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2005年01月16日(日) ターミナルを見てきました(ネタバレありません) / ニュースから / 小型MP3プレイヤとApple

予告通り、映画「ターミナル」を見てきました。
兎に角、私は事前にあまり情報を仕入れて偏見を持ったりするのが嫌いなので、できるだけ情報を得ないようにして居るんです。ですから、今日のエンディングを見て初めてこれがスピルバーグ作品だって知った位です。後はテレビで流れる「彼は空港で待ち続けた。約束を果たすために」って言うコピーを知っている程度でした。

正月に遊びに来た、ことごとく私と正反対の評価をする映画マニアの友人が「見る価値なし。どこがおもしろいのか分からない」というので、私はとても期待していたのですが、案の定、本当におもしろかったです。誰かに一緒に見ようよって誘われたら躊躇無く見に行きます。もしDVDが発売されたら喜んで買うでしょう。2時間20分くらいの時間がとても短く感じましたし、時間を気にさせるような暇な部分はなく、最初から最後まで一気に見せていきました。映画マニアの友人に言わせると「そんなくだらない約束のために、彼はなんでそんなに待ち続けたんだ。理解出来ない」って言う事らしいですが、その約束を「くだらない」と言う彼は人間的にどうよって思いましたよ。多分彼は劇中の局長代理の側なんだろうなぁと。
個人的には、「ハウルの動く城」よりこちらの方が良い出来だと思います。「ハウル」を基準の50点とすると「ゴジラ」は2点…1点かなぁ…いや0点かもしれないなぁ。兎に角ゴジラは評価の対象外ですが、この「ターミナル」は80点くらいで良いんじゃないかなぁ。

この映画館ができる前は隣町の映画館に行った事があるのですが、そこは多分ちょっと映画が好きな人でちょっとお金を持っている人ならここより大きなスクリーンを個人で所有しているはずと思えるくらい本当に小さなスクリーンの映画館だったんです。100人くらいは座れる座席があると思うんですが、小さいからか床面も傾斜していなくて前の人の頭が邪魔になりますしね。それに比べるとこの映画館は小さいとは言っているのですが、充分大きな画面で楽しめます。家から車で5分もかからず映画館にたどり着けますし、9時以降なら割引があります。今年は少し映画を見る年にしようかなぁ…かなり昔、まだビックカメラ本店がなくて、そこにも映画館があった頃、友人が映画館で仕事をしていたんですよ。その身分証明書を持っている人はどの映画館でも只で入る事ができる興業パスになったんです。それを借りて良く仕事帰りに映画を見たものでした。その年は年間で100本位は映画を見たんじゃないかなぁと思うのです。もちろんお金なんか払った事はありませんよ(蛇足ですけれど、当時は良く「○○の会員になりませんか」って勧誘がありました。「会員になると、映画は20%割引、レンタカーも15%割引、ホテルも30%割引でお得なんですよ」って感じの奴です。でも、それに対する私の答えは「申し訳ないけど、私は映画館と車ディーラーに友達が居るので映画は全部ただで見られるし、レンタカーは50%割引です。そして旅行は常にテントを持参するのでホテルには縁がありませんが、それで、私にどんなメリットがありますか?」って答えるんですよね。そうすると「あなたには必要はないようですね」って終ってくれるんです。そんな恵まれた時期もあったんです)。でも、昨年は多分10本も見ていないですね。今でも東京の映画館の招待券なら手にはいるとは思うんです。けれど、東京なんて出て行くのが大変ですからねぇ…いいんです。私は地元のこぢんまりした映画館で安くなる日や安くなる時間を見計らって映画を楽しんでいきます。今年の目標はとりあえず映画を年間24本見るって事にしておきましょうかね。月に2本なら無理って事もないんじゃないでしょうか。今月は3本見ている事ですしね。


ニュースから

チャット中に自殺を図った女性を救出
インターネットでチャット中に手首を切って自殺を図った女性を、チャット相手が警察に通報し、IPアドレスなどから自宅を割り出して救出した。女性はぐったりしていたが、命に別状はなかったという。

人それぞれ悩みは抱えていると思うのですけれどね、まだ練炭でも車の中に持ち込んで自殺をする人たちの方が真剣に悩んでいると思うんですよ。人が見ている前で自殺を図るって、単に同情をひこうとしているだけでしょ。本当に死にたいなら人に邪魔されないところでやったらどうですかね。死ぬ度胸もないくせに同情だけして貰おうって根性が気にくわない。そう言い捨てたくなります。最初に書いた事と矛盾しますけれど、自殺するやつも認めては居ませんよ。本当に自殺する理由のある人なんて皆無に近いんじゃないですかね。殆どは人に甘えて辛い事から逃げるだけで、同情の余地もないのが多いように思います。自殺した人こそ「負け犬」なんです。悔しかったら生きて反論してみろってなものです。反論もできない所に逃げ込むな!そう言いたいですね。

福原愛が二冠、全日本卓球選手権
シングルスは6回戦で敗れた福原愛は、ダブルスで3連覇を達成。混合ダブルスと合わせて2冠となった。

それはそれで目出度い事なんですけれど、福原愛を中心にしすぎていないでしょうか。福原を破った選手は誰? その人の喜びの顔やインタビューは? 何でもかんでも福原に話題を集中するのはバカマスコミならそれで良いでしょうけれど、少なくともスポーツニュースなどスポーツを前面に押し出す番組までがそうしてしまうのは正しい事なんでしょうか。スポーツを離れた部分で福原でも誰でもがアイドルとなったり、実力以外の部分で評価されるのは構いませんが、全日本卓球選手権とは本来の本業である卓球で評価されるべきではないでしょうか。シングルスの優勝した選手もしっかり取材して欲しいものです。
兎に角、アイドルを取材しているのかスポーツ選手を取材しているのか区別がないのが見ていて本当に嫌になる。そう私は思います。選手なら実力で勝負してくださいね。そして実力で評価してやって欲しいものです。今日のニュースを聞いていると、福原をシングルスで破った選手はダブルス決勝で福原コンビに破れ敵を取ったとか取られたとか、兎に角福原の3冠を阻んだ悪者みたいな印象を受けました。それじゃその選手がかわいそうだよ。そう思いませんかねぇ。わたしゃ福原が「さー」と言っているのか「しゃー」と言っているかなんてどうでも良いんです。小さい頃はこんなだったなんて事もどうでも良い。今、この時点で、福原のシングルスでの実力は6回戦止まりだった。でも混合ダブルスと女子ダブルスでは優勝出来た。それはコンビネーションの勝利というのか、それともパートナーがとても良かった事をさすのか、兎に角そちらでは実力があると言う事実だけが欲しいのです。
鶏が先か卵が先か、どちらが鶏なのか分かりませんが、野球と言えば巨人、それ以外は問題外って言うのと同じ事をここでもしようとしているように思います。逆に言えば、マスコミがそう言う体制を作り上げるから野球もあんな変なものになってしまったと言えるのかもしれませんね。マスコミとは公正な立場で報道すべきだと私は思いますよ。

「女性を土俵に上げてもよいのでは」が51.6%。福岡場所のアンケートで。
福岡場所で300人を対象にアンケートをし、有効回答数153の中では、「表彰だけなら」という条件付きも含め、賛成が51.6%とか半数を超えた。まぁ有効回答数が153のアンケートにどれだけの効果があるのか疑問ですがね。

太田知事が初めて土俵に登る意欲を示した頃、私が書いたものをここに引用しておきます(HomePage→昔雑記→雑記の化石に載っているものです)。
太田房江さんが大阪府知事になり、大相撲の表彰に出たいと言ったことについて、私個人としては、知事であれ「女性は土俵に上がるべきではない。」と思っている。なぜならば、土俵は「神聖」な場所らしいからだ。
神聖とは岩波国語辞書によると、
尊くて、おかしがたいこと。清らかでけがれがないこと。
なのだそうで、そこに不浄である女性をあげるべきではないと思う。

男女同権の今の時世、なんて時代錯誤な事を言うのか!と言うかもしれないが、私もそう思う。
私は、「神聖な土俵という言葉を使っているならば、女性をあげるべきではない。」と言いたいのだ。

神聖と言う言葉と同様、昔から(現代の考え方は関係なく)、女性は「不浄なモノ」とされてきた。その「不浄なモノ」が「神聖」な場所にあがるのはおかしい。

女性蔑視をしたいのではなく、言葉の意味から言って、女性が参加するものに神聖はあり得ない。だから、柔道などはもう「神聖」などとは言う権利のないものである。

時代に合わせて変わっていかなければならないものならば、「女性は不浄」も「土俵は神聖」もあってはならない。歴史を重んじ、「土俵は神聖」なものと言うならば、誰になんと批評されようと「女性は不浄なもの」と貫くべきだ。

知事と言う立場に立って、「女性の権利を主張したい」との考え方からの発言かもしれないが、日本の国技の尊厳を考え、この様な発言を控える勇気、分別を持つことも大切な事ではないだろうか。
今後の行方を期待を持って見守りたい。(00/02/26)
私の考えは5年経った今でも変わっていません。

ちょっと今回は辛口って言うか毒舌になってしまいました。自分の命をもてあそぶ人や、視聴率さえ稼げばいいや的な無責任な報道姿勢には憤りを感じているもので…


小型MP3プレイヤとApple

15日に発売されたiPod Shuffleがかなり売れたみたいですね。
私的にはAVC technologyのSi-200Cに注目していたんです。私自身、iPodを持っているのですが、ジムで運動をしながら使うにはちょっと大きくて嵩張って、更に落として壊す事も考えられるので怖い思いをしていたんです。ですから、そんなに容量はなくて良いから小さなものを買いたいなぁと漠然と思っていた時に、そのSi-200Cが出てきたんですよ。小さくて、首から掛けられるし、見やすい表示でいいなぁと思ったんですよ。でも、そこにiPod Shuffleの登場ですよ。大きさはそんなに変わらないし、液晶などもついていないし、USBコネクタのキャップはすぐになくしてしまいそうなあやふやな筐体ですが、512MBのメモリで1万円ちょっとです。操作性も良さそうですしこれは良いなぁと思ってしまいます。SONYが「ウォークマン」の栄光を取り戻そうと新事業部を立ち上げたとか言っていますけれど、果たして過去の栄光を取り戻す事ができるのか興味のあるところですね。

携帯音楽再生機市場では強さを見せるアップルですけれど、Mac miniはどうでしょうね。その小さな筐体はどこに置いても邪魔にならないし、値段も安いのでとてもおもしろいと思うのですが、光学装置がDVD-ROM/CD-RWっていうのは頂けませんね。Apple StoreでのBTOでDVD-R/CD-RWは選べるようですが、この辺りが売れるかどうか勝負の分かれ目になりそうに思います。
でも、Mac使いの人には申し訳ないのですが…最近Mac用のソフトってなにがあるんでしょ。私もQuadra700やPB550cを使っていましたけれど、新しいのは全然知らないんですよ。最近は音楽や画像加工はお得意技だと思うのですが、それ以外なにができるんですかね。どんなソフトがあるんでしょ。殆ど耳にしないだけに、買ったは良いけど使い道がないなんて事がないか心配ですねぇ。


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