが、無批判に受け入れているだけではなかろうか。もっとも、面白い部分がないわけではなく、「先生」が「奥さん」に向かって、「お嬢さんをくださいくださいぜひください」「急ですねえ」「急に貰いたくなりました」と迫るあたりの描写は、ユーモリスト漱石の面目躍如といったところである。高橋留美子もここに大ウケしていたっけな。 しげ、映画を見ながら、「あれ? この二人、『奥さん』を取り合うんじゃなかったっけ?」とまた記憶違い。「未亡人取り合ってどうするんだよ。『お嬢さん』の方だよっ!」と訂正する。
DVDで『五辨の椿』。これもホームページに批評を書こうと思っているが、原作にかなりムリのある作品なので、ちょっと意あって力足らずの感。
せっかく昼間は家にいられるのだからと、しげと『牡丹と薔薇』36話を見る。 先週、後半は見ていなかったが、ぼたん(大河内奈々子)は失恋の痛手から立ち直って、もう新しい男・清原由岐雄(西村和彦)と婚約まで行ってるようである。で、やっぱり香世(小沢真珠)と三角関係になってるのだな(^o^)。 で、香世は由岐雄に振り向いてもらいたいために、由岐雄の友人で、自分は好きでも何でもない賢太郎に身を任せてしまうのだ。いや、そんなことされても振り向く男はいないと思うが。 当然、由岐雄の気持ちは変わらないので、香世は処女の上げ損である。効果がなかったと知ると香世は途端に賢太郎を邪険に扱い出す。 「愛してるって言ってくれたじゃないか!」 「肉体関係を持ったからって愛しているなんて勘違いしないでよ、この猪野郎! 私はただあなたと寝れば由岐雄さんが嫉妬してくれるかと思っただけなの! 私はあなたが嫌いなの、気持ち悪いの!」 と、こういうセリフを衆人環視の喫茶店の中で大声で叫んでるのだな。恐るべし香世! で、次に香世が取った手は、「私だけが汚れたままなんて許せない。ぼたんも汚れるべきなんだわ!」と言って、友人の不良たちにぼたんのレイプを頼むのである。 いや、処女じゃなくなったのが汚れたのかどうか、解釈は勝手だけど、自分からしたことでしょう。先週は「許してぼたん!」とか言ってたのに、女の顔はコロコロ変わるなあ(^_^;)。 いつもそうだが、こういう事態に男は常に無力である。止めろよ由岐雄。 しげに、「『昼メロ』って凄いなあ」と言ったら、「いつもこんなもんだよ」と平然として言う。いつもこんなの見てるのか。主婦の教育上、頗る悪いと思うが、子供番組の規制を云々する人たちは、一度、昼メロやワイドショーを御覧になってみたらいかがだろうか。
2003年02月23日(日) オタクアミーゴス in 九州 V(ファイブ)�� 2002年02月23日(土) トンデモさんが一杯/映画『カタクリ家の幸福』ほか 2001年02月23日(金) 哀愁列車/『ちょびっツ』1巻(CLAMP)ほか
日記の表紙へ|昨日の日記|明日の日記
☆劇団メンバー日記リンク☆
藤原敬之(ふじわら・けいし)
|