The Green Hills of Earth

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☆★CF-W2関連:「分解/HDD交換」 / 「キー清掃」★☆

2009年10月31日(土) 今日は忙しい

今日のスケジュールを見ると結構忙しい…

10時から建設会社の営業担当を迎えて、まずは冷蔵庫の入れ替え(600リットルの冷蔵庫を入れると宣言していたのに、400リットルまでしか入らなかったため、仕方なく買った冷蔵庫を引き取って貰い、本来買う予定だった冷蔵庫に入れ替える)の手順確認及び、残工事の確認。昼からはセットバック後の敷地境界の合意書を司法を介さず作成するのですが、その書式について測量会社とコンサルタントを交えて確認する作業。それが終わったら今度は印西牧の原へ出向いてそこの大型店舗でフローリングの床材を受け取り横浜の友人宅へデリバリ。その後日曜大工の前準備をして外泊。明日は朝からその友人宅で1日フローリングの日曜大工と言う感じです。

うちから印西牧の原って、どんな道で行くんでしょ。

以前所属していた会社の人が住んでいたので、何度か行った事はあるのですが、正直私には「宮城より遠くにある」「地の果てを少し越して滝の下、象の背中を落ちて亀の甲羅の上辺り」にあると言う印象が否めません。ええ、とても大げさな表現だとは自覚していますけれど、兎に角どこからも行きにくい場所というイメージです。まぁ元々何もなかったところを住宅地として新たに開発した場所ですから、少なくとも私が知っている時代の「そこ」は、16号線(人里)から離れ、寂しい一本道を延々と進むとようやく見えてくる…そう、ジブリの「千と千尋の神隠し」の舞台と言っても良いような場所なんですよ。ですから、果たしてうちから印西牧の原まで何時間でたどり着けるのか分かりません。仙台までは5時間。いくらなんでもそれより掛かると言うことはないでしょうけれど、全然計算できないのが辛いですね。

要は行き慣れていない道って言うのは、不安も手伝って本来の何倍も長い道のりに感じると言う事なんですが、最後に訪れてから既に10年近く経っているので、ああいう新興住宅地は多分凄く変わっているのでしょうね(例えば神奈川の海老名なんか、今は凄い大都会のようなビルが林立していますが、私が初めて行った頃(1980年)は小さな駅舎の周りは田んぼしかない、田舎という以外何とも言えないひなびた場所だったんですよ…ってもう30年も前の話になっちゃうのか)。それをみて「おお!すげー!」と叫んで見上げるのを楽しみにして居ます。

2009年10月30日(金) 久し振りの料理

昨日から野次馬先家族の両親が一泊旅行に行っているため、昨日今日と日中は裸で歩いても誰からも文句を言われない…いや、誰の目も気にしないで居られるのんびりした日でした。

野次馬先両親が参加した旅行は、最後の食事が昼飯なので、お腹をすかせて帰ってきます。と言う事で、私が台所に立って料理を作って待つことになりました。

夕刻、買い物に出かけたのですが、新聞で安売りをしますよと広告を入れていたお店が見つかりません。この町では商店街と言えばここしかないので、この通りのどこかにあるはずと思って2往復くらい探したのですけれど、残念ながらお店は見つかりませんでした。尻が決まっていると言う事もあり、そのお店を発見することは諦めて、近くにあるスーパーで買い物をすることにしました。

なんと言えばいいのか、そのお店は特別安い値段で出している訳じゃないですけれど、その売り場に置かれている青果は、大半が私の田舎での基準に照らし合わせると「もう捨ててもいいんじゃない?」と言われかねない古さです。「生鮮食料」と書いてあるにも関わらずです。ナスやレタス等を買いたかったのですが、あまりの古さにお金を出すことが勿体ないと、メニューを変更することにして、買うのをやめました。東京のお店ってこう言うのが怖いんですよね。よくぞこんな野菜を「生鮮」として売っているものです。

野次馬先が料理を作ると、基本的に味付けは和風です。で、私も和風は好きですが、私の料理は和洋中華どれでも有りです。ですから、最初はベーコンと大豆のトマトソース煮込みとクラムチャウダーでも作ろうかと思って居たのですが、これじゃあお年寄りである野次馬先両親が嫌うかも知れない。としたら、何のために作るか分からなくなると言う事で、急遽予定を変更して、大根の煮物、茄子の煮浸しと鶏肉と豆のトマトソース煮、野菜スープというメニューにしました。

しかし…この家に引っ越して来てから、一応何度か台所には立ちましたが、誰かがいる状態で手伝って貰いながらであり、今回のように全く1人きりというのは初めてでした。そして調味料がどこにあるのか分からないと言うのが実情。もっと言うと自分の愛用の中華包丁でさえどこにしまわれているのか分からなくて困り果てました。

それでも切れ味の鋭い包丁があったので、それで大根をかつらむきして、面取りと隠し包丁を入れ煮込み…出汁はどうするのぉ…鰹節はどこ? ざるは? ええい、出汁の素でも良いよ、どこにあるんだよ! ってな感じです。

煮浸しにしても、油で揚げて煮込みに移行しても、油を油缶にしまう時に使うフィルターはどこにあるの?なんで一緒にしまっていないの!もー!ってな感じ。

さて、味付けをと思っても、私が普段愛用している龍野の醤油がどこにあるのか分かりません。あるのは先日旅行で買ってきた山口県の醤油のみ。で、これがめちゃくちゃ甘いんだな。そうとは思わなかったので、醤油で相殺される分としてみりんなどで少し甘みをつけていたのに、その醤油じゃ甘さ倍増だよ〜…そんなトラブルばかりで、味がかなり変になってしまったのはご愛敬としていただくしかないですね。

ま、トマトソース煮込みは失敗する要素がありません。最初に胸肉の筋や血合いをきちんと取り除いて、塩胡椒を適宜してしまえば、後は肉の両面に焦げ目をつけ、好きな野菜を入れてトマトを乱切りにして(又はトマト缶を使って)煮込むだけ。好みでコンソメかチキンストックを使えば良いかなと。私の場合、ニンニクは欠かしません。青森県産のニンニクを薄くスライスして入れるとそれだけでうまさ倍増です。

兎に角見知らぬキッチンでの料理はするものじゃありません。いや、十分な事前準備をしておけば恐るるに足らずなんでしょうけれどね。好評だったか不評だったかは分かりません(食事の時には私は自分の部屋にあがっていましたから)。でも、まぁ楽しかったから良しとしましょう。

今度は中華丼でも作ってみようかなと思います。

2009年10月29日(木) 最近借りたCD

引越しが間近いのにTSUTAYA DISCASに入会してしまって、結局殆ど借りないまま会費だけを払っているのはどいつだ〜い…わたしだよ

ただで月会費だけを取られるのも癪なので、手軽に借りて用済みにできるCDを借りています。

先日借りたのがこぶくろさんの「CALLING」と木村カエラさんの「HOCUS POCUS」、それを返却して次に借りたのがRADWIMPSさんの「アルトコロニーの定理」…予約しているのが倉木麻衣さんの「ALL MY BEST」となっています。

本当、何年か前までは「日本の歌なんて…へっ!」と言っていた自分が自分で信じられませんわ。

2009年10月28日(水) 特攻じゃなくてなにより / ラテックス

関門海峡を航行中の護衛艦「くらま」が韓国籍の貨物船と衝突炎上というニュースが昨夜流れました。

6月に関門海峡へ行ってきましたが(link)、見るからに狭いところなんですよね。

こんな所で韓国籍の貨物船と衝突って…もしかして韓国が事故を装って日本の護衛艦潰しに出てきたのかと思ったんですけれど、流石にそれは違いますかね。ついついそんな事を考えてしまいました。中国や韓国の愛国者ならやりかねないかもと…「偏見だ!」と非難されそうな事かも知れませんが、そんなイメージありません?

ま、そういう事をやる理由…中国なら「日本の領海付近で強行している海底資源掘削の邪魔になる」と言う理由が立ちますが、韓国だと「竹島占領の邪魔になる」というところで、ちょっと理由に乏しいですかね。あまり無責任なことは言わない方が良いのでしょうけれど、ニュースを見て本当にそう思っちゃったよという事で…


ラテックス

ラテックス…そういうカタカナ言葉を聞いてすぐに何か分かる人は多いのでしょうか。

大人な人の一部では「こいつ、変な趣味でも持ってんじゃないか」と疑うかもしれません。でも、そんなんじゃないですからね。

実は、以前にも書いたのですが、新居へ引っ越して来た時、ベッドは持ち込む予定だったのですけれど、カビが生えていたと言う理由で廃棄してしまいました。その代わりのものをいつか買わなければならない訳ですけれど、今度はどんなものを買おうかと悩んでいる訳です。

今まで使っていたベッドは、ポケットコイルのマットレスで非常に高価だったんです。で、寝心地は確かに良かったのですが、通気性が悪くて暑くなると…いや、暖かくなると蒸して眠れないベッドでもあったのです。ですから、私はこのベッドになってから春〜秋まではリビングのソファ又は床で寝る日々が続いたのです。

私が買った頃にはそんな情報は一言もなかったようですが、流石にそれから時間も経過していますので、今はお店でポケットコイルは通気性が悪いというのは事前にお知らせする情報にもなっているようですし、同じポケットコイルでも通気性に配慮したものも出回っているようです。しかし、一度ポケットコイルに泣いた私が、再度ポケットコイルに挑戦するかといえば微妙です。

そんな訳で、他には良い素材がないかと探しているのですが、例えば無印良品では綿を使用した「通気性のよいマットレス」なんて言うのもありますが、これは逆に、私の体重を支えきれるのかが非常に心配です。

で、同じく無印良品に「ふっくら三層式マットレス(ラテックス)」というものがある訳ですよ。

ラテックスというと、艶々の体にぴったり…言わせねーよ。結局そっちの話になるじゃねーか…兎に角、どんな素材だ?と私は思ってしまうのですが、実際には単なる「天然ゴム」なんですね。

で、天然ゴムを水蒸気で発泡成形(上でリンクした説明ページでは「発砲した」そうですが←自分の誤字脱字には甘く、人には厳しい私…)して高反発力が良い寝心地を生むらしいのです。

実は(多分、これも前に書来ましたが)、野次馬家族のベッドを選びにお台場に行った時、寝心地の良い枕と言う事で、ラテックス製の枕を勧められ、試したところとても気に入ったので購入をした経緯があります。

凄く寝心地は良いのです。しかし、これは頭を載せるだけで、果たして体を載せて蒸れないかと言うところには一抹の疑問があります。

頭が蒸れて仕方がなかったと言う事はなかったのですが、暑くて枕から逃げ出していただけかも知れないんですよね。ベッドを買うのはもう少し先になると思いますが、ラテックスが気になって仕方がないこの頃でした。

2009年10月27日(火) バーガーキング

Windows7の発売を記念して、バーガーキングがビーフパテを7枚入れたWHOPPERを発売しています。

このニュースを知った時、私は「アホか。誰が食うんだ」とその発売を疑問視したものでした。

だって、これ1つで2000kcalを超えるんですよ。欧米でならいざ知らず、日本でそんな高カロリーのバーガーを食べるなんて、あまり考えられないですよね。食べるとしたら一部のお祭騒ぎが好きな人くらいでしょ…そう思った訳ですよ。

ところが、予想を反して大人気で、バーガーキングは予定を延長して販売を続けているのだそうです。

テレビなどで報道されているところを観ましたけれど、1枚113gのビーフパテが7枚…1枚だって大きいのに、7枚がまとまったら、どんなに大きな口の持ち主でもそのまま食べる事は不可能に見えます。結局、ビーフパテを何枚か外して食べる必要があるんでしょうね。

先着30名は定価1,450円のこのバーガーが777円になるんだそうです。しかしその人数を超えても売れ続ける裏にはどんな秘密があるんでしょ。みんなデブになっちゃえ…って事でしょうかねぇ。

…私も明日行ってみようかなぁ…いや、(遅々として進まない)ダイエット中なので我慢しますけれどね。

個人的にはパテの大盛りより、セロリの臭いがきつい以前のバーガーキングに戻って欲しい気持ちで一杯です。

2009年10月26日(月) 天ぷら / 冷蔵庫を買おう…PartIII

昨日は「サツマイモの天ぷらが食べたい!」と思い立ち、サツマイモを購入。

旧居では揚げ物というと、容量が1リットル程度で20cm径の小さな揚げ物鍋を使用していました。それを使って「間口が狭くて、すぐに温度が上下して不便な鍋だなぁ」と不満をたらたら漏らしつつ使用していたのです。

新居に引っ越してきて初めての天ぷら料理も同じ鍋を使いました。当然感想も変わらず。食べる人数が増えた分、作る量も増える訳で、これは本当に不便だと思ったのです。

今日、サツマイモの天ぷらを食しながら、野次馬先母が、天ぷらにはル・クルーゼの鍋が便利だと教えてくれました。

野次馬先母は、別にブランドにこだわっているのではなく、単に間口が広く底の浅いキャセロールが天ぷらに向くのではないかと試してみたところ、これがとても便利だと実感したのだそうで、確かに使い勝手が良さそうです。

お年寄りには重くて使いにくいため、うちでは愛用してきたけれど、これからは肩身の狭い思いをして行くんじゃないかと思って居たル・クルーゼの鍋ですが、思わぬ効用があったようで、後はココットがどう使われるかを案ずるのみ。


冷蔵庫を買おう…PartIII

もう機種選定は済んでいますので、後は買うだけ。

昨日は、横浜に住む友人が床を自分で張り替えたいというので、私が以前乗っていたMPVを友達から借り受けてそちらに出向き、D.I.Yショップで床材を買って運びました。120kg近い材料、やはり車がなければ運搬も大変ですね。

その友人が住む家と冷蔵庫を買う店は近いので、まずは車で店に行って冷蔵庫を注文。配送は不要で、こちらから業者が取りに行くと言うことでちょっと打ち合わせが大変でしたが無事終了。

今回この冷蔵庫が安かったのは、日立のフラグシップにあたるこの機種を、「新製品をうちが一番売るからね」と豪語してキャンペーンを張ったのだけれど、実はそんなに成績が芳しくなく、そこで更なるキャンペーンをと言う事だったようです。「もっと売りたいなら、ここで網一押し負けてよ」「配送が要らないんだから、その分安くしてよ」「いやね、私は客のマナーとして値引きを頼んでいるんですよ」とあれこれ交渉はしてみたのですが、「すみません。これが底値です」と言う事で、結局最初の提示通り218,000円で購入。

配送は来週以降となりそうです。

価格.comを見ると、ヤマダ電機で買った人が同じ値段で更に5,000円分の商品券をつけて貰ったと言う話がありました。もっと交渉すべきだったかな…

2009年10月25日(日) 冷蔵庫を買おう…PartII

先日、565リットルの日立「R-Z5700」が安く買えそうという情報を手に入れた訳ですが、使いにくければ買う価値はありません。

そんな訳で、今日は家族を連れて冷蔵庫を見に行きました。最初は池袋のビックカメラに行こうと言う話をしていたのです。そこなら、隣はヤマダ電機ですから値段の比較も簡単にできるでしょうからね。

しかし、今日は朝から雨模様で、こんな中で家族揃って電車で移動はめんどくさいと言う事で、急遽車で行ける秋葉原のヨドバシカメラに変更。車で10分の距離って言うのは便利ですわ。

冷蔵庫売り場で、日立の目的の冷蔵庫にこだわることなく、様々なものを試してみました。

結果として分かったことが2つ。

1つはなぜ、今使っている冷蔵庫が使いにくいかという理由。今の冷蔵庫は「スリム」がキーワードのようです。400リットルクラスは少人数の家族がターゲットで、多分家も狭いと言う想定なのでしょうね。で、狭い幅で中は広くしようとするので、下にある冷凍庫や野菜室は高さで容量を稼ぐことになります。結果として一番使う冷蔵室の下端がかなり上に来てしまって、150cm未満の野次馬先母は冷蔵室の2段目に手を伸ばすのも一苦労ですし、164cmある野次馬先娘も冷蔵室ドアに入れた2リットルペットボトルを取り出すのに苦労すると言うレイアウトになっているのです。これが今回ターゲットとした観音開きのタイプは
横幅があるので、全体の高さが下がり、冷蔵室が背の低い人にも使いやすくなっているのです。売り場に今使っているシャープ製の400リットル冷蔵庫もあったので比べてみて実感しました。身長の低い人は両開きの幅がある冷蔵庫を選んだ方が良いようですね。

もう1つは、冷蔵庫の性能には大差が無いと言う事。世代と容量が同じなら着飾る言葉は違っても、基本的な性能はそんなに変わりません。となれば、後は使い勝手と基本性能で選べばいいのかなと言う事ですね。

個人的な各社の感想を言うと…
シャープ:プラズマクラスターが売りだけど、野菜室などの引き出しの建付けが最悪。両開きドアも閉まりにくくマイナス要素が大きい。

三菱:製氷の水タンクから製氷皿まで洗いやすい…後は? 棚が上下にスライドするギミックは便利そうだけど壊れそう。

松下:「マネシタ」全開…最新はタイガー魔法瓶の猿まね?ドアの開け閉め回数・時間などを記憶して効率よく冷蔵するんだとか。モーター位置が上にあるので野菜室、冷凍室が広い…でも日立と大差なし。

東芝:ふーん

日立:ユニトルクの時代からモーターと言えば日立でしょ。野菜室・冷凍室の広さも十分、冷蔵室のトレーをひっくり返して高さを調整するのは秀逸←ああ、偏見丸出し!

私の中で順位をつけるとすれば、日立→Panasonic→東芝→三菱→シャープとなるかな。兎に角、シャープは建付けの悪さが致命的です。

野次馬先母は、早々に「どれでも一緒」という事に気付き、「もうあれで良いよ」と言って決着。私は冷蔵庫はモーターで勝負。だから日立を選ぶと言う三段論法で選択をしているのですが、もし冷蔵庫選びに悩んでいる人がいらっしゃるとしたら、気に入ったキャッチコピーを見つけたものにすれば良いんじゃないの。失敗はないでしょと言うのが冷蔵庫選びですかね。

ヨドバシカメラでヤマダ電機の提示した218,000円(ポイントなし)を伝えてみましたが、ヨドバシでは258,000円+ポイントが限界と言う事で、やはり不親切係が跋扈するヤマダ電機で買うしかなさそうです。まぁ不親切係が跋扈していたのは特定の売り場だと思うことにしましょう。

2009年10月24日(土) 冷蔵庫を買おう…

新居の設計段階で、「うちは600リットルの冷蔵庫を入れる予定がある」と機種を指定して、このサイズの冷蔵庫がきちんと収まることを条件に家造りをしました。

しかし、私が引っ越してくる時、10年前の450リットルの冷蔵庫が階段から上がらず、窓からも入らないでしょうと運送屋さんに言われたため、仕方なく運送屋さんが問題なく入ると指定した容量の冷蔵庫を買いました。

兎に角、私はうちで使っていた冷蔵庫が入ると言う事を一切疑っていなかったため、前日宅急便で冷蔵庫の中身をまとめて冷蔵・冷凍便で送り、翌日引越しが終わったところで受け取れば問題なかろうと思って居たのに、冷蔵庫が入らないと言う状況となったため、選択肢がなかったと言うのが実情です。

それでも、注文してすぐ来るというものでもなく、宅急便屋さんには事情を話して「例え腐っても文句は言わない。腐るものはない」と言って荷物を預かって貰ったのです。

期限に冷蔵庫が間に合わず、「3階で使うから」と自分を納得させて小型の冷蔵庫を買って宅急便屋さんから荷物を受け取り、その数日後に400リットルの冷蔵庫が届きました。

ほぼ1ヶ月使ってみたのですが、どうも使いにくいんです。

建設会社に「うちは600リットルの冷蔵庫を使うと言ったはずなのに入らないのはなぜ?」と問い合わせたところ、結果としてもし本来入れたい冷蔵庫に買い換えるなら、仕方なく買った400リットルの冷蔵庫は買い取りますという話になりました。

そんな話しもあったので、冷蔵庫について調べてみたのですが、600リットルクラスの冷蔵庫って28万円〜32万円位の値段なんですね。高すぎます。

そんな前振りがある中、今日は友人の付き合いで電気屋に行きました。

HDMIを利用する機器が増えたので、それをどう対応したらいいのかと言う相談を受けたので、「世の中にはHDMIのセレクタという便利なものがあるんだよ」と教え、お店に連れて行ったと言う次第。お金持ちの友人は、「あ、安いね」とついでにDVDレコーダも1台お買い上げ…金持ちって羨ましいねぇ。

そのついでに冷蔵庫売り場を覗いてみたのですが、普段なら30万をちょっと切る位の値段で売られている日立の冷蔵庫「R-Z5700がかなり安い値段で売られていました。

野次馬家族にその旨を告げ、一応検討しておくよう伝えて、私は友人とおいしいご飯を食べに行きました。帰宅後、明日近くの店に見に行こうと言う事になりました。

その安売りをしていた店は、以前「不親切係しかいないじゃん」と言った、某ヤマダ電機。ですから、できるならこの店からは買いたくはないのですが、背に腹は代えられない。私の意地なんてそんな程度ですぜ。でへでへ…ってなもんですね。

2009年10月23日(金) 机 / 精米

旧居を購入以来10年間愛用してきたパソコン用机を手放すことにしました。

新宿タカシマヤで買ったそれは、幅×奥行きがほぼ60cmでデスクトップ機は本体を机の足下に置くスペースがあり、ディスプレイを机の上に、キーボードは引き出しになっている板の上に載せます。その引き出しを引き出すと、マウスの作業スペースが折りたたまれていると言う寸法。ノートパソコンを使うにも最小限度のぴったりさでとても気に入っていたんです。が、残念ながら超狭小住宅である新居には、これでも「巨大な家具」となり置くスペースがないので、諦めざるを得ません。

幸いなことにと言うか、悔しいことにというか、私の愛しきハイエナ友人が「タダなら貰ってあげよう」と名乗り出たので、引き渡す事に。

本来なら「欲しければ取りに来い」的態度で良い筈なんですが、「え?家に入らないんでしょ?おけないんでしょ?引き取って欲しいんでしょ?」とたたみかけられ、「はい、引き取っていただければ光栄の至り」と跪いてお願いしなければならない立場のようで、お引き取りいただく日時も相手次第…なんか悔しい

まぁ、無理矢理Bromptonも1台押しつける予定なので、お互い様なんですけれどね。

ゴミは日に日に減っては居ますが、なかなか「片付いた」「落ち着いた」とは言えず、ちょっと焦り気味のこの頃…


精米

家に玄米があります。

新米の時期に30kgの袋で送りつけられる新米、精米をしてしまうとどんどんうまみが逃げるので、必要な時にこちらで精米するからと玄米で送ってもらっているのです。

既に今年の新米が出回っているのですが、昨年からの様々な忙しさと、田舎から何度か追加で精米済みの米が送られてきたことなどが重なって、玄米が少し余っていたのです。

で、今は新居で野次馬先家族と食を共にしている訳ですが、ついにストックしていた米が少なくなってきたとの事で、その玄米を精米することにしました。

近くの米屋さんでも精米はしてくれると張り紙はでているのですが、20kg近くある米を歩いて持っていくのはちょっと大変です。田舎なら車で行って終わりなんですけれどね。

で、結局、今回は別の用もあるので、「古本屋に本を持ち込み、米を精米し、旧居からプリンタなどを引き揚げ、友人に売り渡したMPVを強奪して新居に帰り、友人に引き渡す机をMPVに載せて、何食わぬ顔をして友人の駐車場に戻す」と言うツアーを組んだのです。

荷物を積み込み出発。

最初の本持ち込みは順調に終わりました。300円くらいになれば良いやと思って居たのですが、1720円という思わぬ収入になりました。しかし「これには値段が付きません」と言われた箱の中には、萩尾望都さんの全集(の一部)とか星野宣之さんの初期作品とか、「値段が付かないなら家に持ち帰りたい」と思うものも結構ありました。しかし、ここで持ち帰ったらまた荷物過多になってしまいますので、見なかったことにして捨ててもらう事にしました。

渋滞などもあって、時間を考えると予定の内「友人の車にさりげなく机を積み込んでおく」は実行不可能かと判断し、それならばその空いた時間にと、インサイトのエンジンオイル交換を済ませ、それから精米に向かったのです。が…

米がないんですよ。一緒に用意したはずなのに、米の入った袋がありません。どうも家に忘れてきたようですね。一体何のためのツアーだったんでしょ。

慌てて家に戻ってみたら、米の袋は玄関の外にちゃっかり鎮座していました。それをこっそり車に載せ、慌てて引き返して精米して、何食わぬ顔で戻ってきた次第。

おかげで、「旧居からプリンタを引き取る」なんておまけも実行する余裕が無く、忘れ去ってきました。

凄い時間が掛かった割には、実のない時間を過ごした感じです。脱力…

2009年10月22日(木) どうしたら伝わるのか ./ 都会なのに…

言われたら「そんなの当然」と分かりきっているのですけれど、なかなか実践できないことなんです…

先日、何かのテレビ番組で、1人の女性芸人と1人の女性モデル(?)が同居生活をして、その中で使える電気を減らしていくことにより、電気のありがたさを実感すると言うような企画がありました。自動車を運転しながらだったので、映像を見るでもなく、音だけを聞いていたのですが、日の入りと共に部屋は暗くなり、ろうそくの照明はあるとしても殆ど真っ暗で、そんな中でモデルさんが洗濯をしようと洗い桶と洗濯板を買ってきたのですが、大きすぎて風呂に入らないし使い方も分からないしと廊下に放り出していたところに芸人が帰ってきて、ずっぽり足を桶の水の中につけてしまって激怒、更にその水を捨てようとしたら、芸人は風呂場に捨てようとしたのに、モデルは逆方向のシンクに捨てようとして桶が傾き、水がこぼれるにいたって芸人が大激怒という場面が展開されました。

1人は「こんなに大量の水は風呂場に流すのが当然」と思い込み、1人は「風呂場に入らなかったんだから、シンクに流すのが当然」と思い込んだ結果の惨事だったわけです。

こんな話はここに限らずあちこちにあります。人が2人以上集まればこんなことはしょっちゅうですね。

私の仕事環境でも当然のようにあります。仕事柄相手は博士号を持つような人たちばかりで、自分の仕事のことを話させると、私にしてみれば宇宙人の言葉のような専門用語が延々とでてきて、「こうなる訳ですよ。分かりますか?」と言われるんですが、当然ながら「わかりません」と答えるしかないんですよね。で、逆にコンピュータのことになれば立場は逆で、私がいくら噛み砕いて教えたつもりでも、「わかった、これはこういうことなんだね」と言う説明はちょっと違っていたりして、それでも大きく間違っていなければ「これでいいや」と通してしまうこともしょっちゅうです。

そんな専門職の話ではなくても、お互いの話の中で、話の前提となる土台がきちんと説明をされていなかったために、話が食い違い、ひどいときには自分は「Aさん」について話しをしていたのに、聞き手は「Bさん」の話と思って聞いていたなんて事もあるわけです。

家の設計段階で、何度も齟齬の無いようにと1つのことに対して、3回表現を変えて話をして見たりもしたのですが、それでも齟齬が生じた場所を見ながら、なぜ伝わらないのだろうとしみじみ考えさせられました。

自分の目から見れば、「こちらがあれだけ表現を変えてしてきしたのに、勝手な思い込みを前提として結局こちらの話を聞いていなかったのではないか」と言いたくなりますが、立場を変えて見れば、「業界の常識から考えたら考えられないような事を言ってきた。よもやそんな話だとは思えないから(それが常識と言うものだ)、そんな前提は思いもよらなかった」と思ったのかもしれません。

当然ながら、私は私自身ですから、私の目で見た気持ちが優先されてしまう訳ですけれど、でも、そういう結果を踏まえて、結局「表現をあれこれ変えて、『誰にでも分かる』よう説明をしたつもりだったけど、実はそれは独りよがりで、相手の常識を覆すまでにはいたっていなかったのだな」と反省をすべき点も分かってきました。

1言えば100分かってくれるのか、それとも1言ったら1分かるのか、それとも100説明してようやく1分かってくれるのか、それは相手のレベルによって違います。また同じ人でもつぼにはまる話かどうかでそのレベルも変わってくるでしょう。

100言って1だと悲しくなってしまいますけれど、せめて1言ったことを1理解してもらえるよう、誤解の無い説明がきちんとできるよう、独りよがりにならないよう話し方に気をつけたいと思うのですが、これはなかなか難しいですね。

とり止めもない話ですが、今回の一連の作業でそんなことを強く感じた次第です。


都会なのに…

引越し直前にも、ルーターの類を買うために秋葉原へ行きましたが、車で10分程度でつきました。東京駅も同じくらい。列車でなら30分位でしょうか。

有楽町や池袋なら10分〜15分でたどり着けるような立地に住んでいるのですが、実は引っ越してきてから、先の秋葉原に行った事を除くと、いわゆる都会の繁華街には一切足を運んでいません。ええ、自動車で移動する時の通過点としてなら通りかかっては居ますけれど、そこに遊びに行くとか用事を足しに行くって一切していないんです。

例えば池袋の無印良品(先日新装オープンしたらしい)などにベッドや収納家具を見に行こうとか、おいしいものを食べに行こうとか、映画を見に行こうとか、理由を見つける気になればいくらでもあるはずなんですけれど、やはりこういう時の自分をみると「私は出不精だったんだなぁ」と強く実感しますねぇ。人混みの中に行くくらいなら部屋で寝てる方がマシだわ。

とは言いつつ、時計を壁(石膏ボード)に取付けるためのフックを買うとか、ベッドを買うとか、冷蔵庫を物色するというのは、結構早く実現したい用事なので、そろそろ重い腰を上げざるを得ないかなと思って居るのですが、果たして実現するんでしょうかねぇ。

星新一さんのショートショート小説の中に、指一本で何でもできる社会が描かれていましたが、結構今ってそんな社会になっていますよね。

2009年10月21日(水) タバコ増税は近いのか…

民主党の菅副総理がタバコ増税について考えを述べたそうです。

菅副総理 たばこ税は「欧米並みに」(2009.10.20 12:56)
 菅直人副総理・国家戦略担当相は20日午前の閣議後会見で、税制の見直しを検討しているたばこ税について「健康のためにも欧米並みにしていいかと個人的な見解は持っている」と述べ、税率を引き上げることが望ましいとの考えを示した。

 また、菅副総理・国家戦略担当相は、たばこ産業の観点からもたばこ税の見直しが必要になるとの見方を示した。政府税制調査会(会長・藤井裕久財務相)は、たばこ税は平成23年度以降の見直しとなる方向で議論が進んでいる。

欧米並みというのが、どれ位の金額をさして言っているのか分かりませんが、「健康のため」を思うなら、箱に「健康を害する危険性があるから吸い過ぎに注意」と書いたり、増税をして吸う人を減らそう等と中途半端なことをせず、「タバコは今日から大麻と同じ麻薬です」としてしまえば良いんじゃないの。

私もタバコが値上げされる度に「タバコが1箱○□円になったらやめる」と常に今回値上げされた金額より少し上の値段を言って居たように思います。実際の私はその値段になる前にやめることができましたが、当時、私が愛飲したハイライトが120円から150円に値上がりした時、多分、世間一般で一番人気のあったマイルドセブンなどは180円になったはず。そして多くの人が「300円になったらやめる。迷わずやめる」と言い切っていました。で、今はいくらなんでしょう。まだ300円には達していないと思いますが、かなりそれに近い値段になっているんでしょ。では、その当時「300円になったらやめる」と言っていた人は、本当に300円を超えたらやめるでしょうか。多分、答えは「No」で、今頃は「500円になったらやめる」とか「1000円になったらやめる」と言っているんじゃないでしょうか。そしてその値段になってきたら、更に高い目標金額が口を出るのでしょう。

まぁ、政府はタバコを麻薬指定して日本から追放することが目的なのではなく、どの値段にしたら税収が一番上げられるかが問題なのでしょうから、あまりタバコ人口が減らず、文句を言いつつも買う人が見込めるぎりぎりの価格を設定しようと躍起になっているのでしょう。

その当時人気だったマイルドセブンよりニコチン、タールの量が4倍以上というタバコ(ハイライトや缶ピースや手巻きタバコ)を愛飲していた私としては、当時でさえ「そんな空気みたいなものに金を払う気が知れない」「だったらやめちゃったらいいじゃん。そして政府が慌てふためく様をニヤニヤ見るのは滑稽で良いと思うよ」と思うのですが、如何なものでしょうね。

今でも「俺はタバコがいくらになっても吸い続けるよ。好きで吸っているんだからね」と言う人がいます。嗜好品である限りは、それはその人達の権利です。でも、いくらになったら値を上げるのか、興味深い事でもあります。ま、先にも書きましたように、政府は禁煙国を作ろうとしている訳ではなく、税収のことを第一に考えていますから、このような熱烈なタバコファンが離れないよう、徐々に値上げを繰り返していくのだと思いますけれどね。

タバコが1箱1000円とかになると、闇タバコが出回ったりするんでしょうか…

しかし安いタバコの代表であるゴールデンバット等は結構ニコチン・タール量が多いですし、わかばなど両切りでフィルタのついて居ないタバコもあります。一番簡単に海外から個人でもって来られそうなのは手巻きタバコでしょうけれど、これも今人気のある軽いタバコを吸う人には耐えられないきつさでしょう。ま、需要があればどこから供給は生まれるものと思いますが、麻薬と違って取り締まる訳にも行かないけど、これが普及すると税収が落ち込んでしまう訳で、果たしてその辺りがどうなるのかも興味深いところです。

2009年10月20日(火) ちょー模範的な休日 / 生前贈与 / 28.1km/l

昨日は、父親にワープロを教えたり(父は、PC-9801の時代にJ'sWordと言うDTPソフトを与えて教えたため、未だ「この文字を縦70%、横50%に縮小したい。なんでウィンなんとかになってそう言うのができなくなったんだ。不便だな」と怒るのです。そして、頑固でもういい年なので物覚えも悪くなっているのに、一切メモを取ろうとしないので、毎回同じようなことを聞いてきます。

毎回同じ事だったら、こちらも機械的に答えればいいので楽なんですけれど、同じ「ような」事なので、毎回悩まされるんですね。また、どうしてもフォルダの階層構造というのがよく分からない…いや、GUIがいい加減で見にくいから老人に理解されないのだと思えますが、兎に角、同じ事をあっちでもこっちでもできたり、又はあっちではこういう操作でできたことが、こっちではできなかったとか、統一性に欠いているので老人には辛いようですね。私もここで父親がどんなことに悩んでいるかを見て、自分の顧客の理解に役立てているようなところがあります。

まぁ、書くと大げさですが、こちらとしては現物を見て、一通り説明をするだけなので楽と言えば楽なルーチンワークです。それらが終わって、もう今日はやることが無くなったと上の部屋にあがった時、時間はまだ9時前でした。親と2人で住む友人が、「親の面倒もあるので遊び歩く訳にも行かない。だからと言って家でやることもないので、まだ老人じゃないつもりだけど下手すると9時前には寝ているよ」と言ったのを思い出しました。うん、確かにそういう風になりそうです。

このまま寝ると明日以降時間のリズムが狂って大変になりそうなので、何か読む本はないかと探しましたが、たいしたものが見つかりません。仕方なく、多分甥っ子が置いていったマンガをいくつか見て時間をつぶしていました。読む本位用意していけば有効に時間を使えたのにと後悔しましたけど、後の祭りです。こういう時間の無駄に仕方もたまには良いですよね。


生前贈与

そんな緩い時間を過ごして、今日はお役所へ出かけました。

殆ど価値のないものですが、80坪程の土地の名義変更をしてきました。

私の田舎で再開発が始まった時、私は開発が始まった駅裏の土地を買っておいてとお願いをしたのですが、そのお金で何を思ったか「あいつは山が好きだから」と地目山林で駅から車で30分以上掛かる場所に土地を買ったのです。当時はそれでも数百万したその土地は、今では固定資産税すらかからない価値のないものに成り下がりました。もし、私の言う通り駅前の土地を買っていれば、そこは買った値段の数倍に値上がりしていたんですよねぇ…

ま、おかげで名義変更というか生前贈与というものをしてきた訳ですが、かかった費用は印鑑証明や土地の評価証明を役所で取った数百円と、司法書士だかなんだかの事務所に登記手続きを依頼した数万円で済むことになりました。


28.1km/l

役所と事務所へ行って、必要な手続きを済ませた後は、もう用はないというので帰路につきました。しかし今日は平日。先日のように贅沢に高速道路を使って走る訳には行きません。時間だけはたっぷりあるし、のんびりは知ったらどれだけの燃費が出るかも知りたかったので、ゆっくりと一般道を走ることにしました。

結果、約400kmを走っての燃費は28.1km/lと立派な数字が出ました。

海近くの平野部分では30.2km/lという燃費が出ていたのですが、日本海側から太平洋側にでるため、山に向かうルートになると、平野部でも少しずつのぼり道となり燃費が落ち始めます。最後の山越えの部分は高速道路を使って、更に一度日本海側に下りてから一般道に戻ったのですが、下りた直後に電話が入って出来るだけ早く戻らなければならなくなったので、再度高速に乗って、それでも70km/h前後を堅持してだしたのがこの数値です。

この車は 55km/hくらいで走っているのが一番良い成績を出すみたいです。で、止まっている間はアイドルストップをすると言っても、やはり減速や加速で燃料を無駄遣いしてしまいます。ですから、この車の理想は多分、国道2号線の自動車専用道とか、一般道だけど自動車専用道で信号が殆どないと言う様な道なんでしょうね。そんな中で、他は100km/h近いスピードで殺気立って走っている中、1人「ここは一般道だもんね」と呪文を繰り返して、制限速度を堅持して走るのが理想かと思います。

先日(2009年6月10日〜11日)、山口方面へ旅行した際、広島から無給油で帰る事に挑戦し、結果はすれすれで帰着したのですけれど、あれは2号線では他の車の流れに乗って、更に深夜の1号線でもトラックなどと同じ速度で走ったために燃費が落ちてしまったんですね。大阪市内を抜けるやり方も含め、もう一度挑戦してみたいものです。できれば山口か九州から無給油で帰宅ってできると嬉しいですねぇ。

…でも、うちから九州の玄関口である門司港まで1,021kmだそうで、30km/lの燃費を堅持してすれすれたどり着けるかどうかと言う事で、多分無理だなぁ…

2009年10月19日(月) 帰郷

F1を見てから出かけるか、それとも高速道路を安く通行する方を採るか…結局は、貧乏ですので、後者を選択しました。F1を見たいなら、フジテレビが間違いなく受信できる地域で休憩して、ワンセグで見ればいいんじゃないかと。

でも、番組表を確認したところ、地上波では1時間開始が遅くなっているようです。欧州やアジアで開催される場合は、実際の開催時間と地上波での放送時間に差がありますので、その中で編集されるのは仕方のないことかもしれませんが、日本の真裏で開催されるアメリカ大陸での開催くらい地上波でも生放送をしてほしいものだなぁと思うのですが、それでは視聴率が取れないんでしょうかね。残念な話です。

そんな番組表を見てしまったため、地上波で見るという気持ちは一気に萎えてしまいました。高速道路に0時前に乗ってしまえばあとはのんびりできるので、23時頃に家を出て関越自動車道に乗り、急ぐ旅でもないので80km/h前後でのんびり走り、赤城のあたりで休憩。そのまま寒さで目がさめる朝4時頃まで眠ってしまいました。

その後はまたのんびり走り実家に到着。母の仏壇に挨拶をして、すぐに睡眠不足分を取り戻すため2階で爆睡。その後は父親にワープロを教えたりして1日は終わりました。いったい何のために帰ってきたんでしょうね…

2009年10月18日(日) 模範的な休日

今日は日曜ですので、安息日として片付けは一切せずにのんびり過ごしました。

昨日は、金曜から日をまたいで深夜に帰宅したこと、家の工事で駐車場を作業場所として使うため、近くの有料駐車場に車を移動させて、工事終了後に戻した事を除いて、車に乗ったり外に出たりは一際せずに過ごしました。そして今日も一歩も外に出ず、3階の自分の部屋と2階の食卓の往復以外部屋から一歩も出ず過ごしちゃいましたよ。

F1の予選、今回は日本の裏側ブラジルで時差は半日あります。疲れもあったので録画に任せて、寝ました。起きて見てびっくりです。予選が雨で順延され、放送枠はそれに合わせて延長されたんですが、テレビの録画は放送時間延長に対応できていませんでした。ま、今日も再放送があったので見る事はできたのですが、ちょっと操作方法とか考えないとなぁと思わせた一件でした。

このままのんびり1日を終わりたいのですが、所用があって田舎に帰らなければなりません。

安くあげるなら、今日の内に高速にのってしまうのが吉。そうすれば1000円+αで高速道路を通行できます。でも、それではF1が見られません。しかし、F1を優先させると、今度は高速道路が普通の値段になりますので、一般道を延々と走らなければならなくなります。

どっちが得策でしょうねぇ…って、やっぱり前者(高速優先)ですよねぇ…って事で、そろそろ出かけようかなと思います。

2009年10月17日(土) 仙台から帰着 / 野次馬…最終工事

仙台での仕事はちょっと時間を取りました。

難問があった訳ではないのです。ただ、最新のドライバはネット環境から簡単にダウンロードできるだろうと思っていたのに、仕事場に通信環境がないため自前で用意した「WILLCOM CORE 3G」では、家でなら「たったこれだけか」というレベルの323MBと言うサイズのファイルも、下り最大7.2MBPSの通信環境ではあまりにも巨大なファイルで、ファイルを落とすのに5〜6時間かかると言う予想が表示されたため、仕事場を抜け出し、近くのマンガ喫茶に入ってドライバをダウンロードしてきたなんて事もありましたし、問題の切り分けをきちんとするため、クリーンインストールの一環として、HDDは完全フォーマットを行ったのですが、それに予想よりかなり多くの時間を費やしたとか、折角ダウンロードしたドライバの1つが、なぜか解凍できなかったり、別のドライバはインストール後検査をすると「そんなボードはついて居ないからね」とエラーを表示したりと、あれこれ悩ませてくれた訳ですよ。

そんな訳で、順調なら15時には終わると思っていた作業も、気付いたら19時を回ってようやく終了となった訳です。

帰りにはゆっくりその辺を回って、おいしい店を何軒かハシゴしつつ、適当にお土産でも買って帰ろうと思っていたのに、ここでゆっくりしていたら、帰りは深夜から朝方になっちゃうよと焦って帰らざるを得ない羽目になりました。結局夕飯はインターチェンジ付近のジョイフルでとり、お土産は諦めました。

明日は家の工事がある予定なので朝には帰り着かなければなりませんが、そんなに急ぐ事もないでしょう。となれば、往路は100km/hを基準として速度を調整して燃費はほぼ22km/lだったのですが、復路は80km/hを基準としたらどうなるかと実験をしてみる事にしました。

宮城と福島の県境、福島と栃木の県境の辺りは結構上り下りが多いので、燃費を稼ぐのはきついように思うのですが、意識して速度を抑え、特に最後の方は明日の工事について打ち合わせを電話(ハンズフリーです)でしながら、トラックの後ろについていたら、そのトラックが見事なペースメーカーになってくれて、結局燃費は25.4km/lを記録できました。

やはり1300ccのエンジンでは高速走行は苦手のようですね。普通乗用車ですから高速道路は100km/hが法定速度ですが、80km/hで走る方が燃費は良い。許されるなら60km/hでの連続走行が一番燃費が良さそうに思います。

片道350kmを20km/h早く走るか、1リットルあたり約3.5km多く走る事を選ぶか…どちらが得策なんでしょうね。



野次馬…最終工事

野次馬家族が引っ越してくるまでに、残った工事は終わらせて…これが9月半ばに引き渡しを受ける条件でした。相手も契約通りの引き渡しができなければペナルティが発生するし、面倒は避けたい…そんな風に思ったのが裏目に出たのか、野次馬家族の引越しまでに工事は終わらず、更に「この日に終わらせます」と公言した10月3日の工事でも手抜きが発見されて、再工事と相成ったのですが、それから約2週間、いつ工事をするとも、どうやって工事をするとも何の連絡もなく時間だけが過ぎて、ついに先日、その不満が爆発して「引き渡しから1ヶ月して、未だ荷ほどきができない家に住まわされるなら、その分の補償を求める」と通告をしたのですが、会社側から「補償はできかねる」という回答を受けたので、「それなら2日後の工事予定日に全ての工事を終わらせる事。そちらの言い分としては、工場に発注すべき部材があるとか、そういう話で工事は2週間掛かるとか言うかも知れない。しかし、全国でいくつも工事現場を抱えている御社なら、同じ部材を抱えているところは必ずある。そこからかっぱらってでも部材は調達して。補償を受け付けない以上、うちもこれ以上迷惑を受けるつもりはない。土曜に全ての工事を完了させること。『No』は無し。話は以上」と追い返したのが今週の木曜日。

昨日、「やはり無理です」と泣きついてくるか、それとも「行きます」と自慢気に言ってくるのかと電話を待っていたのですが、22時を過ぎても連絡無し。ふざけるなと連絡をしてみたら、朝の段階で部材の確保ができ、用意ができていたとの事。ただ、3日の工事で手抜きをして、更に家族が買って取付けたものを汚れた手で触って台無しにされ、更に工事後にゴミが散乱していたと嘆く野次馬家族は、「どんなに養生をすると言っても信用できない」と言い張ります。そこで「引越し業者に荷物を預け、養生した上で工事をして、掃除をして家具を戻す事を補償の代わりとして欲しい。何千万も払って家という夢を買った家族の気持ちを汲んで欲しい」と言う交渉をする羽目になり、なんとか受け付けてもらえました。明日どんな工事をするのかに加え、そんな交渉を仙台からの帰り道、トラックの後ろでペースを作ってもらいながら交渉していた訳です。

朝9時前に関係者が到着し始め、家の外壁補修、床の補修、天井部への補強部材据え付け、壁紙の貼り直し、据え付け机の補強工事、洗面台及び防水壁取替え工事、下駄箱の取替え工事などが平行して行われました。

担当営業をして「こんなに業者が集まった現場ははじめて見る」と言わしめた工事ですが、様々なところで時間が掛かったようで、作業完了が20時近くとなってしまいました。が、取りあえず不具合箇所はほぼ直りました。いくつかの保留案件は残りましたけれど、これでようやく「家ができた」と言える状況になりました。一安心です。

2009年10月16日(金) 仙台到着 / あらあら(TBS)

早朝自宅を出て仙台に向かうはずでしたが、気が小さくて心配性の私は、朝渋滞することや、途中で事故があったりして遅れることを心配して、結局昨夜、0時を過ぎるころ自宅を出発してしまいました。

途中何度も強力な睡魔と闘いながら、今は仙台市青葉区の漫画喫茶にいます。約束は10時前後ということなので、そのあたりまで爆睡する予定です。

兎に角、無事に着いてよかった…


あらあら(TBS)

2日前に、最近のTBSは本当に面白くないということを書いたのですが、スポーツニュースでサッカー日本代表の岡田監督ともトラブルを起こしていたのですね(link)。

要約すると、10月3日放送の「S1スパサカ」という番組で、サポータ100人から得た「岡田監督に聞きたくても聞けなかったこと」を岡田監督にぶつけたのですが、その内容が「ワールドカップベスト4と公言する裏づけは」とか「カズやゴンをベンチ入りさせるべき」さらに、それは厳しいと答えたら11年前のワールドカップでカズを代表からはずしたことを聞かれ、岡田監督が怒りを露にした件を一部始終放送したことでこじれたということらしいです。

インタビュアーが当時の日本代表だった小倉なんちゃらという人だったため、調子に乗ったんじゃないかという見方もありますが、確かにひどい内容ですね。無責任なサポータがいうことを代表監督に垂れ流して、それが「番組です」という無責任、無能さ、これが今の日本のマスコミを示しているように思います。

もう何年も昔ですが、旧居の集合住宅では駐車場の割り当てについて、入居当初の仮抽選で有利なくじを引き当てた人がたまたま第一期の理事会を構成したため、その仮抽選が本決まりになるという後味の悪いものになりました。抽選に外れた人の不便さと、不公平を訴えてきましたが埒が明かず、4年目に私に理事の順番が回ってきたとき、例によって例のごとく誰も理事長はやりたくないとごねる中で、「駐車場問題を取り上げ、みんなが協力してくれるなら私がやってもいい」と言いました。私以外の意見は「無理だよ。できるはずが無い。でもやるなら勝手にやったら」という感じでした。確かに便利な場所を借りるあてもありませんし、事前に行った意識調査でも有利な駐車場を確保している人たちのほとんどは譲り合う気持ちは持ち合わせていません。ここで、私も同じことを言いました。「やってみなければわからない」と。

就任してすぐ、最初の抽選が仮であり、新規分譲マンションへの一斉入居をスムースにするための方策だったこと(そしてその資料)、今がどんな不公平を招いているかということなどを資料にして、新しい場所への模索を始めました。結果、たまたまですが、マンションの前にあるけれど、ほかの所からも申し込まれて、断られているという空き地を駐車場として借りることができました。

当然ながら多くの人が「まさか」「本当?」「すごいね」という言葉を発しました。最初は99%の人が「あったら便利だけど、絶対に不可能」と断言していたのです。ええ、100世帯の内、やるといったのは私だけだったので、まさに99%が「無理」でした。でも、結果は成功だったのです。みんながだめと言っているからとあきらめていたら、絶対に進展なんかありませんでした。今までの駐車場では不便だし、仮抽選の結果を手放さない人たちがうらやむ場所に駐車場を確保して、「抽選の結果なんだから、あなたたちはそちらで我慢すべきだ」と言ってやりたいというネガティブな感情の発露は最高の結果を持って幕を閉じたのです。その仕事の後、マンションの中では見知らぬ方からも挨拶を受けるようになりましたし、それに加えて強引に導入した防犯カメラの設置もあわせ、マンションの資産価値がそれなりに上がったという評価もいただきました。結果で言えば「成功」ですが、最初にこのアホインタビューのように「成功すると思う裏づけは?」などと聞かれ、それがなければ実行してはだめとか言われていたとしたら、この時の成功はありえなかったのです。成功するか失敗するかの違いはそんなところにあると思います。そう、精神論的な言い方をすれば「やる気の問題」と言う訳です。

日本の野球では「一億総監督」と言う言葉をよく耳にしました。いわゆる日本のプロ野球とメジャーリーグの違いは何かと言う話にまで発展させる人もいますが、簡単に言ってしまえば、アメリカの人はアメリカのプロ野球にプロらしい見ごたえのある野球を期待して、それを楽しんでいます。しかし日本の人はプロ野球に見ごたえのある野球を期待しているのではなく、自分が監督になったつもりで批評しながら野球中継を楽しんでいると言うことです。

私自身はかなり前ですが、コバという監督が広島を率いて、引き分け狙いのせこい試合をして勝率を稼ぎ優勝したその年に、そのせこさにあきれてプロ野球を見なくなりました。それ以外にも、今中日の監督をしているオチアイが「プロなら内野ゴロで全力疾走するな」と言う勘違い発言をしたり、全般的に肩の弱いロートル選手はレフトでも守らせておけばいいと言う状況があったり、兎に角全力で試合をしない日本の野球に面白みを発見することはありませんでした。

私は早々に見切りをつけてしまったのですが、世間はつい最近まで野球に熱中し、野球中継さえしていれば視聴率が取れた時代は続いていたのです。それはそうやって、自分が監督になったつもりでテレビの前でごちゃごちゃ言うのが楽しかったからだと言うのです。

サッカーも、地元密着といってサポータと言う変な言葉でファンを持ち上げ、ファンの方も自分が12番目の選手だなどと阿呆な勘違いをして、結構頻繁に負け試合の後にグランドに残ってチームとトラブルを起こすアホウ達がいます。

こういうアホウのわがままを普通だと思ったら、果たしてチーム運営はスムースに進むでしょうか。絶対にそんなことはないでしょうね。

11年前、カズが代表落ちをしたとき、日本の多くの人たちが「うそ!」と驚きました。カズが所属する読売に至っては「信じられない暴挙だ」というような暴言まで飛び出しました。しかし、それはカズが戦力外だと冷静に判断をした結果でしょ(と当時の私も書いています)。

結果論として、若手だけになった代表チームで、「ここぞと言うときみんなを支える柱となる選手がいたほうがよかった場面もあったかもね」と言えるところもありましたが、ただでさえ弱い日本が勝ち進むためには1人の枠はあまりにも大きいんです。大企業なら窓際族を何人も抱えられるでしょうけれど、日本のような零細企業は、窓際族が1人いるだけで経営が圧迫されてつぶれてしまう可能性が大きい訳ですよ。

そういう状況を理解せず、単なる感傷などでカズだのゴンだのいうアホウのいうことをいちいち聞くというのは、戦場で後ろから鉄砲で…いや、機関銃で撃たれるに等しい暴挙だと思います。

確かに番組としては、視聴者の疑問に答えると言う側面もあるでしょう。しかし、あまりにもくだらない、答える価値もないことは、それを踏まえて相手に伝える義務もあるでしょう。「視聴者のいったことだから」と無責任にぶつけるのはマスコミとしての機能が正しく働いていないのだと思わざるを得ません。

先日書いた、中年のおっさんでさえ寒くなる駄洒落を無理やり入れるニュース番組といい、やはりTBSはその存在価値すら危うくなりつつあると思わざるを得ない状況にあるようです。

2009年10月15日(木) TBS / 明日は仙台

そう、最近「TBSが面白くない」という話を耳にします。

考えて見ると、うちでも一週間の間でTBSを見る時間ってそんなにないんじゃないかな…色もねあを時々みるのと、日曜朝のサンジャポ位…で、サンジャポも最近は張本さんを見るのが痛々しくて、見たくない、他のチャンネルにしてしまおう的気分が増大中です。

それ以外の番組って、個人的には何を見ても面白いと思えないし、先日たまたまですが、チャンネルを合わせていたら、ニュース番組をやっていたのです。「TBSはニュース報道に力を入れていく。そのための番組再編をした」と聞いていたので、こんな時間にもニュースをしているんだと感心したのですが、なんと言うかそれはニュース番組ではなく、なんともくだらないアホ番組でした。確かにやっていることは大小取り混ぜたニュースを扱ってはいますけれど、その辺の親父だって今時口にしない寒すぎる駄洒落を使ってニュースを説明するあたりは「あぁ、確かにTBSは終わっているわ。こんな局はいらないなぁ」と思わせるに十分すぎるないようでした。

あくまでも個人的な感想ですが、一時期の日産も同じような状況でした。作る車作る車全てがダサくて、全く存在価値のない車ばかり。まともそうに見えるのは社外から無理やり引き抜いたデザイナーが作る車で、生え抜きのデザイナーの作る車は、見るに耐えないデザインで、本当にこんなのを作るやつが「デザイナー」なんて肩書きをつけているの?と真剣に思いましたもんね。今でもそんなに価値のある車があるようには思えませんけれど、一時期よりはだいぶマシになったように思います。多分、TBSの今の状態はその日産の底と同じような状況なのでしょう。どうか、外からの風を入れ、生まれ変わってほしいと願う次第。


明日は仙台

突然の呼び出しで、明日は仙台に行ってきます。

呼び出したのがかわいいおねーさんならうれしいのですが、当然ながら仕事で、むさいおっさんの下に行くのです。悲しいですねぇ…

それにしても、某有名メーカー「D」からパソコンを購入し、私のソフトを導入して使い始めたら、定期的にあの忌まわしい青画面(ハード障害などでパソコンが正常に動作できないときに出る画面)が出るというのです。うちのソフトは小難しい技を使わずに作っていますから、そんな青画面が出るような悪さはしていませんよ。それより、それはハードウェアの問題が大きいから、買ったところに相談してくれと言っていたのですが、買ったところは「売ったら関係ないもんね。後は勝手にメモリやHDDを交換したり、OSの再インストールでもしてみたら」と投げ捨てたようで、そう言われてもパソコンはあくまでも研究のための手段でしかない彼らは、その矛先を私たちに向けて「どうにかして」と泣きついてきたという次第。

私はその会社とはメンテナンス契約を結んでいませんから、全てスポット対応です。つまり極論を言えば、電話ひとつの回答にもお金が発生するのです。が、さすがは半官半民の会社です。そんな事は一切無視して「(頓珍漢で的外れな)質問に回答して」とか「すぐに来て」と要求するんですよ。間に入ってもらっている会社に説明をして、うちの問題ではないと説明を繰り返しているのですが、ついにその会社が根負けしてしまったということのようで、まぁ私としては、のんびり小旅行を楽しむつもりで行くんですけれどね。

で、仙台…どうやって行きましょうかね。旧居に住んでいるときは、朝早くから列車に乗って新幹線で動いていました。大体駅にはあちらの営業さんが迎えに来てくれていましたからタクシー代もかかりませんしね。新居は、東京駅も近くなったので通勤は便利です。でも、せっかくだからインサイトで行くのもいいかなぁとも思えます。遊べる部分はそんなところしかないですよね。

楽して新幹線で行くか、それともドライブ気分でインサイトでいくか…考え中。でも、土曜は土曜で家の1ヶ月点検がある日だし、のんびりできないのであれば、新幹線で楽する方がいいのかなぁ…1ヶ月点検さえなければ、週末は実家に帰ろうかと画策していたので、そのまま帰るんですけれどね。

2009年10月14日(水) まだ落ち着けない理由とゴミのこと

いろいろな事情があって、一度実家に帰りたいと思っているのですが、次から次へとスケジュールが埋まり、実家への帰省はどんどん後回しに…本来のんびりとして過ごしているはずなのに、なんでこんなに予定に追い回されるんでしょう。

って、答えは簡単です。新居を発注した建設メーカーとのトラブルが未だ解決していないからなんですね。

トラブルの元は建設を請け負ったメーカー。

まずは口を酸っぱく注意をしていたのに、塀の上にある土地境界を隣の合意を得ずに取り壊したことに始まり、家の解体に覆いをかぶせず始めようとしたり、もう一方の隣を無人(売家)と思い込んで勝手に駐車場にしたり、前で着替えたり、飲み物などゴミを散らかしたり…そういうところから始まったトラブルで着工が遅れ、結局引渡しは駆け込みとなりました。

私自身、人を怒鳴ったり揉め事を起こすのは嫌いなので、譲歩案を提案し、本来9月15日に引き渡された家ですが、10月3日に行う工事で完全に終わらせればお咎めなしにするというところまで譲歩したのです。

しかし、残念ながらその日に行われた工事では1箇所の手抜き工事、1箇所の「何を打ち合わせていたんだ。何にも変わっていないじゃないか」工事があり、結局、再工事が必須という結果になったのです。

そんな訳で、また工事が必要な箇所には荷物もしまえないし、そんなことの打ち合わせや立会いなどでどんどん予定が詰まっているのです。

揉め事が嫌いだからと譲歩をしてきましたが、さすがに引渡しから1ヶ月を経過して尚家が完成せず、未だいつできるのか分からないという状況では怒る事をためらうわけには行きません。先日担当営業が確認をしにきたのですけれど、「いまさら確認をするという時間は無駄だろう。事の重大さを分かっているなら、責任者や現場監督などを引き連れて、打ち合わせは一度で済むようにしてくるべきじゃないのか」という話をしました。

そして今日、最終的にいつどんな工事をするか、どう補償をするつもりかを話し合うことになっています。怒鳴りたくはないのですが、相手の出方、準備の次第では怒鳴らざるを得ないでしょう。そうならないことを祈っています。

そうそう、結局旧居のごみ出しは業者にお願いをしたのですが、先週は友人から押し付けられた家具なども含めて2トン車が一杯になったため、改めてもう一度業者を頼んだのですが、今度は純粋に私の家で出たゴミだけで2トン車がまたまた一杯になってしまいました。友人のところから引き取った家具と同じかそれ以上の家具を友人に押し付けているので、単純に考えて、今回の引越で2トン車2台半(最初の引越でも結構なゴミを持っていってもらっている)のゴミを出したことになります。更に旧居にはデスクトップパソコンが4台、初代iMacが1台、14型のアナログテレビが2台など、専用の業者に引き取ってもらう必要があるものが結構置いてあります。ま、MPVなどに載せて運べる程度ですけれどね。改めて「ゴミ屋敷」といいたくなるくらい物にあふれた家だったんだなぁと実感してしまいました。それだけ捨てても、今の家には荷物があふれているんですけれどねぇ…

2009年10月13日(火) 自動車(FT-86Conceptとステップワゴン)

トヨタが、若者の車離れに歯止めを掛けようと、富士重工と共同開発したスポーツカーの試作車に「FT-86Conpept」という名前をつけたそうです。

まぁ、某マンガのおかげで、30年近く経った今でも「ハチロク」は根強い人気を保っている訳ですけれど、果たして、その名前を冠しても歯止めにブレーキは掛かるんでしょうかね。

マンガの中ではまるでスーパーカーのような車になっていますけれど、実際にはそんな事はないと思うのですよ。どんな車でも余程ロールセンターの位置が変でなければ、サスペンションの調整である程度は走れるものですから、どノーマルのレビンに純正オプションのスポーツサスをつけた程度の車と限定して言えば(発売当初友人が買って、良く乗り回していたんです)、エンジンはそれなりに回るし、運転は楽しいけれど、特別な車って言う程ではなかったと思います。なにより魅力だったのは、その値段だったんじゃないかなと思えます。

で、新しいFT-86…魅力は富士重工の水平対向エンジンですね。これで重心を低くして、余計な電子制御などは取っ払って、極力シンプルで軽量な自動車を作ったら凄く楽しくなりそうです。でも多分そうはならないのでしょうね。「ハチロク」というなら、せめて車重は1トンを切って欲しいものですが、果たしてどうなるのでしょう。肥満のハチロクなんて何の魅力も感じませんけれど、如何なものでしょうねぇ。

車の造りより何より、一般道でスポーツ走行をすれば危険極まりないとやり玉に挙げられる訳で、そういう人達をメーカーが主導してスポーツ走行を体験できるようにとサーキット場などの整備をすべきなのに、トヨタって言う会社はそういう部分はいい加減にして、兎に角「それらしいものを売ってしまえば良いや。その後でサードパーティがそれらしいパーツを作って売るだろう。それが元で誰に迷惑を掛けたって、俺たちは知らないよ。売れりゃいいんだよ」という声が聞こえてくるように思います。そんなメーカーの作る車にどんな魅力があるんだよと言いたくなるのは私だけですかね…

一般発表前のプレス発表会に行き損ねた、ホンダの「ステップワゴン」この週末はカーディーラーでの発表会があったようですね。たまたまホンダに頼んだものがあって、受け取りついでに実車に触ってきました。

私個人的には「微妙」って感じです。

以前のステップワゴンは、2列目と3列目シートで作る「フラットシート」が文字通りフラットな状態になるのが自慢だった筈。その分、椅子として使うとホールド感に乏しいと言う事もあったかも知れませんが、もともとスポーツ走行するような車ではありませんから、それはそれで割り切れたのです。ところが今回のステップワゴンは、他の車と一緒の段々だらけの名ばかりのフラットシートになってしまいました。3列目シートがヘッドレストを取らずに床下に収納できるのは嬉しいですが、やはり長年乗ったMPVに比べると狭いですね。ま、車格が小さいので仕方ないのですけれどね。

この手の車のフルフラットシートは、もしかして体格が小さな人には問題がないのかも知れませんが、私のような体格の者が乗って利用すると、車中泊後に組み上がったフルフラット席を元に戻そうするのに苦労してしまいます。フルフラットにするために2列目シートは前に出ていて、2列目がもの凄く窮屈になっています。だから2列目の椅子の背もたれを起こすためには3列目から起こしたいのですが、2列目シートの背もたれを起こすための操作は2列目シートに座った状態で無ければ操作できないようになっているのです。そこに矛盾が生じ、例えば外は大雨なのに、いちいち外に出なければならなくなる訳です。又は、かわいい女性と美女と野獣の楽しい一夜を車内で過ごしたのに、いちいち服を着て外に出なければならない等と言う…まぁ妄想ですが…そんな面倒な事になるのです。背もたれの側面に背もたれを起こす仕組みを作れば何の問題もないのに、なぜそうしないんでしょう。こういう車を作って、あれこれギミックを作る人は、その使い勝手を検証したりはしないのでしょうか。こういう部分があると、「他は本当に信用できるの?」と、かなり疑ってしまうんですよ。

たまたま私が以前乗っていたMPVを押しつけた友人と一緒に行ったのですけれど、友人も「多少燃費が良くなる以外に何のメリットもないなぁ」という感想でした。メーカー純正のカーナビもインサイトと同じものがついて居ましたから、多分機嫌を損ねるともの凄い道へ案内してくれるでしょうし、インサイトが窮屈で、もしステップワゴンが魅力的なら、インサイト購入から半年で買い換えという反則技も覚悟していた私としては、期待はしていたのですが、これなら買い換えはしなくて良いやと思った次第でした。

2009年10月12日(月) 野次馬…最後の片付け間近

5連休があったばかりなのに、また3連休…休みが多くて嬉しいと思う人もいらっしゃるのでしょうけれど、様々な意味で、「こんなに休みばかりじゃ大変だ」という人も結構いらっしゃるのでしょう。

例えば、「連休だからどこかに連れて行って」と言う家族サービス、例えば契約社員などで、所定の就業時間が決まっているのに、休みばかりで契約時間に達しないと嘆く人、残業代を稼ぎたいのに届かない人等々…若くて独身だった頃には、思いも寄らなかった事です。それ以外にも休みでサンデードライバーが繰り出すため、プロのドライバーさんにも迷惑が掛かっているでしょうし、考え始めたらきりがありません…でも、休みは嬉しいですよね。

嬉しいと言いつつ、私は結局片付けに専念していました。水曜に最後の荷物を移して引越しは大団円となりそうですが、まずは持ってくる荷物を受け入れるスペースを作らなければなりませんし、旧居の方でも持ってくる荷物と捨てる荷物を完全に分けなければなりません。また、植木鉢なども準備をしないと駄目ですね。

取りあえず、古本や古着などリサイクルに回すものは旧居に置いておく事にしました。そちらの方が動き回りやすいですからね。それでも結構な量のものがこちらに運び込まれる予定なので、果たして水曜以降は寝る場所があるんでしょうか…最悪は風呂場とか台所に布団を敷く覚悟が必要です。又は旧居に寝泊まりして、新居に片付けに通う…それは大変だな。

2009年10月11日(日) 言い換えると… / シューパロ湖

読売オンラインにでていた記事

八ッ場ダム中止撤回求める、と現地で谷垣総裁

 自民党の谷垣総裁は2日、八ッ場(やんば)ダム(群馬県長野原町)の建設予定地を訪れ、地元住民と意見交換した。

 谷垣総裁は、「皆様が心配されている原因は、私たちが政権交代を許してしまったこと」としたうえ、「ある特定の事業を血祭りに上げてやるのはいかがなものか」と民主党政権を批判、建設の中止撤回を求めていく考えを示した。

 地元からは、大沢正明知事や高山欣也長野原町長、八ッ場ダム推進吾妻住民協議会の萩原昭朗会長ら約30人が参加した。
(2009年10月2日11時28分 読売新聞)

要は「私たちが今まで通り政権についていられたならば、国策と称して事業を好き勝手に興して、議員や役人、そこに群がる土建業者などは税金を貪り放題だったのに、負けてしまった結果、税金搾取ができなくなってしまった。もう一度甘い汁が吸いたかったら、自民党が政権を取るしかないんだぞ」と言っている訳ですね。

私にはそう言っているようにしか見えないのですが、他の解釈方法はあるのでしょうか…


シューパロ湖

同じく読売オンラインで見た記事

48ダム一時凍結、次段階工事に進まず…国交相
 前原国土交通相は9日、国や水資源機構が実施している56のダム事業のうち、ダム本体が完成し、改修などを進める8事業を除いた48事業について、今年度は新たな工事手続きには入らず、事業を一時凍結する方針を明らかにした。

 ダム工事は〈1〉用地買収〈2〉生活再建工事〈3〉転流工工事〈4〉本体工事――の各段階を経て完了するが、48事業は今年度内に新たな段階に進まない。道府県が実施している87のダム事業については、各知事の判断を尊重するという。

 現在、全国で進めているダム事業は、前原国交相が建設中止を既に明言している八ッ場(やんば)ダム(群馬県)と川辺川ダム(熊本県)のほか、計141か所あり、前原国交相は工事の必要性について、自らと副大臣、政務官で見直していくと表明していた。

 国交省によると、48事業のうち、北海道の「留萌ダム」と、和歌山県の「紀の川大堰」は新たな手続きに入らずとも、今年度中に工事が完了する。このほか、岩手県の「胆沢ダム」や奈良県の「大滝ダム」など16事業が最終段階の「本体工事」に入っているが、来年度以降、最終的に完成させるかは今後、検討を進める。

 一方、自治体が主体となって事業を行い、国が補助金を出す87のダム事業について、前原国交相は「知事の判断を尊重する」と述べ、国のほうから凍結は求めない方針を示した。しかし、補助金の拠出については「我々で判断できるが、知事とも相談する」と語り、補助金停止にも含みをもたせた。

 ◆凍結するダム事業◆

 【建設段階】〈北海道開発局〉幾春別川総合開発、夕張シューパロ、沙流川総合開発、サンル、留萌〈東北地整〉津軽、胆沢、森吉山、成瀬、長井〈関東地整〉湯西川、霞ヶ浦導水、八ッ場〈北陸地整〉利賀〈中部地整〉新丸山、設楽〈近畿地整〉足羽川、大戸川、大滝、紀の川大堰〈中国地整〉殿、尾原、志津見〈四国地整〉中筋川総合開発、山鳥坂〈九州地整〉大分川、嘉瀬川、川辺川、立野、本明川〈沖縄総合事務局〉沖縄東部河川総合開発、沖縄北西部河川総合開発〈水資源機構〉思川開発、川上、丹生、小石原川、大山、木曽川水系連絡導水路、滝沢

 【実施計画調査段階】〈東北地整〉鳴瀬川総合開発、鳥海〈関東地整〉荒川上流ダム再開発、吾妻川上流総合開発、利根川上流ダム群再編〈中部地整〉上矢作〈九州地整〉筑後川水系ダム群連携、城原川、七滝
(2009年10月9日12時59分 読売新聞)

ダム建設に関与していたのはもう20年以上も前の話になるのですが、そんな私でも知っている名前がいくつもあります。国策としてのダム建設事業は確かに時間が掛かる事業だなと実感はします。

で、無責任ですが例えば「木曽川水系連絡導水路」とか「沙流川総合開発」とか「荒川上流ダム再開発」なんて言う名目の事業は、基本的には税金の無駄遣いのための事業ですね。出稼ぎに行くのが大変だから、ダムのような作り始めたら何年も地元に仕事ができる事業を作って地元の仕事、雇用を確保するって言うのが目的。それは議員が票を集めるために「俺は仕事を持ってきたぞ」と言うための事業である場合が殆どです。本来それは「○×ダム建設」という名前を持ってくるのですが、それすら妥当ではない(他にもダムが一杯ある、ダムを造る地形ではない、ダムを造る名目が確保できない)場合に、無理矢理事業をこじつけるのがこれらの名称でしょう。

例えば、木曽川水系〜って言うのは、伊勢湾に流れ込む木曽川や味噌川など、昭和30年代まで台風が来ると氾濫を起こしていた河川の水位調整を目的として、水量が増加したら他の河川に水を誘導する水路を造ろうというもので、私には無駄という以外何の価値も認められません。そんな金があるなら林業に力を入れて保水力を増す努力をしたらどうでしょうね…そんな意見が正しいかどうかは兎も角、多分この事業はそんな事はどうでも良いんです。もっともらしい名目が見つかったらこれ幸いと事業計画を作って、後は利益を貪るのが仕事となるというのが実態ではないでしょうかね。

私は無責任に、20数年前にダム建設に関わっていた頃から思っていた事、そしてそういう事業に加担する事が嫌でその業界をやめた者としてダムの必要性をかなり疑問視してみている訳ですけれど、確かに中には必要な事業もあります。「〜総合開発」という名称でも、今まで作ってきたダムが全て砂に埋もれ(無責任な事業計画で作られたダムは、早々にダム湖に砂が流れ込み堆積して実用に耐えられなくなります)、改めてダムを造り直す必要がある場所もあります。例えば山形県寒河江にある某河川ではダムが3つも4つも造られ、その度に砂に埋もれ作り直すと言う愚行が重ねられていますが、事業者にとってはそれで建設が決まり金が懐に入ってくるのですから、愚行様々ですわね。作った者に対して誰も責任を負わない形態なので、建設業者も事業立案者もやり放題なのが実情という訳です。

そういう実態の中で、これだけのダムに対して(たったこれだけかとも言えますが)一時凍結を打ち出した事は、私個人としては賞賛に値する事だと思います。スタンディングオベーション!

狭い日本の中で環境を破壊してまで雇用を創世する必要があるのでしょうか。地元の人は「当然必要だ」と言うでしょう。しかし、国というレベルで国を作る事を考えた時、国の環境を壊しながら国を作ると言うのは間違えているように思えてなりません。

10年前まで夏休みは毎年北海道に行っていました。新潟からフェリーに乗って小樽へ行き、そこから同等を目指しつつ旅行をするのですが、その中でも小樽から札幌を経由して北広島や恵庭の辺りから274号線に出て、新夕張からシューパロ湖の湖岸を経由して芦別から美瑛に抜ける道はかなり人通りも少なく、特に美瑛の付近では、観光ガイドにも載っていない風景のきれいなポイントがあってお気に入りの道(ただし未舗装なので車は埃だらけになりますが)でした。ところがそのシューパロ湖が(ダムによる人造湖なのに)、さらにダム湖に沈むと聞いて、それと同時に自分のお気に入りだった(寂れた)町並み、道路が無くなってしまう事が残念でたまりませんでした。そう、ある年のカーナビでは、そのシューパロ湖脇の道路は(来年からダム建設のため閉鎖されるとなっていたためか)表示されず、寂しい思いをしていた者でした。

たまたま前の集合住宅を買ってからは、夏休みを取る暇もなく、北海道に行くとしても飛行機とレンタカーという具合で、なかなか時分の車を使ってお気に入りの場所をのんびり旅すると言う事はできなくなってしまいました。そんな訳で「もうシューパロ湖のあの道は通れないんだろうな」とか思っていたのですが、先の記事の中に「夕張シューパロ」という表記もありますね。もしかしたら、このまま計画は頓挫するのかも知れません。

新しいダムを造るといって、それは何のために造るのか疑問だっただけに、ここは一時凍結が決まって個人的に嬉しかった1つでした。

2009年10月10日(土) 変わる事… / 天ぷら

新政権の辣腕とでも言うのか、あちこちで無駄削りが盛んに行われています。

中でも天下り先の圧縮には結構小気味よい物もあったりして、今できている事が全てではないと承知した上で、幸先の良いスタートを切っていると思います。

公共工事の見直し、現状での凍結というのも然り。地域としては強く望んでいる物であったとしても、今までのやり方が税金を無駄遣いしている可能性がある物を多く含んでいる以上、やり方を改めるまでは凍結するという事は国民として納得できる物と思います。まぁ、該当地域で不便を被っている人には「とんでもねぇ」話かも知れませんがね。

憲法をどう解釈するか…今までは、1つのクッションを置いて、頭が変わる度に法律の解釈が変わる事の無いようにしてきました。それはそれで1つ理がかなっています。しかし、政権が交代しても尚憲法の解釈変更が速やかに出来ないと言うのは正しいのでしょうか。

何を持ってどの政党を支持するかを決めたかは人それぞれですが、政党はマニフェストを公示して選挙を勝ち抜いた訳で、それは国民がそのマニフェストに書かれた改革を望んでいる事を示しています。

また、憲法とは確かにしっかりじっくり吟味し、簡単に方針が変わるべき物ではないと言う意見もある一方、憲法はその都度臨機応変に必要な物を必要なように変えていく事ができなければ意味がないと言う意見もある訳です。いつまでも明治から昭和初期の前時代的考えを元にした法律に縛られている事が正しいとは思えません。

変革があれば、それで得をする人もいれば、損をする人が出てくるのも当然です。常にそれに振り回されるような職業という物があれば、たまった物ではありませんが、基本的には政党が変われば憲法の解釈も変わってくる。そしてそれに振り回されるように国民が戸惑うというのは、私は有りだと思います。

そういう事が続くからこそ、国民は自分の意見が国を動かしている事を実感できる訳ですし、だからこそ支持政党選びも真剣になるでしょうし、政党自体も考えるようになるでしょう。今までが異常すぎたのであって、今は変化が始まったばかりです。今は変化が今までに経験した事のない大きな揺れに感じるかも知れませんが、よく考えれば、これが本来あるべき姿ではないかと私は思うのです。

政党が変わっても何も変化しないのであれば、政党が変わる意味はありませんものね。


天ぷら

新居には当然の如く、新しいシステムキッチンが入っています。

システムキッチンは前にも書きましたけれど、クリナップの「SS Servo」と言うものを導入しています。そして、ガスコンロは東京ガスの「Plus do」と言うものを選んでいます。

私がこの家で調理場に立つことは多分ないと思うのですが、欲を言うのならと高カロリーバーナーを装備したこれを選んだ次第。そして、これにはダッチオーブンもついていますし、よくわからないのですが、天ぷらを揚げるとき温度を一定に保つ機能もついているらしいのです。

興味津々でしたので、今日、材料を揃えて天ぷらを作ってみました。

てんぷら用の鍋にオイルを満たし、レンジに載せて点火。右手の操作部を開いて、「揚げ物ボタン」を押して放置します。しばらくしたらピピピと音がして、火力が少し弱くなりました。これで準備完了だそうです。

先日、野次馬先母親が試したのですが、その時は勝手に火が消えて使えなかったとの事。多分油の量が少なすぎ、自動消火装置の方が効いてしまったのでしょう。

温度の管理を心配せずに住むので、こちらは天ぷらを揚げることにだけ集中することが出来ます。それが結構便利です。いや、温度管理なしは本当に良いですね。まぁそのおかげで、サツマイモやかぼちゃ、インゲン、たまねぎとにんじんとインゲンのかき揚げ、エビにキスなどがどれもカラッと揚がってとてもおいしかったです。いやー文明の利器の勝利ですねぇ。

かき揚げの材料が余ったので、それを使って簡単な野菜炒めを作ってみました。ハイカロリーバーナーは今まで使っていたものよりかなり強力でした。これは料理が楽しそうです…でも、そんなに料理をしない筈…そう思っていたけど、ついつい料理を楽しんでしまいそうです。今度はダッチオーブンを使って料理をしてみようかな…

そうそう、ダッチオーブンって、一時期流行ったようですね。私がキャンプを良くやっていた頃は、一部の格好から入る人がダッチオーブンを「良いよ」って使っていました。しかし、ダッチオーブンってたき火をしてオキを作らないと全く意味のない鍋なので、多くのキャンプ場が「たき火禁止」としている日本で活躍できるところなど殆どないだろうと白い目で見ていたものです。ところが阿呆はどこにでもいるもので、書く阿呆が居れば読んで信じる阿呆もいる…そのダッチオーブンを家庭料理で使うなんて本がでて、「アホか」と思っていたら、それが結構流行ったみたいでした。ダッチオーブンを家庭で使うなんて全く意味がない事です。だったらホーロー鍋で十分。そういう事が分からない、新しもの好きの人が、さも自分が発明したかのように自慢気に「ダッチオーブンっていいのよぉ」なんてやっている事に反吐がでそうに気持ちの悪い思いをしたものでした。

そんな思いでのあるダッチオーブンですが、このレンジについているのは、上下両面に発熱体のあるグリルに入れて使用するもの。上下から熱すると言う意味では確かにダッチオーブンと同じですかね。まだ使ったことがないので使い物になるかどうかは分かりませんが、ちょっと期待しています。

2009年10月09日(金) なぜ嫌いなのか分からない…

先日テレビを何気なくつけていたら、山口百恵さんの歌が流れていました。結婚を機に芸能界への露出がなくなった人にしては珍しい事だなと思っていたのですが、今日クリタさんの「幹事クリタのコーカイ日誌」を拝見して、TBSがDVDを出す事を知り、多分その宣伝だったんだろうなと納得しました。

山口百恵さんといえば、一世を風靡した大スター…という事ですが、残念ながら私は殆ど知らないんです。浅田美代子さんが大人気だった頃は知って居ます。南沙織さんやアグネス・チャンさんなども何となく覚えています。でも山口百恵さんや桜田淳子さんが出てきた頃にはテレビを見る事が殆どなくなって居た時代で、音楽も外国物に傾倒して「歌詞で何かを訴えようというのは音楽じゃない。邪道だ」という考えと、「音程が外れまくるアイドルのがなり声は音楽じゃない」という信念で、全く歌謡界に興味を持つ事はなかったのです。

これから何十年かの後、「そう言えばチューリップとかかぐや姫とか結構良い歌うたっていたよね」とか、「さだまさしって話が面白いけど、コミックバンドみたいに思えば歌詞を聴かせる歌も聴けるんじゃない?」なんて思い(失礼)をきっかけに、過去の音楽を受け入れ始めた訳です。

いくら日本の音楽に興味が無いと言っても、日本で生活をしている限り、友達の家に行けば、店に入れば、そして家でテレビがついていればそこここから流行曲って言うのは耳に入っている物で、そんな私でもその当時の曲が流れてくると「ああ、懐かしい曲だな」と思うのが不思議です。

で、今は懐メロとでも言うその時代の歌をあれこれ聞いている私ですけれど、未だ分からないのが山口百恵さんと松田聖子さんの魅力です。

ファンの人には大変申し訳ないですが、山口百恵さんは歌も大してうまいとは思えなかったし、歌に感情がないロボットのような人というイメージが強いですし、松田聖子さんに至っては、多くの人が歌がうまいというのですが、私の印象は「音痴の最高峰」です。あの人程音程を外しまくる人は田原俊彦さんと中居正広さん以外にいないのでは?と言うくらいの印象なのですが…そして、外見の話で恐縮ですが、松田聖子さんの顔って私には「将棋の駒」に見えたんです。いつの間にかそれだけ張っていたエラがなくなって居るのが不思議なんですけれどね。

兎に角、過去のくだらない信念、偏見を捨てて、多くの歌を受け入れるようにしている今日この頃ですが、山口百恵さんと松田聖子さんの歌だけは聴くのは我慢もしますが、金を出して買う価値はないと思っている次第…でも、両人とも熱狂的なファンを持つ大スターだったのも事実で、なぜ私はそういう一般受けする人を好きになれないのか、これを解けば、自分の偏屈さを懐柔するきっかけになるんじゃないかなと思うのですが、何ともうまくいかないものです。

本当、一体何が悪いんでしょうねぇ…松田聖子さんはデビューして1年くらいの間の音痴さがあまりにも印象的すぎて(この人はどうせ音痴だからと偏見に凝り固まって)正常な判断機能を奪い去られているのかも知れませんが、山口百恵さんの方が分からないのですよ。別に嫌いになる要素は見あたらないのに、そしてどこかで山口百恵さんの音楽が流れていても不愉快になる事もないのに、なぜ好きになれないのでしょうねぇ…不思議だわぁ

いつもの決まり文句ですが、好き嫌いは個人的偏見の産物であり、他の人がどう思おうと私はこう思っていると言う事ですから、「それは間違っている」とか言わないようにお願いします。私も私の考えを「これが正しい考え方だ」と言うつもりも、押しつけるつもりもございません。

2009年10月08日(木) 台風 / アメリカン・アイドル

今までの集合住宅は、免震構造とか防音ガラスとか、集合住宅らしい厚さ20cm前後の厚い壁とかが相まって、台風や地震等の直撃でも「え?そんなのあったの?」と言うくらい静かに暮らせた物でした。それは、集合住宅を買って良かったと心から思った出来事の1つでした。

新居に移って初めての天災が、結構大型の台風が直撃するかもと言う話で、ちょっと心配していました。まぁ鉄骨だし心配するような事はなかろうとは思うんですけれど、最近の建設会社の仕事ぶりを見ていると、どこか手抜き工事をしていたんじゃないか、雨漏りしてくるんじゃないかと勘ぐりたくなる事がたくさんある訳ですよ。

まぁ、そんな心配はどこ吹く風、夜は結構大雨が降っていたようですが、こちらはしっかり熟睡できました。野次馬先家族も「防音窓って静かだねぇ」と感心していましたよ。

朝の段階では愛知圏の辺りに台風の中心があって、そうすると昼頃には東京地方も暴風圏か?と思って居たのですが、午後の早い内から太陽が照り始め、今(昼少し前)では結構強い日差しがさしています。電線が結構揺れていたり、雲の流れが多少速い感じはしますけれど、もう台風ってどこかに行っちゃった?って感じですね。ま、台風の中心が東京近辺にあると言う事は、暴風圏はもっと東に行っちゃっているってことですね。また今回も台風を実感できずに終わってしまいました。

うん、そういう意味では良い家だと思う。


アメリカン・アイドル

SONYのDVD/HDDレコーダが、何をキーとしているのか不明ですが、「アメリカン・アイドル シーズン8」を録画していますので、今更ながらその番組を見て楽しんでいます。

こういう番組が日本で定着していたら、今歌手として活躍している人の内、何割がデビューできずに終わったかなとか、二枚目俳優でもないのに、顔が良くないと(例え料理人であれ、大工であれ)正当に評価されないような…更に言えば頭の毛が薄いとか、腹が出ていると言うだけで差別の対象になる阿呆な風土病は定着しなかったかなとか色々考えちゃいます。うん、日本だったら、スーザン・ボイルさんって絶対に見向きもされなかったよね。どんなに歌声が良くても、見向きもされなかったと思う。で、海外で評価されると、突然「私も以前から注目していたんだ」という人が溢れるんだ。

予選では、歌のうまい人はそれを、下手な人はそれに対するコメントや家族の反応などを楽しみ、ハリウッド予選以降は音楽を純粋に楽しんで居ますが、今はスピードワゴンの井戸田潤さんにそっくりと個人的に思っている男性の行く末を案じております。

昨日、これまで楽しませてくれていた志茂田景樹さん似の候補が落選してしまいました。後は井戸田さんそっくりの人ががんばってくれい…って、もう結果はとっくに出ているんですけれどね。

それにしても、人の名前を覚えるのがちょー苦手な私、井戸田さんの方はすぐに探せたんですけれど、志茂田景樹さんの名前が全然出てこなくて…たしか「しげきってなまえだったかな?」「あれ、かもしだって名字だった?」…どちらも全然ヒットしません。検索に「しげき 派手な衣装」と入れたら「しもだかげき」さんがヒットしました。いやー検索って凄いですねぇ…顔だけ覚えていて、名前を完全に忘れている時って、本当にどうしてこの頭の中の映像(イメージ)を渡せないかなと地団駄を踏んでしまいます。早くそう言う事ができる装置が実用化して欲しいものですねぇ…しみじみ

2009年10月07日(水) 地方分権

幾人かの知事などが「地方分権を」と声を大きくしています。

地方分権というのは、ある意味では正しいと思いますが、諸刃の剣という部分もある訳で、地方に大きな力を与えた場合、果たしてどちらの部分が出てくるのか…慎重になった方がいいんじゃないのと思うのですよ。

大体、こういう事を声を大きくして言う人は、考え方も新しく、その政治に対して賛否両論はあるとは思いますが、少なくとも旧態然とした土木で利益を貪る等の「議員は儲かる」気質の人は皆無でしょう。しかし、全国の知事の中には旧態然とした知事はたくさん居る訳です。例えば長野等は、折角全国の先頭を切って体質改善のチャンスを造りながら、議員や役人が「この人ではうまい汁が吸えない」と追い出しちゃったりしましたよね。そういう土木依存体質の田舎県では、そんな理想論は悪用されこそすれ、良い効果は生まない…生めないのではないでしょうか。

会社などをモデルにすれば、一般社員が居て、それをまとめる主任、課長、部長などが居て、全体の運営を司る役員と頂点に社長が君臨している訳で、それを国に当てはめれば、首相が社長、役員は国会議員、そして都道府県の知事が部長、市町村長が課長という感じでしょうか。

部毎に独立採算制を取っている会社もあり、そんなところが「地方分権」の目指すところなのかも知れません。

今回、民主党政権となり、公共事業の見直しが始まりました。税金の無駄をなくそうと言う訳です。

総論として「税金の無駄遣いをなくそう」と言う案に反対する人はいないでしょう。

そして今回、いくつかの高速道路の4車線化工事やダムの建設中止が伝えられると、その県の知事は「冗談じゃない。ようやくここまで来たのに」「一方的に中止と言うのではなく、現場の状況を見て言ってくれ」と文句を言います。

さて、これを会社に当てはめてみると、部が「部としてはこういう仕事をやっていきたい」と方針を定め、役員会にかけて承認されたのですが、会社の経営が傾き、経営陣が総入れ替えになった新生会社で、新しい役員達が全体の状況を見て「その事業は採算が合わないから白紙に戻す」と決めた状況です。

いや、そんな風になれば文句を言うのも頷けはします。しかし、会社が危機的状況になったから再建するために必要な処置であると経営陣が判断した事です。どの事業部もこれは自分のところの柱だと言う物もあるでしょうし、あと少しで完成するはずだったのにと言う物もあるでしょう。しかし、会社の経営としてこれは相応しくないと判断された物、役員会で決定された物について、部が文句を言って従わないというのは正しい状況ではありません。

総論では「税金の無駄遣いをなくそう」と言う人達を代表する知事が、各論としての対象が自分の県だとなると、「それはおかしい」「まずは話を聞け」「考え直せ」と言うのは如何なものでしょう。

確かにようやく反対派を説得して工事にこぎ着けたのに、これで工事が中止になったらどうしたら良いんだと言うのも分からなくはないですが、まずは「無駄」と判定されたんだと認識をし、何年かの内に再会をするめどを探ると言う努力に切り替える事が知事としての正しい道じゃないのかなと思います。ま、知事は都道府県を代表しているのですから、それらの人々の代表として文句を言わざるを得ないというのは分かりますけれどね。

兎に角、「全体の税金の無駄遣いを減らす」事を優先して物事を勧めようとしている状況で、もし、地方がそれらの決定権を握っていたとしたら、「うちはうちで勝手にやりますから」とそういう革新はなかなか進まないのではないでしょうか。

革新はされていくべきです。しかし、知事のレベル…いや本心は一般の人ひとりひとりの考え方が江戸時代の農民さながらの「お上の言う事には逆らわない」とか「税金は貯金箱」的な考えから脱しない内は地方分権は危険な部分が多すぎるように感じます。

2009年10月06日(火) 野次馬…ゴミの山

引越しをした時にも「これはゴミ」として、かなりの物を捨てたはずです。が、またしてもゴミの山でした。

大きなタンスなどがあって、素人が部屋に傷をつけずに出すのはかなり難しそうと言う判断から、業者を頼んでの廃品排出(及び回収)となった訳ですが、一昨日も書いたように、こちらの不要品をあげる代わりに、それをもらう事で不要となる本棚を持って行ってと言う友人の不要品を預かった結果、2トントラック(幌車)に目一杯載せても載せきれない程のゴミができてしまいました。

まぁ和・洋箪笥、鏡台、セミダブルベッド、本棚3つ、ファングル3つ、1800×900のテーブル1つなどがあれば、それだけでかなりの荷物になってしまいますね。それに加えて「どうせ捨てるならこれも」と集まった古いプリンタが4台、モニタディスプレイが20インチを筆頭に3台、BSアンテナが2つ、更に倉庫の奥底から出てきたβのテープがまた100本(もうオークションには出さずに捨てます)…

本当は今回の廃品回収で全て終わるはずでした。しかし、業者とは「2トントラック一杯」と約束していましたし、「とりあえず」と捨てずに取っておく事にした物も6畳間に軽く1杯くらいありそうです。鉢植えなどもありますしね。結局、引越し第3弾を実施する羽目になりました。来週中に最後の不要品回収を行う予定。

それにしても、友人のゴミも混ざっているとは言え、2トン車一杯のゴミって…この集合住宅に越してくる時も2トン車1杯半のゴミを捨ててきたはず。ゴミって増えるものですねぇ。

旧居に残した「まだ捨てていない物」と、新居でまだ箱に入っている整理が必要な物をあわせてみると、到底新居に収まりきる量ではない事が判明しました。思い切って更なる整理が必要…と言う事で先ほどから整理に取りかかっているのですけれど、トライアル用のバイクや自動車で遊ぶ時には必須のエアゲージ、高かったけど捨てます。SONYの外付けCD/DVDドライブ、勿体ないけど捨てます。その他、「高かったのに」は御法度として、オペレーション「荷物の4割をゴミに」を徹底していく予定です。

2009年10月05日(月) 注目しないで…

既に話題にもなっているようですけれど、元財務相の中川昭一さんが昨日自宅で死亡していたそうで、それをTBSではサンデージャポンという番組の放送中にニュース速報としてテロップで流したのですが、番組の進行役である青木裕子アナウンサーが「速報は注目しないでください」と言い放ちました。

私も偶然この番組を見ていました。番組は爆笑問題とか言う進行役でもある三流芸人の片方が離婚をしたと言う話題が始まったばかりのタイミングで、それについて当人が何か話をしようと振られたところでした。話をしようとしたけれど、ニュース速報が流れたので、それを目で追っていた事で間があいたのを注意しようとしたのかも知れませんが、なんと言えばいいのか、日本のゴシップ番組の本音というか、低迷しているTBSと言う局の体質というか、まぁ底の浅い番組だなぁと思わずには居られませんでした。

確かに速報が流れた時点では、殆ど情報はないでしょうし、爆笑問題という三流芸人が進行役ではニュースを広げる事もできないでしょうから、その時点では「注目せず流す」事が正解だったかも知れません。しかし、それじゃあ生放送の意義もないですわね。

いくら主役とは言え、三流芸人ごときの離婚と、過去とは言え大臣まで務められた人の死とどちらが優先されるべきか、優先させる事ができなくとも、せめて言い方って物があるでしょうにと思ってしまいます。

臨機応変に対応できない進行役しか用意できない局…最近のTBSの凋落振りが集約されて露呈した一件に見えました。

2009年10月04日(日) 廃品の攻防と整理最終局面

友人に本棚やレコードラックを引き取ってもらう事にしました。

元々分かっては居たのですが、混んでいると片道2時間くらい掛かる道のりですし、昨日の日中はこちらの家の片付けをして、夕方レンタカーを借りて荷物を積み込んで友人宅に移動。着いた時間はもう夜で荷下ろしなどはできない時間帯でしたから、マンガ喫茶で仮眠をとって、今朝荷下ろしをしました。

「その代わり今まで使っていた本棚などを捨てて」と頼まれていたのですが、気軽に良いよとは言ったものの、積み込んでみたら持ってきた荷物より多くの物が積み込まれているような錯覚に陥りそうな量でした。

廃品とする荷物の送料が減ると思って押しつけたはずなのに、殆ど減っていないって…ま、良いんですけれどね.トラックに無事収納できる量である事を祈るのみです。

それら荷物を引き取ってきて、その後で長年借りていた倉庫からの荷物を家に運び込みました。

運び込んでいる途中、幾人かの集合住宅の住人とすれ違い挨拶をしました。私たちは「引っ越して出て行く」筈なのに、やっている行為は家具などを「運び込んで」います。みんな不思議そうな顔をして、でも、聞くのは悪いかな…という感じの顔で挨拶をしています。それがおかしかった。

折角、片付いてきた旧居の部屋ですが、それら荷物が入ってまた一杯に散らかってしまいました。まぁ、倉庫の中にあった物は、この数年間一度も必要としなかった物が99%を占めますので、殆どの物は迷わず「ゴミ」とすることができました。後はゴミとした物などをまとめて整理するだけ…明日、明後日はそれにかかり切りになりそうです。

2009年10月03日(土) ペナルティに向け…

今日は、家の不具合部分の工事を実施する日…

いろいろなしがらみがあり、予定通り9月15日に引き渡しはされたのですが、実はまだ家の中も外も不完全な部分があり、我慢に我慢を重ね、譲歩してペナルティにはせず工事完了を待っている状態です。

本来は先月中にけりをつけたかったのですが、どうしても部品発注の関係でと言う事で最後の工事を本日行うと言う事になっていました。

結果…芳しくありません。なんと言うのでしょう。このメーカーは今日が最後と言う覚悟を持って臨んでいるのか甚だ疑問になります。こちらから不具合点を列挙して、それをまとめて今日直すと言ったはずなのに、結局やった事は「ごまかし」でした。ばれないごまかしならまだしも、その日の内に「これじゃ駄目でしょ」と指摘されてしまうようなごまかしをするってさ、小学生が下手な嘘をついてその場を逃れようとするのと変わらないですよ。

今までは野次馬家族からの突き上げを、「まぁまぁ、抑えて」と言ってきたんですけれど、もう限界ですね。既に野次馬家族も引っ越してきて、既にこちらでの生活を始めていますから、これ以上工事のために影響が出るのはごめんです。ペナルティに向けての話し合いが必要になりそう。

めんどくさい話です。

2009年10月02日(金) もらい事故 / 上福岡市(現ふじみ野市)の税制はまだおかしい / 鞆の浦

インサイトが納車されて5ヶ月、ついに接触事故が起きてしまいました。

旧居で用事があったのでそちらに向かう途中、コンビニに立ち寄ったのですが、私が駐車場に止めたと同時に、隣に駐車していた自動車がバックして駐車場から出ようとしていました。

大丈夫かな?と心配してみていたら、案の定こちらの自動車には一切注意を払わず相手の車の右前が私の車の左後ろをこすりました。

車をでると、相手も「まずい」と言う顔をして「ごめんなさい」と言います。まぁもう少し大きな事故なら「首が痛い」とでも言って保険生活を満喫する事も考えられましたが、この程度じゃあねぇ…後から思い出したのですが、昨年末に起こしたタクシーへの追突は、やはりこの程度の事故だったはず。で、あの運転手は大事にならない枠一杯まで搾り取って居たようです。私もそれ位図々しく「痛い」と言えば良かったんでしょうか。いや、性格上、それは無理…

「一応事故なので、警察に届けますか?」と聞いたら、そんなに壊れているようでもないので、保険は使わずに支払いますというので、住所などを聞いてその場は別れました。

実は今日は、私の車のナンバーを変えるため、ディーラーの営業担当者と会う約束があったので、その旨を伝え、事故の被害確認をお願いしました。

結果は、後ろの泥よけが傷ついた程度。この程度なら無理して交換しなくても良いかなとも思いましたが、一応相手に電話連絡をすると「ぶつけたのはこちらだから、その程度でも直してください」と言うので、ありがたく(本当は当然と言えば当然ですが)頂戴する事にしました。

軽微で済んで良かったです。


上福岡市(現ふじみ野市)の税制はまだおかしい

旧居に引っ越す前に住んでいた、埼玉県上福岡市(現ふじみ野市)に住んでいた時、原付バイクを買いました。買ったのは平成11年3月26日。東京は杉並区の馴染みのバイク屋で買って、軽トラックを借りて家まで運んで、自分でナンバーは交付すると言ったのです。

3月中に登録すると、平成10年度分の税金も支払わなければなりませんから、私はバイクを4月2日まで寝かせ市役所に行きました。そしたら、市役所の阿呆が言うには「このバイクは3月26日に購入していますから、4月1日までの昨年度分の税金がかかります」と言うのです。

私は「アホか。原動機付き自転車というのは、鑑札がついて初めてバイクになって納税義務を生じるんだ。それまでは鉄くずだ。古いバイクのコレクターがナンバーをつけていないバイクを持っているのも同じ理屈だろう」と言いますと、その阿呆は「はい、私たちは近隣の市町村と勉強会を開いて、そこで六法全書なども含め勉強をしており、その結果、バイクをいつ買ったか分からないので、販売証明書の日付を所有した日とし、それから所有している限り『ナンバーがなくても』納税義務があるとしております。コレクターの方にも説明をしてご理解いただいて税金を支払って貰っております」と言うではありませんか。

「それは、税金泥棒と言うんだ。なんでナンバーのない鉄くずに納税義務がある? 近隣市町村? 埼玉の片田舎でちまちま勉強なんかするより、東京に行って勉強してきたらどうだ?」と言ったのですが、その阿呆は聞く耳を持たず、その後ろにいた課長に至っては、睨んだらこそこそ逃げ出す始末。

「じゃあ、納税の用紙を送付する封筒に「使用しないバイクは廃車しないと税金がいつまでもかかるぞ」と書いてあるのは無意味だって事か?」と聞くと、胸を張って「はい」と言うのです。

もうここまで来ると、阿呆という以外表現はありません。呆れましたが仕方がないので、杉並のバイク屋に行って事情を話し(みんな呆れて、バイク屋からも市役所に電話をして貰いましたが、それでも効果なし)、4月2日付けの販売証明書をもう一度作ってもらって、それで市役所に「これで文句なかろう」と鑑札の交付を受けた次第。

翌年、私は旧居を購入し引っ越しました。バイクはもう乗らなくなったのですが、廃車をしても税金を支払えと言う訳ですから、廃車の手続きはしません。そして納税も当然しません。どうせ1年800円ですから、意地を張れるだけ張ってみようと思った訳です。

それから数年後に上福岡市役所から葉書が来ました。「納税がされていないし、廃車するならしてくれ」と言う内容です。こう言うのが来ると言う事は、そのイナカモノだけで勉強会をしていた阿呆がどこかへ飛ばされたのかと、一度上福岡市役所へ行ってその阿呆がいるか確認したのですが、不思議な事にまだそこにいました。その阿呆に「あなたは数年前に歯医者をしても税金を支払って貰うと言ったんだけど、税金を支払いたくなかったら廃車しろと葉書が来た。どういう事?」と聞いてみると、「(そんな話をした事は)一切記憶にございません」という答えが返ってきたので、また放っておく事に。

このままずっと放置しようと思っていたのですが、残念ながら今回の引越しで、流石にゴミのバイクを持っている訳にはいかなくなり、業者に引き取って貰いました。その条件として廃車はきちんとしてくださいと言う事でしたので、改めて役所に電話をしたのです。

「引越しをする事になったので、バイクの鑑札を返したいのですが、実は故意に10年程税金は支払っていませんでした」と伝えました。これだけの話ですから、相手は「では、その分をお支払い願います」と言ってくる訳です。そこで「あんた達の先輩に阿呆が居て、廃車をしても税金を徴収し続けると言い切ったので、廃車をしても無駄と思っていたんだけどね」と切り出した訳です。

結論から言うと、私の話を聞いて内部で調査をした結果、自分たちの非を認め、「そういう事情があったのは事実だから(そして翌年は転出しているから)税金は徴収致しません」となりました。

また、今回対応したヤツも、「バイクを買った時期は販売証明書で判断するしかない」と言う説を繰り返していたので、「それは間違えている。販売証明書が基準ではなく、市役所に登録に行った時点が基準なんだ。廃車したら納税対象外になるのと一緒だ」と言う話を繰り返し、「あんた達がやっている事は、3月に買って4月登録した人達から無駄な税金を巻き上げている事になるんだぞ」と改めて抗議もしました。

購入と登録が4月2日を挟んで行われた場合、たった800円とは言え、余分な税金を支払わせるというのは役所のやり方として正しくはありません。該当する人はかなり少ないと思いますが、思い当たる節があるなら、抗議してみる価値はあると思います。

また、上福岡市では、こういう阿呆が幅を利かせていたと言う事は、他の市町村でも同じような事があるのかも知れません。「六法全書を一生懸命広げ、近隣市町村の人達と勉強会をして…」って、それでこの程度です。役所の阿呆って言うのはこの程度なんですよ。あげつらうのが目的ではなく、公務員試験に受かっただけで、大して頭の良い訳でもない人が一生懸命やった結果は常に正しいとは限らないから、どうか役所のやる事が全て正しいと思っちゃ駄目よと言う事ですかね。

どんな理由があれ、納税をわざとしないというのは悪い事と言われたらその通り。私がやった事は悪い事で、褒められた事ではありません。しかし、10年を経過してようやく阿呆に間違いを認めさせたというのは嬉しい限り。でも、「結局あいつは1年しかいなかったんだし、たった800円だったら、支払い不要ですと言って黙らせた方が面倒ないな」とか思ってるだけだとしたら悔しいですね…


鞆の浦

2009年6月9日に「福山にて(旅行4日目)」という雑文の中で鞆の浦へ行ってきた事、そこに架橋工事の是非論争が起きている事を書きました。

その是非論争の結果として、広島地裁は「鞆の浦の景観は国民の財産」として、埋め立て工事の差し止めを県に命じました。

推進派は、景観も大事だが生活も大事として架橋は不可欠とします。反対派は、江戸時代から続く景観を守る義務がある。必要ならトンネルを掘れば良いと言います。

現地を短時間見ただけの私には、橋を架けたからと言って交通が便利になるとは思えませんでした。鞆の浦と言う地域へ続く両端の道路が結ばれるだけ。要は鞆の浦をスルーする道路が景観を壊してできるだけという印象です。またトンネル案も街の裏側を通るだけで、どちらも鞆の浦のためにある計画なのか甚だ疑問でした。部外者の私には、どこまでを鞆の浦というのか詳細には分かりませんが、いわゆる「部落の中の道」は狭くて不便なのは間違いありませんが、部落を一歩出れば、別に不便のある道路ではないのです。

ま、土木工事って言うのは本当に必要を生じて工事するなんて稀ですよね。殆どがその地域の議員などが利権を得るための工事で、住民の利便性なんて二の次三の次でしょう。その中でも、やはり鞆の浦という地域の将来を考えたら、架橋よりトンネルだろうなぁと思うのですが、そのトンネルすらも本当に必要なのかなと思うのは部外者だからでしょうかねぇ…

2009年10月01日(木) 日本人とシー・シェパード(阿呆集団)は同レベル?

少し古い話ですが、大阪府箕面市で野生の猿に餌をやる行為について、最大1万円の罰金を取る市の条例が可決されたというニュースを見ました。

10年以上も前から、「野生動物とペットは違うんだぞ」と事あるごとに書き続けているのですが、本当に日本人というのは幼児性が強い国民なんだなあと嘆きたくなるのがこういう記事を見たときです。

1万円の罰金を科さなければ、野生動物に餌をあげてしまうって言うことが阿呆のきわみだって分からないんですよね。

名前を書くのも嫌ですが、シー・シェパードという狂信テロリスト集団があります。科学的な根拠など無用で、自分が盲信する理屈に合わないものは悪と決め付ける、または美辞麗句を並べ立て、金持ちから金をむしりとることに執着する阿呆の集まり。この阿呆共を私は毛嫌いしますけれど、それと日本国民の多くは共通している点があります。そう、動物への接し方を理解していないということです。片や金のためなら理論はお構いなしの狂犬、片やかわいいと思えば理論はお構いなしの幼児…接し方は違うけど、どちらも論理は無視して感情で動物を私物化して環境破壊をするという意味で、ゴールでは2人3脚をしているように息がぴったり合っているように思えて気持ちが悪くなります。

いくら国土が狭い日本でも、野生動物に餌をやるというのは、言葉が矛盾しています。餌付けをしたらそれは野生動物ではなくペットです。野良ペット。

本来は国や市町村が規制などをするのではなく、国民の一人ひとりがそれをきちんと理解して、対応するというのが「常識」なのですが、そんな常識すら持ち合わせない幼児が大人だと主張している国なのです。

国民が幼児であるなら、行政はもう少し真剣に対策するべきです。そう、1万円なんて生ぬるいことは言わず、野生動物に餌をあげたら罰金50万円、禁固刑3ヶ月…それ位の強い態度を示すことが大切なんじゃないですかね。そうした上で国なり行政がきちんと人間との接点をコントロールしていく必要があるんじゃないかな。

ま、管轄が違うとはいえ、自分で自分の首を絞める愚策を繰り返すしか能がなかった林野庁などの例を見ると、こういう面でも行政が主導して事態が好転するなんてことは考えられないように思いますけれどね。

兎に角、野生動物とペットを区別するくらい大人の常識だよってことを考えてほしいものです。そして、日本人総シー・シェパード(阿呆の権化)化という悲しいことにはなってほしくないなぁと心から願う次第です。


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