やるきまんまんの日記
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2006年09月17日(日) 今週の見通し・為替 G7終了で円安・ドル高進む



 今週の円相場は円安・ドル高が進むとの見方が多い。16日の7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議で為替相場が主題にならなかったことで、円高進行を警戒していた投機筋などが改めて日米金利差に着目した円売り・ドル買いに動くとみられるためだ。市場参加者の予想は1ドル=116―119円程度。

 注目は20日の米連邦公開市場委員会(FOMC)。8月に続き利上げを見送る公算が大きい。FOMC後に公表される声明文が物価上昇への懸念を強調し利上げ再開を示唆する内容とならなければ、円売り・ドル買いは限られそうだ。利上げの見送りで米国株が上昇すれば、ドル買い材料になる可能性がある。

 国内では内閣府と財務省が22日発表する7―9月期の法人企業景気予測調査が「政府版短観」として注目されている。日銀は追加利上げ時期を探る上で10月2日発表の企業短期経済観測調査(短観)を重視しており、企業の景況感が改善していれば一時的に円が買われる場面がありそうだ。20日の自民党総裁選は波乱材料になるとの見方は少ない。


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