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無責任賛歌
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23日の日記の続き。 ここから2月24日の日記。 オタアミにかかりっきりだったので、昨日は日曜の番組を何一つ見ていないのだが、『新婚さんいらっしゃい』に、ナベシンことワタナベシンイチ監督が出演したそうなのである。 ナベシン監督、多分、私より二つくらい年下だと思うんだけど、まだ独身だったのか。結婚してもアフロにルパンのスタイルで通すのかなあ。というより、それを許してくれる人じゃないと、結婚しようって気にならなかったと思うけれど。 平日ではあるが、今日は仕事休みの日。 別にサボリではなくて、休日出勤の振り替えなのである。 よしひと嬢、午後から出勤というので、しげに博多駅まで車で送らせようと思い、声をかけるが、まるで目覚める気配がない。 ムリヤリ体を抱きかかえて起こすが、またそのまま倒れて布団の中にもぐりこんでしまう。 よしひと嬢、「あの、遅くなるんでこれで帰ります」と言って、しげにも声をかけるが、しげ、寝たままニヤニヤ笑うだけ。気持ち悪いぞ。 昨日、買った同人誌などを一日読み耽る。 もう、感想は簡単にすませますからね、それでカンベンしてね(T∇T)。 唐沢俊一・眠田直『トゥーン大好き!』。平成13年2月7日に新宿ロフトプラスワンで行われたトークライブを再構成したもの。 唐沢さん、眠田さんが見られていた海外アニメと、自分の記憶で見ていたものとが殆ど一致していることがまず嬉しい。 しかし、やはりすばらしいのは、唐沢さんのアニメに関するウンチクが実に正確なところだ。唐沢さんは著作の対象となる守備範囲がえらく広いので、どうしても「裏モノ」中心に語られることが多くなってしまう面があるが、かの杉本五郎(つゆき・サブロー)氏のお弟子さんでアニドウにいらしたこともあるのだから、本気でアニメの歴史を語らせたら、日本でも有数の存在であることは間違いのないところなのだ。 「Tex Avery、今はエイヴリーと発音するらしいんですけれども、私から言えば絶対『アヴェリー』ですね」なんて発言に相好を崩される方もきっといらっしゃるはずだ。 ソルボンヌK子『UA!ライブラリー3 おとこ足の少女(谷ゆきお)』。 いやもう、「け、毛が生えている!! それも黄色い毛が!!』のインパクトの強さには敵いませんな。 恋人を奪われ嫉妬に狂った女医が、相手の女の娘の足を、手術で外人の男の足と取り替えた、というのが「おとこ足」の真相。……んなひとできるか。っつーか、復讐するのにそんな方法を思い付いたアタマの構造が……。 併録の小林将二『黒い真珠』の思いきりのいいパクリも凄い。宝石盗賊団ブラックウマウマ団の操るロボットが、まんま鉄人28号の模写。名前だけは「鉄人ウォッカ」に変えてるけど、意味ないよなあ(^_^;)。 唐沢俊一『恐怖の巨顔女 アメリカンバカコミック』。 「バカの本場はアメリカである」というのはホントだと思うな。だってアメリカのマンガで「傑作」と言われるものでも、手塚治虫や石森章太郎、藤子不二雄の足元にも及ばないし。でも、それがアメリカを貶めることにならないのがアメリカのアメリカたるところだろう。映画を見ててもわかるが、アメリカは「バカ」こそが文化の神髄としてあるのだ。 �.献ДぁΕ�ネイ『紅衛兵の恋』。 文化大革命万歳! 毛沢東万歳! 生殖的関係万歳! そういうマンガです。 �∈郤塢埔棔惷欧襪戮�美貌』 えー、これがタイトルの「巨顔女」ですね。醜いアガサは、美しい妹ジョイを妬んで硫酸をかける。ジョイは仕返しにアガサに、「美貌の呪い」をかける。アガサは美しくなったけれど、でもその顔は巨大化していた。 ……だからなんでそんなややこしい復讐の仕方をするのだ。 ��ロン・ウィルバー『ウルティマ・ウーマン』。 宇宙から地球を守るためにやってきた正義の超人ウルティマは、宇宙防衛隊エミーとリックが「合体」したとき現れるのだ。でもリックは嘆いた。「ボクたち、地球が侵略されるまでHできないじゃん!」……バカだなあ(~_~;)。 �ぅ妊奪函Ε▲襯皀鵝淵謄奪斌鄲次法悒痢次Ε痢治妝藤蓮|棒院γ狼紂戞� 宇宙船の乗組員が船内でHしまくるだけのマンガだけど、描いてるのが日系人なもんで、宇宙船の名前や人物の名前がもうフザケまくり。 「ホンバン号」に「ヤリマン号」、小型艇の名前は「コダネ」だ。平仄は合っているな(そもそも平仄って言えるのか)。「タマタマ司令」に「キンタマ隊長」、ほかにも「エロエロ」とか「イッチャウ」とか「チンチン」とか。 ……思い出したけど、高校生のころ、芝居の脚本を書いてくれって友達に頼まれて、原案を渡されたんだけれど、その主役の名前が「増加希陽」。一目見て、「この名前は却下ね」と言ったら、その友達が「やっぱわかった?」と笑いやがった。ウチの母校、福岡県下では名門で通ってるんだけれど、実態はバカばっか(^_^;)。 夕方、ぴんでんさんから電話。 オタアミ公演に使ったビデオカメラを返しに行きたいとのことであったが、そろそろしげを起こして、食事に出かけようかというところだったので、明日以降にしてもらうことにする。 「しげちゃん、まだ寝てるんですか!」とビックリされる。夜中に寝入ってから、そろそろ16・7時間になるので、ぴんでんさんが驚くのも当たり前ではあるのだが、しげがいったん寝たらなかなか起きないことは、この日記にも何度も書いている。 さてはぴんでんさん、私が誇張して書いてると思ってたな(^o^)。 「いいなあ、私、今日は朝から仕事なのに。有久さんは休みを取られたんですか?」 「いえ、休日振替で、もともと今日は休みなんですよ」 「いいなあ!」 でもまた私ゃ休日に出勤するんですけど(^_^;)。 掲示板に「オタアミ当日、しげが爆発寸前だった」と私が書いていたので、ぴんでんさん、「何かしげちゃんを怒らせるようなことでもしましたっけ?」と心配している様子。でもそりゃ、深読みのしすぎってものである(^^)。 イベントのたびにしげの神経が高ぶることも、私ゃしょっちゅう書いてるんだけどなあ。だいたい何か問題があって、そのことを非難したいのなら、普通、「いろいろとトラブルはありましたが」という書き方をする。しげ個人のことしか書いてないのだから、それ以上の意味はないのである。 一応私も、初めてこの日記や掲示板を読む人のために、できるだけ説明を加えるようにしてはいるが、毎回毎回、それまでの経緯を繰り返して書いてもいられない。そんなことをしていたら、日記の書き出しにいつも「この文中に出て来る『しげ』というのは私の妻のことで大バカ者です」と前説を付けねばならなくなる。ただでさえそれに近いことをやってて、しげから文句つけられてるというのに、そんなことをしたらますます家庭争議の火種になるというものだ。多少、説明不足な文があったからと言って、いちいち気にせずに、読み飛ばしてもらいたい。 マンガ、冬目景『羊のうた』7巻(完結/幻冬舎/バーズプレミアム・限定フィギュア付き・2310円)。 店頭に置いてあったのがフィギュア付きだけだったので、これを買う。しげはそういうのいやがるんだけど。けれど浅井真紀さん原型政策のこのフィギュア、なかなかのいい出来だ。しげがこういうのに興味を持ってくれないのはちょっとサビシイ。 マンガのラストの方は、私が冬目景という「作家」を過剰に高く評価していたために、つい、「普通じゃねえ?」という感想を持ってしまいそうになったが、考えてみたらスペクタクルな結末に至るような物語ではないのだった。 「隠棲する吸血鬼」というジャンルがあるものかどうか、しかし、血を吸わねば生きられぬ自らの身を呪い、運命にあらがう吸血鬼たちの悲しみを静かに描いた作品として、本作は記憶に留めて起きたい一作である。これから読む人のために、結末は伏せておきたい。 完結させて作者の気が抜けたのか、表紙絵がえらくデッサン狂ってるんだけど。 『羊のうた』はビデオアニメ化が決定したそうだが、さて、マンガの静謐な雰囲気が再現できるものかどうか。製作はマッドハウスだけれど、あそこ、実力はあるのにどうも演出が過剰でハズしちゃうことも多いしなあ。 以下に、スタッフ・キャスト名を挙げる。 原作 冬目 景 監督・脚本・絵コンテ 杉井ギサブロー キャラクターデザイン 瀬尾康博 制作 マッドハウス キャスト 高城千砂 林原めぐみ 高城一砂 関 智一 八重樫葉 雪乃五月 水無瀬 三木眞一郎 江田 新 小杉十郎太 声優に新人さんばかりを使う愚は避けてるけれど、やや手垢のついた印象もなくもない。雪乃五月さん、『トライガン」のころから知っちゃいるんだけど、まだ声を聞き分けできないなあ。 2002年02月24日(日) ベスト・オブ・ザ・魔女っ子/DVD『コメットさん☆』BOX SIDE A/『ワンピース RED』(尾田栄一郎)ほか
☆劇団メンバー日記リンク☆ 藤原敬之(ふじわら・けいし) |