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| 2006年05月07日(日) | 今週の見通し・為替 円相場、底堅い展開に |
今週の円相場は底堅く推移するとの見方が多い。米国の金融政策に先行き不透明感が強まり、ドルを買いにくいとの声が出ている。米経済指標の悪化など早期の米利上げ停止観測を強める材料に反応しやすい地合いが続きそうだ。市場参加者の予想は1ドル＝111―115円程度に集まっている。
10日に米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）が開かれる。市場では米連邦準備理事会（ＦＲＢ）が0.25％の追加利上げを実施するとの見方が大勢だ。実際に利上げが決まっても円相場の反応は限られそうだ。
むしろ会合後に出される声明文が注目だ。利上げ休止の可能性に言及するようなら円買い・ドル売りが膨らむ可能性が高い。
