QP-Days
くづき



 夜桜天国

東京の昼は汗ばむくらいの陽気です。
会社のフロアではすでにエアコンがフル稼動状態。女の子たちはブルブルして
るのに半袖でウロつくデザイナーさんや営業さんがいりってどーいう事さ?(笑)

くづきの家の近くに桜並木があります。
丸まる1駅分続く長い桜並木。
遊歩道を歩くと頭上には桜のアーチが延々続きます。普段はこの道は少し遠回
りになるので通らないのですが、この時期だけは別。

朝や昼はお花見の人が多く屋台なども並んでいるのですが、深夜になるとほぼ
無人。貸切状態の桜並木を自転車で通り抜けるのは気持ち良いです。
一人きりだと思って自転車を飛ばしているとところどころに置かれたベンチで
独りマッタリ花見酒を楽しんでいる人やラブラブな雰囲気のカップルがいたり
して、ちょっとビックリ。
(いや、向こうも突然の自転車に驚いてると思うけどさ)

桜の下でのドンチャン騒ぎも楽しいけれど、月明かりに光る花を見るのも良い
ものです。私も時々自転車を止めて桜をボーっと見てしまう事もあったり。
この季節だけの楽しみですね。

桜の木は花が咲き始める寸前の姿も意外に好きだったりします。
膨らんだ赤い蕾のせいで木全体が上気したような赤のイメージで包まれて、夜
目に見ると妙に色っぽい木です。その癖に花が咲くとあの赤い艶かしいような
姿は消えて、ほんのり薄紅色をふくんだ清楚な花が咲いてしまう。
青空を背景にして色のグラデーションを作る姿は美しく、闇にぼんやりと浮か
びあがる輝きはとても清らかだ。

そして10日もすれば名残惜しいと皆が思っているのに、風に舞ってさっさと
散っていく。

この花が愛される理由ってこういうところなのかなぁ。

唐突ですが、東宝エリザのパクルドって「桜」のイメージです。
でもお馴染みの桜色ではなく白い花をつける品種の桜のイメージ。
韓国KBSの番組は今週末あたりに見られそうです(^^)

2004年03月31日(水)



 「男優倶楽部」

昨日発売になっていた『男優倶楽部』を買いに本屋へ。
今回はエリザ特集でメインの男優さんたちのインタビューや稽古&ステージ写真が
載っています。
仕事の合間にパラパラ〜っとしか読めていないのだけど、今年のエリザはやっぱり
変化させる事そのものもテーマなんだね。

通し稽古の時らしいステージでの写真を見ると内野トートはなにがそんなに嬉しい
のさーという位にニコニコとしたイイ笑顔です。やっぱり可愛いよね?
山口トートは両手を大きく広げて吠えるように歌っている写真が好き。
これが「金のトートです」って一発で説明できる雰囲気が写真におさまっていて
なんか良い。

あ、雑誌の特集そのものは「華麗なるミュージカルアクター」ということなので
「キャンディード」から中川くん、岡さん、坂元さんも1Pずつ登場してます。

2004年03月30日(火)



 お子様天国

今日は「子供調査」の日。

これは企画中の玩具や発売されている商品などを実際に子供達に遊んでもらって
その遊び方、楽しみ方をチェックするというもの。
チェックといってもアンケートを取る訳でもなく、子供たちが好き勝手に遊んで
いる様子を一緒に遊びながら観察したり、話を聞いたりする感じ。

今回は20人位の小学校低学年の子たちが対象だったんだけど、エネルギーが
有り余っている年頃の子たちが相手だと終わった後でグッタリ。
エネルギーを吸い取られた感じになるなぁ。
けれど不思議な事に別のエネルギーをもらった気分にもなる。
普段は補給されない部分の何かが入ってきた感覚があるのです。
HPと交換にMPをもらう感じ?(笑)

小さい女の子たちに囲まれて、しかもベッタリ張り付かれて一緒にビーズ遊び
なんかしてると「私、女で良かった」と思います。
だってー、男の人だったらこういうシチュエーションでウハウハしてたら
「怪しい人」扱いよ?

けれど、くづきさんニヤケすぎ・・・と同僚に笑われました。

2004年03月29日(月)



 今週のくづき

1週間ぶりの日記です。
今週はなんだかんだでてんてこ舞い。
掲示板の方もレスが遅くなってしまってすみません。

韓国KBSでのパク・トンハさんの特番ですが、ネット配信で見る事が出来そうです。
今くづきはKBSのサイトで登録手続き中なので、無事に見られる事が出来たら登録方法や
番組の内容などを紹介したいと思います。
エリザの楽屋風景とか放送されたらしいので楽しみ〜。

2004年03月28日(日)



 わらしべ長者?

今日も残業で遅くなりそうだったので夕方軽く腹ごしらえを、と思って雨が降る
中コンビニへ。店内でパンの棚を見て「アンドーナッツ(粉砂糖まぶし)」を
選んで購入。

この間約2分。

外に出てみると傘立てに入れていた私の傘がなくなっている!

なんてことーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!

一瞬「傘ささないで来たっけ?」と思うがドシャブリの雨の時にそんな訳ない。
突然の事態にクラクラしつつ、お店のお兄さん(松田龍平を縦長にしたような
顔のいつもの人だ)に「あのー傘を誰かに持っていかれてしまったんですけど〜」と
小心者のフリをして訴えてみる。内心は「あやまるだけだったら許さんぞー」。

そうしたらお兄さん「今ですか・・・少々お待ち下さい」と言ってお店の奥へ。
しばらくすると両手に7〜8本の傘を持ってきた。
「どれでも好きなのを持っていって下さい」

多分お店の置き傘か今までにお客が忘れていったものだろう。

黒いオヤジな傘やビニール傘、女性用の傘といろいろなタイプがある。
・・・はい、一番綺麗で使いやすそうなをいただきました。

実はくづきが持っていかれた傘は一見綺麗そうなのだが、白い布なのでちょっと
汚れが目立っていたし、骨も軽く曲がっていた傘だったのだ。
そろそろ新しいのを買おうかと思っていたのが事実。

結果的にはこれってラッキー?

2004年03月22日(月)



 エリザ300回と初☆内野トートは『可愛い』

今日でくづきの3月分「エリザベート」観劇は終了。マチネ公演で東宝エリザ
通算300回の上演になりました。終演後になにかあるかな〜と期待して待っ
ていたら、メインキャストさんからの簡単な挨拶がありました。
うろ覚えですが↓な感じで。

いつものカテコの後で幕があがって一路さんがツツーと前へ。300回全出演
の一路さん、高嶋さん、初風さんのメイン3人がまず順番に挨拶。

★一路さん
 「今回で300回目です。エリザベートを愛して下さる皆様には感謝して
  おります。ありがとうございます。」
★高嶋さん
 「初演からいろいろありましたが、300回嬉しく思ってます。」
★初風さん
 「私が最初に倒れるかもと思っていたけど頑張りました。一路さんの頑張り
 のおかげです。300回の間に大きい孫が3人、小さい孫が11人(ルドル
 フたちの事ね)できました〜」

その後で300回にはちょっと欠けちゃった
★鈴木フランツが予定にはなかったのか「え!僕も?えーと(ここで隣に立って
いたマックス村井さんから早くしゃべれとツッコミが)、無事に300回迎え
られて感謝してます」と、で約半分参加の
★内野トートが「山口さんと半分ですけど気持ちは300回一緒でした。」

花束贈呈とかあるのかなーと思っていたですが、それはなし。幕がおりた後で
記念撮影があったみたいでしたよ。プリンシバルキャスト以外に重臣'sやアン
サンブルさんたちにも300回全出演の方が大勢いますものね。次は400、
500回へGO!

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本日のお初キャストは内野トートと塩野チビルドルフ。
とりあえず今期の初☆内野トートだったので彼について語ります(^^;

内野トートのビジュアルは写真で見た印象よりも後ろが長いシャギーストレー
トの灰色の髪(もう少し光沢があってもいいなー)に山口トートより体のライ
ンが出る仕立ての黒服姿。髪型が変わったせいか男らしさアップ?(笑)

内野さんのトートはあいかわらずの丁寧な役づくりでトートのキャラクターは
とてもわかりやすいです。シーンごとの感情の移り変わりも見ていて良くわか
ります。初めて出会った瞬間に恋に落ちてそのままシシィをどこまでも追い掛
けていく姿は・・・妙に可愛いんですけど。あれ〜?

シシィへの愛情表現がストレートでとにかく可愛い。シシィの態度に一喜一憂
するようなトート。ただし彼の愛情は空回り。シシィには中々通じません。誘
惑を振り切られる度にそんなにショックな顔しないで〜(^^;
うーんと、小さい男の子が好きな女の子を苛める感じというか、飼い猫が自分
の獲物を嬉々として飼い主にプレゼントしにきて嫌〜な顔されちゃう感じとい
うか。トートなりに考えていろいろするんだけど、あげる物が「不幸」だった
り、「死」だったりして「そりゃー人間の女の子はそんなもの喜ばないわよ
〜」と。

最初のハンガリーで投げキスと共に娘の死体を渡されたらそりゃシシィも怒る
でしょう。(ダンサーズが抱え上げてくる棺を指差す前に内野さんってば口元
に指を添えてたのよ。)
あげる物に困ったからって息子殺して「こっちの世界は安らぎがあるよ〜」と
言われたらシシィだって自棄になるでしょう。

トートくん、もう少し人間の事をお勉強してから作戦たてましょうね!と教え
てあげたくなるようなトートでした。
初めての「恋」にどうも浮き足立ってるような死神だなぁ。
『私が踊る時』で自信タップリな態度でダンスを申し込んで振られるところと
か可愛すぎやん!山口トートはシシィに近付くけど直接は触れないままです
が、内野トートは背後から抱きかかえるようにして踊ろうとするんですわ。

このシーンにかぎらず内野トートはシシィを誘惑するのに熱心です。最後通告
では机の上に寝そべってカモ〜ンだし、ドクトルでは爺様姿でやってきて
「待っていたーっ!」と変身!(ドクトルをまさかお爺さん風にやると
は・・・インパクトありました)シシィやルドルフに触れる時は直接掴むん
じゃなくて、たいていスル〜と撫でるように体に手を這わせてますね。でも全
体の印象が「可愛い」だったので、こういう行動に出ててもあまり色気を感じ
なかったのが意外(^^;
くづきのポイントとちょっと違うのね、内野トートは。

一路シシィも積極的に攻めてくる内野トートにはちょっとフラ〜となりつつ
も、その度に逃げる感じ。このギリギリ感が昼メロドラマっぽい?と前は思っ
たけど、今年はシシィが強いのであまりそうは感じなかったです。
良い事だ〜。


内野さんと言えば『歌』が問題な訳ですが・・・
えーと、正直言うとようやく「普通」になったかなと。ドカンと調子はずれに
なる事はなかったので後は聞く方の好みの問題かな。台詞のように歌うという
イメージなのか一言一言にアクセントをつけて切ったり、大事な台詞をやけに
強調して歌ったりというのがあるのでくづきはそれはちょっと苦手です。一つ
の曲としての流れが歌によって切られてしまうというのが気になるのです。

『最後のダンス』は前半はこのブツ切れ歌いに「あちゃ〜」と思ったのです
が、なんとサビに入ってビックリ!

内野さん、カッコ良く歌えるじゃないかっ!!!

山口トートはどうしてもタップリめに歌ってしまう部分もスピード感のある歌い
方で「ロックスターみたいな死神」というトートの設定イメージが再現。
おおー、こう来たかーッ!とちょっと感動しました。(評判の良かった再演時の
博多座でもこんな感じだったんですか?)
最後はシャウト系でまとめられちゃったよ〜。
『私が踊る時』も綺麗にまとめていて落ち着いて聞けたなぁ。

時々出だしがちょっと怪しかったり高音が苦しそうだったりする時もあったり
するんですけど、この上達ぶりは凄いです。レミの時より歌いやすいのかなぁ?
これは・・・CDを作り直してあげないとマズイでしょう(^^;
売店でライブCDを買って帰った人が別の意味で驚いちゃう。

ダンスはちゃんとダンサーズたちと揃ってました。シンメトリーの動きでなめ
らかに踊る姿を見て「ああ、ここの本来の振り付けはこうだったのか」と確認
する点が何ケ所か(^^;ハンガリーの革命ダンスとかね〜。

ダンスではないのですが、内野さんって「決めポーズ」を作りすぎません?各
シーンの終わりとか綺麗すぎるポージングで止まるのがちょっと気になりまし
た。今回は暗転で終わるのが多いのでその為かなー?とも思いつつ、あまりに
作ったような手の位置や表情で決めるのでちょっと笑いそうに・・・内野トー
ト=可愛いの図式はこういうところからも来てるのかも。

以前は流れの中で指先の動きが綺麗だったり、マントさばきやちょっとした首の
角度での表情変化が美しい〜と思ったのですが、今日はどこか漫画っぽいなぁ、
と思ってしまいました。
特に1幕ラストの階段で曲に合わせてギュイーンと手のひらを体に添わせて指を
開いていくようなポージングは「やりすぎ・・・」と。
ごめん!内野さん、ごめん!!!
ハッ!もしや宗方コーチ風劇画タッチが抜けきっていないのかー!?(←ウソウソ)

ルドルフ絡みのシーン。
塩野くんのチビルドルフは寂しがりやな皇太子。一人ぼっちにされるのが心細
くてたまらないような雰囲気でした。トートが現れてニコーとするのが可愛い
なぁ。最初の出会いでトートとチビは手の平を合わせて指を絡めて握手ていう
のがあるんですがそれがサクッとやられてしまったのが残念。これは後の青年
ルドルフとの再会でもやるのでもう少し印象に残るように見せてほしかった 
(>m<。

内野トートはチビの事はあまり可愛がらんのうー。
チビの前ではニッコリ笑って「良いお兄さん」顔してますが、背後に回ると冷
たい瞳で彼を見ます。最初から駒にする気なのかな。この感じは青年パクルド
ルフを相手にしている時も同じような感じ。
表面上は親し気だけど結局シシィの為の道具扱いっぽいよね。
今年の演出だとルドルフ絡みの耽美で退廃的な雰囲気がかなり抑えられている
印象なので、余計にそう見えるのかもしれません。

マイヤーリンクでは「さあ、俺と踊れ!」とばかりに無理矢理ルドルフと踊り
ます。シシィと踊れない不満を解消なのかー!?この時のパクルドの戸惑った
表情がイイ!パクさんのルドルフって「清純派」というイメージ(^^;
ちょっと内股ぎみに立つせいで内向的キャラに見えるのかな。
最後に銃を渡す時ってずっとキスしたままのかー。
お約束通りにすぐに銃を渡さず、やっぱり体にスーッと這わせてから渡すとこ
ろが内野さんらしいというか。
銃を渡した後の「お前に残された道はそれだけだ」って感じの冷たい顔が美し
かったです。自殺した後のルドルフには「つまらん奴」って感じで一瞥もせず
に立ち去るのもGood!

ちょっと気になったというか、残念だったのはラストでシシィを手に入れてそ
の後どうするの?という点。トートがシシィを手に入れるということは「死」
を与えるって事なのよね。「生きたお前に愛されたい」と願った死神の恋が叶
うと言うことはシシィが死ぬという事なので、そこのところの矛盾にトート自
身が気付かないまま終わってる印象でした。

トートとシシィが出会った事で変わったものが何もない感じなんですよね。
今回最後に白トートにもならない訳でビジュアル的にトートの変化がわからない。
元々が不動の帝王的な山口トートの場合は変化がなくても良いような気がする
のですが(でも山口トートはラストで多少雰囲気変わってると思う・・・のは
ファンの欲目?)最後まで強くシシィを求めた内野トートにあまり変化が感じ
られないのは「?」。

死の国の特別席にシシィを座らせるのが目的だった訳じゃないでしょ?
貴方が愛した「生きたシシィ」はもういなくなるの。
彼女の望みが「死」だったとしても最後にそれを与える事で何も変わらないの?

そこのところをわずかでも感じさせてくれないとトートの「愛」とやらがあま
りに幼く、そしてお莫迦ではないでしょうか・・・。
結局シシィの真実なんてトートにもわかっていないという事なのでしょうかね?
何の打算もないのが「死の愛」って事なのかな?

内野トートは人間的な感情で動くように思えるので最後だけいきなり人外のモ
ノの思いを出されるようなのはちょっと違和感。
再演の時はシシィを見送る背中にいろいろな感情が詰まっているように感じて
泣かされたのだけど、今回の棺見送りパターンではイマイチその辺りが物足り
なくて拍子抜けでした。正直内野トートならラストシーンにかなりの余韻とい
うか、胸に来るものを与えてくれるのではないかな〜と期待していただけに、
ちょっとショック。
(これは内野さんの演技云々よりも演出の方向性の問題にも思えます)

今回の東宝版で一番モヤモヤしているのがこの点なのですが、最後にシシィは
どうなるのかが見えてこないの。棺に入れて安らかな眠り?でも裁判なんて下
らないものの為に起こされるってどうよ?と、シシィの眠りはそれ位のことで
一々覚まされる程度のものなの?(100年間眠り姫状態なら充分すぎる?)
死んでからは魂も肉体もトートのもの?

初演、再演ではオープニングシーンにシシィはいません。
(※額縁から飛び出すように現れますが、明らかに他の死者達とは違う雰囲気
で登場してきます。)
ハプスブルクの亡霊達が語るのはあくまでも過去のシシィのイメージ。
絵画の中に焼つけられた残像の中から現れるのは遥か遠い日の記憶だけ。光と
影が踊った時代の物語が語られて、何故彼女は最初の霊廟にいないのか?は
ラストシーンの大扉の向こうの世界へ彼女の魂は舞い立ったから、と一種の
カタルシスと共に明かされる仕掛けでした。
このラストでの開放感が東宝エリザの魅力の一つだったとくづきは思うのです。
初演時の手を繋いで〜というのは宝塚のラブラブムードを引きづっていたけど
再演の時のシシィだけ扉の先へ行かせるようなのは物語として綺麗だと思った
のね。

(※これはあくまでくづきのイメージ。霊廟にいる人々はいつか来る「最後の
審判」と「復活の日」を待ち望んでいると思うのです。だから「自分達に罪は
ない。全て彼女の事を思ってやった事。我等に神の御加護を」と亡者になっても
自己弁護を繰り返す訳。でもシシィだけはそんなものは必要無い。完全な「死」
で消えてなくなりたいと願っており、トートにもそれを「許された(=愛され
た)」と思えたからです)

なーのーに、今回はしょっぱなから棺の中からこんにちは、でしょ?
最後に棺に入る事は別に良いのです。ただ、その後の彼女の扱いというか・・・

確かに今も「シシィ」は偶像化されて誰もが彼女を静かに休ませてはくれてい
ないのかもしれません。実際『エリザベート』なんてミュージカルまで作って
彼女についてあれこれ煩く語ってる訳だし(苦笑)。

でもなぁ・・・なんか、こう、腑に落ちない部分が大きいんですよね。

うーん、うーん、ここのところを誰か私に納得できるように説明して(>m<。
以前の東宝版だったり、全く別世界が展開する宝塚版ではこういうことも
いちいち考えずにノリとパワーで押し切られるような高揚感があったのだけど
今回はそういう盛り上がり以前にひっかかってしまうのよ〜。
しかも気持ち悪いひっかかり方なの。

そういえば最近御会いした方何人かから「でもウィーン版も最後は棺に入れて
終わりなんでしょ?」と聞かれました。初演の時はどうだったかは私にはわか
りませんが、再演版ではトートがガイドしていれるなんて事はやってません。
私のウィーン版のレビューの書き方がわかりにくかったのかな。
えーと、最後にトートがシシィにキスするとその瞬間にシシィは死にます。
トートの腕から足下へ崩れるように倒れてしまうのですね。
で、彼女の体はそのままダンサーズたちが一段下がったセリの中に引きずり込む
ように連れていってしまいます。(この後で棺か何かにいれてたのかなぁ?)
この時の感じがシシィの魂は消え去り、カプツィーナに遺されたのはただの器
なんだよーって思えるんです。
なので東宝のとはちょっと違います、と。

他のキャストさんについては後でまとめてレビューアップします。

実は私の東宝エリザ観劇回数もこの回で丁度30回目でした〜。
10公演に1回は観てたのか、私。


2004年03月21日(日)



 大掃除と長さん

4月から職場のチームが変わるの事になったので、席替えもしなくていけない事
になりました。今までの仕事の資料をある程度整理しなくては引っ越しが出来な
いので休日出勤して、引っ越し準備。

懐かしい仕事のスケッチがたくさん出てきて当時の自分のアイデアに笑ったり
呆れたりで手を止めながらだったので結局一日かかってしまいました。

後は机周りの「資料」と称して並べてある玩具たちを箱にいれれば移動OK!

家に帰ってニュースを見ていると地下鉄サリン事件から9年という事での追悼式
の様子。そしてドリフターズのいかりやさん死去の訃報。

「8時だよ!全員集合」を毎週見ていて「いつか自分の町にも来ないかなー」と
思っていた世代としてはなんとも言えない悲しさで胸が一杯になりました。
ドラマや映画で名傍役として活躍する姿も素敵で、数年前のCMでのミュージシャ
ンとしての顔も印象深いです。

合掌。


2004年03月20日(土)



 エリザ3度目・・・

本日マチネに行ってきました。

どうしよう・・・すごく面白かった気がする。
7日にはあんなに文句を言っていたのに・・・舌の根も乾かない内にこんな事を
言っていていいんでしょうか(苦笑)。

全体の流れがかなりスムーズになったように感じました。
1幕の『ミルク』の前で「え!?もうミルクなの?早いっ!」と思ってしまった
位にサクサクと展開。2幕もスピード感が出てきた感じです。
あんなに気になったシシィ暗殺からラストまでのブツ切れ感もかなり解消(><。

そしてキャストさ〜ん!
シシィに可愛らしいところというか、ゆらぎや弱さが出てきたのがイイ感じ!
強さだけで押していたのが、トートに対しては間合いをはかるような距離感で
接しているのが好き。『私が踊る時』でのツンとした表情でいてもトートを
意識しまくってる雰囲気がかなりツボでした。
病院のシーンでシシィに孤独が感じられるようになっていて○。

山口トートはちょっと軽めのカッコつけトートでした。
「陽気な死神」ってほどではないけれど、人間達を手のひらで転がして遊ぶ
感じが素敵〜ッ!3度目にしてようやく「トートが素敵でした!」と終演後に
語りまくれる気分。
鈴木フランツは皇帝の威厳があるなぁ。最後まで崩れないところが彼のフラン
ツらしいなぁと思います。

お初のパクさんルドルフ。
浦井ルドルフとは随分タイプが違いますね。若さと情熱で走るような浦井ルド
に対して、すごくシリアスな感じ。思いつめちゃうタイプのルドルフでした。
真剣に帝国の事を考えて努力したんだけど結果的に失敗・・・みたいな感じが
可哀想だなぁ。最後にトートに銃を渡されて引き金を引く時に半泣き顔で微笑
むのが好きかも。ルドルフはトートに操られた訳ではなく、ちゃんと「自分の
意思で精一杯最後まで踊りました」って感じ。
気になっていた日本語歌詞は気にならない程度に自然。時々「おや?」と思う
けど彼が韓国の人だと知らなければ「ルドルフってちょっと訛りがあるよねー。
地方出身の新人さん?」と流せる位のものでした。
もう少し声が伸びるといいかなぁー。突き抜けるようなハイトーンは苦手な様子。
見た目は浦井ルドより年上風・・・かと思ったんですが、意外に雰囲気が少年
臭い感じがして見た目大人、中身は孤独な少年皇太子のまま、という印象。
ダンスシーンでかなり汗かいてました(^^;
最後の白シャツでは肌が透けていて妙にセクシー。

あ、ダンスの動きは私はパクさんの方が好みかも。
山口トートのブンブン振り回す動きに綺麗に反応してしてくれるように見えて
二人それぞれの動きが自然に見えたザンス。

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電飾はもう視線に入らない!入れない!
シシィ落下のシーンは随分手直しされたようでドアップ顔もないし、落下時の
ムービーは時間も短く途中でモノクロ(しかも白黒反転ネガ状態)になるので
かなりマシになりました。
他のシーンもちょっと色味や光り方が変わったのかなぁ?
単に慣れただけ?

セットも7日より少し広く感じたのはなんでだろう。塔同士の間隔が広くなっ
たのかな?そんなことない???

人間って慣れる生き物なのですね。

2004年03月19日(金)



 「白い巨塔」

先週末からの日記を更新しました。

『白い巨塔』もついに最終回。
唐沢さん・・・迫真の演技見せてもらったなぁ。
里美に診察結果を聞くシーンと母親と電話で話すシーンが特に良かった(>m<。
「遺言」も唐沢さんのあのキッパリした口調が良かったです。
いろいろあっても財前は皆に愛されていた人物だった最終回。

惜しいのはやっぱり全体的に慌ただしくなってしまった感じがした事。
ギューと詰め込んだ割にポイントが分散してしまっていた感じが残ってしまい
ました。東先生のお嬢と関口弁護士のシーンなんかはいらんじゃろうが!

来週SP版をやるなら今週を2時間にして(もしくはもう1回増やせ)くれても
良かったのに。5年後の浪速大学はどうなってるかは興味ありますけどね。


皇室の眞子様、初等科卒業。可愛い。両親に良く似てる。皇室典範が改正され
て女子の天皇位継承が認められると彼女の立場も微妙に変わるなぁ、と思う。
今のところ次世代は女の子ばっかりだからねぇ・・・。


2004年03月18日(木)



 『王の帰還』

早く観に行かないと良い場面が全部TVCMで流れちゃいますよ!と松吉さんを急
き立てて、半ば強制的に2章をレンタル鑑賞させました(笑)。
そして、映画館へ。レディースディだったこともあってか場内満席。

綺麗な映画だよなぁ。映像的な技術はもちろんなんだけど、世界観がとても美
しい。夜明けの物語でありながら、大きな時代の終焉の物語であるのだという
ところがとても魅力的。

フロド&サムに今回大活躍のメリー&ピピンのホビット4人組。
ああ、もう、そのままだっこして家に連れて帰りたいぞ(><。
この子たちの素直な感情が画面を通して伝わってくる感覚に泣かされたよん。

アラゴルンの服の質感がシーンごとにどんどん上物に、そして見た目がこざっ
ぱりとしていく様にちょっと笑い。うんうん、「王」だからねぇ。
最後のアルウェンのはにかんだ笑顔が可愛いかったのと、娘を送りだすエルロ
ンド様が人間のパパな顔になってるのがツボでした。

レゴラスくんは最後までカッコいいのに微妙にボケキャラで素敵。
何故いまだに数を数える?(笑)あとでギムリに報告してるのかなぁ。
ゴラムはホント良かった!キャラクターとしても造型技術にしても凄いです。

こっちも一緒に冒険してる気分だったんだなぁ、とエピローグで懐かしいホ
ビット庄に戻ったフロドたちを見て感じました。
あの里の変わらない風景に心底ホッとしてる自分がいてビックリ。
いつの間にか私も「旅の仲間」になっていたんだね。

2004年03月17日(水)



 Mac復活しました

結局HDは全部初期化してしまいました。
一時は40GB中250MB(!)しかHDの認識してもらえる領域がなくなってしまい目の前が
真っ暗になったものの、リストアでまっさらに戻せました。
回収したデータ類を戻すのにちょっと時間がかかりそうなので、日記やレポは明日から。
掲示板へのお返事も明日まとめてで〜。

2004年03月16日(火)



 緊急事態。Mac壊れました

13日の「エリザベート」団体観劇に参加して下さった皆様、ありがとうございました。
My初日です!という方も多かったのですが、Newエリザへの感想は皆様いろいろあり
つつも楽しむところは楽しんでいただけたようで良かったです。
このスッキリしない感が今年のエリザの狙いなんですかね。

禅さんのフランツがかなり良かったです!実務能力はあるけど、大局を全く読めない
役人気質。「悪夢」のシーンで自分が今まで何をしてきたか、「義務」を忘れた自分が
冒した過ちの結果に動転する様が素晴らしい〜。
綜馬フランツとは違うタイプの「沈む世界」を見せてもらいました。
あの雰囲気のままラストまで走り抜けて欲しいのに今年の演出では、この後にプツッと
切るのがもの凄く嫌!


早速2回目の感想やレビューをを思ったのですが・・・なんと13日の深夜に我が家の
iMacくんが壊れてしまいました。最近ちょっと調子が悪いなぁ?と思っていたのでは
ありますが、HDフッ飛びました(>m<。

全く呼び出す事が出来ず、CD-ROM起動で立ち上げたら「初期化しますか?」の表示が
出る始末。旧式のサブ用Macに繋いで外部からの復活作業を繰り返し、明け方に
なんとか保存データの呼び出しだけは出来るようなりました。
この復旧がきかなかったらここ最近ののイラストも観劇レポも全部消えてなくなる
ところでしたよ〜。こまめにバックアップしとかないとなー、と反省。

あとは日曜一日つぶしてデータの回収保存です。

移動させたデータたちに問題がなさそうならば、今夜には全部初期化し直してシス
テムも一から入れ直し。

そんな訳で数日間日記はお休みさせていただきます。
メールのお返事も遅くなってしまうかもしれません。

2004年03月15日(月)



 エリザベート団体観劇

本日はうちとsibuyaさんのサイトとの合同団体観劇1回目。
参加の皆様、お疲れ様でした!

My初日です!という参加者の方も多いので新エリザベートを楽しんでもらえる
かちょっと心配。座席は1階の一番後ろの下手壁際付近という劇場の中でも一
番の隅っこでの観劇だったけど、この席って1幕ラストのシーンではシシィが
降りてくる階段が目の前に来る!
これはトート好きには美味しい席位置だ〜。
夜会服のシシィを追って現れるトートが真正面!7日の観劇でここでの山口
トートの笑顔にフニャ〜ンとなっていたくづきにとってはまさにベストな席。
はい、堪能させていただきました。

2回目になるとあの電気公害は目に入らないものとして無視。舞台が狭苦しい
のも我慢するし、1階席からだと棺桶台座もそれなりに高さがあったので「ま
あいいか・・・」という気分。全体の間の悪さはきっとそれが小池さんの演出
なんだと!と自分に言い聞かせます。
なんかダメダメな観劇態度だなぁ・・・。


結婚式でのトート司教の言葉。

あれをどう聞くかで全体の意味が変わってくる気がします。
今回の演出だと花婿不在の誓いの言葉。シシィが誓ったものは何?
今まではあの言葉は自分よりもフランツを選んだシシィの選択への言葉だと
思っていました。この「愚かな選択」によって賽は投げられ、トートの力に
よって帝国は崩壊する。「死」の愛の為に。

でも、今日はこの時にトートが訊ねたのはシシィにこれからの生き方そのもの
への問いに聞こえてしまったのです。

「籠の中に自分から入る、それでも『全て己の意志で決めて生きていく』事を
誓うか?」
なんでこう聞こえてしまったのか自分でも良く分からない(^^;
今までそんなイメージさえ浮かんだことなかったんですよ。

対するシシィの返事はもちろん「はい」。

トートの笑い声は無邪気に自分との契約を結んだシシィへの嘲笑。すぐに誓い
は破られ、自分の手の中に絶望と共に堕ちてくるはず・・・しかし、全ては計
画通りには行かないのでありました。

シシィが「自分」を通すことで帝国内部に歪みが生まれる。
彼女が動く事で守られ続けてきたモノにゆっくりと変化が始まる。
死の影と共に彼女は歩き続ける。

これってトートにとっては嬉しい誤算?それとも『私が踊る時』で彼が言うよ
うに「世界はおれの思うままに動いていく」という事?
愛した人間が自分の代理人となって「死」と「不幸」をまき散らす。
しかも、自分の『意志』で。
踊っているの?踊らされているの?

あー、この視点で今回の「エリザベート」を観ることができたらくづきは結構
楽しめそうだなぁ、と思いました。うーん、変なスイッチが入ったかも。

詳しいレポはまた後で。


2004年03月13日(土)



 誰でもピカソ

『誰でもピカソ/山口祐一郎&井上芳雄特集』再び!な訳です。

前回の山口さん出演の時はスタジオ収録に参加できたのですが、今回はおとな
しくTVの前で放送日を待ちました。2時間近い収録時間から1時間の番組内に
納まるようにカットされていたので「ああ、そこのところをもっとつっこんで
聞いてくれ〜」なところも多々ありましたが、まぁ・・・なんだ・・・要は彼
の笑顔が見られて幸せだなと。

怪しいトークもオヤジな意地悪っぷりも、もちろん歌声も大好きなんだけど、
顔中に皺作って笑っちゃうあの笑顔が好きなんだ。
むか〜し、鶴瓶さんの番組に大地さんと一緒に出演したのを偶然見たのが
「怪しいしゃべりをする山口さん」初めだったのだけど、あの時も笑顔が印象
的だったのよね。

ついでに今回は結構「素」の笑い声が聞けてこれが良かった。
トークの途中での笑い声よりももっと作ってなさそうな普通の笑い声が何ケ所
かあって、そこがポイント。

エリザの稽古風景で腹筋してる姿が映ってましたね。あれは放送を観てる時は
準備運動かと思ったけど、もしかしてあのルドルフの棺から出るシーンの練習
だったのかな?(リフトで背中を押してもらえるとはいえ、最後は自力で起き
るしね)
ゲネプロの舞台映像やトートの衣装はイラストを描く資料になるので、嬉し
かったなぁ。
あの電飾も背景の一部で切り取ってみれば意外に気にならないのかも・・・。

井上君は打たれ強くなったねー(笑)でも最初の方で話し方がビクビクしてる
ように見えたのは何故?(笑)スタッフさんから山口さんの暴走は井上くんが
止めるようにとでも言われていたの???
久々に動く猊下とヴォルフを観て「M!本早く発行しなきゃっ!」ってダメ
だろう!みたいな気分。(ホント、すんません)

エンドロールでのオマケ映像の方にも面白そうな場面が一杯。
あれが井上君の編み物なのね。でも、マフラーにしても長過ぎないか?
5本指靴下は健康に良いらしい。

3回目の登場もあるかな・・・あるよね。

2004年03月12日(金)



 最終回なのよ

今日はWトートのドラマがそれぞれ最終回。財前医師にも病魔の手が・・・。


★「エースをねらえ!」

うわーん、宗方さーん(ToT)
第1回の登場からこの人の最後はこうなるとわかっていたのに、昨日の宗方@内
野さんの表情を見ていたらジーンとくるものがありました。
藤堂にひろみを託す病室のシーンでもうダメ・・・「愛してる」×3でやられ
た!内野さんの「間」が良かったよ〜。それを受ける藤堂@吉沢さんも良かった
しね。後の太田@甲本さんの軽めに振舞う別れ方にも泣かされちゃった。

最後の日記に涙のにじみがあったのが良かったです。岡@上戸さんもラストは
キリッとした雰囲気で「世界ランキング上位です!」ってオーラ出てたわん。
お蝶の松本さんも「ガラスの仮面」の亜弓さんに通じるなりきり度で最高でし
た!最初にドマラ化が発表になったときには正直どうなることかと心配だった
けれど、面白いドラマだったよ。
個人的に毎回お蘭がチョコンとつけてる小さいヘアピンもチェックポイントだっ
たのです(笑)最後の「DVD化決定!」は嬉しいけどあのタイミングで出さない
で欲しかった〜。7月末発売とは結構先ですね。

★「白い巨塔」

裁判終了。今週はいろいろキツイ回でした。最近の現実の医療訴訟の流れとかを
考えると今の時期にリメイクされたって事に意義があるよね。
病に倒れた事でようやく財前の素顔が見えたと思ったら・・・あんなに引っ張っ
て、引っ張って。次週へのラストの引き方はキツイ。間髪入れずの予告編。
ある意味絶妙の演出。一週間気になって仕方ないわよ〜。リメイク作だから結末
はわかっていたけど、来週は号泣必死だなぁ。
倒れた後の財前が一気に病人顔になるのがちょっとツボでした。
再来週にはSP版もあるそうなのでまだまだ泣かされそう。

★「女神の恋」

最終回は龍之介@山口さんの笑顔大放出の回〜。塩田でのフツーのオッサン臭い
のさえ愛しく見えるくづきの目は腐ってますか?(笑)
現実にはあんな素敵な話はそうそうない訳ですが、見終わった時のホンワカとし
た気分は良いものです。共演の松本さんの雰囲気も手伝って全体の雰囲気がとて
も面白く、優しい空気に包まれたドラマでした。そういえばエンディングの桜の
季節になっちゃいましたね。撮影自体がもう1年近く前なのか。

結婚式でのタキシード姿を見てTVの前でジタバタする私。
似合いすぎです、山口さん 8(>m<。8 
最後のデコチューがこのドラマの中で一番可愛いと思うの!

は〜、これで1ヶ月のスペシャル放送は終了ですね。
腑抜けになりそうなんだけど、後は劇場で生トートに会うのさ〜。

2004年03月11日(木)



 祝☆井上君ご卒業と『薮の中』

今日は一日ポカポカ。花粉もたくさん飛んでいて外を出歩くのがツラいです。(T▽T)

井上芳雄くんの公式サイトで「無事に卒業できました」の報告が!

良かったね〜。前回の「誰でもピカソ」に山口さんと出演した時にも卒業ネタで
ツッコミを入れられていた事を思うと月日が立つのは早いものですね。
これで春からは舞台に専念かな。ソロコンに一路さんのDIVAのゲスト、それから
ミス・サイゴ〜ン。しかもCDと写真集の発売もあるなんて…え?写真集!?

舞台写真がたくさん入っていたら買っちゃうかも〜。でも公式サイトに掲載の
写真を見るとプライベートな感じな写真集になるのかなぁ。
しっかし、芳雄くんはあいかわらず女の子みたいだなぁ(^^;。
これでクリスかぁ…どんな感じになるのか、早く衣装写真が見たいですね。

今日も「エリザベート」の事をつらつらと考える。
小池さんは『薮の中』をやりたかったんだろうか?
出て来る人たちが皆自分に都合の良いように証言をして、真相は見えないまま…。
美しい妻に情けない亭主、そして妻を奪う盗人。なんか似てるよなぁ。
今度観る時は背後のブツは気にならないで済むはずだから、落ち着いて物語を
追ってみよう。

会社の帰り道、後ろ姿で「あれ?」と思う人が前を歩いていた。
声をかけようかと思ったけど急いでるみたいだったからそのまま背中を見ながら
数メートル。途中にあるパスタ屋さんへ入っていくのをそのまま見送る。
結局顔が見えなかった。今日は一日会わなかったので服装でも確信が持てない。
という事で、あれはMさんですか?

明日はついに「エースをねらえ」と「女神の恋」のW最終回(>m<。

2004年03月10日(水)



 早くも禁断症状

イカンです。
「エリザベート」禁断症状でてます。
仕事中にも「あのシーンはこんなだっけ?」とか「あそこでシシィが笑うよねー」とか
「トートの梯子降り」とか、とか。頭の中をグ〜ルグル。
こんな状態では仕事になりません事よ?(苦笑)マズイなぁ・・・ホントに。

なんだーかんだーと文句を言ってもやっぱり好きなの物は好きなのねん。今回の文句も
作品に対してじゃなくて小池流の斬新さに対してがほとんどなんだしね。
初日を観に来たリーヴァイさんが「crazy KOIKE!」と言ったそうだけど、そこにはいろ
いろな意味が入ってそうだなぁ。あうあう。

舞台写真が追加でシアターフォーラムにアップされていたので、「後で壁紙用に回収〜」と
思っていたらいきなり写真のいくつかが差し換えられていてガーン・・・
怪しい山口トートのダンス写真がなくなってるぅ(><。
えー、何でですかぁ。あまりの迷ショットに事務所か東宝さんから「ダメです」が出たの
かしら。面白かったのに(←オイオイ)
写真で見るとパクさんのルドルフが凄く細く見えます。イメ−ジ的にもっとガッシリしていそう
だったので浦井ルドより弱そうに見えるが意外でした。
実際の舞台ではどんな感じだったのかなぁ。パクさんは今日が初日ですよね(^^)

そう言えば山口さん初日に収録用のカメラが入っていたそうです。
これは12日の『誰でもピカソ』用かなぁ?
稽古風景以外に今回の舞台の様子が流れるとかなり嬉しいぞ〜。

今回はワイドショーなどで開幕の情報は放送されていないのかな。再演の時はいくつかの
番組で取り上げてくれていたので期待して待っていたのに残念。

2004年03月09日(火)



 エリザベート初日雑感

7日マチネのサクサクレポをアップしましたのでサイトのTOPページからどうぞ(^^)
思い付くまま書いている状態なのでまとまりがあまりない文ですが、書いてるうちに
自分の中でも整理されてきた感じです。13日もまた観劇出来るので、今度はもう少
し落ち着いて観られるかなー。

そうそう、13日は団体観劇の日です。お席が後1名分だけ空いています。
この日記をお読みの方で参加希望の方がいらっしゃれば是非御連絡ください。

東宝公式とニフティのシアターフォーラムにそれぞれ初日の様子がアップされていて
早速内野トートの姿をチェック〜。あーこういう髪型とメイクなんですね。早く生で
観たいなぁ。内野トートに会えるのは21日の300回公演日までおあずけ。

日曜の「新選組!」はいよいよ近藤さんが動き始めますね。今まで三谷さんが張って
来た伏線が効力を発揮しはじめる日は近い(><。
なんだか視聴率は下がりぎみと聞きますけど、三谷物は見続けることでわかる事が多
いのでなんとかもう少しだけ踏ん張れー。と、影ながら応援。

2004年03月08日(月)



 『エリザベート』2004版初観劇・・・PURE LOVE風味?

東宝版『エリザベート』。祝☆山口トート初日です。

うーん・・・観終わった感想でまず頭に浮かんだのは「困った」です。
例えるなら「創作和食のお店で文字だけのメニューで注文したらなんだか不思議
な料理が次々出てきたぞ。材料はどれも知ってるものだけど、組み合わせた味の
方は・・・微妙?」こんな感じ。

単に食べ慣れていない味だからなのか、料理人の腕が悪いのか・・・それとも?
これからMy初日な方も大勢いると思うので日記でネタバレするのはちょっと辞め
ますね。
ネタバレを含む毒入り雑記は只今書いていますので、明日には別ページでアップ
出来るハズ。

キーワードは「閉塞感」「シシィの自我」「踊るのは誰だ?」「『死』は全てを
支配する」。
これに+「小池さんへの意見はどこに送ればいいんですかぁ?」。


個々のキャストさんについては新演出に慣れてくれば、かなり良くなりそうで
す。今日の出来に格別不満があった訳ではないのです。でも、まだまだこんな物
じゃないでしょ、皆さん。(ニヤリ)

今日一番良かったのは高嶋@ルキーニ。兄ぃのルキーニはちょっと綺麗目になっ
てました。これがいつまで持つのかは謎。キャラクター的に幅があって良い感じ
のスタートです。全体を今まで以上にひっぱる役目です。

新ルドルフの浦井くんは一段と若い皇太子です。
井上ルドルフって女性的だったんだなーと思ってしまった位に真直ぐな「男の子」
でした。歌とか演技とか全然予想より○。
マイヤーリンク系の新演出の数々は・・・がんばれ〜(苦笑)

一路シシィ&山口トートはお互い余裕がありつつ手探りな感じ。それぞれのキャ
ラクターの方向性もかなり変わった印象です。
新曲「私が踊る時」は良いです!!!2人の意地の張り合いが劇場に響き渡るっ
つー凄いシーンな訳ですが聞いていて気持ちいい〜。
フルコーラス版だったのが嬉しい!
宝塚版からもちょっと歌詞の変更あります。

鈴木フランツは今回の設定ではかなり泣けます。黄泉の国のカースト制度で彼は
最下層らしい(ToT)悪夢でのトートの対応がヒドイわ〜。

ダンサーズの動きは今日は全く追ってません。(ゴメン)
時々視界の隅に入ったりする分にはあまり濃い印象はないですねー。
妙な動きを織りまぜているのは大島版っぽいですけど、あの有機的な動きがないと
なんだか物足らない・・・。
山口トートとはほとんど絡まないというか関係性が薄いなぁ。
分身や下僕っぽくないのね。これから変わってゆくのかな。

これから東京公演3ヶ月。通います。
そうそうパンフは1500円で稽古場写真収録版のものが発売されていますが、
3月下旬からは舞台写真版の2000円のものに変わるそうです。初期パンフが
欲しい方はお早めに。通販も劇場へ問い合わせればしてくれる・・・かな?


2004年03月07日(日)



 東宝エリザベート開幕&ウィーン版感想更新

ついに東宝版エリザベートの3演目が開幕です。先月末から出始めた雑誌類での
小池さんやキャストの皆さんのコメントを読むと、かなり変わっているみたい。
My初日は7日の山口トートなので今日は夕方から落ち着きません(^^;
初日レポを読みにサイトさんを回ろうか・・・いや!それをやっては折角のNew
バージョンをまっさらな状態で楽しむという特典がなくなってしまうわ!と悶々
と夜はふけます。
どうなってるんだろう?あうあう、早く観たいのよ。

ウィーン版エリザベートの第1夜、完結編を更新しました。
こちらからGO!

午前中はレミコンの先行に電話してみましたが余りの繋がらなさに1時間程で戦
線離脱。持ち帰りのお仕事と「Kitsch!」用のTOP画像を描きました。
でも、このWトートの衣装は継続されているのかなー?
衣装も大幅変更なら描き直さないとね。

2004年03月06日(土)



 「ミス・サイゴン」キャストスケジュール発表

夏からの「ミス・サイゴン」の前半キャストスケジュールが発表になりました。
わかってはいたけれどこのパズルキャストはなんとかならないのかなぁ(ToT)
今のところ「絶対この組み合わせで!!!」と思うのは2ヶ月間に3公演だけ。
あとは様子を観て増やそうかなーって感じです。
この3回が万が一1枚も取れなかったらどうすれば良いのさ〜。
途中で出入りするキャストさんもいるんだろうしねぇ。
東宝の公式サイトでの稽古場レポ。
シェーンベルクさんにサインをもらう井上くんと石井さんにミューヲタ魂を感じ
ました(^^;

お昼に渋谷のスペイン坂へ出掛けたらオダギリジョーさんがCM 撮影をしてまし
た。カード会社の初夏のCMなのかな?青い衣装で人混みの中をかけぬけていく、
そんなCM。
オダジョーは私にとっては今でもクウガなんだよなーと間近で見て再認識。

2004年03月05日(金)



 ドラマ3本立て

「エースをねらえ」は最終回直前で盛り上がりましたねー。病気を隠して微笑む
宗方コーチ@内野さんがいい顔してたし、藤堂&尾崎の2人もここに来て違和感
のない良さがでていたように思いました。来週の最終回が楽しみです。
最後の試合シーンでのひろみ@上戸ちゃん・・・胸デカッ!

「白い巨塔」はカミカミ大活躍。こちらも大詰め。
財前の病気が突然出てきたように思えるんですけど、先週見ていないのでどう
だったんでしょ?先週から体調悪そうだったのかなぁ。
ラストでのヤナピーのブチ切れは良かった!

「女神の恋」も残り1週間。寂しい〜。
DVD を持ってるんだから好きな時に見ればいいのだけど、やっぱり毎日15分TV
の前で、というのはなんだか気持ちが良いのです。
今週は眼鏡山口さん大放出の週なのでウハウハ。

久しぶりに早い時間に帰るとTVっ子になっちゃいますね。

2004年03月04日(木)



 もう何がなんだか

ウキー!仕事で首が回りません。
週末からほとんど寝てなくて何がなにやら、よーわからなくなってます。
それでも今日提出した企画書は久々に部長が誉めてくれたんで、ちと気が
楽になったなぁ。

いつの間にやらクリス役から貴水さんが降板してるし、帝劇のSHOCK楽日は
チケット詐欺騒ぎ?火星では水の痕跡があったとNASAが公式発表だし、家庭
用人型ロボが格安販売されるのかー、ヘェー。


東宝エリザベートの初日までいよいよファイナルカウントダウン。
ああ、時間が足らない。サイトの更新は間に合うのか(ToT)。

2004年03月02日(火)
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