The Green Hills of Earth

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☆★CF-W2関連:「分解/HDD交換」 / 「キー清掃」★☆

2009年12月31日(木) 良いお年を

 家は新築だから大掃除は不要…と思ったら大間違いでした。

 もう引っ越してきて3ヵ月半を経過しているのですけれど、兎に角3LDKの家から、前の家のリビングより小さな面積に引っ越してきたのですから、引っ越してくる前にもかなり荷物を捨てたにも関わらず、部屋にあふれた荷物の山を、あっちの部屋に逃がして整理して、それが終われば、逃がした荷物を戻してもう一方の部屋を整理してと振り子のように荷物を行き来させて少しずつ、少しずつ荷物をまとめ、何をごみにするか悩み、ようやくリビングでは人がテレビをのんびり見ることができる程度に、寝室はベッドで快眠し、クローゼットに何とかアクセスできる程度に荷物をまとめました。

  結果、引っ越してきて荷物が入ってから一番広いリビングの床面を今日見ることができたわけで、うれしくなって、実は引っ越してきた当日(9月16日)に宅配で届いたまま死蔵となっていたコアリズムのDVDをあけて、基礎編をやってみちゃいましたよ…ええ、やらなければよかった。死ぬかと思いました。あれは、もう少し運動ができる体の人がやるもので、私には高嶺の花ですわ。ってぇことで、今回はそれに懲りずにWiiFitをを箱から出して、久しぶりにつなぎましたよ。なんと、572日ぶりにつないだんだそうです。1年半も放っておいたんですねぇ。久しぶりに見た体重とBMIは恐ろしくてとても言えません…兎に角、WiiFitで軽くジョギングやフラフープ、綱渡りなどを楽しんで、これで徐々に体を慣らしていこうかなと…

 風呂にも入ったし、ご飯も食べたし、大掃除も一段落できたしってことで、後は年越しそばを食べて、紅白が終わった頃には、歩いて護国寺まで行ってみようかと思っています

 と言うことで、私はこれからのんびり行く年来る年を楽しみます。皆様におかれましても、どうぞ良いお年をお迎えください。

2009年12月30日(水) 年末イヴです

 今年は特別おせち料理を作ったりする事はなく、でも栗きんとんとか蒲鉾くらいは食べたいなぁという気持ちもあるので、池袋に買い出しに行ってきました。

 わざわざ池袋に行く事もなかったのですが、あと2日で食べられなくなるウェンディーズにも行きたいなぁと言う思いもあったのです。

 結果として、池袋のサンシャイン通りにあるウェンディーズは結構長い行列が出来ていました。その行列に並んで、どれ位待つのかは分かりませんけれど、兎に角行列に並ぶのが大嫌いな私としては、行列を見ただけで拒否反応です。本当はチリビーンズをもう一度味わいたかったのですが、もう良いです。残念ですけれど諦めますよ。

 ヤマダ電機で少し時間を潰して、もう一度見に行ってみましたが、行列の長さはあまり変わっていないようでしたので、本当に諦めてISPを眺めつつ西武デパートの地下へ行って食材を探しました。でも、結局どれをみてもソルビットや亜硝酸ナトリウムが使われているので、それだったら、わざわざデパ地下などで高い金を出して買うまでも無かろうと何も買わずに帰り、地元のスーパーで適当な値段のものを購入して帰宅した次第。やはりおいしいもの、安心できるものは自分で作るしかないんですかねぇ…

 明日明後日は結構テレビも面白そうな…毎年恒例になっているような番組が色々あるのですが、今日はぽっかり空いちゃっています。好きな人にはレコード大賞とかあるようですが、私は興味なし。その他の番組もどれも「暇だから見るか」とも思えないものばかりです。いや、面白そうな感じがするものもあるのですが、出ているタレントに見たくないタイプ(有り体に言えば女性の格好をした男性)が居たりしてパス。

 ぽっかり空いた夜の時間帯を使って、半年前から録画しただけで見るチャンスがなかった映画等を見て時間を過ごしました。おかげさまで久し振りにハードディスクの容量が半分以上空きました。そう、これから録画するものが一杯ある人も多いだろうから、今日の内に開けてしまいなさいよとテレビ局も考えて、わざわざ今日はくだらない番組を集めてくれたのではないかと勘ぐってしまう位良いタイミングでした。

 そう、心は女性よと言う男性芸人は基本的に気持ちが悪いと言う強い偏見を持っている私ですが、もう1人最近残念だなぁと思うのがギャル曽根さんです。最初の頃は大食い大会なのに丁寧に食べる人という感じでとても好感を持てたんですが、最近は空気読めよと言う事が鼻につきます。モー娘。の道重某さんと同じで、例えそれがキャラクタの色だとしても決して人を愉快にしない質で、テレビ的に例えそれが望まれている事だとしても、それはご自身のためにならないんじゃないかなと思います。今のキャラクタが残念でなりません。

 できれば嫌いな人というのは作りたくありません。増えると、それを見たくないばかりに、見る事ができる番組が減ってしまいますから。でも、最近のテレビというのは、下手なドラマと同じで、きつい起承転結がなければ番組を作れなくなっているように思います。もう少し大人な番組を作って欲しいとものですが、皆様におかれましてはどうお考えでしょう…

2009年12月29日(火) 小消費電力のパソコンを…

 今使っているデスクトップパソコンは、CPUがCore 2 duo E6600と言うものを使っています。派手なゲームをしたりする訳でもないのに中途半端なビデオボードを搭載したり、無駄な容量の電源を搭載したり…バブルなものに仕上がっています。

 Vistaと言うOSが悪いのだと思うのですが、スリープ状態にしても、電源は切れずにブンブン電源のファンが回っていてうるさいですし、結構消費電力を無駄にしているのではないかと心配しちゃっているのが実情です。

 そこで、最近は省電力に徹したパソコンが欲しいなぁと思うようになっていた矢先、友人が使わなくなったATOM搭載のボードと電源をもらったので、それで作ってしまおうかなぁとか考えたのですが、せっかくMini-ITXボードなのに、うちにある筐体と言えばミニタワーしかないものですから、なんか勿体ないなぁという気持ちもあったりする訳です。

 そんな気持ちで、面白そうなベアボーンを探してみると、例えば消費電力7WでH.264の動画再生が可能な超小型ファンレスのもの(link)があったり、ATOM 330+ION搭載の小型のものが2万円を切った値段であったり(link)する訳です。前者は2.5インチベイにSSDを入れてしまうと、本当に無音かつ小消費電力のパソコンが出来ると言う事でかなり魅力的ではあるのですが、値段が4万円前後と言う所で、ビンボな今の私にはちょっと手が出しにくいものになっているのが残念。後者は値段も性能も満足できるのですけれど、前者を知ってしまうと、本当にこれで良いのか?とも思えて、ちょっと悩むところです。

 …いや、そんなお金を使う事を考えるより、折角手元にただで貰ったものがあるのですから、OSも今は使っていない仕事用ノートパソコンのがあるし、筐体も大きささえ我慢してしまえば、メモリを2GB用意するだけで遊べるのですから、まずはそれで遊ぶべきでしょうね。多分、これでPhotoshopを使おうとすると無理があるでしょうけれど、まぁそれは今のデスクトップ機を使えば良い訳で、普段使いのパソコンを省電力化するというのはいいことじゃ無いでしょうか。まぁ正月に暇を持てあましたらやってみようかなと思います。

2009年12月28日(月) 平和な1日

 本来なら大掃除をどうしようと悩んでいる時期ですが、流石に新築の家ですから大掃除が必要と言う事もありません。しかし、結局大きなゴミを片付けきれず、リビングに箱詰めされたゴミが積まれている状態で来年を迎える事になりそうです。

 今日は、映画「のだめカンタービレ」を観に行ってきたのですが、その途中で某市のゴミ処理センター脇を通過したところ長蛇の列が出来ていました。映画館に向かうときもそうだったのですが、帰るときも更に長い列ができていました。一般家庭から大掃除で出たゴミを年越ししたくないと持ち込みしている列です。その中に業者の収集車が紛れている感じで、まぁ、一般家庭もゴミを持ったまま年を越したくないのでしょうけれど、業者の人も「くそー 邪魔くさいなぁ」と思って居るのでしょうね。ま、年末の風物詩ということで諦めているのかもしれませんが…

 年末恒例の(むやみと長い時間をダラダラ放送する)手抜き番組が増える時期がやってきました。特にお笑い番組では、消えゆく芸人、消えたと思って居た芸人が登場したりして、結構楽しみにして居ます。果たしてここに出てきた顔ぶれの内、来年も見られるのはどれ位居るんでしょうねぇ。

2009年12月27日(日) 年賀状 / アバターを見てきました

 昨日、ガリ版風印刷に失敗した年賀状作りですが、予告通り、ペンタブレットでの手描きとすることにしました。

 ただ、問題はペンタブレットはまだ旧宅に置いてあること。昨日パソコンはもって帰ってきたのですが、ペンタブレットは「まだ使わないし、置く場所もないから後で良かろう」とそのまま置いてきたのです。もう溜息しかでませんわね。結局22時過ぎに車を飛ばして、もう一度旧宅に行ってペンタブレットを取ってきましたとも。

 そして、映画を見終わって帰宅した夕方から一心不乱(気持ちとしては一心腐乱という文字をあてたい)に年賀状作りをしました。ええ、ペンタブレットを使って、文字はすべて手書き、そして干支のイラストづくりです。

 本来なら、イラストはすぐにチャッチャッチャっと書き終わるつもりでしたが、気がついたら3時間くらいそれに掛り切りになっていたようです。

虎のつもり


 いつもは写真を適当に背景にしてごまかしていましたが、近年は本当適当な写真しか撮っていないので心苦しかったのです。今回のも下手な干支のイラストと下手な手書き文字の羅列ですから心苦しい事には変わりはないのですが、まぁ、努力したと思える分だけ自己満足に浸れることでしょう。

 干支のイラスト、万が一にでも使ってやっても良いぞと思われる方がいらっしゃっるなら、どうぞご自由にダウンロードしてお持ち帰りください。


アバターを見てきました

 評はこれから映画評のページに書くつもりですが、うん、ナウシカのCG版ですね。とりあえずは面白かったです。時間つぶしには最適。

2009年12月26日(土) 寝室のテレビを設置しました / ガリ版風…失敗でした

 昨日は風邪でダウン。今日も本調子ではないのですが、先日旧居近くのパソコンショップで買ったモニタが入荷したと言うことと、年賀状を書くためには旧居においてあるパソコンを持ってこなければならない(Vistaで動かないソフトあ〜んど送付先データもここにはない)ので、ちょー安全運転で旧居までドライブ。パソコンを旧居から引き取り、パソコンショップからモニタを受け取って帰ってきました。

 買ったモニタはBenQのE2420HD。同じくBenQのV2200Ecoとどちらを買うか悩んだのですが、LEDバックライトのV2200Ecoと比べ消費電力が大きいけれど、どうせ寝るときと起きるときの数時間しか使わないでしょうから、その消費電力の差より、実質的販売価格の差を重視すべきと判断してこれを選びました。買った値段は19,700円。どうも別の日の特売価格だったのでしょうか。レジに持っていったら22,700円と言われ、でも、そういう値札があったよと言ったら、しまったと言う顔の後「わかりました。19,700円です」としてくれたようです。ま、私も22,700円と言われたらV2200Ecoの方を迷わず買っていたと思いますけど、そのままの値段だったので子チラを選んだ次第。

 このモニタをパソコンに繋ぐ予定は今のところありません。もしかしたら先日友人からもらったatomのマザーボードを使って作ったパソコンを繋ぐかもしれませんが、いまはまだその予定が立っていません。繋ぐのは日立のDVDレコーダのみで、これをチューナーがわりにモニタをテレビとして使おうと思っているのです。

 つないでみての問題は、ボリューム調整がリモコンではできないこと。後は小さな問題ですが、予想通りモニタに内蔵されたスピーカーの音は貧弱すぎて悲しくなったことくらいでしょうか。あんな薄型モニタですから、内臓できるスピーカーの径も小さいし、エンクロージャーの容量も期待できませんから、甲高い音になるのは間違いない訳です。そこで、いままではメインに使っていたパソコンにつないでいたのですが、いまの環境では場所が狭くて余っていたALTECブランドのスピーカーがあったので、それをつないでみました。結果、音は普通になり満足です。ボリュームについても、うるさすぎず小さすぎずと言うところを見つけてしまえば、それほど調整する必要もないでしょうから、それは小さな問題でしょう。

寝室のテレビ環境

 もともと「これがいいんじゃない?」と狙っていたTVチューナー内蔵のモニタは約3万円、20インチ前後の液晶テレビは5万円前後することを考えたら、手持ちの機器を利用して2万円で実現できたテレビ環境なら、ボリューム調整できないことくらいは小さな取るに足らない問題でしょう。

 少し使ってみましたけれど、結構良いですよ。

 あ、小ドライブのついでに、旧居近くの不二家に寄って「ミルキークリームロール」を買ってみました。風邪を引いた喉には優しく、とても美味しかったですよ。


ガリ版風…失敗でした

 某所で「ガリ版プリントセット」なるものの存在を知って、今回の年賀状はこれでと、ついつい衝動買いをしてしまいました。ま、安かったしね。

 必死に文面を考えて、絵も描いたのですが、いざテスト印刷をしてみたら…濃く印字されるようにインクを沢山付けると文字が潰れてしまうし、インクが少ないとかすれてしまいます。まぁ当たり前といえば当たり前なんですが、ちょっと小さな字で細く書こうとするのは駄目なようです。

 残念ですが、今回の年賀状にこれを使うのは諦めました。手描きの物をスキャンして、それを印刷する方法で誤魔化しましょう。いや、よくよく考えたら、うちにはPhotoshopもWACOMのペンタブレットもあるんですから、そのまま手描きだって出来るんですよね。すっかり忘れていましたよ。

 うん、この際パソコンまわりの環境をすっかり整えてしまうのが一番良さそうです。この年末に来てやっとこれか…

2009年12月25日(金) 風邪

風邪でダウン…一回休み

2009年12月24日(木) クリスマスといえば… / Allison Iraheta

 クリスマスと言うと、うちの場合はそれらしいことはあまりしないなぁ。前の住処では、近くのケーキ屋さん(パイ屋さん?)で毎年クリスマスケーキだけは買って食べていました。それ以前は、クリスマスのちょうど半年前が自分の誕生日なので、誕生日とクリスマスの年2回、短角和牛のロースかフィレの塊を買って炭火で焼いて食べると言う行事をしていましたが、BSE問題以降、牛肉を手にいれるのが難しくなったので中止したままになっています(単に再開するのがめんどくさいだけ)。

 クリスマスの行事と言うより、クリスマスにかこつけた行事と言うのが正解なんでしょうね。今年も結局、馴染みのケーキ屋さんでケーキを予約してしまったので、23日にそれを受け取り、更に今日用事があって出かけたついでに「クリスマスはラーメンでしょ」と筑豊ラーメン山小屋でラーメンを食べた後、ちょっと立ち寄った場所から駐車場に行こうとしたところにサンタさんの格好をして「おぢさん、マッチを買ってください」と言ういたい気な少女がいたのです。あまりにも可愛いので、ついついふらふら近寄ってみたら、それはマッチ売りの少女ではなく、ケンタッキーフライドチキン(KFC)売りの少女だったのでした。

 KFCのチキンは、冷めていたらあんまりおいしくないですよね。しかし、この時期のKFCは一年で一番のかき入れ時ですから、「兎に角焼きまくれ!」と焼いていたのでしょう。そして閉店間際になって、「このままじゃ余ってしまうから売って来い!」となったのでしょう。そうであるなら、多少でも値引けば「可愛いところもあるな。よしよし、おぢさんが買ってあげよう」となるのですが、定価だとなんか「図々しいぞ、この小娘。わしゃ忙しいんぢゃ。あっちへ行っておれ」といぢわるなおぢさんになってしまいますよ…と言いつつ、ついついその女性の笑顔に「んじゃ、1個もらっちゃおうかな」と言っちゃったんですけれどね。これもクリスマス行事っぽい事でしょうか…

 そう、結婚してスイスに住んでいる友人がいます。毎年クリスマスカードが送られてくるのですが、子供のいない私には、そのカードの中の子供の成長ぶりに時の経過を感じています。最後に会ってから、数えてみたらもう6年も経過しているんだ。おとなになるはずだよねぇ。このカードがクリスマスと言う行事では唯一楽しみにしているものかな。

 兎に角、私は仏教徒ですから、異教のお祭りにはあんまり興味がありません。仏教徒は仏教徒らしく、潅仏会にお祝いするから良いんだい。←もてない男の言い訳そのもの!

 さて、セリーヌ・ディオンのThese are Special Timesでも聴いて眠ろうかな…


Allison Iraheta

 寝ようと思っていたら、テレビで音楽番組をやっていて、そのトリが先日まで見ていたアメリカン・アイドルで準優勝したアダム・ランバートが歌うと言うのでそれを見ていました。

 この人、アメリカン・アイドルの中では「歌を激しく限定する声」だと思っていたのですが、やはりプロとなると、短所は消されて、長所をずいぶんと伸ばしたようですね。アメリカン・アイドルでの歌を聞く限りでは、この人のCDアルバムを1枚聞くのはかなり苦痛になるだろうと想像していたのですが、そのテレビの中で歌う声はそんな心配を吹き消すものでした。

 11月25日の放送(#29)を見た時点で、7人の歌を聴いて私が予想したのは、1位がダニー、2位がアリソン、そして3位がアダム、4位がクリスでしたが、実際には3,4位が優勝を争ってしまったのですから、私の予想は見事大外れでした。ただ、結果が出た今でも、私の耳にはダニーの歌声が一番心地よかったし、アダムよりアリソンの方が幅広いジャンルに対応出来る声をしていたんじゃないかなと思えるのです。スター性はアダムが断突にありますけれどね。

 twitterで、詳しい方にちょっと意見を聞いたりして、アダムやアリソンはCDを出してることを知りました。ダニーはアルバムを出していないと言うことで、このどちらかのCDを自分へのクリスマスプレゼントにしようと決め、悩んだ結果、アリソンのCDを買うことにしました。ええ、アマゾンに行ってボタンをポチっと…簡単なものです。

 実は、サンタさんが来てプレゼントしてくれたのは、どうも「風邪」だったようで、ちょっと熱があって頭がボーッとしています。アダムのアルバムはCDで買うより、iTunes USで買った方が良いと言うアドバイスをもらったのですが、そうするためにはどうしたらいいのかを考える頭がなかったのです。アリソンなら自分の中での予想はアダムより上だったし、人気も上々とも教えていただきましたので、じゃあそっちから手に入れようとなった次第。

 クリスマスの夜には届くでしょうから、ま、これを自分へのクリスマスプレゼントと思って楽しみましょう。



2009年12月23日(水) ベッド

 今日はベッドが搬入される日…

 ベッドが届いたら、ベッド横には目覚まし時計やメガネをおくための場所が必要。だけど、テーブルをおくようなスペースはありません。と言うことで、ここはやはり無印良品の「壁に付けられる家具・棚・幅88cm」が良いだろうと言うことで、購入してきました。ついでに予約していたクリスマスケーキもね。

 部屋を片付け、掃除機をかけて、ワクワクしながら待っている様は傍から見たらちょっと滑稽な風景だったと思います。小学生が新しいおもちゃが届くのを待っているのと変わらない感じだったんじゃないかな。それくらい待ち遠しかったんです。

 ベッドはオンラインで注文したのですが、その注文時に「組立を業者に依頼するかどうか」と言う選択肢がありました。「依頼する」にすると、有料になるように思えましたので、どうせベッドなら枠組みをネジとナットでとめる程度ですから全く問題はないだろうと「依頼しない」を選択したのですが、そうするとダンボールの始末も自分でやらなければならなくなるのですね。業者さんは「それは回収しても良いですよ」と言ってくれたのですが、組立終わるまで待ってもらうわけにも行きませんし、結局自分で始末しますと言ってお帰りいただきました。

 そして、びっくりしたことに、このベッドは組立に一切の工具が不要でした。ヘッドボードとフットボードに横木についた金具を差し込んで下に押し込むだけ。まぁ、ベッドは常に上から荷重がかかるだけですからこれで何の問題もないんですね。

 3ヶ月ぶりのベッド…とても快感でした。無印良品と言うメーカーだけでも、ポケットコイルスプリング、高密度ポケットコイルスプリング、超高密度ポケットコイル、通気性の良いマットレス、ふっくら三層マットレス、ラテックスマットレスなど様々な寝心地に工夫をしたマットレスが出ていますが、私が選んだのは一番オーソドックスなごく普通のスプリングマットレス。超高密度ポケットコイルマットレスのセミダブルは89,250円。それに対してこれの値段は一番安い21,000円と1/4以下ですが、(当然といえば当然ですが)全く寝心地に問題はありません。いや、ポケットコイルは体重がかかる部分が深く沈み込んで、逆に疲れてしまう事が多かったのですが、これはそんなこともありません。

 ベッドフレームも、うちの食卓や椅子など多くの家具が今回はタモ材を使用していて、ベッドもそれに合わせたかったのですが、材質をパイン材にするだけで値段が1/3になると、ついついケチケチ根性に火がついてしまいますよね。

 正直な話、パイン材ってもっと安っぽいと覚悟していたんです。白っぽくて、木目を印刷した合板と大差ないみたいな…でも、実物はそんなことありませんでした。確かに他の調度や床に比べると白っぽいですが、それなりに存在感のある仕上がりで、これならそんなに違和感なく溶け込んでいくんじゃないかなと言う感じです。

 しばらく寝転がってみましたが、寝心地が良いです。メニール…あなたはまだ華奢で柔らかい←分からない人はごめんなさい。

 ベッドサイドに棚も取り付け、これで今夜から気持ちよく眠られそうです。が、後はベッドを設置するためにリビングに移したゴミの処分を頑張るだけです。結構ありそう…

2009年12月22日(火) 遭難したけど… / 続・twitterの事

 片山右京さん及び、事務所の2名が富士山で遭難…そんなニュースが飛び込んできて、「またマスコミが無責任なお祭り騒ぎをするんだろうか」と心配をしました。

 山に登らない人の「常識」では、「冬山なんかに登るから遭難するんだ」というのがあるかもしれません。しかし、例えば「オタクって怖いよね」とか自分に理解できない、理解するつもりのない趣味を持つ人を異端視する人も、他の人から見たら変わった趣味を持っているかもしれません。

 私には、否定をするつもりはありませんけれど、未だ女性が化粧をすることが不思議でたまりませんし、化粧で化けた顔を重要視する男性の気持ちも不思議です。自動車のオーディオにむやみにお金をかける人の気持も理解できませんし、ましてや、ヘッドレストの裏、バックミラー、サンバイザーなどにモニタを内蔵させて、後続車にテレビを見せているとしか思えない装備をする人の気持も理解できませんし、数十年前のデコトラのようにバイクに光物を付けている人たちの気持ちも全く理解できません。でも、当事者にしてみれば、「この高尚な趣味を分からない奴は阿呆だから相手にしねーよ」と言う事なのかもしれません。同様に、冬山だって、趣味じゃない人にはなんの魅力もないけれど、趣味の人には何物にも代え難い感動があるからそんな危険を犯してまで登るのでしょう。

 さて、あまりにも当然のことですが、危険を承知で山に登るのですから、その危険は「個人の責任」で対応しなければなりません。遭難したらそれは誰の責任ではなく、その人個人の責任でしかないのです。それなのにメンバーの中に有名人がいたら、それだけで「責任をどうとるつもりなのか」とか、頓珍漢で無責任な言葉を掛ける記者が必ずいるんですよね。

 幸いなことに、今回は大きなお祭り騒ぎにはなっていないようですね。元F1レーサーと言っても、F1レース自体がそこまでメジャーではないということが吉となったということでしょうか。

 例え、責任は個人にあると言う事を理解していても、他の人からそう言われても、はたまた遺族から「大好きな先輩と一緒で良かったと思う」と言われたとしても、やはりひとり生き残った本人は、気持の整理がつかないものなのだろうと思います。結果、片山さんはしばらく行動を自粛すると決められたそうです。

 犯罪を犯したわけではなく、自己責任の上であるとはいえ遭難してしまいましたが、当事者も被害者であるわけですから、どうか面白おかしくニュースにするという姿勢だけはなしにして欲しいものだなと強く思う次第。遭難した状況を知りたいというのは野次馬根性で、当人には傷に塩を刷り込む行為でしょ。有名人だからインタビューに答える義務があるというのは違うと思いますよ。


続・twitterの事

 「続」と書きましたけれど、前回(昨日)はタイトルが違いますわね。また、内容も前回とは違うので、わざわざ「続」なんてつけることはなかったのですが、タイトルを考えるのがめんどくさかったのでごめんなさい。

 昨日は、twitterの効用について書きましたけれど、今日は短く弊害(?)を書きます。

 一番の弊害は、私も利用させていただいている「テキスト庵」の見出しにtwitter関連の単語が目立ち始めたこと。まぁ、私も昨日、今日とtwitterのことを書いているので、人様のことは言えないのですけれど…先日のテキスト庵10周年イベントと重なって、結構その2つの話題で独占された感がありました。

 まぁ、それが良いとか悪いとかではなく、単に「多いなぁ」と思っただけなんですけれどね。昨日も書きましたように、ある路線では140字で完結出来る文章も理想です。しかし、それでは表わしきれないけれど美しい文章というのもあるわけですから、140字制限はtwitterにまかせて、テキスト庵はそれ以外と切り分けられたら良いのになぁと思う次第。

 いや、人様に押し付けるつもりは全くありません。自分はそうありたいと思うと言う事です。

2009年12月21日(月) twitterの思わぬ効用 / 環境問題のこと

 あまり宣伝もしていないですが、私も一応twitterに細々と書き込みをしています。が、どちらかと言うとコミュニケーション・ツールとしてと言うより、情報収集ツールとしての利用が多いかなと自分では思っています。

 twitterを利用して、いろいろな情報を拝見してためになったなぁと思うこともあれば、その逆のこともあるのですが、兎にも角にも1回140文字と言う制限がある訳ですから、書きたいことを全て詰め込むのは無理!と言う状況もあります。ですから、ここで書かれていることで人格を判断すると言うような事は「暴挙」以外の何物でもありませんが、それでも…いや、それだからこそ、「それは違うんじゃねーの?」と思いつつ、効率良く相手にわかってもらう文章をまとめられないため、中途半端に意見を書いてしまって、中途半端に終わってしまったり、そうなることがわかっているので、画面の前で「そうじゃねーっつってんだろーが」と一人毒づき臍を噛んでいると言う時もある訳です。が、それはそれで良いのです。

 この「わかりやすくまとめる能力がないなら黙っていろ」と言うのは、勿論一般的なルールではなく、私が、「人に意見をするなら、それくらい短い文章で、相手にきちんと伝わる文章をかけ」と自分に課した足枷みたいなものですが、これは、文章を書く上ではとても大事なことなんじゃないかなと思えるのです。


環境問題のこと

 twitterでは、ある意味無作為にフォローした人も幾人かいらっしゃるのですが、様々な方面で活躍される様々な人の意見、そしてその意見に対する意見等を拝見すると、やはり面白いなぁと思うのです。

 例えば、COP15についての意見でも、究極の話は地球レベルでの環境保全を考える場なのですが、それをするためには、国が厳しい基準を課する必要がある。となると国民や企業はその基準を満たすための努力なり我慢をしなければならなくなる。地球レベルの環境保全を最優先させるのか、それとも国民の生活レベルを優先させるのか、どの立場の目線で物を見るかによって意見は違ってきます。

 地球を、未来を考えると何より地球環境の保全を最優先させなければなりませんが、発展途上国に先進国並みの公害対策、温暖化防止対策を採れと言ったところで、それは無理と言うもの。先進国にしたって、いまの生活水準を保ったまま二酸化炭素量を減らすなんて芸当は無理に等しい。それを国が「地球のために」と言って採用したら、国民は「駄目政府」と文句をいうのです。

 私もここで何度か書いていますが、原子力発電に反対する人がいます。しかし、いまの日本ではかなり多くの部分が、数カ所にある原子力発電所で発電されています。広い国土がある国では水力発電なども有効ですが、狭い日本では水力発電所を作るにも限界があります。そして、水力発電所を作るためには広範囲にわたる乱開発が必要で、それが地下水系の破壊や山自体の保水力低下を招いたりする原因を造ります。風力発電も同様で、それ自体は無料の電力となるかもしれませんが、その風車を建てるためには、山道をトラックが往来できるように切り開き、大規模な小路をする必要があるのです。そこまでした風車も、耐用年数は10〜20年と短く、自然破壊を増長します。極論するなら、原子力発電に反対する人は、水力発電や火力発電で賄える分の電力以上の贅沢は返上すべきです。

 同様に、電気自動車が未来の希望のようにマスコミは騒いでいますが、その電気はどこで誰がどのように作るのでしょう。

 牛肉や豚肉、鶏肉は、私たちは肉屋で「肉」として入手します。でも、その肉は誰かが屠殺して、分解して部位に分けて肉としているのです。ところが、その屠殺する部分を見て、多くの人は「気持ち悪い」とか「かわいそう」と言うのです。アメリカの阿呆に至っては、「牛肉は家畜だから殺しても良いけど、鯨はつぶらな瞳をしているから殺してはいけない」と言う訳です。まぁ、最後のは余談というかバカ話ですが、電気も同じで、「コンセントに挿せば提供されるからタダ」ではないのです。それを作るためにはどこかで何かの方法で発電をしています。その発電の方法はどれだけ適正なのか、どれだけロスが少なく効率が良いのか、どれだけ環境に優しいのか、そんな話を総合しなければ、正しい答えは出てきません。

 環境問題を考える場での意見交換を見ていて、それぞれの立場での意見の違いを実感し、また、激しくミスリードを誘う意見、勘違いしている意見などもあり、それがどのような方向にいくのか、大変興味深かったのです。

 先にも書きましたが、それらの意見は基本的に140文字と言う縛りの中で表現をしているため、急いで書いて練られてなければ、誤解を生じますし、それだけの文字を読んで誤解してしまう人もいらっしゃるでしょう。そういう危険は確かに存在しますが、多くの人がリアルタイムで意見を交換していく道具として、twitterはとても面白いツールだと思った次第です。

2009年12月20日(日) お好み焼きやM-1

 昨晩(本日未明)サッカーを見続けて眠いっす。でも、見てよかったです。見ごたえたっぷり。日本の球蹴りというか蹴鞠的お遊戯と違って、「これがサッカーだかんね」というものをしっかり見せてもらいましたから。

 そんな訳で、日中は眠くて眠くて…それでも、10時にはローソンに行って、来月の岡田斗司夫さんのトークショーライブチケットを購入に行ってきました。ま、幸いなことに、ローソンはうちから2番目に近いコンビニで、家から3分くらいのところにあるので、「がんばって行ってきた」と言うほどでもないのですがね。

 そう、先日のトークショーは初めての参加で、チケットに記載された整理番号の意味を良く知らずにいました。「その番号順で入ることができる」と教えていただいても、遅れたらどうなるのかということが実感できずにいました。そして、当日、会場時間ぴったりに行ってもしかたなかろうという考えもありましたし、新宿駅からコマ劇場という、ちょっと慣れた人ならどこで迷う要素があるんだというところでも道に迷ってしまったということも重なって、100番近い順番で会場に入ったら、もうそこはすでに足の踏み場もない混雑状況…そうか、順番が若いということは、確実に座れる場所を確保できるということなのねと理解した次第。

 そんな理由で、今回は早めにチケットを購入と目論んだのですが、ローソンのカードを通して、電話番号の下4桁を入力というところで引っかかってしまいました。何を入れても「エラー」ですよ。アホかいな!とパニックになって何度も試したのですが駄目。なきそうになって考えたら・・・私は下4桁じゃなくて、上4桁を入れてたよ。まだ不慣れな新しい番号なので、どうしても勘違いがあるよね。ね、ね、ね…と自分に言い訳をしてしまいました。まぁまぁ若い番号を手に入れることができたので良しとします。

 その後は、家でお好み焼きの生地を作りました。本来は、それを昼飯にする予定だったのですが、同居家族に来客があるということで、それは午後のおやつに変更。昼は普通にご飯を食べました。

 自分の部屋に帰って、録りためたものを見つつ、部屋の片付け。すでに基本的な部分は片付いているので、今は収納箱に入れたものの中から、無駄なものを捨てたり、箱を統廃合して少しでも荷物を少なくしようと努力している状態です。

 来客が帰った後、お好み焼きを作りました。今までフライパンで作ったことはなかったのですが、フライパンでもできるものですね。いや、ひっくり返すとき、あんな狭いところでどうやってやればいいんだろうと(経験がないものですから)悩んでいたのですが、やってみれば、そんなに面倒じゃなかったです。広島のお好み焼きが家庭でも作れるものなんだとわかったとき以来の感動ですわ。

 それにしても、それを味わった同居家族の感想…「おいしいけど、おやつにしては量が多すぎる」って、そりゃ昼飯として考えた分量だもの。おやつにしては多すぎるって当たり前だっちゅーの←死語

 その後、お好み焼きの後片付けをして、部屋の片づけを続行…って、今日はM-1の日だということはわかっていました。が、敗者復活が18:30から放送と思っていたんですよ。完全に勘違いですね。更に、ちょうどM-1が始まった時刻に夕飯となったものですから、私は30分遅れで見ることになりました。

 M-1…今年は小粒だなと思いました。決勝進出のメンバーを見ても「これは楽しみだ」というのがいません。モンスターエンジンとかパンクブーブーとか笑えるの?…と思っていたのですが、結構笑えました。順番はともかくね。

 兎にも角にも、ノンスタイルはネタがなさ過ぎというか、パターンがずっと一緒ですね。笑い飯は、毎年応援していたんだけど、伸介さんなどが言っていたように、最初のネタで燃え尽きたのかもしれません。パンクブーブーってネタは好きなんだけど、4分持たせられるの?と思っていたんですが、逆だったのかもしれません。短い時間でしか見ていなかったので、その時間ではエッセンスを詰め込めなかったということなんでしょうか。モンスターエンジンは、普段やっている「私は神だ」とか「俺の左手は」っていうのは私は全然笑えなかったんです。あの手のをやるなら時間の無駄だなと思ったんですが、私は今回の漫才は結構好きでした。ナイツ…しゃべりはうまいけど笑えない。南海キャンディーズ…山ちゃんが相変わらずうまいけど、しずちゃんが硬かったな。ハライチ…仕方ないけど緊張しすぎ。東京ダイナマイトとハリセンボン…ふーん って感想でした。

2009年12月19日(土) ベッド / テレビ?を買った

 先週「ベッドを買った」と買いたのですが…その後日談を書いていませんでした。実は、そのベッドは家の階段から搬入できないと言うことでキャンセルとなってしまいました。

 しかし、最近体の衰えが激しく、床に敷いた布団から起きるときにかなり腰への負担が強くなってきていることを実感しています。そこで、前回の反省点(分解できないベッドは無理)を胸に、もう一度ベッドを検討しました。兎に角、今回の目標は「1円でも安く」なので、同じく無印良品から、パイン材ベッドとスプリングマットレスと言う最安の組み合わせを見つけました。これで約36000円です。ま、兎に角高い位置で眠れたら起きると気が楽になるでしょう。23日の夕方配達…到着を楽しみにしています。


テレビ?を買った

 さて、ベッドを改めて買いました。これが設置できれば、いままではリビングで寝ていたのですけれど、こんどこそ隣の部屋が寝室となります。つまりテレビのある部屋とはおさらばです。

 じゃあ、テレビをどうするか…あと少しで放送は終わるけれど、前の家で使っていたアナログの小型テレビがあるからそれを使おうかとも考えましたが、どうも「廃棄する」と決めていたので、テレビ本体はあるのですが、リモコンを捨ててしまったようです。そして、このテレビ、リモコンがないとほとんどの操作ができないので、これは面倒くさいので却下となりました。

 電気屋に行って、小型テレビなどを見てみましたが、どれも5万円前後するんですよね。たまに安いものもありますが、どうも安っぽさが丸出しです。ま、それでもいいんですけれど、そういう野を安易に買うよりもう少し周りを見ましょうと、次はパソコンショップに行きました。

 結局、BENQのE2420HGと言うモニタを買ってしまいましたよ。

 通常のモニタでテレビの機能はありませんが、HDMI入力があるので、いまは一線を退いている日立のHDDレコーダを寝室に持ち込んで、このモニタに接続してチューナーがわりにしようと画策しているのです。

 たまたま、このモニタが行ったお店では19700円と言う値段でしたので、本当はLEDバックライトのV2200Ecoも良いな、消費電力が圧倒的に少ないよと言う誘惑もあったのですが(因みにE2420HGは60W超)、まぁ使うのは朝起きがけの数時間だけと言う事もありますので、何よりも値段重視と言うことにしました。

 果たしてこの買物は「吉」となるでしょうか…この商品も、入荷次第発送と言うことで、手元にくるのは早くて来週になりそうです。

2009年12月18日(金) 岡田斗司夫さんのトークライブ

 岡田斗司夫さんのトークライブに行ってきました。

 機動戦士ガンダムと言うアニメが1979年に放送された時、そのモビルスーツが、Robert.A.Heinlen氏の「宇宙の戦士」と言う小説に出てくるパワードスーツの考えを参考にしたと言う話がアニメージュや、いつの間にかアニメに傾倒したOUTなどの雑誌で特集されました。その宇宙の戦士に出てくるパワードスーツと言うのは、通称ゴリラと言うもので…まぁそんな物が、DAIKON IIIと言うSF大会の中でアニメとして動いたのです。そのアニメを作ったのが岡田さんを代表とする集団、後のガイナックスになる人達と言うところでしょうか。その辺りは、週刊アスキーの最終ページに連載されている、氏の「ま、金ならあるし」と言うところで描かれています。

 私は、そんなDAIKON III、そしてDAIKON IVでの(当時は)得体の知れない集団のパワーを感じ、ワクワクしていた一人です。そして、時は流れ、今度は「レコーディング・ダイエット」と言う本を読んでびっくり。最盛期には120kgあった体重を60kg台に落としたと言う話が載っていて、その著者が岡田さんだったのです。

 そんな事がいろいろあって、ひょんなことからトークライブがあると知って、讃歌してみたのでした。

 今、自分が住んでいるのは東京の文京区です。ここに住み始めてもう3ヶ月は過ぎているのですが、その間どれくらい都会に行ったかというと、引越し直後にルーターなどの機器を買うために秋葉原に1回、先月だったかに池袋に2回。それくらいですかね。全く都会に住んでいる恩恵なんて受けていませんよ。で、会場は新宿のコマ劇場近く…今年の5月までは新宿で仕事をしていましたが、代々木の方面だったので全くの別方向ですわね。もうコマ劇場なんて何年も姿を見ていませんよ。無事にたどり着けるか心配です。

 …そんな心配は見事に当たりました。駅を出て東口に向かう段階で、「え?なんか雰囲気地がってない?」と言う感じ。すごく新しくなっているんじゃないの? 外に出て「おぉ、あれがALTAか…」とイナカモン丸出しです。その横をすり抜けて通りを渡って、小路に入ればすぐにコマ劇場…の筈だったんですが、全く見当たりません。しばらくさまよって、諦めてiPhoneで地図を確認したら、見事ずれていました。本来なら5分でつくところを20分かけて到着。さすが方向音痴だね。

 トークの内容は、本の整理術、ゲームの話、ノート術と言う3部構成でした。

 私自身も集合住宅から一軒家に引越してきて、自分の専有面積が半分になってしまったため、様々な面で荷物を圧縮する必要があるので、何万冊もあった蔵書を圧縮した術について興味深く拝聴しました。思い出の本は、そのミニチュアを作って満足する…こういうアイデアはちょっと興味深いですね。

 ゲームの話は、残念ながら私にはチンプンカンプンってやつでした。「誰でもがやったと思うけど」とドラクエの話やマリオカートの話をしておられましたが、残念ながら私はやったことがないのですよ。ドラクエはいくつか、ちょっとだけ触ったことはありますが、言ってしまえば友達に強制されて、無理やりコントローラを握らされ、攻略本の言うとおり操作したというのが実情でした。ちまちまスライムと戦って経験値を上げて、それを繰り返してボスと戦う…アホか!そんなしちめんどくせー事やってられっかい。最初からボスと戦えば良いだけじゃねーか!と思っちゃうわけですよ。チマチマチマチマ経験値を上げてなにがおもしれーんだよ!…ま、短気で、ロールプレイングゲームには向いていないってことですね。でも、氏の様々な思いは伝わってきましたよ。共感はできませんがね。

 ノート術と言うのは、私が説明すると間違っているかもしれませんし、誤解をまねくかもしれませんので、あくまでも参考程度ですが、気になった出来事をメモして、それを深く考える。そしてそれを人に面白く見せる工夫をすると言うこと。右のページは理論的なこと、左のページはバカバカしい事と分けて見開きで1単位とする。

 これはある意味面白いなと思いました。プログラムを書くとき(いまはそうでもありませんが)フローチャートや仕様書を書きます。仕様書はそのシステムを動かすための約束事や条件を書きます。どんな背景があって、どんな要件でそのシステムは動くのか、どういう条件ではどんな動作をしなければならないのか、矛盾なく動作する条件を書きまとめるわけです。そしてフローチャートはそれをコンピュータにどう動作させるかを具体的に記していくわけです。ノート術は、それを自分の頭にやらせるための手段だなと思えます。

 自分が気になったことを「なぜ?」と考える。それを「どうすべきか」と考える。なぜそう思ったか、どうならなければならないか、どうあるべきか…様々な観点から考えると言うことは、ある意味仕様書をつくると言うことです。それを面白く見せる工夫と言うのは、人に見られる時に独りよがりではない意見にすると同時に、人にわかりやすく、理解してもらいやすい工夫をすると言うことなのかなと。

 こうすることにより、自分が「ふと思ったこと」が深く考えたことと変わり、考えがまとまって、自分なりの意見が作られる。結果、人に意見を求められたとき、自分の意見がまとまっている。また、こういう繰り返しが、情報の蓄積をもたらし、それが溜まっていくと情報のリンクが発生し知識となっていく…そんな感じでしょうか。とても興味深い話でした。

 月に1度トークショーがあると言うことですので、これからしばらくは通ってみようかなと思う次第です。

 参考リンク:岡田斗司夫のゼネラル・プロダクツ

2009年12月17日(木) 映画三昧 / どっちが元凶?

 今日は、一日映画三昧の日でした。10時半から18時過ぎまで3本の映画を見ましたよ。

 で、満足したかと言うと、微妙。映画の評は映画評ページに書きました。兎に角、もう見るのはやめておこう、どうせくだらないのはわかっているんだと悟ったつもりだったのに、何を血迷ったか「宇宙戦艦ヤマト 復活篇」などを観てしまったものですから、気分は最低です。

 まぁね、マクロスってアニメなど、製作者が「飛行機やカワイイ女の子を描きたい」とかそんな我侭を発揮して、それだけのためにアニメが制作されたなんて物もありますが、ヤマトはその先人を切った映画だったんでしょうね。兎に角、海戦シーンが描きたかったらしい。宇宙船ですから上下左右まんべんなく動けるのに、海戦が描きたかったから宇宙を海に見立て、更には無理やり海に浮かべ戦闘シーンを書いたのが初期のヤマト…と思っていたら今回もそうでした。

 映画評でもさんざん書きましたが、ここでも毒を吐かせてもらいます。あのヤマトの脚本より小学生の作文を読んだ方が余程面白いですよ。よくもまぁこんな稚拙で整合性も説得力もない駄文で映画を作れたもんです。脚本家も無能なら、それを採用する監督はもうアホとしか言いようがありません。

 (本当に最初期の)ヤマトファンとしては、もうこれ以上ヤマトを金儲けの道具にして醜態をさらすのはやめてくれと言いたいものです。子供の頃の思い出は綺麗なままで取っておきたいですよ。

 更に、その後見たパブリック・エネミーズも個人的には不評でしたし、このままで終わったら悲しいからと、「カールじいさんの空飛ぶ家」でようやく「まぁ、いっか」と言う感想となってホッとしましたよ。これも不作だったら悔しさ倍増だったでしょうからね。

 そんな1日だったので、今日はなんにも書くことないなぁ…


どっちが元凶?

 日本空港は、来年3月で静岡空港に発着する札幌、福岡の2路線を廃止すると(一方的に)発表しました。そして、静岡県知事は、今年6月の開港以来10月まで1度も搭乗率が70%を上回らなかった福岡路線に対して、本来なら下回った分を県が保証しなくてはならない約束があったのですが、一方的に撤退する事は信義違反にあたるとして搭乗率保証の撤廃を申し入れたそうです。

 「せっかく空港を作ったのですから、日本航空さん路線を設定してちょうだい。きちんと計画して作ったんだから、搭乗客は見込めますよ。もし、来年3月までの累計搭乗率が70%を下回ったら、1%につき約2800万円をお支払いしまっせ」と言う約束があってJALはいやいや、半ば無理矢理路線を引かされたのですが、経営悪化もあり、不採算路線の整理と言うことで、静岡空港は真っ先に槍玉に上がり、来年3月で早々に撤退すると言う事になったのですが、「勝手に撤退するなら、今までの約束も反故にしてやる」と静岡知事から申し入れられたと言うことのようです。

 「オラがところにも空港さつくれ」と言うわがままをいったのは誰だったんでしょう。そんな中途半端な場所に空港を作って本当に儲けが見込めたんでしょうか。誰が利用すると言うのでしょう。

 まずは、こんな空港に無理矢理路線を引かせた責任は静岡県にもあるんじゃないでしょうか。問題はまずそこから考えなければならないと思います。こういう無用な空港を税金も使って作った静岡県(や茨城県)はその税金を県民で負担して欲しいものです。国税負担分は返してちょうだい。あんた達が選んだ知事が好き勝手やったんだからあんた達だけで責任をとるのが礼儀ってもんでしょと言いたいですわね。

 そして、売れない物を無理やり売りつけておいて、不採算だからもう売りませんという事と、売れない分は補償すると言う約束は別物でしょ。払う約束をしたものは払うべきです。もし、来年3月までに福岡路線が廃止とかになるなら別ですが、約束の期間は全うするんですから、約束は有効でしょ。と私は思うのですが、非常識な考えですかね?

日航、静岡空港から撤退 来年3月末、福岡・札幌線廃止(asahi.com)
2009年12月17日20時21分

 経営再建中の日本航空は17日、静岡空港に発着する福岡、札幌の2路線を来年3月末で廃止し、同空港から撤退すると発表した。福岡便は、静岡県を拠点にする航空会社フジドリームエアラインズが4月から引き継ぐ準備を進めている。

 日航は今年6月の空港開港時から福岡便を1日3便、札幌便を1日1便運航。福岡便は搭乗率が70%を下回った場合、静岡県が日航に「搭乗率保証」を支払う対象だが、就航から10月まで、月平均では一度も70%を上回らなかった。だが、川勝平太・静岡県知事は同日、「一方的な運休の通知だ」として保証金を支払わない考えを表明した。

 日航は経営再建の一環で赤字路線の撤退を進めており、2009年4月以降の国内線廃止は今回を含め20路線、空港撤退は松本、神戸など4空港となった。



静岡空港:県とJAL、火花 川勝知事、撤退の福岡便への運航支援金支払いを拒否(毎日jp)

 静岡県の川勝平太知事は17日、東京都内の日本航空(JAL)本社で西松遥社長と会談し、JALが10年度に静岡空港から撤退する福岡便について、運航支援金の支払いを拒否する文書を手渡した。運航支援金は搭乗率が70%を下回った場合、県がJALに支払うことになっている。

 県は「一方的に撤退を通知しながら支払いを求めることは民法上の信義則違反に当たる」。JAL側は「搭乗率保証制度の契約上の努力義務は怠っていない」として真っ向から対立している。

 川勝知事は会談後、「福岡線運行支援に係る覚書」などに「特段の事情があった場合に見直す」と明記されていると説明。西松社長に対し「一方的に撤退するのは信義違反」として、搭乗率保証の撤廃を申し入れたことを明らかにした。西松社長は「撤廃できない」と答えたという。

 県によると、福岡便の搭乗率は15日現在64・5%。現状では、来年3月までの累計の搭乗率が70%を1%下回るごとに約2800万円をJALに支払う。川勝知事は7月の知事選で搭乗率保証の撤廃を公約に掲げていた。【松久英子】

2009年12月16日(水) ちょっと不思議なこと / プラグイン

 昨日、銀座に「アバクロンビー&フィッチ」(アバクロ)の店がオープンし、早い人は前日の朝から並んでいたとの事で、当日は600人の行列ができたそうです。

 私はファッションには全く疎いのですけれど、このお店って行列する価値があるものなんでしょうか…いや、喧嘩を売っているのではなく、自分の理解の範疇を超えているからご教授願いたいものだなという気持ちです。

 アバクロにしてもH&Mにしても、はたまたIKEAにしても安物を扱う店…と言うと語弊がありますかね、兎に角、若者向けのさして高級でもないブランドだと思うのです(IKEAは、私が若かりし頃(一度撤退する前…四半世紀以上前のこと)にパイプベッドや枕を買ったくらいですから、貧乏人の味方なんですよ。多分)。

 まぁ若者向けだから、若者がお祭り騒ぎをするんだという理屈は判らなくもありませんが、それでも、どうなんだろうなぁ…例えば「ヴィトンの50万円するバッグをオープン当日5万円で販売」なんて話があれば、大行列ができるという話も判らなくはありませんが、若者向けの大して高価格の物があるわけでもない店で行列ができるのはなんなんでしょうね。

 もしかして、「オープン当日に行ってきた」というステータスが大切? そういえば、橋や道路の開業(というのでしょうか)初日に先頭で並ぶのが生きがいという人が昔居たような…それと同じような気持ちなんでしょうかね。まぁ、同じと言われても、私にはどちらも理解することはできないのですが…「で、それに何の価値があるの?」

 だれか教えてくださいよ…と言っても、同じ価値観を共有していない人に、それを理解できるように説明するなんて難しいですね。でも、理解するというより「何にステータスを感じるのか」だけでも知ってみたいと思うこの頃。


プラグイン

 トヨタがまずは法人向けですが、プラグインハイブリッドのプリウスを発表したようです。

 家庭用コンセントと接続して充電ができ、約23kmという距離ですが電気自動車としても利用できるというもの。23kmって「たったこれだけ?」という距離のようにも思えますが、ちょっと買い物とかそんなレベルなら電気自動車として使えるということですから、これはこれですごいことですね。

 ただ、電気自動車としての走行とハイブリッド車としての燃費を複合して算定したプラグインハイブリッド燃料消費率は57.0km/Lという数値が発表されました。数値を見ると「凄い!!!!!」となってしまいますが、この数値はどう捉えたらいいのでしょうね。

 この数値、(もともとのハイブリッド車(HV)としての性能はあまり変わっていないと家庭して)HVとしての燃費は35km/l前後だけど、電気自動車(EV)として使った場合はガソリンの使用量は0なので、HVとして使用する割合とEVとして使用する割合を組み合わせて計算をしたのでしょう。

 要は100kmを走るのに、HV100%なら燃料は2.8リットル程度消費するけど、もしEV100%なら0リットル。じゃあ半々ならガソリンは50kmを走る分しか消費しないので約1.4リットル。EV走行は50kmで0リットル。走行距離は100kmなので、燃費は100÷1.4で71.4…この計算を57km/lに当てはめると、燃料は1.75リットルとなりますから、HV走行が約62km、EV走行が約38kmとなります。果たしてこの割合が現実的なのでしょうか。

 前例がない数値だけに、消費者としてはこの数値の持つ意味をきちんと理解する必要があるように思います。そう、例えば10モード燃費や10・15モード燃費というのが、実燃費と全く違う数値を示すけど、指標となっているのと一緒ですね。この数値をそのままうのみにすることはできないけれど、プラグインハイブリッドの優秀さを示す指標にはなるということでしょうか。

2009年12月15日(火) ふたご座流星群… / ちょっと困った

 ピークは13、14日だったそうですが、まだ少しは見ることが出来るかなと、ふたご座流星群を眺めにちょっと遠出してきました。とは言っても家から40kmほど離れたところへ行っただけですけれどね。

 結果、雲が天空の半分位を占めていて、それでも見える星を頼りに流れ星を探したのですが、1つも見つけることができませんでした。残念。

 まぁ、そういう物を見に来ることができたというだけでも良しとしましょう。また来年も来てみたいものです。


ちょっと困った

 今まで2部屋をリビング兼寝室と物置という使い方をしてきました。しかし、明日からはベッドが搬入され、リビングと寝室になります。

 そこで困ったのが、電話とテレビです。電話は親機と子機2台という物を持っているのですが、子機の1台は2階に置いてあります。もし携帯を持たずに私が2階に降りたとしても、知り合いで私に緊急の用事がある人は自宅の電話番号にかけてくるでしょう。ですから、普段は子機の1つを2回のリビングに置いているのが正解と思っているのです。でも、よく考えたら、新しい電話番号を知る人は3人くらいしか居ません。私の親は教えたんだけど、どうも昔の電話番号とミックスして架空の電話番号を正としているようです。何ど訂正しても駄目なので諦めました。携帯で用が済むことを祈っています。兎に角、そうなると3階における子機は1つです。それを寝室におくか、それともリビングにおくかで悩みます。寝ているときに電話が鳴るだけでも不愉快ですが、それに出るために歩いて電話機のところまで行くと更に不愉快は増長してしまいます。ですから、子機は寝室にある方が良いようにも思えますが、そうするとリビングに居るときに電話がなったら、いちいち親機のところまで歩いていかなければなりませんし、こちらはコードレスではないので、いられる場所が限定されてしまいます。それはそれでめんどくさいなぁ…

 テレビはというt、リビングに1台大きめのものがありますが、寝室は壁に隔てられています。防音も加味しているので、なかなか外に音は漏れにくいです。ですからリビングのテレビの音を寝室で聞くなんてふざけた案は却下されます。我が家はテレビを朝はタイマーでつくように設定して目覚ましがわりにしているのです。ですからテレビの無い部屋なんて…と思って、旧居で使っていたアナログの14型テレビを使おうと思ったのですが、どうせ捨てるものだからと粗末に扱った結果、本体は完動品なのに、リモコンは捨ててしまったようです。リモコンがなくても、普通に見るには困らないのですが、時刻設定を含むメニュー操作はリモコンがなければ一切できません。ということで、無いものねだりをしても仕方が無いので、このテレビは改めて廃棄処分品とし、新しい小さなテレビを買うことにしようと思います。果たして安いものがあるでしょうかねぇ…

2009年12月14日(月) ゴミ / 想像してみた

 ベッドが水曜に搬入されるので、兎に角片付け…ゴミが多いです。

 前の集合住宅に越したとき、2tトラックに2杯ゴミを捨てました。それから10年経過して、いまの新居に越してくるとき、2tトラックに2杯以上のゴミを捨てました。それでもまだゴミが出るって…


想像してみた

 もし、いまの荷物のまま、集合住宅へ戻ったら…

 今は17畳程度の広さに全てを押し込んでいます。あ、台所用品は別か。で、集合住宅はリビングが17畳、その他に6畳の和室が1部屋と6畳の洋室が2部屋。単純にいっちゃうと、リビングに全ての家具を押し込むと、6畳の部屋が3つ空いちゃうのね。

 今まで寝室にしていた洋室も、同じベッドを入れても、今度はタンスや鏡台がないから広々と使えそうだし、物置兼仕事部屋にしていた部屋も溢れていたゴミを全部捨てちゃったから机を買って、今使っているパソコンを載せるだけ。あ、本棚も買って、本はこの部屋におけば良いか。そうすると、後買わなければならないのは、冷蔵庫と食卓とベッドとソファ。ベッドはこっちで買ったからそれを使えば良いかな。冷蔵庫はキッチンに収まるし、食卓とソファは小さいものでいいでしょう。リビングにはもともとそこに置いてあったオーディオセットがそのまま入る。あ、サラウンドシステムも買い直しか…でも、まだ和室はまるまる残っているよ。かなりゆったり過ごせそうです。

 まぁいろいろな柵(しがらみ)で、簡単に集合住宅に帰るとは言えませんが、もしそうなった時に、「また荷物をたくさん捨てなければ!」とはならないよう物を買わないよう、ゴミを溜めないよう気をつけないと駄目ですね。

2009年12月13日(日) pomera DM20を触ってきた

 昨日、有楽町の無印良品へベッドを見に行った帰り道、せっかく来たのだからとビックカメラへ寄り道してみました。そしたら発売されたばかりのKING JIM「pomera DM20が置いてありましたので、早速触ってみました。

 11月26日に「pomera DM-20を書いたときは、「QRコードは魅力的だけど、買う価値があるかどうか…」と思っていました。

 結論から言うと、やはり購入は見合わせました。

 タイプはしやすいし、画面も見やすいです。その辺りはDM10と変わらないかより便利になっていると思います。注目していたQRコードへの変換も、全文もできるし、範囲を指定すればその部分だけをコード化できるので、思いつくまま書いて置くメモ帳代わりにはとても便利です。結構長文を入力してみましたが、それでもQRコードを2個作るのが精一杯。それでわかったことは、当たり前といえば当たり前ですが、全文の場合は、すべてのQRコードを読まないと完了しないのですね。まぁこのQRコードがどこまでの文字を受け持っているかなんて見ただけではわかりませんから、1つだけでいいやなんてことにはならないのは当たり前ですけれどね。

 QRコードの読み込み、ドコモのF-03Aでは問題なく読み込めました。しかし、私が本当に使いたいと思っているiPhoneにはQRコードを読む機能はありません。アプリにはそういう機能を持つものがありますが、基本的には携帯電話と電話番号やメールアドレスなどを交換するための手段としての物です。一応他にも転用できるかもとアプリを1つダウンロードして試してみましたが、全てリトライを要求され、正しく読めることはありませんでした。

 私の思惑としては、例えば車の信号待ちの間にメモを取るとか、ちょっとした時間に素早くメモを取りたい。そして、メモした文章をQRコードに変換して、iPhoneで読み込んで2次利用するということを考えていたのです。しかし、その肝心のiPhoneで読み込めなければ意味がありませんね。更に、このpomera、昔のワープロ専用機と同様、電源ボタンをオンしたら2秒で起動します。その時、以前の作業状態が残っているのです。これはこれで便利ですが、では、思い立ってからすぐにメモが取れるかと言うと「否」です。電源ボタンを押したら2秒で起動しますが、それを押すためには本体を開かなければなりません。2つ折りになった本体を広げ、横のスイッチを押してキーボードを広げるのに、まぁ私は慣れていないからでしょうけれど、結構な時間がかかります。これじゃ意味ないんじゃないかな。更に冷静に考えると、車の中でメモという思惑があると書きましたが、このキーボードの幅では、運転席に座って、信号待ちの間に広げることはできるとしても、快適に打つために本体をどこに固定するんだとか結構無理っぽい感じがしますね。そうやって考えてみると、これを買ったとしても、どこで活躍できるんだろうと改めて考えてしまいました。そしてそれに約3万円という値段が追い打ちをかけます。

 仕事場の環境によってはパソコンの持込みが禁止だったりして、そういう場面では活躍することがあるかもしれませんが、そうでなければ今のところ、よほどお金に余裕があって、使い道に困ったという状況でなければ買うことはなさそうです。そう、これに3万円を出すなら、もう少しお金を出して、東芝のHDD/DVDレコーダ「RD-S304K」を買いたいと思います。

2009年12月12日(土) ベッド

 ようやくベッドを注文しました。

 今まで使っていたベッド、ここでは何度か書いたことがあると思いますが、ドイツ製で30万円くらいした立派なベッドでした。が、当時はまだ珍しかった(?)ポケットコイル式のマットレスは寝心地は良いのですが熱がこもり、暑がりの私は夏には寝ていられないという悲しいベッドでした。そして新居へ引っ越すとき、マットレスにカビが生えているのが見つかり廃棄となってしまいました。そして、新しいベッドをどうするかというより、ベッドを買う予算なんて残していないぞという話と、想像以上に持ってきた荷物が多くて、荷物が寝室を侵食してベッドを置くスペースが確保出来ないという話から、捨てる予定だった敷布団を急遽残して、リビングに布団をしいて寝ていたのです。しかし、布団は私のような腰の悪いものにはかなりきついんです。今までも腰がいたくなると床に直接寝たりしていましたが、それ以外の日はベッドやソファで寝ていましたから、強制的に2ヶ月も床に布団でねるというのは本当数十年ぶり…そしてこれが拷問のように腰を痛めてくれました。

 早くベッドが欲しいけど、ベッドを入れるためには部屋を片付けなければならない。片付けるためには元気が欲しいけど腰が痛い。立派な悪循環でした。しかし、ようやく部屋にベッドを入れる目処が立ちました。そこで早速目を付けていたベッドを見に行きました。

 目を付けていたのは、無印良品の足つきマットレスというベッド。今は兎に角安ければ良いという観点で選びました。高い買い物をして使い物にならないというのはもう懲り懲りですから、本当に欲しいものはもう少し時間をかけて選び、それが決まった時、惜しげも泣くすてられるものとして、何よりも値段(が安い事を)優先し、寝心地などは床よりましならそれでいいさと割り切ったのです。値段は送料も含んで約2.1万円。本当に安さだけで選ぶならパイプベッドなどもありますが、私の体重をきちんと支えられることも条件に入れると、そういうヤワなベッドは対象外とせざるを得なかったのです…と言わなければならないのが悲しいですね。

 兎に角、ベッドは来週の水曜に届きます。それまでに必ずベッドを置ける場所を確保するのです。必死に片付けです。応援宜しく。

2009年12月11日(金) ウェンディーズ

 唐突ですが、ウェンディーズが年内いっぱいで閉店だそうです。

 アメリカの会社とのフランチャイズ契約を更新しないというのがその理由で、フランチャイズ契約をしていたゼンショーは、マクドナルドなどに対する勝ち目のない勝負に金を賭けるより、業界トップを争っている牛丼の世界に資金を集中することを選んだようです。

 私が初めてウェンディーズを知ったのはもう四半世紀も前になります。池袋のサンシャイン通り店がオープンした時からのファンでした。

 当時は、マクドナルドのようなチマチマまとまったハンバーガーではなく、如何にも「ひき肉を大きな鉄板で焼いて、四角く切り出したぜ」という感じのワイルド感あふれるパテが飛び出したバーガー、それもパテを2枚重ねにするとものすごく巨大なバーガーとなって、食べきれるかと心配するようなものがメニューにありましたし、ベイクドポテトやチリビーンズなどが美味しくて、当時付き合っていた彼女との待ち合わせは専らウェンディーズでしたね。懐かしい思い出です。

 時は流れて、先日久しぶりに入ってみたのですけれど、バーガー類は小さくまとまり、ベイクドポテトなどのメニューは姿を消したようでした(本当のところはどうなのかわかりませんでしたが、兎に角その時に見たメニューには載っていなかったように思えました)。そんなのを見て、「時代は変わったんだなぁ。ウェンディーズにくる楽しみが減ったなぁ」と感じていたのですが、よもや撤退するとはねぇ…

 そう、私が好きだなぁと思うものはなぜか(少なくとも私の目の届く範囲から)なくなっちゃうんですよねぇ。例えばグリコア。昔、国鉄の新宿駅から西武新宿方面に向かう地下街にあったグリコが経営するハンバーガーショップ。結構好きだったんですけれどね。あと、ドムドムバーガー。昔不治痛の南多摩工場に通っていた時、立川の駅で南武線に乗り換えて通っていたのですが、その駅ホームにあったドムドムバーガーでチキンバーガーとオレンジジュースを食べるのが日課でした。あ、それ以前に私が初めてハンバーガーショップを利用したのは、映画の宇宙戦艦ヤマトを見に行った都会で入ったドムドムバーガーでした。ドムドムバーガーってまだあるんですかね…って、調べたら元気なようです。うーん、東京はどれも郊外ですね。あ、大泉学園のダイエーの中にあるんですね。後は埼玉県の志木か神奈川県の中原市新城(あらぐすく…じゃないですよね?)この辺りにいく必要がありそうです。久しぶりに食べに行ってみようかな…

 兎に角、閉店まで後半月位しかありませんから、機会があればウェンディーズで名残を惜しんでおこうと思ったのでした。

2009年12月10日(木) 結局中途半端な一日

 一度書いたものが飛んじゃったので、書き直す気力なし…

 映画を見に行く予定だったけど、ネガティブな気持ち(3時間を越える映画に見る価値ある? 邦画だよ?…)で、結局重い腰は上がりませんでした。

 しかし、友人の代行で買うことにしていた日曜大工の材料…結局どこで買ってもあまり値段は変わらないということもわかったので、良く利用していたお店で買うことにしました。思いがけず良い材料があり満悦。

 帰り際に久しぶりにお好み焼きを食べました。お好み焼き屋では、ほかの人の焼く姿を見るのが楽しみです。関西では店の人が焼いて持ってくるので、この楽しみは関東だけの楽しみなんですけれどね。隣のカップルは、お好み焼きともんじゃ焼きを同時に作っています。で、もんじゃにかかり切りになって、お好み焼きは食べるときにはすでにパサパサ…その後ろの親子は火加減が強すぎて外が焦げて中は生…それでもみんなおいしそうに食べている姿が良いなぁ。

2009年12月09日(水) 映画三昧…かな?

 今日は個人的に映画漬けの1日でした。

 吉永小百合さん主演の「伊豆の踊子」を観て、それが終わった後でタイミングよく見られる映画はないかと探して、「うん、これなら」と思って観たのが「理想の彼氏」という映画。

 で、それが嵌っちゃったんだなぁ。兎に角よく出来ていました。私は兎に角、映画を観るときにあまり事前情報は入手しなかいのですが、今回は主人公のお父さんがやけに気になる。「あれ〜似てるなぁ」「声もそっくりだよなぁ」「間違いないよなぁ」…エンドロールを観て「Art Garfunkel」の文字を見つけて「ああ、やっぱり」

 友人に「驚く人が出ているよ」と教えたら、「見たい、でも見るチャンスは今夜しかない」といわれ、結局今日はそれに付き合って、「理想の彼氏」を2回観てしまいました。同じようなことを「映画評」にも書きましたけれど、兎に角良かったですよ。どこかの低俗三流ドラマみたいに荒々しすぎる起承転結の波はありません。自然な流れの中にも激情あり、穏やかな愛情あり…兎に角目が離せません。そして最後の1シーンは何気ない事なんだけど、幸せを物語っているなぁと感動しちゃった次第です。

 夜の映画を観る前にぽっかり時間があいたので、飯屋でだらだらと時間をつぶすとかより、どうせならと温泉銭湯に行ってきました。よく通る道沿いにあるのですが、入ったのは今回が初めて。平日の夜ということもあってか、あまり混雑していなくてのんびり浸かることができました。こういう日があっても良いですよね。

 私の情報では、今週金曜で終わる映画がいくつかあるので、明日もまた映画漬けになるのかなと思っていましたが、帰宅してから情報を確認したら、どうも終を1週間間違えていたようで、あまり慌てる必要はないようです。ってことで、明日は目立たないよう家でおとなしくしていましょうかねぇ…

2009年12月08日(火) 亀井さんって何様? / 28,000の予約って…(浅ましい) / ATOK2010

 国民新党の亀井さんの身勝手ぶりに、管副総理が切れちゃったようです。

2次補正:菅副総理と亀井担当相 経済対策で口論20分
2009年12月8日 21時15分 更新:12月8日 21時45分

 8日朝、首相官邸で開かれた基本政策閣僚委員会は、与党3党の党首級閣僚で2次補正予算に盛り込む経済対策を粛々と最終確認するはずだった。だが、菅直人副総理兼国家戦略担当相と亀井静香金融・郵政担当相が20分も口論する場になった。

 口火を切ったのは菅氏。「なんで金曜日に来なかったんですか」と、亀井氏が4日の同委に出席せず対策決定が遅れたことを批判。さらに「郵政株式売却凍結法案も国民新党のために成立させた」「(元大蔵事務次官の)斎藤次郎(日本郵政社長人事)も認めたのに」とたたみかけた。

 これには亀井氏も猛反論。「郵政は3党合意でやったんだから、言われる筋合いはない」「人事はおれが首相とやり取りして決めたんだ」とまくしたて、「ここでは(対策を了承するとは)言わない。首相が決めたら従う」と態度を硬化。対策了承が閣議に持ち越される異例の展開となった。

 両氏の応酬は閣議後会見でも続いた。菅氏は「3党の政策調整は、ちゃんと出席していただければ閣僚委で行う。党を代表する立場なんだから、政権全体の責任を分かち合ってもらいたい」と嫌みたっぷり。亀井氏は「菅氏が言ってはならんことを言ったからたしなめた。3党連立なんだから対等だ」と反撃した。

 火種は4日の電話協議だった。同委を欠席した亀井氏に菅氏が2回電話し「出てこないのは何事だ」と迫ったが、亀井氏がいずれも一方的に電話を切った。3回目の電話に亀井氏は出なかった。菅氏はそれまで、亀井氏の求めに応じ経済対策の規模を当初案の2・7兆円から積み増したり、3党の実務者による小委員会を設置するなど譲歩を重ねていただけに、「イラ菅」と呼ばれる短気さを爆発させたようだ。

 両氏は衆院選前は自民党の山崎拓、加藤紘一両元幹事長と4人で「YKKK」と称する食事会を開く関係だったが、亀裂が続けば今後の政権運営の阻害要因になるのは確実だ。鳩山由紀夫首相は「激しい議論は認められてしかるべきだ。政策論争なんだから、私も含めてしこりが残らないよう最大限努力するし、しこりは残りません」と語った。【野原大輔、田辺一城】

 「〜3党連立なんだから対等だ」って…113議席の民主党と5議席の国民新党が「対等」ですかね。だとしたら、民主主義(多数決の理論)ってなんでしょう。

 私には、亀井さんのやっていることが正しいこととは思えないだけに、過半数を超えるために泣く泣く手をとらざるを得なかったというだけで、この「暴挙」を許さざるを得ない民主党首脳部の悔しさが想像出来るような気がします。いや、多分その想像の何倍も悔しい思いをしているのでしょうけれどね。


28,000の予約って…(浅ましい)

 楽天トラベルでのポイントが欲しくて、延べ16,000のホテルに28,000の予約を入れて業務妨害をしたと2人の男が逮捕されたそうです。
偽計業務妨害:ホテルに空予約2万8千室…2容疑者を逮捕
2009年12月7日 12時27分 更新:12月7日 13時34分

 インターネットの宿泊予約サイト「楽天トラベル」でホテルにうその予約を繰り返したとして、警視庁捜査1課は7日、いずれも住所不定、無職の村中健(28)、小原健作(27)両容疑者を偽計業務妨害容疑で逮捕したと発表した。2月から、全国延べ約1600のホテルに約2万8000室の空予約をし業務を妨害していたとみて捜査している。

 逮捕容疑は、村中容疑者は3月29日、小原容疑者は4月27日と29日に携帯電話から予約サイトに接続し、東京都豊島区のホテルに空予約をしたとしている。2人は「予約するとポイントがもらえる。そのポイントを使いホテルに泊まったりゲームソフトを買った」と認めているという。2人とも予約したまま、キャンセルしていなかった。

 同課によると、このサイトでは宿泊代100円分につき1ポイントが付与され、蓄積したポイントで宿泊したり、商品を購入できるという。小原容疑者は「1週間で数十万円分もうけた」と供述しているという。【神澤龍二、山本太一】

単純計算で2月から11月まで10ヶ月で1月30日計算して300日。28,000室を予約したということは、毎日93.3333人分の予約をしていたということですかね。

 どのような予約をしたのかは分かりませんが、ポイントがすべて自分のものになるということは、同一人物が93箇所に止まるような予約を入れていたということになるのでしょうか。だとすれば、このような予約システムは、それを未然に防ぐ必要があったということでしょうね。

 そう、一定の料金で鉄道が乗り放題になる切符というのがありました。でも、その手の切符は、2ch掲示板の鉄道オタクの板では、制限がないことを良いことに、どれだけ多くの切符をとれたかを自慢する人が増え、結局、枚数制限が行われるようになってしまいました。

 システムは性善説を信じてはいけません。常に使う人は思いもよらない阿呆をするという「Fool Proof(バカ対応」になっていなければなりません。そういう意味では、このシステムはそのJRでの問題があったのに、その手の対策がなされていなかった責任はあると思われます。

 「できる」ということと「やって良いこと」の違いが分からない青年は年齢だけは大人ですが、中身は子供ですね。心が浅ましいというか貧しいままなんですね。年齢は大人なのですから、きちんと大人としての責任を持って罪を償って欲しいものです。そして、大人になるってどういう事なのかを考えて欲しいものです。

 蛇足ですが、先日、某スーパーで食料品を買っていたとき、珍しくもありませんが、若い主婦がレジを通した後の荷詰めをするテーブルで、そこに供されているビニールの袋(肉などを包むロールになっているやつね)を何枚も何十枚もとって、買い物の袋に収めていました。それを見た私は、つい口から「浅ましい」と漏らしちゃいました。

 それは「買ったものを包むのにお使いください」と置かれているものであって、「どうぞ家でお使いください」と供しているものではありません。それを「ただなんだから、どういう目的で使っても自由でしょ」と思うのは、心が浅ましすぎると思いませんか。高速道路やコンビニに設置されたゴミ箱にいちいち「家庭でのゴミを持ち込まないでください」と書かなければ、それが非常識だと考えられないのは異常だとは思わないのでしょうか。心の浅ましさでは、先のゲーム欲しさに空予約を繰り返した子供じみた大人と同じレベルじゃないかと思うのです。

 こういう人達が親なんだから、それに育てられる子どもがどういう性格になるのかは推して知るべしという事なんだろうなぁと思うこの頃です。

ATOK2010

 2010年2月5日にJUSTSYSTEMのATOK2010が発売されるそうです。
新アルゴリズムで進化したATOKハイブリッドコア。変換精度がさらにアップ。

ATOKの変換エンジン「ATOKハイブリッドコア」の文脈処理にATOK Lab.の研究成果を取り入れることで、同音語の変換精度を高めることに成功しました。「ATOKハイブリッドコア」のベースの洗練とともに、さらに自然な変換結果が得られるようになりました。

 文脈に出てきた言葉をもとに、例えば「通信講座」なら「講座」、「振込」なら「口座」という変換ができるんだそうです。

 PC Watchによれば、「は」で始まる言葉が「〜は」に認識されるのも抑えられ正しく変換できるようになるとのこと。
ATOK2009では「歓談の佐賀は何彩りを与える」となるのが、ATOK 2010では「寒暖の差が花に彩りを与える」となり、「社内に派遣先材がそろっている」は「社内には検査機材がそろっている」と変換されるようになる。
 いや、本当にそれが実現できたら嬉しいんですけれどね、少なくとも私は、そういう機能はATOK8のあたりから実装したと宣伝しているように認識しているんですよ。

 毎回「今回こそすごい認識をする機能が賢くなった」と言い続けられて、そのたび失望を繰り返してきました。果たして今回もまた「狼がでたぞ〜」なんでしょうか、それとも本当なんでしょうか。もう信じることに疲れてきていますが、それでも信じてしまう自分が悲しいです。そろそろ、安心させて欲しいなぁ。

2009年12月07日(月) 無印の棚…結構良いです / 被害者なの?

 先月無印良品に注文していた「壁に取り付けられる家具」が入荷したという連絡を受けたので、昨日受け取りに行きました。

 その内の一部を、今日取り付けてみました。

無印良品の棚


 石膏ボードにピンで金具を取り付けて引っ掛けるタイプなので、耐荷重は5kg程度しかありません。しかし、箱の中にはCDだとか小物しか置きませんし、下の棚と言う名前らしいL字型のものには、携帯電話やSONYのVAIO Type Pなどを置く予定ですから、重量的にはそんなに問題はないでしょう。

 写真では側面だけが見えていますが、44cm幅のの右側には、長さ88cmの長押が取り付けられています。こちらの長押には聞いているLPやCDのジャケットを置いたりする予定ですし、棚には2階の電話の子機とインターホンの子機を置いています。後は何に使うかは今のところ未定ですが、まぁきれいに出来たんじゃないのかなと自画自賛。

 もし、A型タイプの細かいことまで気にする人がこれを見たら、「上下の位置が数ミリずれていて気持ち悪い!」とか、かなりモンクを言われそうです。でも、私はB型ですからね、ぱっと見た目合っていたらいいんです。数センチずれていたって問題はないでしょ。一応物差しを使ってある程度は面一になるよう調整はしましたけれど、はっきり言って大雑把です。自分の部屋ですから、そんなところは自分が満足できるレベルで良いのだ!なのです。

 実は、部屋のドアとかは、もっと濃い茶色なので、ちょっと微妙に色があっていないのです。気分が向いたら自分で塗装でもしてやろうかと思ったりもしますが、多分しません。それがB型と言うものです。


被害者なの?

 以前にも書いたかもしれませんが、どうしてもわかりません。

 押尾さんが合成麻薬を譲渡した疑いがあるとか、そんな理由で再逮捕されました。で、押尾さんが犯した罪に対する償いはきっちりするべきだとしか言いようがないのですが、私がわからないのは、「その時、一緒の部屋にいて、MDMAを服用した結果、異常があり、しばらく放置された結果、死亡した」という女性についてなんです。

 MDMAを服用した押尾さんが、この女性に対して暴力を振るった結果死に至ったとかそういう話なら、この女性は被害者でしょうけれど、この女性はMDMAを服用した結果として死亡しているのですね。もしかして、異常が見られたときに早く医者に連絡をしていたらもしかしたら一命は取り留めたかも知れませんが、それでもこの女性はMDMAを服用していたのではないでしょうか。

女性の両親などが、まるで娘は事件の被害者だという感じでインタビューをされていますが、本来なら酒井法子さんなどと同じように、泣いてお詫びをしながら更生の道を歩かなければならない子供を持った不憫な親の筈。

たとえ、押尾さんやその関係者が放置した結果死亡したのだとしても、全く関係を持っていない第三者の野次馬の目から見たら「麻薬なんぞやってるんだから悪いんでしょ。てめーの命くらいてめーでなんとかしろよ。本当迷惑なやつだな」という程度の事なんですよ。それが、たまたま、一緒に居たのが有名(らしい)芸能人で、表沙汰にするのが怖かったのか、放置したということが注目を集めたからか、この女性は被害者のように居われているのが不思議でなりません。

フジテレビのスーパー・ニュースでは、安藤優子さんが「普通なら、一緒にいる人が異常になったら、すぐに医者に連絡すると思うんですけれどねぇ」とか言っています。ええ、普通に酒でも飲んでいて、一緒にいる人が急性アルコール中毒にでもなったらすぐに医者は呼ぶでしょう。でも、それが中学生の集まりだったり、麻薬パーティだったり、指名手配犯を匿う相談の最中だったりしたときに、すぐに医者を呼ぶなんてことを期待できるでしょうかね。

 この人、鳩山さんの母親からのお小遣いについても「一般の人から見たら信じられない」とか間抜けなコメントを平然と発していましたね。黙っていてもブリヂストンの株で年間何億もの金が転がり込んでくるような人に「普通の人と同じ」金銭感覚を求める事の方が異常でしょ。以前、ホリエモンの金銭感覚について考えてみたことがありますが、月に数千万円が転がり込んでくるようになれば、貯金をするという言葉も無意味(すぐに何億になってしまうので)ですし、とにかく消費するために食べたくもない高級料理を食べ、お金を減らすために高級車を買い、ビジネスジェットやヨットを持って、その維持費を喜んで支払う。それでも無くならない金に途方にくれる…そんな人と、毎月数十万程度の給料のサラリーマンを同じ尺度で比べるのは愚の骨頂っていうものですわね。

悪いことは悪い。正されるべきは正されるべき。それは間違いないでしょうけれど、一般人の目から無理やり見ようとして事実をねじ曲げているというか、真実を伝えず、都合の良い話を押し付けてくるように感じてしまうのです。

話がそれてしまいました。兎に角、私は教えて欲しいのです。この女性は被害者なんでしょうか。それとも麻薬服用をした犯罪者なのでしょうか…

2009年12月06日(日) サッカーの解説のこと / 映画

 昨日、サッカーW杯の事を書きました。そこで書き足りなかった事を少しだけ。

 ゆうきまさみさんの漫画に「グルーミンUP!」というのがありまして、この中で「万馬券を当てる努力をする」という件があります。

 主人公に相談された先輩が一生懸命万馬券がでるストーリーを考えます。そして、それを聞いていた主人公が「そんな無茶な話があるか」と泣き言を言うと、「万馬券の予想をしろと言う方が無理なんや。無理やり勝つストーリーを考え出すこっちも大変なんやで」と返すわけです。(うろ覚えですが、大まかにそんなストーリーだったと記憶しています。違っていたらごめんなさい)

 大抵の場合は、人気のある馬が勝ってしまうのですけれど、馬はそれが金のかかった勝負だよという認識もないし、どんなに調教師が頑張ってその日のために調整をしようと思っても、馬には「その日」という概念すらないでしょう。更には馬場や天気の状態などでも馬のやる気は左右されるのかもしれません。そんな様々な要素によって、すごい人気なのに当日絶不調だったりする馬はいて、それが予想を裏切ることになるのでしょう。

 その普通ではありえない万馬券になりうる勝負を予想する(ひねり出す)努力というのが、オリンピックやW杯で日本の活躍を期待する新聞の見出しやくだらないゴシップ番組の無責任解説者のコメントに重なってしまうのです。

 オシムさんだったでしょうか。「日本が1時予選を突破するのは可能だ。それはメリハリを付けることだ。つまり、オランダ戦は捨てる。ここで戦力を温存して最終戦に賭けるんだ」というような事を言われていて、私には唯一これはまともな意見だなと思えました。


映画

 ユナイテッド・シネマの会員になって映画を鑑賞していたら、いつの間にか映画3本分の無料鑑賞ができるようになっていました。

 では、それで何を見ようかと悩むのですが、今は見たい映画がそんなにありません。「沈まぬ太陽」には興味があるのですが、3時間を超える映画を観るのは、ある意味覚悟がいります。「いくぞ!」と気合を入れていく必要があります。そしてまだ気合が入りません。

 週末から上映開始となった「カールじいさんの空飛ぶ家」は豊洲なら3Dでの上映だそうで、3D映画っていうのは、TDLで期間限定で上映していたマイケル・ジャクソンさんの「キャプテンEO」とか、USJのジュラシックパークだったかの映像くらいしか見たことがありません。そんな訳でこの映画も見てみたいなと思うのですが、この3D映画となると無料鑑賞はできないようです。そうなると2,000円を払ってみる価値があるかと自分に問うと、「そこまではいらないなぁ」と言う答になってしまうんですよねぇ。

 どうせなら、マクロスだの東のエデンだのアニメでも見てこようかな…

2009年12月05日(土) W杯予選の抽選結果 / やっぱりサスペンスドラマはだめだ

 サッカーワールドカップ1次予選の抽選が行われました。

 新聞の見出しなどを見ると、今回は素直に「全て格上」と言う見出しも出ていますが、記事の中を見ると、カメルーンには付け入る隙があるとか、また希望的観測のオンパレード…

 私も生粋の日本人ですから、日本を応援したい気持ちはたっぷりありますけれど、サッカーをやっている国の中に玉けりをするチームが入っても試合にはならないと思っていて、今回も日本には何の期待もしていません。というか、こういう大会は、日本を応援するナショナルカラーの自分とは別に、どこの国でもいいから「これぞサッカーの真髄というのを見せてほしい」と思う自分もいて、どちらかといえば後者の方の気持ちが強いのです。

 10数年前? ラモスさんなどが一線で活躍していたころ、そしてカズさんが代表落ちをしたころに、「今は玉けり、蹴鞠でも次の世代、またはその次の世代の頃には、多少は世界に通用する選手も出てくることを期待する」とその頃の雑記に書いていました。そして、そうじゃないかと思える選手は幾人か現れてきていますし、環境も好循環の内に整いはじめている感じがします。でも、まだ今年はその年じゃないかな…とは言いつつ、岡田さんの采配に淡い期待はしています。

 兎にも角にも、今回は私が勝手に、素人なりにつけた順位からすると、かなりバランスよくグループの力が均衡したというか、どのグループも見ごたえがあるという感じで楽しみです。このために、もう一台HDDレコーダを買い足そうかなとか思ってしまいますよ。


やっぱりサスペンスドラマはだめだ

 暇! あまりにも暇なので、ボケーっとしています。テレビはフジテレビの「奥様は警視総監」とか言うくだらないドラマの再放送を垂れ流しています。

 ストーリーがくだらないのは仕方ないと許せますけれど、トリックの稚拙さが救いようのなさを感じさせます。

 死体を屋上から落とすために、人を屋上から吊り下げて、その紐をドアに引っ掛ける…死体が人形なら片手で簡単にできるけど、それが本当の人だったら、そんなことが簡単にできる? あまりにも稚拙で無理がありすぎるトリック…作家の幼稚さ丸出しですよ。

 ま、このトリックを暴いた後の「私は警視総監よ」って件を見ていると、トリックとかはどうでもよくて、この台詞を言うことがこのドラマのすべてなんだってことなら、これで委員でしょうけれどね。でも、それなら主人公はかたせ梨乃さんじゃなくて斉藤由貴さんとか南野陽子さんとか朝香唯さんあたりを起用して、身分証明書もヨーヨーに仕込んだらよかったんじゃない?…って、私は原作者の和田慎二さんは好きですが、実写版はまったく興味がなかったので実写版スケバン刑事は一度も見たことなかったんですけれどね。

 兎に角、こんな稚拙でくだらない脚本がまかり通るドラマっていう世界、救いようがないとしか思えません。

2009年12月04日(金) Google日本語入力を入れてみた

 12月3日というから昨日のことですが、Google日本語入力というものがリリースされたそうで、twitterで結構話題になっていました。

 ま、只だということですし、結構評判もいいし、ダメならアンインストールすればいいさと気軽に試してみることにしました。

 インストールして、最初に書いたのがこの文章なので、まだ感想が言えるほど試してはいません。ただ、ATOKのような変な変換、変な候補が出てこないのは快適と言えるかもしれません。

 しばらく試してみましょうかね。結構いいかもしれませんよ。

 そうそう、あとGoogle chromeというのもちょっと興味が湧いています。まぁ、あれもこれもと欲張って手を出すと、どこかでなにか手痛いしっぺ返しがあるかもしれませんので、ゆっくりじっくり重い腰を上げていきたいと思います。

 しつこいけど、たったこれだけの文章しか書いていないけど、ここまで「アホか!」という候補が全然出てこないのは素晴らしいことかもしれません。ATOKなら1文節以上は「なんじゃこりゃー」と松田優作の似てない亡霊を生み出す文章を作っている長さですからねぇ…あとは、学習能力がどれだけあるかですね。

しばらく様子を見て、使えるとなれば、月額300円「も」払っているATOKをやめる手続きをしましょうかね。

2009年12月03日(木) 一生懸命何かをしたのに実になっていない1日…

 今日は、一生懸命あれこれしていたのに実もなく、あっという間に時間が過ぎたなぁ…

 寝ている部屋、実は寝室ではなくてリビングです。いや、単に持ってくるはずだったベッドが持ってこられなくなり、更には、予想を遙かに超える荷物量で、寝室が占拠されてしまったため、寝室は荷物置き場となり、リビングが寝室兼用となったと言う次第。

 寝室は遮光カーテンを付け、リビングはロールスクリーンのようなものを取付けているので、これがある程度は光を通すはずと思って居たのですが、私のような睡眠愛好家には、多少の光などなんのその、何かトリガがなければいつまでも惰眠を貪っています。

 先日、iPhoneのアプリで、ベッドの傍らに置いておくと、睡眠の状況を察知してレム睡眠とノンレム睡眠を判断して起こしてくれるというものを見つけてダウンロードしました。でも、よく見てみると、「ベッドでなければ効果は期待できない」と評価が数件ありました。と言う事は、何が何でも寝室を開けてベッドを導入するのだぁ…と思うのですけれど、思うだけで体は思うように動かず…

 本日は、午前中はある程度片付けをしていたのですけれど、午後からは洗濯をしなければと思い立ち、それもワークシャツの襟首に汚れが溜まっているのを見つけてしまったので、それを意地になって洗っている内に結構時間を使ってしまい、更に古いビデオからDVDにダビングしなければならないものの編集などにも時間を使い、なんだかんだとしている内に気付いたらもうよい子はとっくに寝ている時間じゃないですか。

 やった事を羅列すると、泣きたくなるくらいなんにもしていない。なのになんで時間だけが流れていくんでしょ。不思議なものですね。

 同じ年の女性と時々メールのやりとりをしているのですが、「最近○▼な事があって、年を感じる」と言うメールを送ったら「おじいさんみたい」という返事。あのー、世間じゃあもう本当に孫がいたっておかしくない年なんですけど…私は子供すらいないので実感があまりないですが、あなたには子供がいるでしょ。そろそろ年齢を実感しなよ。老眼じゃないと言い張るのはやめなよ…そう言いたいのですが、それを女性に言っては駄目なんだと言い聞かせ、言ったつもりになって、書いたメールの宛先だけを自分にして送っています。正解?

おー、日付が変わった。どうでも良いけど、twitterを始めた当初を除いて、こんなに書き込みをしなかったのは初めて。うん、twitterに飲み込まれちゃいけねーよ。

2009年12月02日(水) 長崎知事選… / アフガニスタン

 元参議院議員の大仁田厚さんが、来年2月に行われる長崎県知事に立候補すると表明しました。

 テレビで流し実をしただけですが、要約すると「おれはパフォーマンスで生きてきたから、それを貫く」「何が出来るか分からないけど、がんばる」「宮崎県が羨ましい。東国原知事も務まっているんだから…」というような話が流れていたように思います。

 そして、東国原知事は「驚いている。以前からの友人だからあれこれ話はするけど、今回の件については話をしていない。そして一緒にしないで欲しい」と言うようなコメントを話していました。

 賛否両論はあろうと思いますが、東国原知事は、政治の世界に足を突っ込むために大学で学び、やるべき事をやって転身しました。けっしてお笑い芸能人の「ノリ」で正解に切り込んだ訳ではありませんし、お笑い界での彼の人気ごときでは知事は務まらなかったでしょう。

 翻って大仁田さんはどれだけの事をしたのでしょう。元参議院議員という肩書きはありますが、やっていた事と言えば強行採決の時の用心棒、後はなんの政策もなく、ただ党が決めた事に賛成と言って、時々パフォーマンスをさせて貰って、適当にあしらわれていただけ…申し訳ありませんが、私の目にはそれ以外の活躍は一切目に入ってきませんでした。

 大勢の中の、ただ党の方針に賛成をしていれば「議員でござい」と言っていられた時と違って、県知事というのはそれが組織のトップです。「あいつ(東国原さん)が出来ていたんだから、俺にだって」と思うのは勝手ですが、それは大きな間違いじゃないのかなと私は思います。

 先日の市原市の市長選立候補者のような例もありますし、立候補する事自体はご勝手に。多分、県民諸氏はそんなに阿呆ではないでしょう。そうである事を祈ります。ま、自分には全く縁のない地(だって、47都道府県の中でただ2つ、寝泊まりした事のない県の内の1つですからね)ですから、何がどうなっても「ふーん」で終わるんですけれどね。でも、阿呆が勢いだけでいつまでも通用すると思い続けているのもある意味不愉快だよなぁというのも本音です。

 それにしても、民主党って、ここでも元官僚を推薦ですか…

大仁田厚氏、長崎知事選立候補を表明 「恩返ししたい」

2009年12月2日19時52分

 プロレスラーで元参院議員の大仁田厚氏(52)が2日、長崎市内で記者会見し、来年2月の長崎県知事選に立候補することを表明した。大仁田氏は「今の長崎は元気がない。テレビなどの取材で県内各地を回り、『どげんかしてくれんね』と言われる。故郷の長崎に恩返しをしたい」と、立候補を決意した理由を述べた。

 大仁田氏は、国営諫早湾干拓事業の潮受け堤防排水門の開門調査について「県民投票をしてから判断したい」と語った。建設が始まっている九州新幹線西九州(長崎)ルートについては「体力のない長崎には必要ない」と述べ、国が全額費用を負担しないのであれば、必要ないとの考えを示した。また、当選した場合、知事の退職金を放棄することも表明した。

 大仁田氏は長崎市出身。2001年に自民党公認候補として参院選比例区で初当選し、07年に議員を引退した。前回の06年知事選では「立候補を検討する」といったんは表明したが、結局は見送った。



アフガニスタン

 オバマ米大統領は、2011年7月にアフガンから撤退を開始する。その前に反政府武装勢力の掃討を行うため、3万人規模の増派を行う旨発表しました。増派後の駐留兵は10万人規模となり、オバマ大統領就任前の3倍近くになるようです。

 アメリカの世論はほぼ半数が「戦争反対」「派兵反対」となっているようです。彼らの意見は、まぁ当然ながら「戦争をするより外交で解決するべきだ」と言う事。こういう人の代表格みたいなのが、1977年から1981年までアメリカ大統領だったカーターさん。ソ連がアフガニスタンに侵攻しても抗議するだけ、オリンピックをボイコットするだけで、それが今の混乱を招いたんじゃないのかなと思えます。

 宗教って兎に角、人の根本の考え方に関わる者だから、相いれないものであって、イスラムのように男には男の仕事、女には女の仕事がある。男女は差別されて当然と言うような教典(コーラン)がある宗教を今の欧米的価値観と合わせようとしても無理があるに決まっているんですよね。いや、ここでイスラム教徒はとか難しい話をしようとは思いません。兎に角、イスラム教だけじゃなく、ヒンドゥ教なども人に特別な価値がある訳じゃないとか、現世は徳を積むためにあって、死は輪廻のためにある。なんて宗教だと、宗教の教えのために自爆テロをする事は徳を積む事で、おらが宗教を分からない奴は悪魔だから死んだって構わない。いや、殺すべきだ。と言う論調になるのもおかしくないのです。いや、これはイスラムだからとかヒンドゥだからではなく、キリスト教徒でも「イエスの教えが分からない人は愚かだ」と疎外する人が居る事は明らかで、私のような無宗教の罰当たりに言わせれば、「要は、宗教というものが諸悪の根源なんだ」と言う訳ですよ。そう、宗教をこの世からなくさない限り、世の中から戦争はなくならず、平和は訪れない。私はそう断言しますよ。

 戦争はしたくない、平和に解決したい。ええ、それは誰でもがそう願っているでしょう。でも、テロを行う人達も、自分の宗教的信念に基づいて正しい行動をしているのだと思います。能書きはどうでも良いのですが、兎に角、口先だけで戦争を行わないで済むならそれに越した事はありませんが、それを実践したのがカーターさんだったんでしょ。で、結局はアフガニスタン侵攻、イラン・イラク戦争など様々なトラブルがそこから始まったのではなかったでしょうか。

 武力で人を抑え続ける事は出来ません。しかし、突然一方的に武力を無くしても平和は訪れません。アフガニスタンが自国内で治安を保てるようになり、アメリカが撤退するためには、今回の増派は必須…その辺りはきちんと理解をしなければならない必要悪と言う事ではないでしょうか。

 ただ、アメリカが一国で「世界の警察」というのは如何なものでしょう。私には地球株式会社アメリカ事業部が勝手に「世界の警察」を名乗って、「独立採算でうちは潤っているから好きかってやるからね」と言って居るだけのような気がします。そこには日本事業部もロシア事業部もアフガニスタン事業部もイラン事業部もある訳ですし、それらの間を調整する国連事業部というのもあるわけです。独立採算だから事業部はある程度の最良があるとは言え、会社組織として守るべき事はありますし、事業部間の調整は国連事業部の仕事であるのですから、警察行動は国連が取り仕切るべきでしょう。例えその主体がアメリカ事業部であったとしてもです。

 それにしてもイスラム教を巡る中東の政治史は複雑すぎますね。昨日の友が今日の敵…結局、イスラム教はアメリカが嫌いと言う事で結論なのかな…それだけで解決する話じゃありませんけれどね。

2009年12月01日(火) 貸工場 / 痴呆空港の惨状 / 輸出すべきもの

 naguraさんの2009年11月30日の「プチ日記」を拝見しました。「貸工場」の幟に感銘を受けた模様…

 これを拝見して、ついつい「貸工場」で検索をかけてしまいましたよ。naguraさんが仰るような生活の一部になっていると言うわけではありませんが、個人的には、もしそんなに高くない値段で工場が借りられるなら、借りたいと思うことがあるのです。

 例えば自動車のアクセサリー加工。今の車では必要ありませんが、前に乗っていたMPV、出先では気軽に車中泊ができる車でした。で、寝ているときに外から覗かれないようにするため、運転席の後ろ、2列目シートの前に仕切りのカーテンを吊り下げたのですが、自動車の屋根って単純な形ではないのです。で、私が買ったカーテンは、そのレールを「屋根の形に合わせて曲げてください」と気軽に書いているのですが、「U」字のレールを曲げるって素人には、そして手曲げでは至難の業です。そのレール曲げを失敗してしまうと、5,000円もしたそれが一気にゴミになってしまうのです。私はたまたま1,000円くらいの投売りになっていたときに買って、たまたま知り合いの工場にそれ用の工具があることを知っていて、そちらから無理やり工具を借りて曲げたのできれいにつけることができましたけれど、「簡単に取り付けられる」みたいな誇大広告を信じた、そんなコネのない人の8割から9割は失敗して涙に暮れたんでしょうね。手軽に借りることができる工場(工具)があれば、そんなことも解決できます。

 それ以外にも、新築した家には収納が少ないので、もし工場が借りられるなら、自分の家にあわせた収納家具を作るとかが簡単にできますね。日曜大工という言葉がありますが、やはり日曜大工は日曜大工であって、プロの仕事には見劣りがします。でも、専門の機械があれば、その差はある程度埋めることができるのです。その手の機械は、操作するためにはそれなりの熟練が必要となりますし、操作を誤れば大事故につながりかねませんけれど、私のようなひねくれ者は「人様に加工してもらうのではなく、自分の手ですべてやってこそ、本当の日曜大工(D.I.Y)でしょ」と思ってしまう訳ですよ。

 そんな訳で、どこかでその手の機械を気軽に使わせてくれるところはないのかなぁと思っていた矢先のnaguraさんの日記。期待して検索をかけてみたのですが、1日単位で貸してくれる工場はさすがに見つかりませんでした。残念…


痴呆空港の惨状

 下手な当字をタイトルにしてしまい申し訳ございません。

 来年3月に開港予定の茨城空港ですが、ターミナルビルに入る予定の飲食店と売店の2社が「今のままでは採算が合わない」と伝え、テナント料の引き下げなどがなければ、飲食店や売店がないまま開港を迎える可能性も出てきたとの事です。

 確かに、私も半年ではありますが茨城県神栖町に住んだ事がありますので、交通の便についての不満も分かる事はあります。私が住んだ半年間、最初のうちは24時間営業のコンビニはなく、ファミレスというとCOCO'Sが1軒あるのみで、そこは深夜に行っても子連れでジャージ姿の家族などが屯す、唯一の娯楽場という感じでした。私が移り住んだときはまだ東関東自動車道は佐原までしか開通して居なかったし、高速バスも通っていませんでした。もうあまり記憶はありませんが、自動車で通えば、成田から先は夜なら真っ暗闇(前にも後ろにも走っている車など見あたらない)で、土曜の夜ともなれば、本の中でしか見た事のなかった「タケヤリ」を付けた車が高速道路を占拠。列車で通うとなれば、錦糸町辺りから出る特急にのって潮来のあたりまで2時間、そこからタクシーに乗って数千円掛かってようやく辿り着くような場所でした。確かに不便ではあります。これが鹿嶋でも、大洗でもあまり状況は変わらないかも知れません。水戸などは鉄道が整っている分、まだマシかも知れませんね。

 でも、もし茨城県の交通が不便だとしても、それが空港建設の必要性にどうしたら結びつくのか分かりません。静岡も一緒ですね。ええ、福島もです。

 ただでさえ人口が少ないところに、無理矢理空港を作って、それでどれだけの人が利用するんでしょう。どれだけの人が利用したら経営が黒字になると言うのでしょう。小学生程度の算数がわかれば、十分計算できる事ですよね。

 先日まで行われていた「事業仕分け」、もし、痴呆空港建設が既成事実になる前にこの俎の上に載せられていたとしたら、この事業はどのような評価を得たでしょうか。

 私には、この事業が、空港の営業が成功しようが失敗しようが得をする人(事業)というのは2つしか思い浮かびません。そうです、空港を建設した土木屋と、その土地を売った地主または売買に関わった不動産業者です。今からでも遅くはありません、これら事業に、知事や市長、県会議員、市会議員、役所の職員又はその親族が経営する業者が関わっていないか、適切な方法で入札は行われたのかなどをきっちり調べてみてはどうでしょう。かなりの確率で、これらに黒いパイプが見つかると思われます。

そして、もし見つかったならば、それは税金を不当に着服して私腹を肥やした極悪人として磔にすべきではないでしょうか。

 事業仕分けにより、少なくとも多くの事業には見直すべき余地があると言う事が分かりました(そんな事をしなくても分かってはいたのですけれどね)。そしてそれに国民が目を向けました。このタイミングで、こういう私腹を肥やすだけの議員や公務員は一掃してほしいものです。

 兎に角、開港しても採算が取れる見込みのないものに対して、民間企業はシビアに判断をします。役所もそういう目をきちんと持つ事が必要でしょう。

茨城空港、売店なしで開港? 1日1往復「赤字必至」

2009年12月1日15時1分

 来年3月に開港する茨城空港(茨城県小美玉市)のターミナルビルに、テナントとして入る予定の飲食店と売店の2社が、ビルを管理する同県開発公社に「今のままでは赤字は歴然で出店できない」と伝えた。定期便の就航が1日1往復だけでは不採算になるためだ。交渉は続けているが、飲食店も売店もないまま新空港がスタートする可能性も出てきた。

 見送りを検討しているのは、飲食店などを展開する「すぎのや」(本社・同県坂東市)と菓子製造販売の「亀印製菓」(同・水戸市)。テナント料の大幅な引き下げなどがなければ、出店する姿勢は見せていない。

 両社の出店は昨年7月に公募で決まった。すぎのやは最も広い275平方メートルと52平方メートルの2区画、亀印製菓は78平方メートルでそれぞれ営業する予定だった。賃料はいずれも売り上げの10%で、最低賃料として1平方メートル当たり2100円が設定された。ただ、正式契約は交わしておらず、「内定」のままになっている。

 1999年に示された国の需要予測では、同空港には国内4路線が入り、年約81万人が利用するはずだった。しかし、今のところ国内線はゼロ。唯一決まっているアシアナ航空・ソウル便が1日1往復しても、想定される利用者は年間7万7千人と当初予測の10分の1にも満たない。

 亀印製菓によると、同空港で営業した場合、年約30万人が利用しないと採算はとれないという。担当者は「今のままでは赤字は歴然で、店は出せないとは伝えた」と話す。すぎのや関係者も「多少の赤字なら出店するつもりでいたが、今の状況ではおそらく出店はしないだろう」としている。

 現在、2社とも県開発公社から慰留されている。いずれも「地元企業」の看板を背負って空港の発展に貢献しようと考えていた経緯から話し合いには応じているが、公社からの新たな条件提示はなく、交渉は進展していないという。

 同公社は昨年5月に同空港ターミナルビルの8区画を公募し、6区画の業者が内定した。免税店と別の売店スペースの2区画への応募は当初からなかった。飲食店と売店の計3区画に応募した2社が出店を見送れば、空港ビルにはレンタカー、宅配便、コインロッカーの区画にしかテナントが入らないことになる。(岡村夏樹)



輸出すべきもの

 北朝鮮の核実験強行を受けて始まった全面禁輸措置を無視し、北朝鮮に衣類や雑貨、食料品などを輸出したとして、2人が逮捕されました。

 こういう人達こそ、北朝鮮に輸出しちゃったら良いんじゃないんですかね…

全面禁輸の北朝鮮に衣類輸出容疑 大阪の経営者ら逮捕

2009年12月1日13時24分

 北朝鮮への国の全面禁輸措置後に衣類などを輸出したとして、兵庫県警は1日、大阪市中央区の貿易会社「スルース」を実質的に経営する中西伯子(のりこ)容疑者(62)=神戸市東灘区=と、同社社員の池山正記(まさき)容疑者(73)=大阪市東住吉区=を外国為替法違反(北朝鮮向け不正輸出)の疑いで逮捕し、発表した。

 県警によると、北朝鮮の核実験強行を受けて6月に始まった全面禁輸措置後の摘発は全国で初めてという。

 外事課によると、2人は8月中旬、経済産業相の承認を受けずに衣類や食料品、日用雑貨などコンテナ2個分(計590万円相当)を北朝鮮に輸出。また、全面禁輸措置前の昨年10月、輸出規制対象だった化粧品(16万円相当)などの「ぜいたく品」を輸出した疑いがある。いずれも平壌の貿易会社「新興トレーディング」が窓口となり、神戸港から中国・大連を経由して輸出されていたという。


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