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2004年07月21日(水) 出所してすぐ同じ罪を犯す....

愛媛県松野町で19歳の女性が行方不明となり、高知県大正町下津井の林道に止まっていたレンタカーから遺体で発見され、このレンタカーを運転していた39歳の男が殺人と略取の疑いで緊急逮捕されました。乗っていた車を女性にぶつけ、車内に連れ込んで、最後にはロープで首を絞めて殺害したのだそうです。

いたましい事故ですが、この事件だけを見れば(大変申し訳ない言い方ですが)、どこにでもある事件だと思います。「あぁ、またか」という類の事件です。しかし、この事件の問題点は、この逮捕された男が7年前にも同様の事故を起こして服役し、今月出所したばかりだったという点です。ネット上のニュースには前回の事件までしか取り上げていませんが、テレビではその前にも同様の事件があったと報道されていました。
一回目で更生できず、二回目に有罪となり服役し、出所したら同じ事件を繰り返したと言う事ですよね。この事件で改めて理解したのですけれど、「出所する」というのは「更生した」と同義語ではないんですね。犯した罪によって刑期が決まり、その刑期さえ勤めてしまえば、全く反省をしていなくても外に出てきてしまうんですね。そして同じ事を繰り返せば罪は重くなるからいつかは出て来られなくなる。そういうシステムということなんですね。と言う事は、その「いつか出てこられなくなる」までには、何人かの犠牲が払われることを黙認しているという事なんですね。

「人権」....とても格好良い言葉です。「差別のない社会」....良いですねぇ。「どんな人にも権利はある」....素晴らしい。えぇ、確かにそれは理想です。殺人犯にも人権はあるから人間らしくする権利はある。ええ、その通りでしょう。しかし、犯した罪で決められた刑期を刑務所で過ごすだけではなく、きちんと犯罪の目がなくなるまで社会と隔絶する事も必要なのではないでしょうか。犯した罪を刑期で償うのではなく、その人が本当に反省をして二度と事件を起こさないような確証が得られるまで社会から隔絶する事は人権を無視したことでしょうか。犯罪を犯す危険のある人を「一般の人」と一緒にしないでくれと思うことは「差別」になるのでしょうか。

私には縁のない地域の全く面識のない人が被害にあった事件ですから「あーあ、まだこんな事件だよ」なんて野次馬的に言っている私ですが、当然ながら当事者は怒りに震えていると思います。テレビでは、犯人の家の近所の人が「出てきちゃったから、また同じ事件がおきるかな。今度は人を殺しちゃうんじゃない?」と話し合っていたそうです。そしてこの事件。一生懸命生きようと努力しているけどうまく行かない人もいます。そういう人の権利は尊重されるべきだと思いますが、このような犯人に対してまで人権や権利を本当に尊重しなければならないのでしょうか。人間としての権利を剥奪して、服も着せず、残飯を与え、殴る蹴るの暴行を加えても文句を言うなという話をしているんじゃないです。単に更生するまで外に出すな。そして更生できるプログラムを与えろと言う事を言っているのです。

犯罪を犯して刑務所に収監したのに、本当に更生したかどうかも確認せず、刑期が終わったからと世の中に放り出すのは、それを受け入れる側も、放り出される側もかわいそうですね。


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