The Green Hills of Earth

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☆★CF-W2関連:「分解/HDD交換」 / 「キー清掃」★☆

2005年01月31日(月) 列車でお出かけ / iPod shuffle / 無事帰宅 / 新聞の表記について

ここ数ヶ月、いや、一年くらいに渡って殆ど外に出ない生活をしていました。
まぁ、仕事上のメンテナンスとか納品があれば出かけはするのですが、それは大抵は家から50〜100kmほど離れた普段の生活とは全く関係のない場所への出張であり、そして、その殆どは車での移動で、列車に乗ることがとても少ないんです。たまたま先週仙台への出張がありましたので、数ヶ月ぶりに列車に乗って街中に出ると言う快挙を果たしましたが、本当田舎から出てきたばかりの時のように人ごみに酔いそうでした。

今日これから、列車に乗って東京の客先へ行くんです。ルンルン気分です(死語)。いつも持っていくような大きな計測機器も要らないし、車がなければ辿り着けないような不便な場所にあるわけでもありません。久しぶりに東京のお客様。パソコンを一台持って行けば事足りるので気楽ですが、本当に本当に久しぶりの列車移動なので乗り換えうまくできるかな。人ごみに酔って座り込んだりしないかな。それより人の流れについていけず「この素人め!」ってにらまれたりしないかな。ドキドキします。

そう、昔は通勤に使っていたSuicaが、自宅で仕事を始めた直後に読み取り不能となってしまい、修理には数日を要すると言われて、そのまま放り投げてあるんですよね。私の家の最寄のJR駅は歩いていける距離にないんです。ですからわざわざ金をかけてまで直す必要は無かろうもんと思っていたのですが、よくよく考えたらこれもお金なんですよね。中には数千円が詰まっているんです。これはいい機会なので修理に預けてきましょうかね。そして、帰りには新宿のヨドバシカメラに立ち寄ってみるつもりです。ポイントがたまっているので、それでちょっと買い物をしようと思って早二週間が経ってしまいました。今日こそは買ってきます。絶対に。でも、辿り着けるんでしょうか・・・心配です。

どうか、無事に目的地へ辿り着き、帰宅できるよう祈っていていただければ幸いです。


iPod shuffle

「買っちゃった(はあと)」・・・って話だったら、こちらもある意味では自慢できるんですが、実際には食指は動いても手は出ておりません。1月16日にも少し触れましたけれど、私はiPodは持っているんです。でも、この手の機器を使って一番音楽を聴きたいときって言うのは、私の場合はジムで運動をしている時なんですよ。そして、その時にiPodは大きくて重すぎるんです。ですから、曲なんてそんなに多く入らなくてもいい。2時間分位音楽がなってくれたらいいから、兎に角小さくて軽くて多少乱暴に扱っても壊れる心配のないものが欲しいけど、でも「ちょっと高いよね」と思っていたら「Pod shuffle」の登場です。今までの常識をはるかに超える安さで登場です。確かに他の機種に比べてボイスレコーダーになる機能だとかFMが聞ける機能なんてついていませんし、液晶もないので不便・・・そんなことないですよね。自分がつめた音楽を聴くことが目的のものですから、ボイスレコーダになる必要はありませんし、FMだって聞く必要がありません。どちらもあったら便利かもね程度のことですね。そして液晶って何に使うんでしょう。いちいち液晶で曲名を確認しないと安心できないでしょうか。何十GBものHDを搭載して、何万曲と入っているiPodならいざ知らず、iPod shuffleの場合は512MBで120曲、1GBで240曲程度が目安です。その程度の曲数なら別に液晶を頼りにして選曲をする必要なんか無いんじゃないですかね。逆にたったそれだけで液晶がないと不便というなら、その選曲の方法を少し考えた方が良い訳ですよ。

値段さえ安ければ別にiPod shuffleである必要もありません。FMラジオ機能がついていようと、液晶がついていようと問題はないんです。でも、別に私はapple教徒でもMac信者でもiPodファンでもないですが、でもいつもそのデザインの秀逸さと一本芯の通ったコンセプトに感動しちゃうんですよね(Quadra700の後からG3登場までの時代は除く。この時代は最低最悪の時代でしたね。私としては今でもQuadra700は最高傑作だと思っています)。
Macファンではないけれど、機械ファンである私はついついApple製品にノックアウトされることが多いので困っています。もう少し流通が落ち着いてきたら買ってしまうかもしれません。でも、プライオリティ(優先度)は低いかなぁ。まずはLeicaの沈胴レンズ欲しいし…


無事帰宅

とりあえず無事帰宅しました。新宿の人混みに尻込みをしかけましたが、なんとか新宿駅からヨドバシカメラにも無事たどり着きました。そして家電用品売り場に向かって目的の物を探しました。しかし、無いんです。他社製品はあるのですが、私が買おうと思っている物だけ無い。店員に聞いたところメーカー欠品だそうで、系列店の在庫を調べて貰ったところ、仙台店にのみ3個在庫があるのだそうです。「うがー!!!」心の中の叫びです。先週仙台にいたのに。仙台で買ってくるつもりだったのに。あの新幹線の特急指定券の金額が憎い。いや、そんな事で動揺して正しい判断を下せなかった自分の未熟さが憎いです。(link)

店員さんの話ではもしかしてモデルチェンジが近いのかも。と言う話でしたが、このメーカーの場合、モデルチェンジと言っても型番が変わる程度で、機能的な面ではそんなに変わらないと思うのです。ですから別にモデルチェンジ前か後かより、健康面で早く欲しい物なので早く買いたかったと言う気持ちが強いんですよねぇ。でも仙台まで買いに行くって言うのもナンですし、ポイントがあるから買おうという気になった訳で、他店で在庫があっても簡単に買う訳にもいきません。でも、一応現物も見ておきたいので、ビックカメラに足を運んでみました。ハルクの上にビックカメラができて何年経ったか分かりませんが、実は今日初めて足を踏み入れました。
新宿

小田急ハルクの上にビックカメラがあるというのは知っていたのですが、その右の「さくらや」の看板は何ですか? あの当たりに小さなさくらやがあったのは知っていますが、あんな大きなのがあるなんて…なんか浦島太郎になった気分です。いや、実際にそう言う事になっていたんでしょうねぇ。

兎に角、取りあえず無事に帰ってくる事ができました。良かった〜。


新聞の表記について

今日(1月31日)の日本経済新聞23面「ゼミナール 産業文化力が拓く(19)」より引用致します。
〜そのビジネスモデルは次第に精ちになってきている。
〜予想して大衆が「萌(も)え=熱を入れ」そうな要素を〜その感情はコミュニケーションに繋(つな)がっていかない。〜
「精ち」ってなんと読むのでしょう。例えば「専ら」は「せんら」ではなく「もっぱら」ですよね。もしかして、「精ち」って私が知らない読み方があったのでしょうか。数秒の間頭の中でぐるぐるそんな考えが回りました。そして漸く「これは「精緻」の事なんだ」と思い当たったのです。
「精緻」と書くと、なんと読むか分からないとしても、その漢字の印象から言葉の意味が想像出来るのではないでしょうか。少なくとも「精ち」と比べたらその表現力はとても豊かではないかと思うのです。その後ろで「萌(も)え」とか「繋(つな)がる」という表記もあるのですから、「精緻」も「精緻(ち)」又は「精緻(せいち)」と表記したらいいのではないのでしょうか。

薔薇を「薔薇」と書くか「バラ」と書くかなど、どこまでを漢字で示すのが良いのか、その境界線については様々な意見があるとは思います。それに「正しい答え」は無いでしょうけれど、私としては、漢字をひらがなに置き換えても、表現力としてプラスにならないと言うより、理解をしにくくする弊害ばかりが目立ってしまうと思います。そう言う意味で新聞の表記方法にはとても疑問を感じる次第ですが、皆様におかれましてはどうお思いになるでしょう。

2005年01月30日(日) 体が軽いのはなぜ?

昨年の秋口にジムの有料トレーニングプログラムを申し込んで、効果が見え始めたのですが、年末に仕事が立て込んで気付いたら一ヶ月半ほどジムから遠ざかっておりました。
おかげさまで折角ある程度引っ込んだお腹も体脂肪も元に戻ってしまいました。

今月になって漸くジム通いを再開したのですが、ブランクとはすごい物で、一ヶ月半前には普通に持ち上げていた重量が全く持ち上がりません。半分くらいまで重量を落として、そこから徐々に戻していったのですが未だ足の筋肉が戻りません。

今日、午前中にジムへ行ってきたのですが、運動を締める有酸素運動としてランニングマシンで30分ほど歩いているのですが、今日はとても体が軽くて、普段は6.5km/h程の速度で歩くのですが、今日は7.0km/hかそれ以上で歩いていたんです。
なぜ、今日に限って体が軽いんだろうと不思議だったんですけれどね、ええ、ジムに通えず運動ができない一ヶ月、体が重くてだるい感じでした。それがジム通いを再開して体はきついのですが、すごく体が軽くなるのを感じていたんですよ。今日のこの軽さはその続きなのかな?とも思ったのですが、そんなに簡単に軽くなるのかなぁ…ランニングマシンの正面には何台かのテレビがあってそれぞれ映画やテレビ番組を放送しているのですが、丁度私の真正面にあったテレビは大阪の女子マラソンを中継していたんです。ずっと走っているだけの画面を見ていてもおもしろくないので、普段はマラソンを見ているって事はないんです。でも、今日は他に見る物がないので、それを見ていた訳ですが、もしかしてそのせいでこちらも頑張れたんでしょうか。だとしたら、なんと単純な奴でしょう。いや、単純だろうが鈍感だろうが放っておいてくださいな。それで、こんなに運動ができたらそれで良いじゃないですか。でも〜…おかげで、午後から体がとってもだるいです。明らかにオーバーワーク。明日の仕事に差し支えそうで怖いです。

2005年01月29日(土) 敗北宣言

先日に引き続いて、今夜も有線化に挑戦をしました。
長いケーブルを引っ張って接続すれば、何の苦労もなく接続出来るのですが、壁内廃線を使うとどうしても接続ができません。テスターを使って断線していないか、廃線がショートしていないかを改めてテストしても見たのですが、その状態では問題ないのに、ルータと無線LAN装置をつなぐとLinkupしないというか安定せず、pingを掛けてもさまざまな状態のエラーが表示されてケーブルが断線しているみたいな様相を呈してしまいます。意を決しコネクタを切り、付け直してみましたが、変化はありませんでした。
せめて断線箇所がはっきりしてくれたらこちらも対処のしようがあるのですが、今分かる事は、リビングの壁からこちらにでている根本の当たりを動かすと繋がる事もあるようだけれど、それも状況は安定しないと言う事で、結論として有線化計画は放棄せざるを得ないと言う事でした。その内財政にゆとりができたら、このケーブルを差し替えて有線化計画を実現させる事ができるかもしれませんが、それは今ではなくしばらく先になる事でしょう。現在の速度もまぁそれなりに満足のいく速度が出ていると思いますので、有線は酸っぱいブドウだったと思う事にします…残念。

2005年01月28日(金) うらやましい事

「ないものねだり」「隣の芝が青く見える」なんて言葉がありますね。
これは、人間には多かれ少なかれついて回る言葉のように思います。

私が今の新築分譲集合住宅を購入した時、巷ではADSLが普及を始めた頃と言って良かったのではないでしょうか。もともと、私は「ADSLはつなぎ的な存在で、すぐに廃れるからお金をかけてまでADSLにする必要は無い」と思っていたのですが、思ったよりB FLET'Sの普及が遅く、周囲はどんどんADSLにする人が増え、更にはADSLの下り速度がどんどん上がっていくにつれ、「前言撤回。私も早い回線が欲しいよ」と少しは思ったのです。が、この集合住宅、ご丁寧にも光ファイバでNTTとつながっており、ADSLを導入するためにはメタルケーブルに戻すという工事が必要になります。つまり、せっかく電気が通っているのに、石油ランプの生活に戻すというような選択をしなければならないわけですね。そんな訳で待つこと3年。漸く一昨年BFLET'Sの開通と相成った訳です。なに、開通してしまえばADSLなんぞにしたいなんて思いませんって・・・隣の芝は隣が金持ちの時だけ青く見えるようです。

兎に角です、今私がとってもうらやましく思っていることがあるんです。
それは、もしかして何十年か後には自然と手に入るかもしれませんし、今でも幾ばくかの金を積めば手に入れることができるものなのかもしれません。が、そこまでして手に入れたいというほどのことでもないんです。でも、それがうらやましくってうらやましくって、つい親しい友人にはいつもリクエストをして、「どうしてそんなに簡単にできるのか!」と食い下がり煩がられている次第。
そのうらやましい事って・・・「おサルの顔をする事」「眉間にしわを寄せる事「眉を吊り上げる事」なんです。あ、「おサルの顔」って私が勝手に作った呼び名ですが、眉を上に上げびっくりした顔を作ると、額にしわが寄るじゃないですか。あれがうらやましいんです。「眉間にしわ」も単に目を細めて寄り目になる程度で、多少はしわらしいものができるらしいのですが、あの眉間に縦皺ができることはないのです。あれを簡単にできる人がうらやましい。そして「眉を吊り上げる」も、私がやっても少しは動くんですけれど、「良く見れば動いたかも」って程度らしいんですよ。

私には、それらをできる人がとってもとってもと〜ってもうらやましい。どうしたらそんな表情を作ることができるのでしょうか。
中には「皺ができない方がうらやましい」と言う人もいますけれど、私にとっては全く逆。だって、喜怒哀楽の表情を考えてみてくださいよ。眉毛がピクと跳ね上がったり、眉間に皺が寄ったり、額が皺で一杯になる方が表情が豊かだと思いませんか? そりゃ私がハードボイルド調の男ならポーカーフェイスでも構わないんですよ。そっちの方がむしろ良かったかもしれません。でも、私がそういう雰囲気に浸っていると、私の友人たちは決まって「おい、病気か?大丈夫か?」と聞いてくれるんですよね。「たまにはシリアスで迫りたいわい」と言ったって「柄じゃない」でおしまいです。ええ、私自身も自分がそんなキャラじゃないことは重々承知しておりますよ。体型から言ったって(三流以下で)三枚目のボケ役がいいところですから。だからその表現力が欲しいんですよ。「天は二物を与えず」と言いますが、私は一つ目のものももらっていないように思うんですけれどねぇ・・・

どなたかそういう表情を作る訓練などを紹介したページなどご存知でしたら教えてください。またはご自分が教授できると言う方も大歓迎です。

2005年01月27日(木) リベンジ…返り討ち

はぁ〜(今日も深いため息)

昨日失敗した我が家の有線化計画、まだまだ諦めていません。
今日はテスターと10mのLANケーブルを使って、仕事部屋とリビングの間を結ぶケーブルが本当に断線しているのか、そのチェックをする事にしました。

LANケーブルとテスター

もし、断線などが確認されたら、RJ45コネクタとその圧着ペンチで、コネクタをつけ直してみるしかない訳です。
RJ45圧着ペンチなど

こんな工具類なんて、まぁ普通どこの家庭にでもある物でしょうから、わざわざ写真に撮ってお見せするのもお恥ずかしい限りなんですが…ま、一応ね。

ところが、予想に反してケーブルはきちんと通電していました。そうなると訳が分からないんですよね。

NTT---[VDSL]---[BroadBandRouter]---[WirelessLAN]^^^[WirelessLAN]^^^(Computers)
と言う現状の構成から下記のように変更をしてみました。(---:有線/^^^:無線)

NTT---[VDSL]---[BroadBandRouter]===[WirelessLAN]---(Computers)
という構成にしてみた訳です。心配の種を減らすため、パソコンは無線LAN装置のハブへケーブルで接続としました。(---:有線/===:壁内配線)
しかし、こうするとDHCPサーバーが見つからないと言う事になってしまいます。我が家ではDHCPサーバーはBroadBandRouterが兼ねているので壁の向うからBroadBandRouterが見つけられないという事になります。そこで次の実験です。

NTT---[VDSL]===[BroadBandRouter]---[WirelessLAN]---(Computers)
BroadBandRouterまでも仕事部屋へ持っていき、繋がるかどうかを実験してみました。
当然ながらこの状態ではパソコンからDHCPサーバーも無線LAN装置も見通せるのですが(PINGが通る)、残念ながらPPPoE接続はできません。VDSL装置が見つからないと言われてしまうのです。以前にも同じ仕様のケーブルなのに、あるケーブルは認識したけれど、別のケーブルは認識されないと言う事がありまして、もしかして、この壁内を通したケーブルの質が悪いって事なんでしょうかねえ。いや、実際に以前は普通に使っていたのですが、2年ほど前に突然認識されなくなってしまったので、断線でもさせてしまったのかと思っていたのです。でも、その後、仕事部屋に置いていたパソコン自体の稼働を停止した事や、その後は無線LANを家中に巡らせた事で、このケーブルについて詳しく調べる事を今までさぼっていたんですよね。まぁ、ゆっくりのんびり調べていきます。

今日の時点では、最後の状態で壁内ケーブルをそのままBroadBandRouterのWANPortにつっこんでみても、クロスケーブルにしてみても状況は一緒だったよと言う事と、諦めて、全ての機器をリビングに戻してつないだらさっきまでの苦労をあざ笑うかのように何の苦労もなく繋がったという事だけは確認しました。もう一度深〜いため息「はぁ〜」…今日の実験はここまでと言う事で。

2005年01月26日(水) 仙台サンド / VDSL工事(50MBPS→100MBPS) / 工事完了。そして速度計測 / 素朴な疑問(芸能界) / 有線化を夢見て

昨夜、出張から帰ってきました。

計画では、オンラインショッピングなどで溜まったヨドバシカメラのポイントで買いたい物があるのですが、なかなかお店に出かけるチャンスがないので、仙台のヨドバシカメラでポイントを使って買い物をして来るはずでした。が、今回の出張で十分な余裕がある筈というお金を持ってきたはずなのに、帰宅してみたら財布の中身(残金)は110円!と言う状態で、私がヨドバシで買おうと思っていたものはポイント+数千円という物だったので、買い物を諦めざるを得ませんでした。

なぜ、そんな事になったのか。贅沢をした訳じゃないんですよ。新幹線の往路での朝食も駅弁などと言う贅沢はせず、コンビニで買った調理パンとウーロン茶のペットボトルそして日本経済新聞が贅沢と言えば贅沢かと言う感じでしたし、お昼は社員食堂で520円の定食。夜はハード屋さんとトンカツ屋に行きましたが1000円で納めました。外食としてはそんなに高すぎるものではないでしょう。夜、週末に友人が遊びに来る時の準備という事で昨年も行った牛タンの店に出向いて牛タンの発送を依頼し、贅沢だけど一人前だけ食べてきましたが、それは予定された贅沢で、それもご飯などをつけず牛タン一皿だけでしたので予算より安くあがったんですよ。二日目の朝食はホテルのサービスですませましたし、昼はサイゼリアのランチで500円。仕事をする現場に暖房が無くてとても寒い部屋でしたので、暖かい缶コーヒーなどを予定外に買いましたがそれでも数百円の世界です。つまり贅沢はしていないし、予定外の物は無かったんです。駅に着くまではね。買い物に行く前に、まずは帰りの列車の席を確保しようと思ったんですよ。で、乗車券は既に往復で買っておりましたので、新幹線の指定特急券を買うだけだったのですが、これが予想外でした。何をどう思ったのか私はこれを「500円程度」と思っていたんです。鉄道の事は詳しくないですが、これって在来線の自由席特急券の値段じゃないですかね。兎に角、新幹線の指定特急券はそんなに甘い物ではなく、5000円近くを吸い取られてしまったんですよ。その表示された値段にびっくりして、それをカードで支払ってしまえと言う発想は、券売機を離れてから頭に浮かんできたんですよね。情けない限りです。
それで一気にお金が無くなり、自分への土産として家に帰ってから食べる事を最近の出張の楽しみにしているので駅弁を一つ買って、列車の中で飲む飲み物などを買ったら残金は交通費をかろうじて残して居る程度になりました。綱渡りみたいな出張という感じでしたね。ま、本当にまずければ駅弁なんか買いませんけれどね。

駅弁を買って売店を離れようとしたら、その片隅に「仙台サンド」という名前が目に付きました。「これはどんな物ですか?」ときいたら「牛タンなどがサンドされて居るんですよ」って答えが返ってきました。それで値段は\380です。まずくても笑って許せる値段なので、ついつい買ってしまいました。
中には三切れのサンドイッチが入っていました。二つには牛タンの切れ端がサンドされていました。多分牛タン弁当などのために仕入れた牛タンの端っこの部分など商品にならない部分を挟んだ物ですね。今まで商品にならなかった部分を何とか商売に生かそうとしていると言う感じがありあり、びんびん伝わってきます。残り一切れにはキュウリの細切りに加え、なんと笹かまがサンドされていました。パンに塗られた安っぽいマーガリンの味とパンと笹かまぼこは見事なミスマッチですが、「そっか、端物を処分するために、仙台名物を無理矢理サンドイッチにした訳ね」とその名前を含めた強引さが結構気に入り、それが微笑ましくて笑えました。写真撮っておけば良かったなぁと後悔しています。
量的にはそんなに多くないのですけれど、おにぎり1〜2個程度の腹の足しにはなりますし、話のネタにもなると思いますので、仙台に行かれる際は是非お買い求めされたら良かろうと思います。

今回の出張には、折角盛っているのですからiPodを持っていきました。列車の中でのみ聞いていたのですが、復路の途中で電池切れです。困った物ですねぇ。燃費悪すぎませんかねぇ。やはり充電器は持っていかないと駄目なのかなぁ…


VDSL工事(50MBPS←100MBPS)

今日はVDSLの切り替え工事の日です。

私の所ではVDSLの集合住宅タイプを利用している訳ですが、ベストエフォート方式の常時接続契約であるのに良く接続が切れるんですよ。ベストエフォートですから速度が低下して1BPSになっても文句は言えません。でも接続が切れてしまうのが一ヶ月に数回あるって言うのはこれは契約に違反して居るんじゃないですかね。私の所だけの問題かと今まであれこれやってきたのですが、私が住む集合住宅の中では他の所でも発生していると言う事を先日知ったのです。1年以上前から回線のトレースでもして原因を探ってくださいと言う話を提案し続けて、それが漸く今回実現出来るかもと言う事になったのですが、既に集合住宅タイプでもファミリータイプと同様の100MBPSのサービスが出回り始めましたので、それに切り替えて様子を見て、まだ同じ現象が出るなら改めて調査をしましょうという事になった次第です。つまり、ファミリータイプは最初から100MBPSですから、集合住宅タイプの50MBPSと言う速度に問題があるかもしれないというのも考えられる訳で、今更50MBPSでの不具合究明なんかしても仕方ないですからね。100MBPSで問題がなければそのまま使えばいい訳ですからね。

うちの中ではパソコンは無線LANでつないでいますので、100MBPSの恩恵は本当にあるのか疑問もありますが、兎に角リンク切れは勘弁して欲しいです。先週の金曜も突然きれて30分繋がらないなんて事が又あったんですよ。私はそれでも対処出来るから良いんですけれど、素人の人は何をどうして良いか分からなかったりするんですよね。本当困った物です。


工事完了。そして速度計測

9時過ぎには工事の人が来て、あっという間にVDSL装置を換え、MDF側の工事も終え帰っていきました。

早速お約束の速度テストをしてみました。(Broadband Speed Test)

仕事部屋での無線接続
無線LAN(IEEE802.11g)で、間に無線LANの中継器が入って接続した場合
測定サイト http://www.bspeedtest.jp/ v2.3.3
測定時刻 2005/01/26 11:22:42
回線種類/線路長/OS FTTH/-/Windows XP
キャリア/ISP/地域 NTT Bフレッツ マンション VDSL利用/asahi-net/-
ホスト1: WebArena(NTTPC) 6.4Mbps(2244kB,2.8秒)
ホスト2: SAKURAインターネット 6.4Mbps(4236kB,5.2秒)
推定最大スループット: 6.4Mbps
コメント: NTT Bフレッツ マンション VDSL利用の平均速度は13Mbpsなので少し遅い方です。(下位から30%tile)。

リビングでの無線接続
無線LANの中継器を介さず接続した場合
測定サイト http://www.bspeedtest.jp/ v2.3.3
測定時刻 2005/01/26 11:37:47
回線種類/線路長/OS FTTH/-/Windows XP
キャリア/ISP/地域 NTT Bフレッツ マンション VDSL利用/asahi-net/-
ホスト1: WebArena(NTTPC) 8.9Mbps(4236kB,3.9秒)
ホスト2: SAKURAインターネット 11.1Mbps(6008kB,4.4秒)
推定最大スループット: 11.1Mbps
コメント: NTT Bフレッツ マンション VDSL利用の平均速度は13Mbpsなので標準的な速度です。(下位から50%tile)

リビングでの有線接続
LANケーブルで接続した場合
測定サイト http://www.bspeedtest.jp/ v2.3.3
測定時刻 2005/01/26 11:23:54
回線種類/線路長/OS FTTH/-/Windows XP
キャリア/ISP/地域 NTT Bフレッツ マンション VDSL利用/asahi-net/-
ホスト1: WebArena(NTTPC) 37Mbps(9971kB,2.3秒)
ホスト2: SAKURAインターネット 43Mbps(16870kB,3.3秒)
推定最大スループット: 43Mbps
コメント: NTT Bフレッツ マンション VDSL利用の平均速度は13Mbpsなのでかなり速い方です!おめでとうございます(下位から95-100%tile)

うーん、仕事部屋での無線接続と、リビングでの有線接続では7倍もの速度差がでるんですねぇ。これは困った物ですね。ちょっと有線の復活を考えてみようかなぁ…

ちなみにVDSLの50MBPSが導入された当時(2003年2月14日)に測った速度(有線接続)は約20.6MBPSだった様ですので、50MBPSから100MBPSになって、速度も2倍になったと単純に言えそうですね。(link)
そして、無線LANは便利ではありますが、やはり速度の低下が著しい事が実感出来ました。でも、便利だから否定はしませんけどね。大体こちらがいくら高速になったところで、送り出し側のどこかに低速な部分があれば速度は思ったようにでませんから、仕事場環境の6MBPSでも十分な速度と考えられます(不便を感じた事はありません)。まぁ、その辺りの違いが分かっていれば、その使い分けなどもできるという事ですね。


素朴な疑問(芸能界)

芸能界などにはとかく疎い私ですが、その私をしてこれはどういうつもりで?と思う事があるのです。

例えば、「えっびまよまよえびまよ〜」とか(今は「かっにまよまよかにまよ〜」ですかね)、「牛のちち」とか見ていてかわいいと言うより、恥ずかしいCMがある訳です。見ている方も恥ずかしい(微笑ましいと受け取るセクトもあるようですけれど)「あれ」をやっている人はどんな気持ちでやって居るんでしょ。これを機に仕事がドバーと入ってきてとか、有名になるためには何でもやってやろうって気持ちなのでしょうか。

あれをやる人の中で10年後、20年後まで芸能界で生き残る人がどれだけいるか分かりませんが、もし、生き残ったら、「若い頃の○○さんでぇーす」って紹介されて「いやー 恥ずかしい」って叫ぶのは必至。客観的な目で見たら、将来はもう諦めた。でも、このまま消えるより少しでも金になる事をしておきたい。どうせ消えて無くなるんだから。と言う事なのかなぁと思うんですけれど…どうなんでしょうね

昔、東京で働くのをやめて、田舎に帰ろうと思った事があるんですよ。で、その時にどうせ帰るなら、最後の半年か一年をソープランドの呼び込みでも何でも良いからできるだけ稼げるところで働いて稼いで帰ろうなんて思った事があるんです。田舎で親がヤッチャン関係の友達がそれ(呼び込み)が結構高給になると言う話をしていたので、真偽のほどは兎も角、そう言う仕事が良いと思い込んでいたんですね。で、いざ、そう言うところでの求人でも当たろうと思ったまさにその日、風営法が施行されたと言うニュースがあり、そう言う仕事の求人は(少なくとも私の見る限りでは)絶望的に少なくなってしまったのでした(そんな訳で、その手の仕事が本当に割の良い仕事なのか未だ分からないんですよ)。
田舎に帰ると言う前提だったから、どうせもう2度と会う事もない人たち、来る事のない町だからどんな仕事でもやってやろうって思えた訳ですが、東京に住みながらそう言う仕事を求める勇気は私にはありませんでした。その手の仕事を「えっびまよまよえびまよ〜」を一緒にするなぁ!と怒る人もいるかもしれませんが、私的には同じ仕事なんです。どちらも「あれ、やっていて恥ずかしくないですか?」「いえ、立派な仕事ですよ」で終るかもしれませんけれど、私には恥ずかしいんです。卑しいとかそう言う差別的な物ではなく、単に「恥ずかしい」んです。


有線化を夢見て

時代と逆行するような話ですが、パソコンのLAN環境の有線化を考えています。
今、私の住処はどの部屋でも、例えトイレでもお風呂でもパソコンを無線LANにつなぐ事ができます。一度無線LANの自由さを覚えると、ケーブルにつながれた飼い犬状態にはなかなか戻りたくなくなるのですが、今日の速度測定の結果を見て、有線の方が良いかもと思えてきたのです。

うちには VDSL装置、ブロードバンドルータ、無線装置、無線中継器(実際には無線装置と同型機種)があり、無線中継器は家の中心近くであるトイレ脇の天井付近に、それ以外はリビングの片隅にまとめておかれています。そしてそのまとめておいてある装置が次々にデータを受け渡して無線で配信をする訳ですが、今日思い立ったのはリビングに置いてある無線装置もブロードバンドルータもハブ機能を持っています。そして、私の住処には新築分譲で購入した時に電設屋に頼んで各部屋へ配線して貰ったLANケーブルがあるのです。ですから、ブロードバンドルータから仕事部屋(ここに各部屋のLANケーブルが集まっている)へデータを流し、そこに今リビングにある無線装置を持っていって、ここでそのハブ機能を使ってデータを各線および仕事部屋のパソコンに振り分けたらいいのです。そこからでも無線中継器への無線での送信も可能でしょうから、こうする事でどの部屋でも有線および無線でのデータ配信が可能になるという訳です。特にこの仕事部屋のデスクトップパソコンなどはどこに持っていく訳でもありませんから有線により高速化するならそれに越した事はないのですね。

と言う訳で、早速テストをしてみたのですが、(実は)心配していた通り、リビングからのケーブルだけどうも断線してしまっているみたいなんです。どうしてもこの線だけが応答をしてくれません。それとも私のやり方がまずいのかなぁ…折角の名案だと思ったんですけれどねぇ。ま、焦らずに原因を探っていきたいと思います。

2005年01月25日(火) ニュースから

渡辺恒夫 横綱審議委員会を任期満了で退任
お目汚しですが…

「まだいやがったのか!」という汚い言葉しか出てきません。
野球の発展を阻害し、プロ野球を私物化し、自社の発展のみを目論んだ極悪人。その自社さえよければと言う身勝手な思いが、一人(表面上は)の若者の人生を狂わせたのに、本人は表向きちょっと引いただけで責任を取ったつもりなんでしょうかね。
税金を無計画に無駄遣いしただけでなく、それを私物化し使い込んだのに、懲戒免職にならずに退職金を何千万、何億と受け取る奴を歯がゆい気持ちで見ている…そんな状況がこの男2はついて回ります。ええ、あくまでも私個人が感じる、ゴキブリに対する嫌悪感みたいな物ですがね。 
…しかし、1月16日に「ニュースから」で書いた様に、「もし土俵を神聖というならば、女性は土俵に上げるべきではない」「日本の国技としての伝統を守る勇気も必要(伝統に今時の考えを融合させる必要はないのでは?)」という私の考え方を、一番体現しているのは、実際にはどうかわかりませんが、もしかしてナベツネなのかもしれないですね。そう思うと毛嫌いしている自分の方が狭小で悪者なのかもしれませんねぇ…微妙
お目汚しで申し訳ございません。

愛媛県警、内部告発者に報復人事か?
愛媛県警の不正経理を内部告発した巡査に対して、この時期に異例の異動が内示されました。異動の日付は指定されておらず、待機するように命じられ、更に記者会見の後、別の上司から「自殺防止のために」と拳銃を取り上げられたりもしているそうです。
しかし、県警は「適所適材に配置をしていて、今回の異動は報復ではない」と話している都のこと。

「これは報復人事です。体制に逆らう人はこうなるんです」と言って報復する人なんて見たこと無いですね。こう言うのを報復と言わずになんと言うんでしょうね。
何度も書いていることですが、「自分が世界を動かしている」とか「自分が他の人の運命を自由にできる」と誤解している人が多いんですよね。そして売り上げの如何に関わらず、予算は潤沢にあると言う状態で、どんな贅沢をしてもお金はある。と言う環境は、如何に経費を沢山取るか、仕事をせずに手当を水増しするかと言う方向へ猿知恵が行く訳です。それが長年の慣例となっていて、下っ端は出張手当や休日出勤などを水増しし、上司になればもっとまとまったお金をもらえる。それが順番にとなれば、いまここで内部告発をされて自分の順番が無くなってしまうと、いままで上司の太鼓持ちをしていた努力はどこに行くんだ!とか、自分がやり玉に挙がるのは嫌だぞとか兎に角、ごまかすことだけを考えるんですよね。
自分たちがどれだけ悪いことをしているのか、それは多分彼らには自覚がないのだと思います。就職してからずっとその環境でしか育っていないのですからね。泥棒の国に育ったら泥棒をする人が正常な人なのです。役人、公務員の不祥事については、民間企業から監査役を出して第三者が強制的に監査を行って告発をしていくしか信頼は取り戻せないと思います。そう出来ない現状では、内部告発をした人はこうして報復をされてしまうって事なのでしょう。本当に日本は法治国家なのか、膿を出すと言う治療ができるのか、甚だ疑問ですねぇ。

(ニュースではありませんが)JR東海の新聞広告
「EXPO 2005 AICHI」へ行こうと言うJR東海の日本経済新聞への全面広告のコピーです。
空想、ではない。
夢、でもない。
超電導リニアモーターカー。
それは、今そこにある「現実」。
だそうです。句読点の使い方も変だけど、先日も書いた様に35年前のEXPO'70 大阪万博でもリニアモーターカーが目玉だったんですよね。当時は模型だった訳ですけれど…

35年、も経ってまだ実用化出来ていないのかい?
言っていて、恥ずかしくありません?
そろそろ、実用化したら?
今、そこにある「夢」(実現するのか?)。

と思わず紙面に向かってつぶやいちゃいましたよ。



2005年01月24日(月) いかーん! / NHKは不要か? / 運を返して…

只今25:42(午前1時42分)…
明日から1泊2日で仙台へ出張のため、朝5時過ぎには起きなければならないのですが眠れません。遠足前日の小学生の気分です。

楽しいって訳でもないんですけどねぇ。でも、牛タン買って帰るぞっと…しかし、BSE問題からこっち値上げされているようですねぇ。果たしてどうなる事やら。


NHKは不要か?

調査会社を通じインターネットで20歳以上の男女1000人が解答したアンケートによると、「NHKの組織形態をどうするべきか」の問いに62.9%が「民営化して、受信料を廃止するべきだ」と答えたそうです。そのアンケートで、NHKに不要な物として「冬のソナタ」などの海外ドラマや、紅白歌合戦などがやり玉に挙がったとのことです。(日本経済新聞より)

ここで、「民間にできることは民間に」という言葉が当てられたりするのですが、果たして、海外ドラマや紅白は民間にできることでしょうか。例えば紅白歌合戦ですが、毎年のように開かれていて、否応なく民法と視聴率を争っています。この番組っって民放に比べてそんなに質が低いでしょうか。
私自身、紅白は録画して見たいところだけ後でつまみ食いすると言う形でしか見ませんが、それは、私が芸能音痴だからと言うのが理由でもあります。一部の特定歌手(グループ)のファンにはそれ以外は全く興味のない番組かもしれません。さまざまなジャンルの歌手(グループ)が出てくるので、全体を通して楽しめる番組ではないかもしれません。しかし、どの世代が見てもどこかで楽しめる番組ではあるし、年末というお祭りの番組としては、十分に楽しめる番組に仕上がっているのではないでしょうか。単にそれを制作したプロデューサーが資金を着服したりしていたのがクローズアップして、やり玉に挙げられているだけではありませんか。
もし、この番組を民放が作ったらどうなるでしょう。少なくとも、私は(ちょっと時間はずれますが)ナインティナインの岡村のふんどし姿やベタなギャグ、CMを挟んで引きのばせるだけのばすいらいらする展開などで年末をイライラ無駄に過ごしたいとは思いませんし、どのチャンネルを見ても同じような人が同じようなことをしている(流行を追って、視聴率を確保する安全パイしか見られない)というのもご免です。「どの年代もが見られる番組を作る」という意味で、NHKの紅白歌合戦は充分その仕事をしていると私は思います。

海外ドラマでもNHKが発掘してくるドラマはかなり多いのではないでしょうか。民放が見向きもしないけれど、本当に質の良いドラマをNHKが発掘した例はいくらでもあります。そして、民営化するべきだというのも果たしてどうでしょうか。民放になれば「スポンサーの意向」とそれに伴う「視聴率至上主義」がNHKにも必要となります。
余計なキャラクタのわざとらしい演技やスポンサーの宣伝を介さない、真の動・植物、自然を追ったドキュメンタリー番組や地域の文化を取材した番組どは視聴率を気にしなくて良い国営放送だからできる物ではないでしょうか。視聴率が低くても作成する価値のある番組は確かに存在すると私は思っています。
もし、NHKを民営化するというのが必要なら、もっと極端に言えばNHKは不要だと言う事ですね。既に民放はありますから、今更NHKが民営になったところで民放が増えるだけで変わった物ができるとは思えません。教育番組もスポンサーが付くとは思えませんし。今更民営化して視聴率競争をするより、思い切って廃止してしまった方が賢明でしょう。そう極論されて初めてNHKの民営化は変と気付くでしょうか。
今回の問題は「NHK」という名前のもつ威力を乱用することを覚えた木っ端プロデューサーが得意になって振り回して私腹を肥やしたと言うことで、NHKに限らずその辺のお役所でも同様の木っ端役人が自分がはんこを押さなければ町(国)は動かない。自分は権力を握って居るんだと勘違いすることは日常茶飯事のように起きていますね。今回のことはそう言う勘違いをした個人の卑屈な心の問題であるとも言えると思う訳です。確かにそんな勘違いをさせる土壌があることも問題ですが、それを「民営化にするべき」とか「ドラマや紅白から撤退すべき」とするのは問題を取り違えているような気がします。

NHKがなすべき事は「日本全国で視聴が可能である事」であり、「特定企業などに依存しないこと」であり、「老若男女を問わず楽しめる番組を提供する事」であって、更に幼稚園児に諭すように言えば、「悪いことをしてはいけないよ」も当然含まれていますが、その条件を満たせば、そのジャンルは何でも構わないのではないかと私は思う次第です。郵便事業の「ゆうパック」のように民間が開発した宅配便路線を横取りするような行為は、国営企業としてあるまじき行為であり最低と思いますが、民間が尻込みをする、手を出さない、出しにくい所の需要をくみ取って適正な金を使って制作をするのであれば国営放送は必要ですし、またその運営は(民放が赤字になるから手を出さないと言う部分をフォローするので)赤字で何ら問題がないと思います。国営放送に黒字を求めることが間違えています。国鉄は赤字になっても「他人の金」と本気で対策をせず、殿様商売をしていたが為に解体されました。しかし、鉄道が無くなると生活が困ると言う部分はどんなに赤字路線であっても、それは存続を許され、現在のJRに引き継がれています。NHKは一部民営化というわけには行かないでしょう。ですから他人のふんどしで相撲を取るのではなく、その資金の使い道が明らかになる方策を考え国営のままで居て欲しいと私は切に願いますし、一部の人のように、騒ぎに乗じて視聴料不払いをお祭り気分であおることの無いよう、問題を取り違えないよう考えてみて欲しいと思う次第です。

※言い訳:仙台の駅でこれを書いています。さっと読み直しただけですので、誤字脱字は(いつものことですが)大目に見てこっそり教えてくだされば幸いです。


運を返して…

1月20日に「当たり」という文を書きました。日記才人の遊び機能で読んだ日記に投票をしたら「当たり」がでたと言うことを。
それから、四日しか経っていないのに、また当たっちゃったんですよ。
また当たった

「(手紙を)出すとすぐに当たるの」「気ぃつけぇや。妊娠せぇへんように」って言うのは昔笑福亭鶴光のオールナイトニッポンでの一幕でしたが(知っている人はいるのか…)、私もこんなに当たるなんて…もう一度言っておきますね。当たったと言われたら、まぁ嬉しいかもしれません。でも、ここで当たってくれる必要はないんです。どうせ当たるなら、宝くじの一等をお願いしますね。本当マジで…xp-fairy様、ここで当たるのに使われた「運」、できるなら返してくれませんか。

ちなみに、私、毎日投票するのは10〜20カ所くらいですよ。そんなに多くはないと思うんですけれどねぇ。

2005年01月23日(日) ZEPPIN(絶品) .vs. ジャワカレー / ワゴン

先日食料の買い出しに行った時、通路脇に山積みされていた新発売らしいカレールー「グリコ ZEPPIN(絶品)」を買ってみました。
2層ルーというのがおもしろそうだったんですよね。うちではカレールーといえば「ハウス ジャワカレー(中辛)」と決まっています。インスタントラーメンでの「サッポロ一番味噌ラーメン」とともに30年近くその王座を明け渡さない定番中の定番です。
新しい物がでたら、一応味見はして見るのですけれど、この二つを超えるパフォーマンスをもつ物は出てこないですねぇ。そして、今回も一応期待をして、昨夜作ってみたんですよ。

ZEPPIN外箱

肉と野菜を炒め、ほぼ手順通りにカレーを作っていき、ルーを入れるところまで来て、ルー割ってみました。
ZEPPINのルー

このルーが四つ入って1箱です。中はペースト状になっていて嘗めると玉ねぎをきつね色になるまで炒めた時の甘みがあります。

できた直後の味は「うーん」でした。まずくはないんです(まずいカレーってお目に掛かった事はないんですけれどね)。でも「どうしたいの?」と思わず聞いてしまいたくなる味です。まあ、1晩おいて味がしみこんだ物を食べてからもう一度評価してみようと、昨日は味見だけで寝たんです。
そして今朝改めて食べてみました。結果はやはり「うーん」でした。甘いのか辛いのか、味が濃いのか薄いのか呆けてはっきりしません。うまくもなくまずくもなく。そんな感じです。例えば辛さの質にこだわりをもったとか、香辛料の比率にこだわりを持ったとか、それぞれの特徴ってあると思うんですが、これはよく言えば全部が平均的で特徴がないんですよね。だから「おいしー」と感動する事は無いんですよ。出されたら食べるれど、自分でわざわざ買って食べる事はないカレーですね。

残念ながらこの戦い、ジャワカレーの圧勝。1R30秒KO勝ちって所でしょうかね。


ワゴン

家のリビングとキッチンの間にはカウンタが付いています。長さは2mを超える物で、うまく使えばここで食事をしたりあれこれ使えるんじゃないかなと思うのですが、VDSL装置、ルーター、無線ルーターなどの通信装置と電話機、電気ポットやコーヒーメーカーにミキサーやトースターなどが所狭しと並んでごみごみし、台所に皿を下げる時も利用出来ないような有様でした。これではいかん訳です。そう思い立ったのは去年の秋頃でしょうか。その時はコーヒーメーカーを台所に移して不便を我慢する事にしました。そして、先日に通信機器を床におろしてできるだけ場所を確保しようと思ったのですが、どうも効率的ではありません。そこで、いままでリビングでパソコンを使う時に使っていた机の横に置いていた小さなテーブルを利用して収納する工夫をしてみる事を思い立ったのです。
問題は二つありました。そのテーブルは10年ほど前にハンズで部品を買って組み立てた物で、細いパイプと接合部品を組み立てて作る物で細い骨組みに棚板が置いてあるだけの物で、どこも丸見え状態なのです。普段使わない物は何とか隠したいけど、それをどう解決するかと言うのが一つ。もう一つは、これはテーブルですので当然足は固定式です。でも、ここに起きたい物の候補は電気ポットやコーヒーメーカーなど作動すると湯気が出てくる物もあります。それを普段は邪魔だからとカウンターの下に置く訳ですから、足が固定式ですと湯気がカウンタの下にこもる事になり、カビの原因になってしまいます。これをどう解決するかです。

まず、足の問題ですが、これは簡単にキャスターを付けようと言う事で決まりました。年末に捨てたパソコンラックに付いていたキャスターを何かに使えるかもと取っておいたので、それを試してみましたが、残念ながらネジ径が違ってつきませんでした。そこでD.I.Yショップへキャスターを捜しに行く事にしました。もう一つの問題目隠しは、周りを金属又は木材で囲うと言うのも考えましたが、あまり金を掛けたくない事と、面倒もしたくないので、ここは布でカバーする事に決定しました。後はそれをどう工作するかですが、取りあえず寸法を目もした物を持っていき、キャスターを捜すついでに布地も見てくることにした訳です。

行く前にネジをノギスで図ってみて多分M6(ネジの外径が6mm)だと見当はつけたのですが、念のため、いま足についているキャップを持っていくことにしました。お店で調べて貰ったら、それはM6(ミリネジ)ではなく、1/4インチネジだそうで…その店にはインチネジのキャスターはありません。ネジ山はつぶれるのですが、何とかねじ込めそうなのでM6のキャスターを買って試すことにしました。そして布地コーナーへ行くと、さまざまな布地がありましてね、うちはカーテンは緑、クッションは緑と山吹色にしておりますので、その色に合わせようかと思ったのです(色を増やすとうるさく感じますから)が、どうもそれがしっくり来ません。そこで壁と同じ白っぽい色でも良いかと思って見回すと麻布のコーナーに目を引く布地がありました。
普通の布地は幅が90cmくらいあって、それを10cm単位くらいで売ってくれるので、単純に十字の形に布を掛ければ済むのですが、この麻布は幅が43cmしかありませんので、テーブルの長辺より短いのでやり方としては周囲をくるりと囲うやり方しかできません。でも、何とかなるだろうと思って購入することにしました。

帰宅してまず、キャスターを無理矢理付けてみました。最初に少しだけ手でねじ込んで、その後はキャスターの根本に付いている10mmのナットをレンチで回します。予想よりあっけなくねじ込まれていき、きれいに取り付けることができました。
布地の方も上段の棚板を支える骨組みに布地を糸で縛り付けると言う方法で三辺を固定し、一辺は下段への出し入れ用に自由にしておいて、布地の端は重なった布にクリップでとめるという方法をとりました。そしてできたのが下の写真です。
完成したワゴン

上段にコーヒーメーカーとトースターを置き、目隠しされた下段にはミキサーとお茶の葉を挽くミル、そしてテーブルタップが収納されています。また、布地は上段の枠の各辺の真ん中ほどを糸で縛って固定しています。写真で言うところの左側の長辺は荷物の出し入れをするために奥の方の端っこを糸で縛って、大半は自由に開けられるようにしております。また、写真では手前の短辺も開いていますが、最終的にはこの辺は左の端も糸で縛り固定してしまっています。

布地の模様は、実は麻糸に木の枝のような細い木材を織り込んで作った物のようです。
布の端っこの固定は下の写真のようにしています。

かかった費用はキャスターが4つで\440、布が1.7mで1350円の計1800円位でした。
自分では結構気に入って居るんですけど、如何なものでしょう。

トースターの蓋代わりにあり合わせの布きれをかぶせているのですが、近々これも同じような布を買ってきてデザインを合わせた方が良さそうですね。

2005年01月22日(土) 犯罪を犯した者への対応は…

14歳未満の少年への捜査や少年院収容について
14歳未満の刑事責任を問えない少年の事件での警察の捜査権や少年院への収容を可能にする少年法改正について様々な議論がなされているようですね。

最近の凶悪犯罪の低年齢化から賛成する派閥と、自分で物事を判断できない子供に対して捜査などを許して「子供の権利が守られるのか」「子供の心に障害を残しはしないか」と心配する反対派に分かれている訳です。皆様におかれましてはどのようにお考えでしょうか。

自分の考えを書こうとするととてつもない長文になるのでできるだけ端折ってまとめてみると、私の考えはこんな感じになります。
「エネルギー保存の法則と同じで、犯した罪の大きさは年齢の如何によって変わるものではない。子供が責任を取れないなら、その親が責任を取るべきだ」
とね。

犯罪の低年齢化を防ぐには、悪いことをしても罰せられないと思わせるより、悪いことは割に合わないと子供のうちに理解させる環境を作ることが必要ではないでしょうか。子供が「物事の判断がつかない」なら、その管理責任は完全に親にあります。親は子供をコントロールする義務も責任も権利ももっているのではないでしょうか。
ですから、親が責任を持つこと(子供の不始末は親に跳ね返ってくる仕組み)と、犯した罪への償い(罰則)がある環境の整備が急務だと思うのですよ。そういう土壌ができれば、14歳未満への捜査や少年院への収容などは不要と言えるでしょう。しかし、現状のような「物事の判断がつかない」子供の凶悪犯罪を監視・抑止する手段がなく、その責任を誰もが取らない状態では、その子供が責任を取らざるを得ないと思うしかないのです。

蛇足ですが、様々な理由で子供が親の手を離れてしまっているケースが多く見られると思います。話し合う時間が少ないとか、子供が家に戻ってこないとか・・・そういうときにこそ活躍すべきなのが心のケアをする「専門家」なんでしょう。しかし、今現在その「専門家」がどれだけ役に立っているか私には甚だ疑問です。「子供の心に傷を残すから子供にはオブラードで包んで接しましょう」とヒステリックにそれら専門家が叫んだ結果がこの凶悪犯罪の低年齢化を推し進めたのではないでしょうか。子供を虐待することと子供を罰することを一緒くたに混同して、子供の権利などと言う訳の分からないものを作り出し、子供を増長させる土台を作ったのは彼らではないでしょうか。子供への捜査や収容より、このような寄生虫的似非専門家の駆逐が先ではないかとも思います。

性犯罪者情報の取り扱い
自民党法務部会は、奈良市の女児誘拐殺人事件をきっかけに、性犯罪の前歴がある人の住居情報などを地域住民に公開する制度の検討を開始したそうです。皆様におかれましてはどうお思いでしょう。

更正をしようとする人への差別、障害となると反対をする人がいるようですね。
奈良の殺人事件だけではなく、昨年7月には愛媛県在住の女性が殺される事件がありました。前回も同様の事件を起こして服役していた男が出所してすぐ引き起こした事件でした。(link)
その愛媛の事件で私が書いたことを次に引用します。
「人権」....とても格好良い言葉です。「差別のない社会」....良いですねぇ。「どんな人にも権利はある」....素晴らしい。えぇ、確かにそれは理想です。殺人犯にも人権はあるから人間らしくする権利はある。ええ、その通りでしょう。しかし、犯した罪で決められた刑期を刑務所で過ごすだけではなく、きちんと犯罪の目がなくなるまで社会と隔絶する事も必要なのではないでしょうか。犯した罪を刑期で償うのではなく、その人が本当に反省をして二度と事件を起こさないような確証が得られるまで社会から隔絶する事は人権を無視したことでしょうか。犯罪を犯す危険のある人を「一般の人」と一緒にしないでくれと思うことは「差別」になるのでしょうか。(2004/07/21「出所してすぐ同じ罪を犯す....」より)
犯罪を犯した人の人権を守るという主張は立派です。罪は服役で帳消しになったと考えるべきということなのでしょうけれど、これはまさに政治家の「禊は済んだ」と同じようなものですよね。人権と言うことを前面に押し出して考えれば、禊(服役)が済んだのだから、これからは真人間として扱うべきなんでしょう。しかし、しでかしたことはゲームのようにリセットできないのです。

私は、それこそ体に発信機でも埋め込んで、彼らがどこにいるかを常に誰でもが把握できるシステムを作って欲しいと思います。それが実現するなら、現状で服役期間が7年とか10年だとしたらそれが半分になってもいいと思います。

乱暴な話ですが、虐待に耐えかねての殺人はありうるかもしれないと私は思います。それに情状酌量の余地はあるでしょう。しかし、強姦や幼児への悪戯などにどんな言い訳の余地があるのでしょう。更にその後に殺人などがついては尚更です。
自分の欲望のために人を蹂躙するなどと言う罪を犯した代償はそんなに軽いものではないでしょう。許されざる罪を犯した人の人権と、普通に生活をしていただけなのに、ある「異常者」の気ままな犯行の被害にあってしまった被害者や、被害者になり得る周囲の人の人権を比べ、どちらが優先されるべきでしょうか。再犯率は低いという反論もあるようですが、その犯行の異常性を考えてみてください。一生とは言わなくても、何年か何十年か再犯の危険はないと革新できるまで拘束されるに足る異常性があるのではないでしょうか。

様々な議論をみていると、被害者になってしまった人、これから被害者になるかもしれない人より、罪を犯した人をどう守るかだけが重要視されているように思います。法治国家とは「罪を憎んで人を憎まず」ということだという変な意識がありすぎるんじゃないですかね。私は部分的に「目には目と歯を」でいいと思うんですよねぇ。

2005年01月21日(金) ニュースから

リニアモーターカー、愛・地球博会場に陸送
今朝のテレビニュースで、「世界最速のリニアモーターカーが愛知に」というのをやっていました。3月から開催される愛・地球博に展示されるのだそうです。

確か35年前の大阪万博で「未来の乗り物」と紹介していたんですよね。「2000年の未来には〜」みたいな話だったんじゃなかったですかね。その時はそんな遠い将来と思ったものですが、すでにその時期は来て、まだ実用化に至っていない…技術の進歩は遠大な計画の元に行われるものなんですねぇ。しかし、この超電導って実用化される見込みがあるんでしょうかねぇ。超電導磁石にも様々な問題があるようですし、何よりもインフラ整備をする余地があるのでしょうか。大深度地下に線路を通すと言う話もあるみたいですが、確かにこれなら騒音の問題や電磁波の(周囲への漏洩)問題は解決出来るかもしれませんし、一部の町では電柱すら廃止して電線などを地下埋設に変えるくらいですから、外観上の問題も良いかと思います。でも、確実に「鉄道ファン」は減っちゃいますよね。長い旅をするのに景色が見えないっていうのは何とも風情がないものです。もっとも、そう言う事を言う人は極々一部で、結局大半の人は時間競争が望まれていると言う事に落ち着くんでしょうけどねぇ。もし、本当にのんびり旅する事が市民権を得ているなら「さくら」「あさかぜ」などの寝台特急が無くなる事はないでしょうからねぇ。(link)

救急隊副士長が搬送先の病院で盗撮
東京都足立区西新井消防署の救急隊員が、患者を搬送した足立区内の病院で、女性事務員のスカートの中を、穴を開けた靴の中に隠したカメラつき携帯電話で盗撮していたそうです。

下衆な話ですが盗撮した写真って、後から見て楽しめるくらいに見えるものなんですかね?相手がミニスカートでもはいて、更に足を広げていてくれるならそれなりに見えるでしょうけれど、普通に立ったり座ったりしている状態をカメラで写したとしても暗くて見えないんじゃないですかね。人の目では「見えた。らっきー」と言う状況でも、そこにカメラを向けて撮っても写っていない事の方が多いんですよね。人の目はカメラなんか比べものにならないくらい高性能なものですからね。でも、これだけ盗撮をする人が居るって言う事は、私のような素人が考えるより遙かに写る(写すテクニックがある)ということなんでしょうかね。幸いな事に盗撮をしてみたいと言う衝動に駆られた事はありませんが、本当に危険を冒してまで撮影をする価値があるほどのものが撮れるのかちょっと興味があります。当然ながら「じゃあ、実験してみよう」なんてバカはしませんけれどね。

それにしても、この副士長って普段どんな格好で待機していたんでしょう。
消防の人なら出動ともなれば耐火服だの専用装備を着用しますから、そこに仕込むっていう事ができるかもしれません(ま、する人は居ないでしょうけれど)。でも、救急隊の人は出動って言われて特別な装備をする訳でもないですよね。それとピンホールカメラを仕込んでいたと言うなら兎も角、携帯電話を隠していたって言うんですから、そんな変な靴、同僚は気付かなかったんでしょうか。もしかして組織ぐるみの犯行でしょうか。
救急隊を呼ぶって言うのは、まぁ中にはタクシー代わりに呼ぶ人も居るらしいですけれど、家族の誰かが大変な事になっている状態だと思うのが通常でしょう。そんな人(家族)に向かい合う人が「今日はかわいい事務員居るかな?」とか「どうやって撮影してやろう」なんて考えていたとしたら悲しい事ですね。

最近は見せる下着というものもあるようですが、それはもう下着と言うよりただの衣装と思えばいいのでしょう。やはり、女性の下着が見えるというのは、女性が油断した結果、見えてはいけないものが見えてしまうところ、男性側は受け身であるところに楽しさがあるのだと思います。自分からのぞきに行くなんて無粋で最低の行為ですね。偶然目に飛び込んでくるから男は「らっきー」と嬉しい気分になれるんだって事が分からないのかなぁ…

2005年01月20日(木) どんな選択肢が? / 当たり

昨夜のフジテレビ「ネプリーグ 超常識5文字クイズ」で出た問題。

次の読みを書きなさい

「破天荒」
クイズの性格から読みは5文字である事が事前に分かっています。
で、「はてんこう」以外どう読めるんですかね?それが疑問です。


当たり

今日、日記才人経由で人様の日記を拝見しながら投票をしていたら、当たり日記に投票したのだそうで…
当たり
実は当たったのは2度目なんですけれどね。
こんな事で運を使ってしまって居るのでしょうか(別にポイントを気にしている訳でもないので運を浪費したとは思えませんが)…もし、それが運なら宝くじに集中してくださいよー←心の叫び

それにしても、まだこの「当たり投票」ってやっていたのね…

2005年01月19日(水) 後世に伝える事 / 体が痛いです / ワックスの成果

「被災の悲惨な状況を、後世に伝えていかなければならない」と言うフレーズをそこここで見かけました。(当然と言えば当然ですが)10年経って、被災を知らない子供が増えてきた。私たちはその時の悲惨さを知っている。だから知らない人に伝えていかなければならないのだと。
同じようなフレーズに戦争がありますね。戦争の悲惨さ、原(水)爆の悲惨さを後世に伝えていかなければならない…果たして伝わって居るんでしょうか。そして伝える必要があるのでしょうか。いや、理想論で言えば全くその通りです。戦争なんか誰だって嫌だって言うでしょうし、自分たちが悲惨な経験をしたのだから、この悲惨な経験を繰り返さないように後世に伝えたい、伝えなければと思うのは当然でしょう。しかし…

例えば会社で先輩から「若い内に苦労しておけ」とか言われた事はありませんか。
経験は肥やしですから、吸収力のある若い内に様々な事を経験しておいた方が良い。年をとってから「若い頃にもっと苦労しておけば良かった」とその人が思うからこそ、自分の部下(後輩)である若い者に同じ苦労、後悔をさせないよう自分の経験を語った言葉です。しかし、それを若い人は額面通り受け取るでしょうか。残念ながら答えは否。大抵は「このおっさんはなにを言っているの。適当に受け流しておけ」って感じでお終いでしょう。「今でも苦労しているのに、これ以上苦労なんかできるか。」「苦労なんかしたくないよ。」「俺はおまえと違って能力があるんだよ」そんな思いを持って居るんじゃないでしょうかね。そして、その若者が年をとった時、自分の部下となった若い者に「若い内に苦労はしておけよ」としみじみ言うのです。そんな輪廻が続きます。

人は自分で努力をして物事を覚えます。それが経験となります。人から聞いただけの事柄は自分の経験にはならず知識となります。知識を伝える事ができても、経験は伝える事ができないという事です。
同じ経験をしている人になら自分の気持ちはストレートに伝わりますが、知識しかない人に気持ちはストレートには伝わりません。それは、例えば会社の上司の愚痴とかバイト仲間のうわさ話とか何でも良いのですが、同じ体験をしている人に話す場合と全く門外漢の人に話す場合の伝わり方、理解の仕方を考えれば容易に理解出来るでしょう。
知識を正しく数値化して正しいロジックでシンボルを正しく伝える事ができればかなり性格に相手に伝わるかもしれません。が、双方にそれなりの専門知識が必要となりますし現実的な話ではありません。つまり、いくら悲惨さ(経験)を伝えようとしても、受ける側に同じ経験がなければそれは正しく伝わらないと言う事です。そう考えてしまうと、経験を後世に伝えようとする事のむなしさだけが残ってしまいます。

悲惨な状況を経験した私たちは、それ(経験)を後世に伝えるのではなく、「防災用品を手元に置く」(震災時に慌てずに避難出来るように)「避難する時は必ず靴を履く」(震災発生時はガラスが割れている可能性が高いから)というような知識を伝えて行くのが必要な事なのでしょうね。

※広島などで語り部として経験を伝えていらっしゃる方などについて否定をするつもりはございません。経験を伝えたいと思う方がいらっしゃり、それを受け取る人がいらっしゃるのですから、それはとても大切な事だと思います。100%思いは伝わらなくても、その話を聞くという経験が某かを伝える事になれば、それはとてもすばらしい事でしょう。総論と各論の違いと同様にお考え頂ければと思います。


体が痛いです

膝と右手首が痛いんです。

二日にわたってリビングのフローリングに膝をついて洗浄、水拭き2回、ワックス掛け2回を行っていた後遺症ですね。
普段のずぼらが災いして、洗剤で洗ったら床の汚い事…洗浄と水拭きで疲れ果てました。その結果、右腕は肘から手首にかけて筋肉痛となりました。そして、その作業の間中ずっと這い回っていたのですから膝が痛くなるのも当然です。今度ワックスを掛ける時はスケートなどに使う膝カップをつけて作業した方が良いのかもしれません。

はぁ、温泉にでも入ってのんびりしたいものですねぇ。



ワックスの成果

結局今日一日筋肉痛で静養と相成ってしまいました。
ワックスを掛ける前の部屋と見比べるのが一番成果が分かりやすいのですけれど、残念ながら作業開始から終了までのスパンが長いため、同じ条件で撮影ができませんので、両方を載せても単純な比較ができない感じでしたので、今回仕上がった床の状態の写真を掲載致します。
ワックス掛けの後

作業前は床に光沢はなかったんですよ。こんな風に映り混むなんて、忘れていた事です。
単純比較はできませんが14日の「最近の楽しみ」の写真と比べてみたらいいかと思います。

2005年01月18日(火) 今日もワックス掛け

昨日の成功に気をよくして、今日もワックス掛けをしました。
本当は、今日は会社に行く予定だったのですが、都合が合わなくなってしまって午後から暇になってしまったんです。会社に行かないならジムに行って体を動かしてくるつもりで居たのですが、外は雲一つ無い良い天気です。これはワックス掛け日和でしょうって事で急遽予定変更をした次第。

昨日は、リクライニングチェアとオットマンを待避させ、ソファを後ろにずらすだけ準備完了でしたが、今日は食卓と椅子2脚、パソコン用の机とSTOKKEの椅子、チェストが一つ、空気清浄機とコーヒーや紅茶の道具をおいてある小さな棚に、先日床におろしたばかりの通信機器(VDSL装置、ルータ、無線LAN用ルータ)などをどかして、掃除機を掛けました。
いや、さすがに小間物が置いてあったところの裏側とか埃がたっぷりでしたし、通路となっているところには小傷がたっぷり付いています。そして、私が多くの時間を過ごしているノートパソコンを置く机の周囲はワックスがかなり汚れています。今日もマイナスドライバーが大活躍しましたよ。そして、結局途中でそれでは埒があかなくなり、洗剤を濃いめにつけて軽く剥離する事にしました。それが功を奏したのでしょう。かなりきれいに掃除をする事ができました。

昨日成功した事が、慢心をうんだのかもしれませんが、一度目のワックス掛けはかなりの失敗でした。塗る方向が悪かったのかもしれませんが塗りながら後ろに下がると壁にぶつかるので、そこで体を逃がして塗ると言う事を繰り返していたのですが、しっかり塗ったつもりで、実際にはかなりムラのある塗り方になってしまったようです。まぁ、それをフォローするために2度塗りをしているので、2度目はきちんと方向を考えて間違いの無いように塗れたと思います。しかし、一度目を塗り終わって気付いたのですが、昨日塗ったところとの境目、板目を一枚間違えて、昨日も今日も塗っていない板が一列できてしまいました。今日作業をする前に昨日は使っていなかったマスキングテープを買ってきて、得意になって貼り付けたのが失敗だったみたいですね。貼った位置が違うっつーの。慌てて貼り直して、2度目からきちんと塗って、その部分も他の部分が乾いてから二度塗りしましたとも。今はそれらの乾燥を時間を掛けてしているところです。

それにしても、今日は始める前から終るのは日没後って分かっていたのですけれどね、ついつい昨日と同じようにカーテンを縛ってまとめて、外から丸見え状態にしていたんですよ。日中ならそんなに目立ちはしないでしょうけれど、日没後には暗い外から明かりのついた室内は丸見えですよね。折角窓の外にはシャッターがついているのになんで利用しないんだろうと自分のアホさ加減に感心してしまいました。普通のシャッターは開けるか閉めるかしかありません。まぁ途中まで下げておくっていうのもあるでしょうけれどね。うちのシャッターはシャッターの継ぎ目が網状になっていて、「採光・通風」というボタンを押すと、シャッター自体は下まで閉まるのですけれど、その編み目が開いた状態で止まるんです。ですから光も風も入ってくるけど防犯はしっかりしてくれる訳です。このモードにしておけば換気もできるし、外から覗かれる事もなかったのにねぇ。まぁ、次回からは有効利用するようにしましょう。今日も結局、ワックス掛けは成功だったと思います。そう言う事にしておきます。

ワックスを塗って乾かしている間に、午前中に買ってきた豚もつを煮込み始めました。今は臭みを取るための下ゆでです。そこで気付いたんです。こんにゃくや豆腐を買っていなかった事に。もつ煮を作るのに、こんにゃくや豆腐がなかったら作る意味無いですよ。ため息です。なんで気付かなかったかなぁ。で、すぐに買いに行ってこようと思ったのですが、先にも書いた通り、シャッターを閉めていないし、窓は換気のために開けっ放しだし、カーテンも開いて丸見え状態。とてもじゃないけど留守にできる状態じゃありません。まぁ、盗られものはなにもないとも言えますけど、兎に角、手際の悪さが今日の反省点ですね。

2005年01月17日(月) 大震災は怖いのか / ワックス / プロポーション

阪神大震災から今日で10年が経過したそうです。時の経つのは早いものですねぇ。
阪神大震災で亡くなった6433人の方へは改めてご冥福をお祈り致します。

昨今「東京へ大地震はいつ来るか」という話題が良くテレビで報じられていますが、もし東京を大地震が襲ったらという被害予測を見ると、死者は1万人程度なのだそうです。「いちまんにん」と聞くとすごい人数なのですが、人口約150万人の神戸市で6400人の死者だったのであれば、1000万人を超える人口をもつ東京では6万人の死者が出ると言われてもおかしくないのに1万人ってものすごく少なくないですかね。
その被害予想を信じるとしたら、死ぬのは1000人に1人。死亡確率は0.1%かそれ以下と言う事になります。そんな程度であれば「恐るるに足らず」と思って良いのでしょうか。阪神大震災から10年目の日にそんな風に思うなんて不謹慎だなぁとは思うんですけれど、できればもっと警戒心を呼び起こすようなデータを見たかったですねぇ…


ワックス

土曜日に道具を買ったのですが、天気が悪かったため順延していたリビングのワックス掛けを今日やってみました。

結論その1:ワックス掛けは成功しました。見違えるほどきれいになりました。
結論その2:雑巾掛は思った以上に重労働でした。体がボロボロになりました。

入居する前に業者によってワックスを掛けているのですが、それから今まで一切手入れをしていませんでした。初めて入居した時の輝きはとっくに失われ、艶もなくなっているので、ワックスは剥がれてしまったのだろうと思ったのですが、まだ残ってはいるようです。しかし、剥離剤ではがしたりせず、ワックス容器に書いてあるやり方に従って洗剤で表面を洗って、2度水拭きをして乾燥させてからワックスを掛けてみました。
インターネット上で「ワックスのかけ方」を検索してみると様々なページが見つかるのですが、中には「雑巾でワックスを掛けるとムラになりやすいのでモップの方が良い」と書いてあるページもあります。それを見て「雑巾掛けから全てモップの方が良いのかも。と言う事は楽な仕事なのかもしれない。ムフフ」などと甘い期待を抱いたのですが、見事期待は裏切られ、実際にはかなり重労働でした。いや、それは普段からこまめに掃除をしない私がいけないんでしょうけれどね。
リビングは約17畳あり、1回でやってしまうにはちょっと広すぎると思います。また、リビングにおいてある家具などを移動させるのも大変なので、半分ずつ行う事とし、今日は移動も少なくて済むテレビの置いてある側をやる事にしたのです。結局テレビやオーディオラックなどは動かさず、その下はワックス掛けをしない事にしました。これらの家電用品はよほどの事がなければここから動かす事がありませんので、ワックスも必要ないだろうと思ったからです。とりあえず玄関から続く廊下の導線を境目にして、その範囲内にある椅子やサラウンドアンプのスーパーウーハー、オットマンなどを和室に移動させ、ソファを後ろにずらし、カーテンをまとめて縛って床につかないようにしました。そして掃除機を念入りに掛けてから専用洗剤を水で希釈して雑巾掛けします。一言言わせて貰いますけどね、あまりにも簡単に「30倍に薄めてください」って書いてありますけれどね、そんなの無理ですからー! 素人の家で30倍なんてどうやって計れって言うんでしょ。目分量しかないじゃないですか。バケツに軽く一杯に、チューっと一押し。こんなもんでしょでお終いです。まぁきれいになったと思いますよ。その後新しい雑巾をだして床を二度拭いていくのですが、もうこの時点で腕は痛いし、汗はぼたぼた滴り落ちるし、洗剤を使っていたので指示通り台所用手袋をつけていたのですが、手袋の内側では汗が池のようになっていて、ここでくじけそうになってしまいました。でもやめる訳にも行かないので、風を通して乾燥させる名目で30分休憩してからワックス掛けに移行しました。

今回は入門用って事でスポンジとワックスがセットになったものも買ってきたんです。柄になる部分にワックスが入っていて、それにスポンジをつけると手軽に塗れるらしいんです。情報によるとワックスを下手に重ね塗りをするとムラになるらしいので、塗る時には結構緊張しながらきっちり塗っていたんですよ。そしたら1回目はかなりケチってしまったみたいで、その柄に入っているワックスの量はメーカーに言わせると10畳用という事だったのですが、目測10畳相当の所に塗っても1/3も使っていませんでした。2回目はもう少し贅沢に使って塗る事ができました。そう、2回目を塗り始めた時、私が高校生の頃は掃除屋のバイトもしていた事を思い出したんです。某百貨店の閉店後に床を掃除してワックスを塗る作業を毎日していたんですよ。もう遙か昔の事ですが…でも、その時取った杵柄で、掃除機やモップなどは目をつぶって掛けても隙間を空ける事はありませんし、かっぱぎ(床用ゴムワイパー)などは得意中の得意なんですよね。そう思いだしたら、たかだかワックス掛けになにを緊張して居るんだろうって開き直る事が出来たんです。自信を持って塗ったのが良かったのか出来はかなり良かったと思います。けれど、乾燥し終わった床を見ても最初は「きれいになったなぁ」とは思いませんでした。入居時に塗ったワックスが傷んでいる部分があって、そう言うところは上塗りしてもきれいにならずくすんだ状態のままです。ここは剥離してから塗り直した方が良かったのかもしれません。失敗ではないけど、成功といえるのかなぁなんて思っていたんですが、今日ワックスを塗った部分と塗らなかった部分の境界を見てみると明らかに輝きが違う事に気づいたんです。それに気付いてその気になってみれば、今日塗ったところは明かりに輝いているじゃないですか。うんうん、成功です成功。マスキングテープを結局買っていなかったのでサッシの下腰壁に少しワックスがついてしまったなんて小さな失敗(全然目立ちません)もありますが、全体で見たら大成功です。掃除屋のバイト経験していて良かった。マジそう思いました。芸は身を助けるって事ですね。


プロポーション

今日のTBS「東京フレンドパーク」に叶美香が出ていました。
私、元々「巨乳」って奴が苦手なんですよね。見た目の話ですけれどね。いや、巨乳だとしてもバランスが取れているなら見ていても楽しいんですけれど、胸だけが大きくても体全体のバランスは良くないと思うんですよ。でも、世(男)の趨勢は巨乳へと傾いているようで、私はその流れに乗れずに居る訳です。
で、今日の叶美香ですが、いつもの露出の大きなドレスではなく、体にフィットする運動着様のものを着ていたんですよ。で、思ったんですけれど、体のライン汚くないですか?胸とお尻がでかすぎです。みんな普段は胸元に目を奪われてごまかされて居るんじゃないのかなぁ…なんて思っちゃったんですけど、やっぱり少数意見ですかねぇ。

2005年01月16日(日) ターミナルを見てきました(ネタバレありません) / ニュースから / 小型MP3プレイヤとApple

予告通り、映画「ターミナル」を見てきました。
兎に角、私は事前にあまり情報を仕入れて偏見を持ったりするのが嫌いなので、できるだけ情報を得ないようにして居るんです。ですから、今日のエンディングを見て初めてこれがスピルバーグ作品だって知った位です。後はテレビで流れる「彼は空港で待ち続けた。約束を果たすために」って言うコピーを知っている程度でした。

正月に遊びに来た、ことごとく私と正反対の評価をする映画マニアの友人が「見る価値なし。どこがおもしろいのか分からない」というので、私はとても期待していたのですが、案の定、本当におもしろかったです。誰かに一緒に見ようよって誘われたら躊躇無く見に行きます。もしDVDが発売されたら喜んで買うでしょう。2時間20分くらいの時間がとても短く感じましたし、時間を気にさせるような暇な部分はなく、最初から最後まで一気に見せていきました。映画マニアの友人に言わせると「そんなくだらない約束のために、彼はなんでそんなに待ち続けたんだ。理解出来ない」って言う事らしいですが、その約束を「くだらない」と言う彼は人間的にどうよって思いましたよ。多分彼は劇中の局長代理の側なんだろうなぁと。
個人的には、「ハウルの動く城」よりこちらの方が良い出来だと思います。「ハウル」を基準の50点とすると「ゴジラ」は2点…1点かなぁ…いや0点かもしれないなぁ。兎に角ゴジラは評価の対象外ですが、この「ターミナル」は80点くらいで良いんじゃないかなぁ。

この映画館ができる前は隣町の映画館に行った事があるのですが、そこは多分ちょっと映画が好きな人でちょっとお金を持っている人ならここより大きなスクリーンを個人で所有しているはずと思えるくらい本当に小さなスクリーンの映画館だったんです。100人くらいは座れる座席があると思うんですが、小さいからか床面も傾斜していなくて前の人の頭が邪魔になりますしね。それに比べるとこの映画館は小さいとは言っているのですが、充分大きな画面で楽しめます。家から車で5分もかからず映画館にたどり着けますし、9時以降なら割引があります。今年は少し映画を見る年にしようかなぁ…かなり昔、まだビックカメラ本店がなくて、そこにも映画館があった頃、友人が映画館で仕事をしていたんですよ。その身分証明書を持っている人はどの映画館でも只で入る事ができる興業パスになったんです。それを借りて良く仕事帰りに映画を見たものでした。その年は年間で100本位は映画を見たんじゃないかなぁと思うのです。もちろんお金なんか払った事はありませんよ(蛇足ですけれど、当時は良く「○○の会員になりませんか」って勧誘がありました。「会員になると、映画は20%割引、レンタカーも15%割引、ホテルも30%割引でお得なんですよ」って感じの奴です。でも、それに対する私の答えは「申し訳ないけど、私は映画館と車ディーラーに友達が居るので映画は全部ただで見られるし、レンタカーは50%割引です。そして旅行は常にテントを持参するのでホテルには縁がありませんが、それで、私にどんなメリットがありますか?」って答えるんですよね。そうすると「あなたには必要はないようですね」って終ってくれるんです。そんな恵まれた時期もあったんです)。でも、昨年は多分10本も見ていないですね。今でも東京の映画館の招待券なら手にはいるとは思うんです。けれど、東京なんて出て行くのが大変ですからねぇ…いいんです。私は地元のこぢんまりした映画館で安くなる日や安くなる時間を見計らって映画を楽しんでいきます。今年の目標はとりあえず映画を年間24本見るって事にしておきましょうかね。月に2本なら無理って事もないんじゃないでしょうか。今月は3本見ている事ですしね。


ニュースから

チャット中に自殺を図った女性を救出
インターネットでチャット中に手首を切って自殺を図った女性を、チャット相手が警察に通報し、IPアドレスなどから自宅を割り出して救出した。女性はぐったりしていたが、命に別状はなかったという。

人それぞれ悩みは抱えていると思うのですけれどね、まだ練炭でも車の中に持ち込んで自殺をする人たちの方が真剣に悩んでいると思うんですよ。人が見ている前で自殺を図るって、単に同情をひこうとしているだけでしょ。本当に死にたいなら人に邪魔されないところでやったらどうですかね。死ぬ度胸もないくせに同情だけして貰おうって根性が気にくわない。そう言い捨てたくなります。最初に書いた事と矛盾しますけれど、自殺するやつも認めては居ませんよ。本当に自殺する理由のある人なんて皆無に近いんじゃないですかね。殆どは人に甘えて辛い事から逃げるだけで、同情の余地もないのが多いように思います。自殺した人こそ「負け犬」なんです。悔しかったら生きて反論してみろってなものです。反論もできない所に逃げ込むな!そう言いたいですね。

福原愛が二冠、全日本卓球選手権
シングルスは6回戦で敗れた福原愛は、ダブルスで3連覇を達成。混合ダブルスと合わせて2冠となった。

それはそれで目出度い事なんですけれど、福原愛を中心にしすぎていないでしょうか。福原を破った選手は誰? その人の喜びの顔やインタビューは? 何でもかんでも福原に話題を集中するのはバカマスコミならそれで良いでしょうけれど、少なくともスポーツニュースなどスポーツを前面に押し出す番組までがそうしてしまうのは正しい事なんでしょうか。スポーツを離れた部分で福原でも誰でもがアイドルとなったり、実力以外の部分で評価されるのは構いませんが、全日本卓球選手権とは本来の本業である卓球で評価されるべきではないでしょうか。シングルスの優勝した選手もしっかり取材して欲しいものです。
兎に角、アイドルを取材しているのかスポーツ選手を取材しているのか区別がないのが見ていて本当に嫌になる。そう私は思います。選手なら実力で勝負してくださいね。そして実力で評価してやって欲しいものです。今日のニュースを聞いていると、福原をシングルスで破った選手はダブルス決勝で福原コンビに破れ敵を取ったとか取られたとか、兎に角福原の3冠を阻んだ悪者みたいな印象を受けました。それじゃその選手がかわいそうだよ。そう思いませんかねぇ。わたしゃ福原が「さー」と言っているのか「しゃー」と言っているかなんてどうでも良いんです。小さい頃はこんなだったなんて事もどうでも良い。今、この時点で、福原のシングルスでの実力は6回戦止まりだった。でも混合ダブルスと女子ダブルスでは優勝出来た。それはコンビネーションの勝利というのか、それともパートナーがとても良かった事をさすのか、兎に角そちらでは実力があると言う事実だけが欲しいのです。
鶏が先か卵が先か、どちらが鶏なのか分かりませんが、野球と言えば巨人、それ以外は問題外って言うのと同じ事をここでもしようとしているように思います。逆に言えば、マスコミがそう言う体制を作り上げるから野球もあんな変なものになってしまったと言えるのかもしれませんね。マスコミとは公正な立場で報道すべきだと私は思いますよ。

「女性を土俵に上げてもよいのでは」が51.6%。福岡場所のアンケートで。
福岡場所で300人を対象にアンケートをし、有効回答数153の中では、「表彰だけなら」という条件付きも含め、賛成が51.6%とか半数を超えた。まぁ有効回答数が153のアンケートにどれだけの効果があるのか疑問ですがね。

太田知事が初めて土俵に登る意欲を示した頃、私が書いたものをここに引用しておきます(HomePage→昔雑記→雑記の化石に載っているものです)。
太田房江さんが大阪府知事になり、大相撲の表彰に出たいと言ったことについて、私個人としては、知事であれ「女性は土俵に上がるべきではない。」と思っている。なぜならば、土俵は「神聖」な場所らしいからだ。
神聖とは岩波国語辞書によると、
尊くて、おかしがたいこと。清らかでけがれがないこと。
なのだそうで、そこに不浄である女性をあげるべきではないと思う。

男女同権の今の時世、なんて時代錯誤な事を言うのか!と言うかもしれないが、私もそう思う。
私は、「神聖な土俵という言葉を使っているならば、女性をあげるべきではない。」と言いたいのだ。

神聖と言う言葉と同様、昔から(現代の考え方は関係なく)、女性は「不浄なモノ」とされてきた。その「不浄なモノ」が「神聖」な場所にあがるのはおかしい。

女性蔑視をしたいのではなく、言葉の意味から言って、女性が参加するものに神聖はあり得ない。だから、柔道などはもう「神聖」などとは言う権利のないものである。

時代に合わせて変わっていかなければならないものならば、「女性は不浄」も「土俵は神聖」もあってはならない。歴史を重んじ、「土俵は神聖」なものと言うならば、誰になんと批評されようと「女性は不浄なもの」と貫くべきだ。

知事と言う立場に立って、「女性の権利を主張したい」との考え方からの発言かもしれないが、日本の国技の尊厳を考え、この様な発言を控える勇気、分別を持つことも大切な事ではないだろうか。
今後の行方を期待を持って見守りたい。(00/02/26)
私の考えは5年経った今でも変わっていません。

ちょっと今回は辛口って言うか毒舌になってしまいました。自分の命をもてあそぶ人や、視聴率さえ稼げばいいや的な無責任な報道姿勢には憤りを感じているもので…


小型MP3プレイヤとApple

15日に発売されたiPod Shuffleがかなり売れたみたいですね。
私的にはAVC technologyのSi-200Cに注目していたんです。私自身、iPodを持っているのですが、ジムで運動をしながら使うにはちょっと大きくて嵩張って、更に落として壊す事も考えられるので怖い思いをしていたんです。ですから、そんなに容量はなくて良いから小さなものを買いたいなぁと漠然と思っていた時に、そのSi-200Cが出てきたんですよ。小さくて、首から掛けられるし、見やすい表示でいいなぁと思ったんですよ。でも、そこにiPod Shuffleの登場ですよ。大きさはそんなに変わらないし、液晶などもついていないし、USBコネクタのキャップはすぐになくしてしまいそうなあやふやな筐体ですが、512MBのメモリで1万円ちょっとです。操作性も良さそうですしこれは良いなぁと思ってしまいます。SONYが「ウォークマン」の栄光を取り戻そうと新事業部を立ち上げたとか言っていますけれど、果たして過去の栄光を取り戻す事ができるのか興味のあるところですね。

携帯音楽再生機市場では強さを見せるアップルですけれど、Mac miniはどうでしょうね。その小さな筐体はどこに置いても邪魔にならないし、値段も安いのでとてもおもしろいと思うのですが、光学装置がDVD-ROM/CD-RWっていうのは頂けませんね。Apple StoreでのBTOでDVD-R/CD-RWは選べるようですが、この辺りが売れるかどうか勝負の分かれ目になりそうに思います。
でも、Mac使いの人には申し訳ないのですが…最近Mac用のソフトってなにがあるんでしょ。私もQuadra700やPB550cを使っていましたけれど、新しいのは全然知らないんですよ。最近は音楽や画像加工はお得意技だと思うのですが、それ以外なにができるんですかね。どんなソフトがあるんでしょ。殆ど耳にしないだけに、買ったは良いけど使い道がないなんて事がないか心配ですねぇ。

2005年01月15日(土) 床ワックスと「ターミナル」

今日は雪が降るような事を言っていましたが、少なくとも私の住む地域では降らなかったと思います。結構冷えてはいるのですが、雪が降るほどではなさそうですね。

私の住む集合住宅は、集合住宅らしくその殆どが板張りです。あぁ、昔は部屋にカーペットを敷いているのも多かったのかもしれませんが、私の所は和室を除く部屋は全てフローリングなんです。引っ越してきてから5年ほどが経って、その間手入れもしていなかったので最初に掛けたワックスもかなり落ちてきたようです。そんな訳で今度は自分でワックスを塗っていこうと考えたんですけれど、今まで塗った事がないものですからそれをネットで調べてみた訳です。そしたらですね、初めてなら3度塗りが良いとか、いや、3度塗ると薄利の原因になるから2度塗りにとどめるべきだとか、乾燥の時間は30分が良いとか、いや3時間は乾燥させるべきだとか、兎に角あれこれいろいろな説があるんですよ。分かった事は、汚れをしっかり落として、ワックスはあんまり擦らず塗り広げるだけにする。だから雑巾で塗るよりモップやスポンジで塗る方が良い。そして、ワックスを塗る時は1日がかりと覚悟をしておいた方が良いと言う事だけでした。
悩んでいても解決はしませんので、早速久しぶりにジムに行った帰りにD.I.Yショップへ行き様子を見てきました。そして、リンレイの床用ワックスを買ってきました。ええ、まずはこれで試してみます。今、悩んでいるのは、リビングに鎮座するテレビやオーディオ類をどかしてワックスを掛けるかどうかです。それ以外のものは動かすのに苦労はしないので問題ないのですが、テレビは重量が80kgを超えていますし、オーディオラックも多分それ以上重量があるはずです。レコードプレイヤーが30kg、LDプレイヤーも25kgとかありますからね。それにラック自体が50kgくらいあった筈…。スピーカーもそれなりに重いし、何よりそれらの後ろはケーブルがスパゲッティ状になって居るんですよ。移動するのも後で組み立て直すのも一苦労って感じです。でも、こう言う時に全部を分解して掃除し直すのも一つの手なのかもしれませんね。今日は天気が悪いのでワックスを掛けるのはやめました。今度天気が良くなったら、通気を良くして床を2度洗いして、それからワックス掛けに挑戦してみたいと思います。

一応今日はワックス掛けをするぞと思っていたのですが、それが無くなってしまったので、今日はレイトショーで元日に見られなかった「ターミナル」を見てきます。9時以降は映画が\1,200になるので、これは丁度良い暇つぶしかもしれません。先日も書いたのですが、私とは正反対の評価をする映画マニアな友人が、この「ターミナル」はつまらないと評していたので密かに楽しめるに違いないと期待しているのです。果たしてどうなる事でしょうね。楽しみです。

2005年01月14日(金) 最近の楽しみ / ニュースから

この年末年始は一応喪中という事で、友人が押しかける事もなく、静かに過ごす事ができました。そして、ここ数年来の念願だった大掃除にかこつけた部屋の模様替えをした訳です。12月30日にも書いたのですが、今までリビングの窓を半分塞いでいた本棚を和室に移動させた事によって、リビングに日がとても良く入ってくるようになりました。

リビング


ソファ後ろの、ソファで区切っているダイニング部分は元から窓を隠したりしては居ませんので日は良く当たっていたのですが、こちらの部分には床暖房がありませんので、日の差している時には日の光で光合成をしながら、そして日が差さなくなったら床暖房でのんびり温々したいのであれば、写真の部分をいかに快適にするかが命題であった訳です。模様替えで、その望みがかなって、最近はリクライニングチェアに座ってオットマンに足を投げ出し、太陽のありがたみを感じるのが午前中の幸せを感じるのが日課になっているのです。
この椅子は1994年、私が北海道の千歳に転勤となった時、一番最初に買った家具でした。家具類などは費用会社持ちでそろえる事になっていたので、その見積もりを取った時に見つけ、この椅子は私費で買い込んでしまったんです。しばらくはベッド代わりにもしていましたね。そんなに高いものではありませんが、妙に私の体に馴染んでいました。これに座ると安眠出来るんですよ。かなり傷んで、足は一度折れたものを溶接しなおしていたりするのですが、どうしても捨てる気にならないんですよね。とても愛着のある椅子です。その椅子に座って、ぽかぽか陽気にあたりながら、気に入った本を読むなんて、とっても贅沢な時間ですよね。え?とっても爺くさい時間じゃないかって?…そうかもしれませんねぇ。まだ、引退するには早いんですけど…ドキドキ


ニュースから

国士舘大サッカー部への処分
国士舘大のサッカー部員15人が起こした集団わいせつ事件について、日本サッカー協会は処分を発表し、中心的役割を果たした一人については「永久的」に、他の14人については「無期限」に日本協会屁の登録を認めない事としたそうです。

「永久的」って言うのと「無期限」ってどう違うんでしょうね。天皇が崩御した時などに恩赦があれば許されるのが「無期限」とかそんな感じですかね。曖昧な言葉遊びでごまかされているように思うのは私だけでしょうか。
その他の処分としても、監督は今後の監督職務に就く事を「無期限」停止、元部長(日本大学連盟理事長)は辞任届を受理し日本協会および加盟団体における公的職務の「無期限」に禁止、サッカー部については、3月まで部活停止と来年度は最初から勝ち点7を減じるのだそうですが、これって連帯責任って事なんですかねぇ。監督や部長への処分は監督責任という事で理解しますけれど、サッカー部への処分って必要なのかなぁ。それも単に勝ち点を減じる程度なら無くても良かったんじゃないのかな(逆に言えば罰するならもっと厳しくしたらいいのにと言う事ですけれど)と思う訳です。
とりあえず「処分した」という形での帳尻あわせ何じゃないかなと思える処置でした。

新幹線の禁煙車両隣のデッキが全面禁煙に
JR東海とJR西日本では東海道・山陽新幹線の禁煙車に隣接する喫煙車のデッキを全面禁煙とする事とし、全197列車から530個の灰皿を撤去したそうです。

確かに、喫煙者が席が無くて禁煙席に座った時、周りの迷惑にならないようにとデッキに出て喫煙をされたとしても、ドアが開くたびに匂いが入ってきて、非喫煙者としてはとても迷惑な思いはするんですよね。喫煙者としては充分礼を尽くしているつもりではあっても、たばこの匂いの威力は思った以上にすごいって事なんです。
ただ、ちょっと前までは喫煙席は満杯なのに、禁煙車両は空席があるという現象が良く見受けられました。世の中の風潮が「禁煙」に傾いているとしても、実際に喫煙者はかなりいらっしゃると言うのも事実なんですよねぇ。最近テレビで見たのですけれど、全体的に喫煙者の数は減っていて居る中、若い女性の喫煙者数だけが増加傾向にあるのだそうです。元々女性の喫煙者が少なかったと言う見方もありますが、それでも、もう少し喫煙者量を増やす必要もあるんじゃないでしょうかねぇ。その方が非喫煙者にも恩恵があるような気がします。

ニコンSP復刻版予約開始
ニコンが1957年から販売したレンジファインダー式カメラ「ニコンSP」を2500台限定で復刻販売する。値段は72万4500円で、2月28日まで予約を受け付ける。(link)

はぁ…ななじゅうにまんえん!手が出ません。でも、買う人は居るんでしょうねぇ。

杉田かおるが電撃結婚
杉田かおるが会社経営者と11日に挙式をしていた。

もう、どのチャンネルに合わせてもこのニュースばかりですね。今日に至っては、本田美奈子が骨髄性白血病で入院とか、そんなニュースも出ていますけれど、兎に角、誰がどんな人と結婚したって良いんじゃないですかね。結婚するのは目出度い事ですが、ニュースの内容がくだらなさ過ぎて、本当悲しいですね。もっと報道する事があるだろうにと思ってしまいます。
確かに、今まですさんだ生活を売り物にしてきた杉田かおるが、どうやってそんな男性と知り合ったのか、その男性が今まで売れ残っていたのはなぜか、杉田かおるという人を一族に迎え入れる事への抵抗は無かったのか、野次馬的には興味のわく事も多いかもしれません。しかし、それは芸能人同士ならまだおいしいネタなのかもしれませんが、片方が一般人であるなら、遠慮すべき事何じゃないですかねぇ。私はそう思うんですが…

2005年01月13日(木) 明確な理由は分からないですが…

今日はちょっと横浜の方へ行ってきました。
今日はプログラムを入れ替えるだけと言う、多分一番お気楽な仕事であるため、気持ちものんびりゆったりドライブ気分でした。
これが、レジャー目的だったら、多分低気圧はマッハ15のスピードを出してでも私の上にのしかかるのでしょうけれど、今日は目的が仕事でしたので低気圧のやつもうっかりしていたに違いありません。こっちが仕事ではあるけどドライブ気分だったと知ってどこかに八つ当たりをしているかもしれません。猛吹雪だった地域があったら謹んでお詫び申し上げます。

報告されていた不具合の確認と対応もしてきたのですが、10時半頃に現地に到着し、12時前には客先を出ていました。横浜から帰る途中、きれいに富士山が見えていました。往路でもあちこちで見えては居たのですが、写真に撮れたのはここだけでした。

富士山(のてっぺん)

ここでも、富士山のてっぺんだけが見える程度ですし、写真にしてしまうと「ふーん」と言う程度にしか写らないんですけれど(←腕の問題とか言うのは重々承知)、実際に目で見ると富士山は「霊峰」って感じがしますよねぇ。私も田舎にいた時は富士山なんて世界の果ての滝が落ちる先に居る亀や象と同じく想像の産物でしかなかった訳です。だって見た事がないんですからね。ですから「富士は日本一の山」と言われても「霊峰だ」と言われても「ふーん」ってなものでした。でも、実際にこの目で目の当たりにすると、「それ」は一気に現実として押し寄せてきたものです。ゴキが多くの人に明確な理由無く不快感を与えるのと同じように、富士山は私に明確な理由無く魅入らせる山であった訳です。そして、それは多分、私だけではなく、多くの人に同じ感銘を与えているのでしょうね。だからこそ「霊峰」という言葉がついて回るのですから。しかし、常にそれが見えるところに居る人はそのありがたさ、その美しさを感じているのでしょうか。「美人は三日で慣れる」というのと同様、富士山も見続けていれば慣れてしまうものなのでしょうかねぇ。まぁ、富士山はその季節や天候で様々に表情を変えますから、同じ風景は無いよって分かれば慣れる事はないとは思うんですけれど、そんなに興味のない人にはいつでも同じと思うかもしれませんねぇ…まぁ、きれいと思う人にはいつ見てもきれいでしょうし、興味のない人にはどうでも良い風景。それはどんな風景でも変わりませんね。

帰りにラーメン花月へ久しぶりに立ち寄ってラーメンを食べてきました。期間限定の「金の鶏ラーメン」とかそんな名前のラーメンを食べたのですが、久しぶりにまずいものを食べてしまったと後悔しています。これ、マジでこんな味なのかな?作り損なったんじゃないかな?そんな心配が拭えません。なにが悪いと的確に指定出来る訳じゃないんです。ま、そんな事ができているなら評論家にでもなっていますよね。ただただ、味のバランスが変で違和感が残った。そんな感じでした。こんな事ならニンニクラーメンにしておけば良かったし、それより、家でサッポロ一番みそラーメンを食べていた方がましだったなぁ…そんな思いに駆られてしまいました。

それにしても(唐突ですが)、横浜近辺って山の中って感じですねぇ。どこへ行くにも上り下りが多くて、どこを見ても山の上にまで、谷の底にまで家々が密集して立っている感じがします。生まれてからこの方平野部にしか棲息した事のない私には、とても不思議な風景で、ある意味あこがれの地でもあるんです。ええ、私がはじめて出張したのは広島と山口の県境弥栄ダムの見学でした。その時、広島市内から山口の県境へ向かう国道1号線で、海のすぐ横に道路があって、そのすぐ横に山があると言う風景を見たのです。平野で育って、山は遠くにあるものと思っていた私にはとてもショックな風景でした。そしてそれから、「海からすぐ山」「山谷を埋め尽くす家々」という風景は私のあこがれになったのです。なぜ、そんな風景にあこがれるのか、明確な理由は分からないですが、兎に角山にも谷にも家がある横浜、あこがれます…住みたいとは思いませんが…だって、坂道の上り下り大変そうですもの。それともああいうところに住んでいれば自然とダイエットになるのかなぁ…

2005年01月12日(水) いつの間にか3年 / 不思議だねーオートテック

気づいたらこのタイトルで雑記を書き始めて(1月8日で)3年が過ぎていました。以前作っていた雑記ページ(最後の方は1年に数回しか更新しないと言う状態でしたが)を含めると7年半という歳月が流れて居るんですねぇ…まぁ既に形が残っていない古い話をしても仕方がありませんが、これを書き始めた最初の方を見ると、(不精者だから)続けられるんだろうかと心配している様がはっきり見て取れます。何日かは休みましたし、何日かは1日遅れで書く羽目になりましたが、それでも続けてこれたのは読んでくださっている方々、ご意見をくださる方々のおかげかと存じます。この場を借りてお礼申し上げます。


不思議だねーオートテック

2月に雪国である実家で母の一周忌が執り行われますので、今の内にと今日車のタイヤをスタッドレスタイヤに交換してきました。

タイヤのローテーションをわざわざやる人って居ますかね?いやいらっしゃったら変だと言うつもりはないですよ。やった方がやらないよりはタイヤは長持ちすると思いますしね。ただ、今は殆どの車がラジアルタイヤなので、昔教習所で教わったように前後左右のタイヤをローテーションするのはまずいんですよね。左右のタイヤを入れ替えるとタイヤの回転方向が逆になってカーカスが傷んでしまうので左右それぞれの前後でローテーションという形になる訳です。そうするとローテーションしないより多少はもつでしょうけれどバイアスタイヤの(前後左右でローテーションしていた)頃のように平均化して減っていくと言う訳にはいかずどうしても左右で偏りができてしまいます。ですから、ローテーションをする時間や賃金などの対価の事を考えると、しないで、1本が交換時期になったら4本全部を交換する方が得なんじゃないかと言う考え方もある訳です。
バランスとりというのも、ホイールにタイヤをつけた状態でバランスが狂うって言うのはいたずらされるか、どこかにぶつけるかでもない限り殆どないですから、そんな時か、スタッドレスタイヤとホイルを共用していて履き替える時くらいにしかバランスとりなんて必要とはしていないと思います。が、ちょっとした整備不良が元でタイヤが外れたり事故につながったりすることもある訳ですから、定期的にチェックをする事は大切ではないかと思います。ですから、それを、スタッドレスタイヤとの交換時に実施するというのは良いタイミングだと私は思います。

私は夏タイヤもスタッドレスタイヤもオートテックという店で購入しました。オートテックでは自社でタイヤを購入したら、そのタイヤは無期限、無償でバランスとり、ローテーション等のサービスを行うと書いたチラシを添付しているんですよ。だったら、タイヤ交換時に一緒にそのサービスを受けようと思うのは自然な事だと思うんですよね。でも…でも、タイヤ交換で訪れた場合、それは有償なんだそうです。夏タイヤも冬タイヤもどちらもオートテックで購入していて、どちらのタイヤにも無期限で無償サービス対応しますと明記されているのに、タイヤ交換の時は別途料金がかかりますというのです。おかしくないですか?
ホイールを夏冬共用している人は交換をお願いする時バランスは取らず、ただはめるだけにして貰い、いったん交換作業が終ったら改めてバランスとりの作業を申し込んで、折角つけたタイヤを全部外してバランスをとって貰うと言う処理をしろという事なのでしょうか。ローテーションも一度つけて貰って(前回外した時どこにつけられていたかはシールを貼ってあって、その通りにつける事はできる)、その後で改めてローテーションのサービスを申し込めと?何とも非効率的ですよねぇ。

レジに入っているお姉さんに「このお店のサービスって何ですか?ここに書かれている事の意味は何ですか?」と聞いても全然埒もあきませんでした。結局まるでクレーマーのような目で見られて、担当者が出てきました。そして、このチラシに書いてある事とお金を請求される事の矛盾は何かを「理屈が通るように」説明して欲しい旨を求めたら、かえってきたのは「それは明確な落ち度です」という明快な答えでした。上層部に伝えると言う事でしたのでその結果を教えて欲しいとは言いました。本当に伝えてくれるのかは疑問ですけれどね。

兎に角一方では「無期限に無料サービス」を謳っているのに、一方では有料というのはどうにも納得がいきません。そして、そのどちらにも筋の通った説明ができないというのは、客として聞いていて腹が立ちます。一貫性のないサービスほど腹の立つものはないなぁと思うのですが、如何なものでしょうね。

2005年01月11日(火) マンガ喫茶と仕事のことなど

はぁ、また1日遅れになってしまいました。(今、1月12日08:10)

昨日は、仕事の納品があったんですよ。で、はじめていく客先だったので、遅刻する訳に行かない。って事で、実は一昨日の夜の内に出発して現地近くで車中泊をして「絶対に遅刻をしない」体制を取ることにしたんです。私の客先は結構近い場所に集中しているのですが、今回も偶然ですが、その住所によると私が時々宿泊に利用するマンガ喫茶の近くなんですよ。あ、中京方面などにお住まいの方は、マンガ喫茶というとマンガが一杯おいてある喫茶店と思うかもしれませんが、こちらの地域では喫茶店形式じゃないんですよ。基本的に時間で席を買って、飲み物は自由に、食事は有料でと言うサービスなんです。ですからそこを宿泊に利用する人も結構多いんです。今回も深夜の3時に着いたので、ついついマンガ喫茶で6時間パックを利用する事にしてしまいました。ええ、眠る事だけを考えるなら、車の中の方が快適です。テンピュールもどきのマットと羽毛シュラフで温々ですし、何より足を思い切り伸ばせますからね。でも、眠くなるまで適当にマンガを読んだりテレビを眺めていられるのは良いですよね。マンガ喫茶は、こういうイベントでもないと行く場所ではないので、読みかけのマンガは結構あるんですよ。それも以前読んだのは何ヶ月も前とか、そんなのも多いんです。で、店によって在庫してあるマンガも違いますので、読みかけのものがあるのに、それが在庫されていなくて、別のシリーズを読みかけにしてしまうなんて事もあるんですよね。今回は二つ読みかけのシリーズがあったので、それを読み終わりたいと思ったんです。ええ、一生懸命読みましたよ。途中でしっかり睡眠も取りましたけれど、和田慎二の「ピグマリオ」とあだちみつるの「H2」楽しく最後まで読ませていただきました。

今回は初めての客先なのですが、待ち合わせをしたハードウェア担当の会社の方から「とてもわかりにくい場所」と言われていたのです。まぁカーナビがついているから大丈夫だろうと思っていたのですが、いざカーナビに住所を入れてみたら、近い住所はあるのですが、「字(あざ)」以降の登録がないのです。でも、おおよそこの辺りだろうと見当をつけて向かったのですが、ハード担当から聞いた目標は全く見つけられなかったんです。その内電話があって、どの辺りにいる?って聞かれ、カーナビの画面を見て説明をするのですけれど、「え、そんなのこの近くにないぞ」とか全く共通の項目が無く、見当違いの場所にいるのではないかと心配になり始めました。結局、相手が目についた大きな施設をこちらのカーナビで名称検索したら、私は目的地の裏側に居るという事が分かって事なきを得たのですけれど、待ち合わせの怖さを体験したなぁと思います。ハード担当は高速道路をおりてからまっすぐこの場所にたどり着きます。それも道を知っている人が先導してくるので高速道路から客先までの道程の間の景色しか分かりません。こちらはカーナビで地図を見ながら話をするので、「そのちょっと先に○×があるよね?」とか聞くのですが、地図もないハード担当は「そんなのあったっけ?見た事無い」で終ってしまいますし、その辺りは工場が建ち並ぶ場所ですので、ハード担当は看板の名前を次々に言うのですが、こちらのカーナビは建物の形を表示はしても、よほど大きな企業じゃなければ名前なんて地図に表示されたりしません。お互いの尺度が違うので話がかみ合わない。同じ場所を指しているのに言葉が違う。そんな体験をした訳です。今時なんですから、初めての場所へ行く時には住所だけではなく、地図も添えてメールしてくれると助かるなぁと思いましたよ。次回からはそうお願いするよう…

行った先は工場です。三階くらいをぶち抜いた広い空間で暖房は電気ストーブのみ。それも、自分の近くにあるのではなく、暖を取る時だけそこに行くと言う形です。寒いです。底冷えすると言う表現がぴったりなんじゃないでしょうか。兎に角作業をして凍りそうになったらストーブの前に行って溶かしてまだ仕事に戻ると言う繰り返しでした。とはいえ、私の方は単にパソコンを箱から出して、ケーブルを接続して、ソフトの動作を確認して、担当者に取扱説明をするのが今日の目的なのですが、ソフトの動作確認までは1時間で完了しました。実際にはそんなに掛かっていないんですよ。箱から出してセットアップ完了までは25分43秒くらいだったと思います。あとは取扱説明って事だったんですが、それはハード側の準備が整わないと始まりませんから、そこからはひたすら待機です。「待たせて悪いね。ストーブの前で暖まっていて」と気遣いをしてくれるのですが、他の人たちが一生懸命働いている中、一人だけ温々している訳にも行かないですよね。だからそれは辞退して、確認のテストなどをしていたのですが、それは必須の作業ではないため寒さが余計身にしみたように思います。結局、その日取扱説明をするには至りませんでした。なにか半日無駄にしたようにも思えますが、まぁ、それもお金をもらえる作業だったと納得するしかないですよね。

往路はETCの深夜割引があるので高速道路を使って移動しました。が、復路は経費節約で一般道のみで帰宅しました。今回は丁度日が沈んだ頃、平野に夕日が広がるところを高台の上から見下ろすと言う感じの風景にぶつかりました。とってもきれいだったんです。でも、車が走っている時はとても幻想的な風景があるのですが、信号待ちなどで止まる時には周りに建物があって視界を遮ったりして写真を撮るには至らなかったんです。写真命って人なら車を止めてでもその風景を撮ろうとしたかもしれません。が、私は仕事の往復ではよほどの事がなければ偶然取れるチャンスがあったもの以外撮る事はしないですね。本来の「面倒くさがる性格」が災いしているのでしょうねぇ。もったいない話です。
約3時間半を掛けて帰宅したのですが、やはり前日は寝不足だったのもあるでしょうし、寒さで体力を奪われたのもあるでしょうし、帰宅してすぐに寝てしまった次第。床暖房はやはり良くないです。床暖房をして布団を掛けてしまうと温々ですぐに目がトローンとしてきてしまいますからね。これは悪魔の道具だと思います…

2005年01月10日(月) 今日はまたちゃんこでした(幸せ〜)

昨日はしゃぶしゃぶを食べて、この友人と、また新たなおいしそうなお店に行く計画を立たのですが、基本は「自炊生活」なので、次と言ったら少なくとも来月担ってしまうのでしょうね。と言う話を書いたのですが…

本日来客があり、まぁ久しぶりに来ていただいたのですからおもてなしをしましょうって事で、ちゃんこ屋に席を予約して行ってきました。だって、大切なお客様ですからね。本当にこのお店で満足していただけるか試さなければ失礼でしょ←要は自分が食べたいだけ。
そんな訳で昼は倉敷はふるいちの半生うどんにゆで卵と揚げたてコロッケをおかずに食べました。そして、様々な話をした後、件のちゃんこ屋へ向かった次第。今日のお客様はかなり小食な方なので、コース料理は見送り、鍋を中心に好きなだけ選んで貰う事にしました。そして、今回は鶏肉、鶏もつ、野菜各種という基本形に鱈と豚肉を合わせた鍋を頼んでみる事にしました。鍋はおいしかったですが、一つだけ分かった事は「鶏肉、鶏もつ、鱈」までは許せますが、そこに「豚肉」も加わると味が大雑把になってしまうという事ですね。値段としてはこれは前回頼んだものより高いものなんですが、うまさは豚肉の入っていないものの方がうまかったように思います。それでもおいしかった事は間違いないんですけれどね。それにしても二日連続でおいしい思いができるなんて幸せですねえ。

明日は仕事があって家から100kmほど離れた客先へ行く事になっています。一応は新しい客先なのですが、場所としては行き慣れた場所なので新しい発見があるとは思えませんが、またおいしいものがあると良いなぁと、最近の幸せ続きの延長を期待してしまいます。
仕事の準備がありますので、簡単ではありますがおいしいものを食べてきましたよという報告で今日を締めさせていただきたいと思います。

2005年01月09日(日) 引き渡してきました。そしてしゃぶしゃぶ

昨日までに仕上げた写真とCD-Rを渡してきました。
ご両親は喜んでおられましたが、ご両親が写真を見ている間、当人達は新居に運び出したい荷物があると言う事で席を外していたので、当人の反応を見る事はできませんでしたが、夜、わざわざ電話が掛かってきて、音楽と写真が良く合っていてとても良くできていた。とお礼を言われました。ええ、苦労した甲斐があったというものですね。苦労が報われるっていうのはこういう事なんだなぁと実感した次第です。

4日に年末に行ったちゃんこの店にもう一度行こうぜと友達と計画をしていたのですが、私が寝込んだために計画が流れてしまいました。その分を埋め合わせるという事で、夜、友達と外食をしてきました。しかし、行ったのはちゃんこの店ではなく、新しく見つけた店でした。家からは近いのですが、いつも渋滞しているので普段は通らない道を久しぶりに通ったら新しい店ができていたのです。今回はその新しく見つけたしゃぶしゃぶの店に行ってみる事にしたのです。
行ってみると、私たちの直前で入った客で席が埋まってしまい、私たちは待ち行列の先頭に並ぶ事になってしまいました。店に入ったら普通は「いらっしゃいませー」って元気な店員の挨拶を期待しませんか?そう言うのってお店の基本じゃないかなって思うのですが、この店では私たちの居る出入り口の近くに店員はそれなりにいるのに、誰もこちらを見ようともしないし、挨拶をしようともしません。それだけでこの店の印象はかなり悪くなってしまいますよね。少し待って漸く席が埋まっている事が告げられ、名前を聞かれて待つ事になったのですが、「そちらでお待ちください」と指さされたのは店の外。正確に言うと店の出入り口が二重扉になっていて、一つ目の扉と二つ目の扉の間が小さな部屋になっているのです。そこが待合室になっているようです。暖房もされていませんし、灰皿がありますので、待っている人はたばこの匂いが嫌なら寒い外に出て待っていろという事なのでしょうね。幸い私たちの後に来て同じ場所で待っていた人たちもたばこは吸いませんでしたのでたばこの匂いに逃げ出す事はありませんでしたが、もし、あそこでたばこを吸われていたら帰っていた事でしょうね。兎に角、その時点でこの店の印象は「悪い」でした。しかし、まぁ混雑する時間帯だったのか待っている間にもどんどん客が入ってきます。そうなると、今までは「なんかさぁ、この店の印象良くないから、他の店行こうか?」なんて話していたのに「折角、この待ち行列の先頭に並んでいるのに、今ここを離れるのはすごく悔しい気がするよね」に変わってしまって「意地でも待ってやる」になってしまうんですよ。人間の心理っておもしろいものですねぇ←私だけですか?

30分ほど待って席に通されましたが、通された後は店員の対応も料理も全部とても満足のいくものでした。私、正直に言ってしゃぶしゃぶってあんまり食べた経験がないんです。今回初めて、おいしいものなんだねぇって実感する事ができましたよ。
それにしてもびっくりした事があります。まぁ分かってみれば当然なんでしょうけれど、灰汁をすくっていた壺に溜まったものが、しばらく置いていたら油の塊になっていたんですよ。灰汁と一緒に煮汁を掬っていると思っていたのに、実は灰汁と一緒に掬っていたのは、煮汁より肉から溶け出た油なんですね。確かに盛り皿においてある肉が鍋を通過するとしわしわに縮んでしまう訳ですから、煮汁で油が溶け出しているっていうのは言われたら理解できますけれどね、それが塊になって目の前に現れるって言うのは、やはりびっくりでしたね。そしてダイエットの話で「肉は駄目。特に脂身は」って言われる理由が漸く実感できた次第です。
実感はしたのですが…そして、私もダイエット中ではありますが、今日は別腹って事で肉も野菜もたっぷり食べてきました。
大事なお客様と外食をする時、安心して連れてこられる店だと思います。昨年末からおいしい店がを続けて見つけられてとても幸せな気分です。
実はその道の途中にもう二つ興味をそそられる店があるんですよ。一つは数年前から存在は知っていたけど行くチャンスがなかった店。もう一つは多分最近できたばかりだと思われる店。近々挑戦してみるつもりです。とは言っても私の食の基本は「自炊」ですから、来月あたりの話になるのかなぁとは思いますけれどね。兎に角食べる楽しみができるって事は嬉しい事ですね。

2005年01月08日(土) 印刷

知人が結婚しました。
式は挙げずに身内だけのパーティをしたのですが、頼まれてその時の写真を撮っていたんです。実は、その写真を印刷しようとした矢先にプリンタが壊れてしまった訳で、正月明けに新婚旅行から帰って来たタイミングで写真などを渡してしまいたかったのですが、残念ながら待って貰うしかありませんでした。
そして昨日、プリンタが戻ってきたので、早速写真の印刷を始めました。が、写真は、新郎の家族(実家)、新婦の家族(実家)、そして新しい夫婦のそれぞれに配らなければなりませんから、実際に撮った写真は90枚程なのですが、印刷枚数は280枚近くになります。写真の印刷にはロール紙を使うのですけれど、果たして何ロール使うんでしょうねぇ…昨夜は在庫していた2ロールを使い切ったところで印刷を終了し、今朝お店があいてすぐにロール紙を買い求め残りを印刷した次第。結局3ロールと少しを使ってしまいました。撮った写真をPhotoshopElements3.0で補正し、印刷をして、代表的な写真を集めてBGM付きのスライドショーを作成し、更には画像データとスライドショーの動画ファイルを納めるCD-Rのラベルもデザイン・印刷してと結構やる事はたくさんありました。そして3本のロール紙と2本のインクカートリッジだけでも実質\5,000程の費用がかかって居るんですよ。でも、おめでたい人たち(こう書くと語弊がありますね)に費用を請求する訳にも行きませんので、これが私のご祝儀…って、当日ご祝儀もきちんと渡してるじゃん。ま、目出度いって事で目をつぶる事にしましょう。

2005年01月07日(金) プリンタ

朝、風呂にでも入ろうかと思っていたら、インターホンの音がしました。
こんな朝早くから誰?と思ったら宅急便のお兄さんでした。なんと年末に贈ったプリンタがもう戻ってきたのでした。

結構速く対応していただいたんですね。
設置してテストをしてみたら、まぁ当然のことでしょうけれど、きちんと快適に動いています。それは委員ですけれど、ひとつ分からないことがあります。私はこのプリンタが異常を示す前、それなりに印刷をしていたんです。そして、ちょうどインクが切れたりもしていたので、たとえば黒は交換したばかりで殆ど新品といえるものが入っていましたし、それ以外にも7色中4色くらいは新品に近いものが入っていたはずです。残りの色にしても、それなりに入っていたものもあったんじゃないかと思います。ところが戻ってきたプリンタにセットされているインクは全てが八分目にきっちり揃っているんです。明らかに私が入れていたインクと違うものが入っているようです。ためしにプリンタの印刷設定からユーティリティを呼び出して、インク情報を確かめてみると、私がセットしていたインクは2002年12月とか2003年までのものだったのに、今セットされているインクは全てが2004年製です。インクが新しくなったのはうれしい気もしますが、でも、インクの量でいくと少し損をした気がします。せこいことを言うようで申し訳ないんですけれどね。でも、どうせ新しいものに交換してくれるなら、なんで新品にしてくれないのかな。みんなきれいにきっちり八分目にそろえているって何の意味があるんでしょう。その対応の仕方が不思議でなりませんでした。でも、1月4日に仕事始めだといっていたので、3日で戻ってくるとは良いレスポンスですね。こういう仕事をしていただける限り、安心して使っていられそうです。こいつぁ春から縁起がいいやぁ・・・と言う気持ちになれました。

2005年01月06日(木) ニュースから

よど号ハイジャックメンバーの家族帰国へ
日航機「よど号」のハイジャックをして北朝鮮に逃げ込んだ赤軍派の家族6人全員が「逮捕覚悟」で帰国する方針を固めたそうです。

やったことの責任も取らずに海外に逃げ出して、時間が経ったから許してくれって言うのは虫が良すぎるような気がしますね。実行犯ではなく、その家族であるとは言っても、実行犯と行動をともにしてきた人たちで、その中には拉致をしたのではないかと疑われる人もいると言うことでは尚、世間の理解は得られないように思います。以前帰ってきた家族はテレビの前でピースサインをするなどパフォーマンスが腹立たしかったですね。できれば、帰ってくるのなら報道をせず、静かに直接刑務所に送ってやって欲しいものです。

パトカーから逃走した乗用車、自転車をはね男性重態
東京都新宿区西落合の目白通りで、自転車に乗っていた男性が、パトカーに追跡されていた車にはねられて重態だそうです。

ちょっと話は違いますけれど、はるか昔、私がバイクに乗って新目白通りで信号待ちをしていて、青になったから出ようとしたら横から車が出てきました。それをやり過ごして出始めたらもう一台車が突っ込んできて、危うくぶつかりかけたことがあったんです。その車は曲がってから赤色灯とヘッドライトをつけて、更にサイレンを鳴らして前の車を追いかけ始めました。要は前の車を信号無視で捕まえたかったのだと思いますが、パトカーがパトカーとされるのは、あくまでも赤色灯をつけている時だけで、先の状態では只の無灯火の道交法に違反した車に過ぎません。信号無視した車を追いかけるパトカーを明治通りまで追いかけて漸く謝らせましたが、本来は自分たちに向けて切符を切らせるべきだったと反省したものです。もっともその場では切符を切ったとしてもそれが有効になることは絶対にないでしょうけれどね。
今回も警察は「パトカーの速度は時速60km程度であり、追跡方法には問題はなかった」と一万年一日の回答をしていますが、今回もそのような手口で車を追い回し始めたのではないでしょうか。確かにその車の運転手は酒気帯びだったとの事ですが、真夜中にライトもつけず走っていて突然捕まえると言うやり方はどうも納得がいきません。突然そうされるから逃げる人もいると言えるのではないかと思うのです。確かに違反さえしていなければ何も問題ないのです。しかし、同時に、パトカーが最初から赤色灯をつけて周囲に知らしめていたら、この車もこんなに慌てて逃げる事もなかったかもしれないのです。

先日、私はある場所で切符を切られました。殆ど初めていく場所で、カーナビの指示に従って、十字路を直進したら、そこは直進禁止だそうで、只でさえ高速道路の下で入り組んだ道になっているのに、右折禁止などはあっても直進禁止なんて常識では考えられない規制をしているのに、神奈川県警(注:最初は伏せ字代わりに「横浜県警」と書いたのですが、「ぼけてる?」「知性ある?」などと意見をいただいたため訂正しておきます)はその道路の入り口ではなく、その道路のかなり奥にパトカーを止め、違反を「未然に防ぐ」のではなく、違反者を捕まえ「小遣いを稼ぐ」ために取締りをしていたと言われても言い訳のできないことをしているのでした。
その道は一方通行で、その道が指定車以外直進禁止なのは、住民への配慮なのだそうです。ならば、なぜ入ってこようとする車を横へ誘導することをせず、中に入ってきた車を捕まえ、それをリリースするのでしょう。住民への迷惑はどうでもいいということなのでしょうか。私はその違反をしてから既に一年近くが経過するのに、未だその対応への疑問が消えません。

警察がやるべきは果たして小遣い稼ぎなのか、それとも事故の未然の防止なのか、どちらなのでしょうね。そして、本当に今回の事故は警察が引き起こした事故ではなかったのでしょうか。私には甚だ疑問に思えます。

M・シューマッハー、スマトラ沖地震復興に10億円寄付
F1ドライバのM・シューマッハーがスマトラ沖地震復興のためと1000万ドルを寄付すると言うことをマネージャーが明らかにしたそうです。

子供が生まれたからとスイスの城をぽんと買って住処にするとか、まぁ本当に年収何十億と言う人はスケールが違うんですねぇ。まぁそんなに金があっても使いきれるものではないということなんでしょうかねぇ。兎に角、その行動には拍手です。

空自C130がタイへ出発
スマトラ沖地震の被災国救済のため、空自C130輸送機が1台、愛知県の小牧基地から飛び立ったそうです。

・・・それに引き換え、日本政府は金銭的援助は兎も角、航空自衛隊のC130輸送機を1台だけタイに派遣したそうです。イラクに割いている人員をこっちにまわした方がいいと思うんですよ。テロに負けて撤退はできない話ですが、この復興により力を入れるためと戦力を撤退させるのは立派な口実だと思います。でも、日本はアメリカの下僕なので撤収できないんですかね。なんか違うんじゃないかなぁと思いますがねぇ。


2005年01月05日(水) 寝(込み)正月 / アスキーアート

復活!と思ったのですが、また今朝になってみたら腹が下っていました。

あまりにも汚い事になってしまうので詳細は書きませんが、消毒用アルコール持っていて良かった…
兎に角、今日あたり仕事始めという人も多かろうと思いますが、私はまた寝たきり老人の様になっていた次第。リビングの床暖房をつけて、床に直接寝転がって上に布団を掛けていると本当温々暖かくていいです。ご飯と考えると気持ち悪くなってしまいますので、今日の食事はもも缶と蜜豆缶にしました。自分で用意した後布団に入って「いつもいつも済まないねぇ」などとわびしい芝居を続けて、これが自分の将来か?なんて思うとほんと寂しいものですが、できればそうはなりたくないなぁ…いかんです。病気の時はどんどん暗くなってしまいますね。暗くならないようにDVDでも見て居ましょうか…


アスキーアート

フジテレビの「デッドエイジ」という番組を見ていました。ある物事を知っている人が居なくなるのはどの年齢層かを当てると言うクイズ形式の番組でしたが、古いものは懐かしいと言う気持ちで見る事ができました。
しかし、その中に出てきた「アスキーアート」って言うものにはちょっと疑問だったんですよね。その番組の中では「アスキーアート=若者の流行=年寄りには理解できないであろうもの」と言う紹介をしていました。まぁ実際には予想よりかなり年齢が上の層にまで知られていたのですけれど、私に言わせて貰えば、あれは若者こそ知るはずのないもので、中高年層(の一部)が知っているものではないかと思えるのです。
その番組の紹介では、昨年話題になった電車男という2ch掲示板でのやりとりをまとめた本の中にアスキーアートがちりばめられていて、それが若者の間で流行していると言うような話だった訳ですけれど、今のようにパソコンが一般的ではなく、更にプリンタと言えばドットインパクトプリンタをさして、インクジェットって何?と言うような時代、プリンタの性能を示すためにメーカーがプリンタでアスキーアート(モナリザなど)を印字してデモンストレーションしたりしていた時代もあったんですよね。パソコンというものが世に出始めた頃にコンピュータの世界に関係していた人なら、今現在年齢が60〜70歳であっても、アスキーアートって言うのは馴染みがあったものじゃないかなと思うのです。そして、2ch掲示板に表示されているような絵は確かに絵文字と言うには申し訳ないほど手が込んでいますが「アート」と言うには簡易すぎて「『アスキーピクチャー』程度が妥当なんじゃない?」なんて思えてしまうんですよね。そんな時代を知っているだけに、この設問が出てきた時に「これは若い世代に向かっての問いかけなのか、年寄りに向かっての問いかけなのか分からないなぁ」と思ってしまったんですよ。そして、若い人が如何にも自分たちだけが知っていて、年寄りは知らないでしょという感じなのを見て、そりゃ違うだろう?と思ったんですけれど、当時コンピュータに関わる事をしていて、更にそんなデモンストレーションを見に行った事があると言う人は全体の何%いるかと考えたら、自分の方が圧倒的に少数派なんだなぁと実感しちゃいました。でも、これを若者の文化って言われるのにはすっごく抵抗があるなぁ。悔しいなぁと、そして「おまえらなんか形もなかった頃からアスキーアートはあったんじゃい」と言ってやりたい気持ちになった次第でした。←だからそんな時代を知っている人はごく少数で…でも何となく悔しくて…以下無限ループ…

2005年01月04日(火) 服の整理をしてみました

病み上がりなのですが、明日はごみ出しの日って事で、服の整理をしました。

私は若い頃かなり貧乏な生活をしていましたので、実は仕事に行くための背広とワイシャツ数枚を除いた、いわゆる私服というものはGパンが1本と綿のワークシャツが1枚だけ(Tシャツは下着代わりでもあったのでたくさん)という時代が長かったのです。本当汚い話で申し訳ないですが、Gパンなどを洗う時はいつも洗濯機が回り始めるとすぐに水がどろどろの真っ黒になったものです。それはキャンプに行ったり、移動手段の主力がバイクなのに、たまにしか洗濯をしないと言う悪循環のなす結果でした。まぁ、若い頃は怖いもの知らずだったと言う事で…で、今は若い頃のやんちゃ自慢でも、汚い自慢でも、貧乏自慢でもなくて、単にそれ位着るものは持っていなかったと言う事だったんです。その時の気持ちをずっと引きずっていて、今でもそんなに衣装は持っていないつもりだったのですが、逆にその時の気持ちが強迫観念となって何かがあるとすぐに着るものを買う自分も居たのですが、それは今日衣服の整理をするまで心の奥底にしまい込まれていたみたいです。洋服は殆ど持っていないはずなのに、なぜかクローゼットが満杯になっているのはなんで?と思っていたのです。多分、その大半はもう着る事のできないサイズが合わないボロ切れ同然のものだろうと思って居たのです。しかし、全てを出してみて確かめてみて分かりました。サイズが小さくなりすぎて着られなくなった衣服は3枚しかありませんでした。実際には今ほど太っていなかった時期に3サイズほど大きな服を買っていた(冬季バイクに乗る時は重ね着をするので、上着になるものは下にたくさん着込める様に大きめを買う)という理由もありますが、一番古い綿シャツが15年ほど前のもの。よれよれのボロボロではありますが、私的には立派に現役で、多少ほころびていても充分着られます。

兎に角です。一時期綿シャツ一枚しか持っていなかった私が、いつの間にか綿シャツが10枚とかポロシャツが何枚とかとんでもない衣装持ちになって居るんですよ。チョーウルトラ暑がりで、今の季節でも半袖Tシャツ一枚で外を出歩いている私のクローゼットになぜかフリースの防寒着だの、どこぞの南極探検隊が使ったのと同じ仕様のダウンだのと訳の分からないものが入り込んで居るんですよ。
何よりも笑ったのは、袋から出しても居ないズボンが二つも出てきた事。どちらも既に私がはけないサイズに小さくなっています(大汗)。更にその内の一つは趣味の悪い緑のショートパンツ状のものです。ものすげー趣味の悪さ。いったい誰がこんな気色悪いものを履くというの?って叫びたくなるくらいの悪趣味な色とデザインです。多分どこかのバーゲンで安かったんでしょうね。一枚くらい短いのがあっても良いんじゃない?なんて安易に買ったんでしょうね。その時の自分を殴り飛ばしてやりたいものです。そのズボンを見ただけで走って逃げ出したくなりました。
そうそう、綿シャツもね、昔は半袖を買うなんて贅沢はできなかったんですよ。だって、長袖なら四季を通して着られますけれど、半袖は夏しか着られないじゃないですか。いや、私は冬に半袖だって平気なんですけれど、さすがに世間の目がありますからね。ですから、私は絶対に長袖しか買わなかったんです。夏は袖をまくって暑さを我慢していればいい。それだけだったんです。それがいつの間にか、私のクローゼットには半袖があるんですよ。そうそう、初めて半袖のシャツを買った時、自分が一人前になったなぁと誇らしく思ったっけ。そんな事も思い出しました。

一大決心をしてクローゼットの中身を半分にしてやると整理を始めたのですが、結局、中身は殆ど変わらずに終了してしまいました。が、自分の20年程の歴史を振り返る事ができて楽しかった。でも、整理という観点では失敗ですね。部屋の整理をするぞと息巻いたけど、ゴミにすると出した漫画をつい読みふけって、結局整理ができずに終った…そんな気分です。

2005年01月03日(月) 復活 / 偶然 / 映画の事

昨日の午前中から気持ちが悪くなって横になっていたのですが、さすがに12時間以上も横になっていると腰が痛くなってきます。もともと腰痛持ちなのに、最適な寝床を持っていない悲しみですね。床に直接寝る/ソファで横になる/布団を敷いてその上で横になるを繰り返し、簡易マッサージ器で腰をマッサージしながらほぼ20時間ほどを横になって過ごしました。おかげさまで1日で1.5kgのダイエットに成功…なんて喜べませんね。


偶然

復活の呪文を唱えたものの、どこかでスペルを間違えたのか、まだ本調子じゃないみたいで…取りあえず起きていられるようになりましたが、元気になったとは言えない状態。そんな訳で今回も短いものでお茶を濁します。

年の瀬に何件かオークションに出品していまして、売れるかなぁ?と言うものが次々と売れてびっくりしたんですけれどね、昨日、同じ集合住宅に住むご老人から電話があったんです。このご老人、老人と言うにはとても元気な方で、最近になってパソコンも始められたんです。縁があって、私がパソコンを教える事になったのですが、先日買ったプリンタで印刷をしようとしたのに思ったように印字できないと言うヘルプだったんですよ。昨日はもうダウンしていましたので、今日伺ってきたのですが、「この人に出したいんだ」と差し出された住所を見ると何となく見覚えがあるんです。でもね、その地方には住所を知っているような人は居るはずがないんです。でも馴染みがあるなぁと思い返したら、昨年最後に(と言っても一週間前ですが)私が出品したものを落札してくれた人の住所と一緒なんですよ。正確に言えば同じアパートのお隣さん。こんな偶然もあるものなんですねぇって新年早々びっくりした次第でした。こいつぁ春から縁起がいいやぁ…って事にしたいですね。


映画の事

元日に映画の事を書きました。その中で私と正反対の評を下す映画マニアの友人の事を書いたのですが、その友人が今日家を訪ねてきました。こちらは寝たきりでしたが、とりあえず話をしていたんです。「おまえが推した『ゴジラ』なぁ…あれは最低だ。駄作以外のなんでもない」「そうか?」そんな出だしから始まったのですが、結局途中でポロッと友人の口から漏れたのは「良いんだよ。あの映画はマニアに向けて作られたんだから。マニアが懐かしいと思えばそれで良いんだ」…だからさぁ、そう言う映画ならマニアの人に勧めたら良いじゃん。私に勧める必要ないでしょ。

結局、友人と話して分かった事は、予想通りですが友人は映画からのメッセージがストレートに伝わってこないとそれを理解しないタイプです。派手にドッカンドッカン花火を打ち上げないと伏線に気づかない。だからハウルも何が言いたいんだか分からない中途半端で眠くなる映画なんだそうで、すっごく納得したんですよ。その友人が「ターミナル」を「くだらなくて見る価値なし」と評して帰っていったんです。内心「やったー」です。これは見るのが楽しみ。多分、私は楽しんでみられるはず。ワクワクです。

2005年01月02日(日) 一回休み

風邪…ではないと思いますが、何か悪いものを食べたのか、ダウンしています。
おなかが痛くて立っていられない。そんな訳で一回休みです。

2005年01月01日(土) 映画の明と暗を見た日でした。

元日の朝から映画を見に行ってきました。

昨日降った雪が凍結していて、自動車で動く人は少なかろうと予想していたのですが、案の定かなり人は少ない状態でした。が、映画を二本見終わる頃には晴天に恵まれて「え!雪なんか降っていた?」と言わんばかりの道路状況になっていましたね。雪国でないこの辺りでは漸く正月が来たと言う混雑ぶりになりました。

今日見た映画は「ハウルの動く城」と「ゴジラ FINAL WARS」の二本でした。そしてこの二本が本当に正反対の出来って感じでした。
まず、ハウルの方ですが、上映開始と同時にあちこちで様々な意見が掲載されていましたが、私はネタバレするものは殆ど読み飛ばしましたので、それほど正確に情報はつかんでいないと思いますけれど、私が見た「感想、評」の中では「疑問が多く残る」というような意見が数多く見受けられた気がしていました。しかし、私の感想は「とてもおもしろかった」です。最近はあれこれ頭をひねらないと駄目なような小難しさを気取ったアニメが数多くありますが、私はそれはそれでも良いですけれど、アニメの基本って言うのは頭を使わずにすんなりその世界に入り込めて、単純に楽しいものなのではないかなと思います。そしてハウルはその基本をきちんと守っていると思います。言葉が悪いかもしれませんが、屁理屈をこねようとすれば様々な矛盾や、作者は何を言いたかったのか等と疑問が出てくるものなのかもしれませんが、映画は「作者が何を言いたかったのか」より「自分は何を感じ取ったのか」が大切なんじゃないのかな。そう言う意味では、この映画はとても良くできていましたよ。後で見たゴジラでは子供が騒いで結構騒々しかったのですが、ハウルでは子供も静かに見入っていました。そこにこのアニメの出来の良さが現れて居るんじゃないでしょうか。

そして「ゴジラ FINAL WARS」です。マニアの人の意見はどうか知りませんが、私はこれは今まで見た中でも最大級の駄作であり、映画に対する冒涜なんじゃないかなと思います。こんな映画を平気でリリースする東宝という会社とこの映画の監督および脚本家の厚顔無恥さにびっくりしました。
まず、映画の骨子である脚本があまりにも稚拙。稚拙な脚本だけでも腹がたつのに、M:I-2とマトリックスを猿まねしたくだらない特撮。なにもジョン・ウー映画の銃の撃ち方まで猿まねする事もなかろうもん。そして三流と言ったら三流脚本家に失礼と思われるこの最低の脚本は後半部分をインデペンデンスデイのストーリーをパクリ始めます。ファンから見たら懐かしい怪獣がたくさん出てきたから満足と思うものなのかもしれませんが、マニアでもなんでもない私からみたら、インデペンデンスデイとM:I-2とマトリクスを参考にして作ったプロットの上に怪獣をちりばめて、後は才能のない脚本家がしょうもない才能のなさを示すだけのプロットを挿入してできた必然性も蓋然性もない穴だらけ矛盾だらけの脚本を「どうせ子供向けだし、FINALってつけておけば、適当に作ってもマニアは食いついてくるさ。兎に角金を掛けずに儲けられたらそれで良いんだよ」と言わんばかりのボロ儲けを目論んだ手抜き映画としか思えませんでした。
私は映画に友人と行ったのですが、この映画を見たいと言ったのは友人なので、正直私は始まって5分で余りのひどさに出て行こうと思ったのですが、友人の手前我慢したんです。「FINAL」と言うくらいだから、後に行けば多少はまともになるんじゃないかと思いました。しかし、その期待は見事に打ち砕かれて終りました。開口一番友人は「始まって10分しない内に出て行こうかと思ったけど、おまえが居たから我慢した」んだそうです。我慢するなよぉ…

私の友人に映画マニアが居るんです。しかし、今までこの友人とは映画の評が全く正反対だったんです。その友人が「ハウルは見る価値なし。何がなんだか分からない。ゴジラは見ておくべきだ」と言っていたんですよ。今まで正反対の評を下していたとしても、これからもそうであるとは限りませんから、この友人の評は参考程度にと思っていたのですが、今回の事で相容れないもの、正反対なんだと認識する必要があると感じるようになりました。

ハウルを見てからゴジラだったので、折角の楽しい気持ちがだいなしになってしまいました。せっかく映画の日とやらで映画を\1,000/本で見られ「得した」と思っていたのに、本当残念。まぁこれ以上ゴジラを見る事もないと言うのがせめてもの救いですね。
本当今回の制作に携わった人は初代ゴジラをもう一度見直したらいいと思います。あれは撮影は稚拙かもしれなかったけど名作ですよ。くだらない小手先の技術に逃げず特撮の神髄だったと思います。本当恥を知ってほしいものです。
マジに「さらばゴジラ 愛の戦士たち」「ゴジラよ永遠に」なんて続編が作られない事を切に願います。


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