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ぱるたの仕事場日記
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2018年04月29日(日)
離婚調停始まる

先週も社長は、火曜日の朝ちらっと顔を見せた以外はほとんど出社せず、自宅から一部の社員を遠隔操作して「ヒミツの資料」を打ち出させていました。
いつもなら秘書経由なのに、その秘書を通さず、直接該当する社員を電話で呼び出すので、ちょっとむっとしてますよ、私。

先週末は、自分を信頼してくれていると彼が信じている地方のお客さんのところへ話をしに行ったのですが、実は全員、妻派だった、というオチだったのに、そういう都合の悪いことは私には全く話しません。(隠したって私は知っているのだ)
そんなわけで、妻を特別背任罪で告訴するための証人確保はほぼ不可能のはずなのに、今週に入ってからは、別の方から攻めることにした、と妙に張り切って自宅に籠もって作業しているのです。

そして、今日は離婚調停の第一回目だったのですが、弁護士共々欠席しました。妻の方は出席したそうで、こんな酷いケースはない、と言われたとか。不在中に自宅に押し入って荷物全部出しちゃったり鍵変えちゃったりする夫だから。。。。

次回の調停期日は、社長の弁護士が変に気を利かせて一ヶ月先に設定してしまいました。早く離婚してさっぱりしたいのに、なかなかすぐには解決しませんね、可哀想に。家を追い出された妻とジュニア2は、マンスリーマンション暮らし(社長が用意したマンスリーマンションも一ヶ月で追い出されたので、別のところに仮住まい中)。先日、その家賃も払え、と妻側の弁護士から請求が来ましたが、

完・全・無・視・!

な有責配偶者社長です。



2018年04月27日(金)
社長出社せず

今週も、社員のいる時間帯に社長が出社したのは火曜日の午前中数時間のみ。あとは、夜中か早朝にちょっとだけ来ては、社員からのメモを確認したりしてるっぽい。
社員と顔を合わせたくないの?社長は一体何をコソコソやってるの?と一部の社員から訝しがられているのにも気づかない(気にもとめない?)様子です。

先々週、自分を信頼してくれていると信じていた顧客のところを行脚したら、みんな妻派だったことから、特別背任罪告訴のための証人探しはあきらめ、今度は、会社の経営状況を10年以上もさかのぼってなにやら調べ始めています。

まだ、彼の意図はわかりませんが、婚姻費用分担申立事件(有責配偶者のくせに離婚はしないなどと言い出したから、こんな訴訟起こされるのだ)の呼び出しも、占有妨害禁止仮処分命令事件(あんなやり方で家族を追い出したりするからこんな訴訟を起こされるのだ)の呼び出しも、全部ぶっちぎって代理人弁護士に任せている状況です。そして未だに自宅から勝手に押収した妻の実印や銀行通帳数冊は未返却。それなのに、“今とても大切なことを(特別背任罪がらみで)調べているから、会社に来ないからといって心配するな”、そして、“社長のことは誰にも何も言うな”、ですって。

私には、今起きている諸問題の根源の根源といえば、社長の不貞から始まった離婚問題なので、それを解決しないことには、なにも解決しないと思われるのですが、有責配偶者たる社長はとにもかくにも、妻を特別背任罪で有罪にすることだけに向かって、ひたすら驀進しておるようです。(代理人の弁護士先生、蚊帳の外で本当におかわいそう(T_T))

しかし、ここだけの話、過去の社長の悪行の数々(オーナー社長にはよくある脱税、横領、粉飾決算)に関する証拠書類がほぼすべて揃っているので、税務調査が会社に入れば、妻の特別背任罪どころじゃなくなるはず、なのです。
そうなったらどうするのでしょうね、中小零細企業オーナー社長有責配偶者。

離婚、民事裁判は本当に時間と労力がかかるので、税務署に期待している秘書なのでした。



2018年04月03日(火)
特別背任罪?

本日の社長。妻側から、大量の不貞証拠写真(不貞相手の女性がインスタおよびフェイスブック等にアップした写真3000枚超)が届いたせいかと思うのですが、突然離婚はしない!と言い出しました。(前々回に届いた通知書は、自宅を不当に占有し、かつ妻と次男の所有物を持ち去っていることに対する抗議で、今回は離婚訴訟。)

そして前よりもずっと真剣に、警察に特別背任罪で妻を告発するための準備を始めたのです。

社員がいるところでは作業ができない、と言って、自宅にこもって作業すること数日。今日やっと会社に現れて、私に清書を命じました。

すごく苦労して書いた内容でしょうけど、私がパソコンで打ち込めば30分もしないうちにできあがってしまいます。
そのあと、やはりこれも一生懸命整理して集めた証拠と思われる書類にナンバーを振り、本文との整合性を合わせる作業もさせられました。

H社の売上が急に減ったのは、妻の人がH社と競合する会社を立ち上げてH社の顧客を奪ったせいだ。取締役在任中にこのような所業に及んだのは特別背任罪に値する。。。。と主張する資料です。

がしかーし!

こうなったおおもとのおおもとは、君の不貞ではなかったのかね?

これが片付いたら離婚についてゆっくり考えるとのたまう本日の有責配偶者でありました。