The Green Hills of Earth

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☆★CF-W2関連:「分解/HDD交換」 / 「キー清掃」★☆

2004年06月30日(水) 聞き間違い / どれが正しいのか

炭焼き袋女子高生

....クイズヘキサゴンを聞いていたら、そんな台詞が聞こえました。

どうも、「渋谷池袋女子高生正解○%」って奴のことらしい。
聞こえますよね? 聞こえません? ....おかしいなあ


どれが正しいのか

本当にどうでもいいことなんです。一応推測して意味が分かりますから....

日記などを読ませてもらっていると、時々「そんなことないだろ > 自分」などと「>」を書いていらっしゃるのを見かけます。でも、中には「<」でつなぐ人もいるんですよね。
はるか昔の記憶ですので、間違って居たら申し訳ないのですが、この記号って、まぁ昔は今みたいにワープロだのエディターだのが発達していなくて、簡単なファイルは画面から直接タイプして作成したりしていたんですね。今ならメモ帳を開いて望みの文字を入力すれば自由に編集ができるのですが、はるか昔のパソコンにはそんな便利なエディターは付属しておらず、またエクスプローラーなども当然なくて、ファイルの一覧を見るときは「dir *.*」とか打っていたんですよ。で、そのリストが長すぎると「dir *.* /P」とか「dir *.* /w」とか「dir *.* | more」なんてやるんですけれどね、でも、その結果をファイルに残す時には「dir *.* > list.txt」なんて書くとファイルの一覧の結果を画面ではなくて「list.txt」というファイルに書き出してくれるんですよ。
そんな記号ですから、私は「>」派なんですよ。たしか「<」にも意味はあるんですけれど、ちょっと違うよなぁと....

日記中に現れる「<」「>」はどんな意味で使われているんだろうなぁ....

2004年06月29日(火) アルプスホルン吹いてきたぞー

朝早くにおきて出かけました。朝8時32分の池袋発湘南ラインに乗るために....
通勤時でそれなりの人が乗るのでしょうから、少しでも早い時間に行って、並んでいようかなどと思って待っていましたとも。しかし、入線してきた列車は既に大混雑していました。(ほえ?どう言う事?)とパニックになりながらも、この列車に間違いないので、仕方なく乗り込み、運良く新宿から座っていく事ができたんですけど....私は駅すぱあとを見て池袋で乗り換えて湘南ライナーに乗ることを「池袋始発」と思い込んだようで、同じ駅すぱあとの時刻表を確認すれば、その湘南新宿ライン[1120Y]は宇都宮始発と言う事が分かっていたんですね。宇都宮から来る列車に湘南「新宿」ラインなんてつけないで欲しいですね。ま、池袋始発だとしても「新宿」は変だと思いますが。とにかく、駅すぱあとは駅をぶつ切りにして一本でいけるところもわざわざ何度か乗り換えるという「鉄道ヲタ対応モード」を持っているように思えてなりません。そうじゃなければ私だってもっと違うところから湘南新宿ラインに乗れたのにとも思います。

鎌倉の駅で車に拾ってもらい、目的地へ行きました。その目的地は半年振りくらいでしょうか。方向音痴の私は、もうそれくらい行っていないだけで道に迷いかけましたが、何とか無事到着。私がパソコンの設定をしている間に、下では羊羹とパンの手作り講習会が開かれています。本当は私もそれに参加するはずだったんじゃなかったか?と思いつつ、ま、食べられれば良いかと思いなおして設定をしていた次第。
「それまで普通に動いていたのに、なんでか突然動かなくなった」....素人さんの一番良く言うと思われる現象の説明です。「その動かなくなった頃、なにかなかった?」と聞くと「あ、プロバイダさんから変更のお知らせが来ていて....」とか続くんですよね。「何もなかったじゃないじゃん」と思いつつ、そういう話を聞きだして、チェックして、なんとか修正は終わり。
ロールパンをまく作業には参加することができました。その後「アルプスホルン」吹きを体験させてもらいました。最初はどうやっても「スカー」と息を吹く音だけが増幅されてホルンから漏れ出てくるのですが、暫くあれこれ悪戦苦闘する内に多少音が出るようになりました。多分1時間くらい触っていたのだと思いますが、音程なんて考えるには程遠いものですが、一応音が出ることが多くなった程度ではありましたが、結構面白い時間でした。しかし、吹きすぎて唇がまだしびれている感じがします。

2004年06月28日(月) 鉄道オタクじゃないつもりですが....

あるところで、ここは鉄道系サイトだと認識しているといわれてびっくりしています。
いや、確かに友人たちのおかげで、大井川鉄道も乗りましたし、'98には冬の北海道でノロッコ号(斜里〜網走を走る無蓋列車)とガリンコ号(砕氷船)に乗るため、飛行機で千歳に行き、そこからは列車で移動をしましたし、翌'99には一週間の予定で北海道列車旅行などもしましたよ。'99は一週間の全ての宿泊を寝台列車で済ませる計画だったんです。残念ながら一日体調を壊してホテルに泊まらざるを得なくなりましたがね。更に夏の北海道旅行(10年ほど通っていた)では、なぜか廃線ツアーをしていました。たずねた廃線跡はというと幌内線、深名線、羽幌線、天北線、美幸線、興浜北線、興浜南線、渚滑線、名寄本線、士幌線、広尾線、白糠線、相生線、湧網線、標津線があげられます。これ以外にも万字線(桂沢湖付近から、廃線があるはずの場所へ通じる道が見つけられなくて断念)、歌志内線(歌志内には行ったのですが、時間的制約から、駅を探せなかった)、池北線(ちほく高原鉄道として存続しているため、廃線ツアーにならなかった。全線完乗)などもアプローチしているんですよ....国鉄最後の悪あがきの頃に廃線となった線は殆ど捜し歩いているんですねぇ。鉄道オタクの策略にどっぷりとはまってしまっていますね。
確かに「鉄道オタクじゃない」といいつつ、匂いはするみたいですが、でも、あえて言います。「わたしゃ鉄道オタクじゃない。どちらかといえばアンチ鉄道のはずなんだ」と。でも、20年ほど(上越新幹線ができる)前、東京から新潟へ行こうとして、その前途の長さに頭痛がして大宮で降りてしまった事件が私をアンチ鉄道に駆り立てた訳ですけれど、残念ながら最近では700km位列車で移動しても平気になっちゃったので、「アンチ」とはいえないかなとも思えています。('98の鉄路一覧/'99の鉄路一覧)

品川を出て、総武線に乗るなら東京駅からと思っていたらいつの間にか横須賀線と乗り入れをしていて、品川からも乗れるなんて事を知ったときもびっくりでしたし、大宮方面から南下してくる列車は、上野方面に行くはずなのに、行先表示が「池袋」になっていて、田端の辺りでグワシと方向を転換して池袋方面に乗り入れ「なんだなんだ?何が起こったんだ」とびっくりした事もありました。そう、こんな事鉄道ファンなら知っていて当然じゃないですか?でも、私は知らなかった。これこそ、ファンじゃない証拠ですよね。

とにかく、私は一応鉄道「大」ファンじゃない。
で、明日は用事があって鎌倉に出かけるのですが、今までに乗ったことのない「湘南ライナー」という池袋から鎌倉へ直通する列車に乗ってみようかと思いますので池袋に立ち寄る予定です....

2004年06月27日(日) モデルハウス見学。時代の流れを感じました。

新しい集合住宅のモデルハウスを見学してきました。私が新築の集合住宅を購入してから数年しか経っていないのに、時代の流れを感じました。

数年前に今住んでいる集合住宅を購入しました。隣の町に住んでいた私が、当時友人から借りていた一軒家の余りのぼろさに嫌気がさし、友人に値下げを迫ったところ、友人は「いや、丁度値上げをお願いしようと思っていたところだったんだ。いやだったら出て行ってくれて良いんだよ」というのでした。不動産を通しての契約ならそこを出る一ヶ月前に通達すれば済むのであとくされはないのですが、なまじ友人から直接借りたものなので(あちらからローンの足しに何とか入居してくれないかといってきたものなのです)、「出られると支払いが困る」などといわれ、出るに出られなくて困っていたものだったのです。しかし、例え言葉の綾とは言え、友人の口から「いやなら出て行ってくれても」と言う言葉が出たのですから、私はもう間髪を入れず「そうか。決裂だな。出て行く準備をするよ」と宣言をし、他の集合住宅なども検討はしましたが、今の集合住宅のモデルハウスを見て即決して、引き渡しを待って引っ越した次第です。
買おうと決めてから契約をするまで一週間も掛からない感じでした。田舎過ぎるというのも不便で、東京に戻ろうかとも考えたのですが、田舎でちょっと買い物をするのにも車で出かけるというスタイルにも慣れてしまったので、それは欠点にはなりませんでした。逆に田舎だからこそ、値段の割りに広い占有面積と効率的なレイアウトが良いんです。

先日、近くにモデルハウスがオープンしました。私の住む集合住宅と同じ会社が提供する新しい集合住宅のものでした。うちから歩いて5〜10分程のところにできるみたいです。規模はそちらの方が大きいというか、敷地が大きいのであれこれ余裕があるみたいです。これはちょっと参考のためにと、今日同じ集合住宅に住む方と見学に行ってきました。
なんというか時代の流れを感じましたね。うちの廊下はダウンライトという天井に埋め込まれたスポットライトでの照明ですが、新しいところは間接照明です。洗面所も風呂も、部屋のレイアウトも様々な工夫が見られるし、収納の場所も多くてとても便利そうに見えるし、台所への二箇所のアプローチのひとつには収納ラックを潜ませていたり、浄水器も最新のものが使われていたり、とにかく住んでみたいと思えるものでした。問題は私が今住むところより駅に遠くなると言う事くらいでしょうかねぇ。いや、それより問題は、行きたいと思っても先立つものが全然ないと言う事でしょうねぇ。見なければよかったかも。

でも、今回モデルハウスを見て、経験は大事だと実感いたしました。
今すんでいる集合住宅が私にとって初めて買った住宅になるわけですが、その時の選択基準より、今回拝見したモデルハウスを見たときのチェックポイントは多少違っていました。無駄な事はしないで、どこを確認するべきか、何が不具合になりやすいのか、多少は分かってきたと言う事なのでしょう。この経験を他の人にも伝えられたら失敗も少なくなるのでしょうけれど、やはり、選択の基準などは個々に差があるものですから、人に伝えるというのは難しいんでしょうねぇ。できるならすばらしい作家になれるって事なんでしょうか。それともビジネスチャンスがあると言う事なんでしょうか。どちらにしても、私にはその才能はなさそうです。

今日、一緒にモデルハウスを見に行った人から、さくらんぼをもらいました。
先日生協で買ったさくらんぼは、写真に撮る暇もなく一気に胃の中に消えてしまったので、今回は少しだけ落ち着いて写真に収めました。
さくらんぼ。おいしいですね。どうぞ、目の保養にしてください。食べたいと思ったらお店にGo!です。

さくらんぼ

2004年06月26日(土) よ〜く考えよう。約束大事だよ / ついにパジェロも

人は、見聞きした事を全て覚えている訳じゃない。だから、大事な事は必ずメモするように。そう習ってきたはずなんですけれどねぇ....

夕方になって、ちょっとお年寄りの知り合いが家に訪ねてきました。「今日くるって言っていたけど....」(ドキッ!)「来ないから、忙しいのかなと思って。これ、着たら渡そうと思っていたんだけど、さくらんぼとメロンね」(うわー!申し訳ない!!!!)

すっかり忘れていました。いや、今日は何か予定があったはず。というのは覚えていて、それがなんだったんだろうってずっと考えていたのは事実だったんですけれどね。
改めて反省。何のために電子手帳だのパソコンだのを持っているかわかりません。それじゃ意味ないんだけど、それだけでは心配だから、リビングの目に付くところに小さなホワイトボード置いたのに、それですら役に立たなかったか!無念。

以後気をつけます。


ついにパジェロも

ついに関越自動車道でパジェロも燃えましたね。
この年式のパジェロについては、前輪にのみブレーキトラブルのリコールが届けられていたそうで、今回の後輪からの発火はリコール対象じゃなかったってことです。

リコールすべき欠陥を、十分な調査もせず隠し通してきたため、実はメーカーもその欠陥がどの範囲まで影響を及ぼすのか、本当にそこだけでいいのかがわかっていないのではないかという不安が大きいんですよね。不安というよりわかっていないことに対する不満なのかもしれません。だから、次々と欠陥が発表されても、それだけじゃなかろうもんと誰もが不安になっているんですよね。

昨日、一昨日の出張のときにも、同じ様な年代のパジェロが走っていました。真っ黒な煙を吐いて140km/hかそれ以上のスピードで暴走していました。まぁ、あんまり大きな声ではいえませんが、高速道路をそんな程度の速度で走るのは、今時の車ならそんなに危険な事ではないでしょう。しかし、おまえね、今時のニュース見ていないのかよと叫びたくなるくらい心配でしたよ。もし、こいつが横に並んだ時に突然タイヤが外れたら? 突然部品が落ちて、こちらの車が乗り上げたらどうする? 火事になったら? 物凄く考えましたよ。
リコールされたからといって全ての車が壊れるってことでもないでしょう。けれど、相次いでいるだけに、とても怖い思いをしているのも事実です。お願いだから三菱の車に走行禁止令を出して欲しい。そしてそれら迷惑をこうむった人には、三菱から他社製のレンタカーでも貸し与えてください。毎回怖い思いをしているんです。そして、申し訳ないけれど、三菱の車に乗られている方におかれましては、どうか「自分の車が欠陥車かもしれない」と意識して走っていただけるようお願いしたいと思う次第です。

2004年06月25日(金) 撥水加工と、ケーキと牛の肉の日

二日続けて客先に行くなんて、本当に久し振り。
それにしても連日片道200km近いドライブは、まぁ休憩なしで500km走るよりは楽ですけれど、やはり快適とは言いがたいものがあります。

5月の末に車のフロントガラスが割れて、新しいガラスに交換したのですが、今まではガラスに撥水加工をしていたのに、新しいガラスでは撥水加工をし忘れたまま雨中走行をする羽目になりました。昔あるところで窓の撥水加工について「それが本当に有効ならメーカーが標準装備にするだろう。そんなものは何の役にも立たない」と切り捨てた意見を言う人が居ました。まぁ、同じところに出入りはしていますが、私とは何の利害もないし、こちらの意見を言ったところで不毛だろうと思ったので、そこでは意見を言いはしませんでしたが、実際には物凄く役に立っていると思います。標準装備にならないのは、定期的に加工をしてやらなければならないからで、永久に持つ撥水加工が発明されたとしたら、ワイパーの役目はすぐにでも終わるでしょう。特に何の撥水加工もしていないガラスに突然戻って一番に思う事は「とにかく、本当に見難い」と言う事です。撥水加工がしてあれば、ガラスに当たった雨は球になって視界は確保されます。しかししていないガラスでは雨が前面に広がって視界を妨げます。「そんなのワイパーを動かせばいいじゃないか」と思うかもしれませんが、雨脚が弱い場合、ワイパーの払拭が早すぎて鳴いたり、遅すぎて見難かったりする訳で、更に言えばこれは私の実体験ですが、雨が上がった後の道を走って信号のない交差点に差し掛かった時のこと、全部の方向から車が顔を出しており、誰がどの順で行くか一瞬の判断が必要な状況でした。本来なら優先道路を直進する私が一番優先のはずなのですが、向かいから右折仕様とする車が飛び出してきたんです。更にその車が私の前に達したとき、おおきな水溜りから水をはねて、私の車のフロントガラスが水で視界を奪われてしまったのです。「うわー」と思ってワイパーに手を伸ばしましたが、その間にも車は動いています。全く視界のない中でよくぶつけずにすんだと思いました。もしこの時ガラスが撥水加工されていたなら、水は一瞬で弾かれて、視界はすぐに回復していたでしょう。
とにかく撥水加工に効果があることは重々承知しているのに、ついついし忘れたまま結構な雨の中の走行をする羽目になったので、今日は結構神経が疲れました。こまめにワイパーの速度を変えてみたり面倒ですね。

今日は年に1回堂々とケーキを食べられる日だった訳ですが、いつもはケーキを数個又はホールでひとつなんてバカ食いをしていたんですけれど、更に言えば少し前までは、今日と半年後のクリスマスには生協から岩手の短角和牛の肉を数kg取り寄せて、それを大体厚さ10cmくらいに切り分けて炭火で焼いて食べていたんです。お店でステーキ用って言うと、たいていが厚さ1cm程度の「薄切り」で売られていますけれど、あれじゃあお肉のおいしさは出てこないと思うんですよ。炭火で焼いて外は香ばしくこげて、中はほんのり温かく、そしてフォークを刺すと「モー」と鳴くような肉が一番おいしいでしょう。
しかし残念ながらBSEなどの問題で最近は良い肉を手に入れるのが難しくなってしまいました。多くの「高級和牛」は霜降りを好しとしておりますが、私は赤み肉を好んでいるんです。ですから短角和牛はとても気に入っていたのですが、最近は扱いがなくなってしまって寂しい思いをしています。早くこちらでも手に入れられるようになって欲しいものです。
牛肉もなく、ケーキも寂しいものでしたが、ま、年が年なんだから、もうバカ食いは卒業したほうがいいですよね。来年はどうしよう....年のせいで折角続けていた事ができなくなるのは寂しいものです。

2004年06月24日(木) 災い転じて? / 酢

今までは、とてもうまくやってきました。
もうだめだ。大穴を明けてしまったと思うような事態でも、こちらが謝る前に客先から「今日の予定、都合が悪くなっちゃったんだよ。ごめんね」なんて連絡が入ったりして。本当はそんなところに使う運を全部宝くじに振り向けて欲しい。そうなっていれば多分、今頃3億円が10本くらい当たっていたんじゃないかな...

今日お客様のところで現地調整という奴をしに出かけたんですが、よりにもよって、お客さんの会社に入ったところで、重大な仕様をひとつぽっかりとやり忘れている事に気付きました。もう真っ青です。足ががくがくぶるぶる震えます。どうやって切り出そう...
とりあえず他の現地調整項目をはじめたら、バグではないのですが、対向機種の仕様の中でブラックボックスな部分に関わるところで不具合が出て、それへの対応も必要になってしまいました。どうしよー...あ、これのせいにすればいいじゃん。
そんな訳で、客にはその部分があるために、ちょっと遅れが生じる事を説明し命拾いをしました。まだ運はある。しかし、困った事がもうひとつ。今日の仕事のために提出した見積書。客が高すぎるというのです。

注 客:私の作ったシステムを買って、自分の機械と一緒に客先に売る会社。
  客先:そのシステムを使う会社

は?と思って聞くと、私が7日と出した工数を、自分なら1時間でできること豪語するんですよ。私は言いましたとも「じゃあ、お願いします。やってください。賃金お支払いしますから」って。相手は客の部長さんです。さすがに怒りましたね。でも、そういう無責任な事を言うから悪いんです。だから謝りませんよ。
「部長のおっしゃる事を聞いていると、単に作れば良いやということに聞こえます。社内でいつでもすぐに対応ができるものならそれでもいいでしょう。しかし、私の作るものは遠い客先に納められ、そこで間違いなく動かなければなりません。テストもしなければなりませんし、マニュアルも作らなければなりません。その工数はこれで正しいのです」と説明しましたが、マニュアルは要らないとか、何でテストにそんな時間が掛かるんだと、さらには「他の会社に変えろ」という話もあるんだぞといい始めます。「では、部長の名前でマニュアルは御社で作ると宣言なさってください。こちらは一切関わらなくていいとおっしゃって下さい。こちらはそんな項目はなかったのに、いつの間にか増やされて閉口しています。テストの時間が多すぎるって言うなら、まともなテスト環境を作ってください。何にもそろえずに口だけはもうたくさんです。これ以上言うなら、こちらも仕事はできません。うちの会社でも、もうお付き合いは考えたほうが良いんじゃないかという話もありますから。」と切り替えしました。ま、そこでけんかするのは子供ですよね。「お互いに不満があるって言う事は、お互いに歩み寄るチャンスがあるって事ですね。今度話し合いをしませんか?」と言う事で、値引きに応じ、その代わりこちらの不満に対処をしてもらう約束をした次第。

災い転じて福となす。

これを如何に引き出せるかが、お取引の楽しさですね。



酢は健康に良いと言いますが、その酸っぱさに耐えられるのは女性だけというような話を聞きました。まぁ小心者のくせに天邪鬼な私は、そういうなら飲んでやろうじゃんとジムを本格化させた頃に飲み始めたのです。ま、丁度その頃何かのテレビ番組でそんな特集をしていたんだと思います。
あちこちで適当に集めた情報では「黒酢は健康にいいけど癖がある」と言う事でしたので、数年前に中央道の阿智PAで買い求めた柿酢(柿酢飴がとてもうまかったので、酢も買ってみたのです)と、黒酢を避けて「もろみ酢」を買い求めて飲み比べてみることにしました。
酢はそのままではとても飲めたものではありませんので、5倍かそれ以上に薄めて、蜂蜜を混ぜて飲んでいます。その二本が何とか空になって、今度は林檎酢と黒酢に挑戦してみています。

私の感想....黒酢はとってもおいしく感じます。確かに独特の癖がありますけれど、もろみ酢の味に比べたらもう天国です。
食べ物を捨てるのは最後の手段と思いますので、もろみ酢もまずいけど何とか飲んでいましたが、いつも飲んだ後に鼻をつまんで「うぉー」と叫んでいたんです。それに比べたら黒酢の何とかわいい事か。
健康のために黒酢を飲みたいけど、あの味は....と思われている方は、もろみ酢を飲んで耐性をつければ飲めるようになるんじゃないでしょうか....あんまり意味のある事じゃないですけれどね。ま、私はそう感じましたが、多分もろみ酢をおいしいと感じる人もいらっしゃるんでしょう。世の中広いですねぇ。

2004年06月23日(水) 怪我 / FIVA / 扇風機

先日から、手首が痛いんですよ。

ジムで自分の限界を探っていたのですけれど、胸の前から手を水平に押し出す運動で、普段は負荷を30kgにしているのですが、もしかしてできるかもと40kgに挑戦してみたのがいけなかったようです。40kgでは5回ほどもやると、腕がプルプルし始めて、無理やり10回は終える事ができましたが、かなり無理をしてしまいました。多分そのときの無理がたたったんでしょうね。やはり、過度の運動は事故の元になるようです。気をつけねば。


FIVA

かみさま。わたしは1月11日 今年最初の衝動買いをしてしまいました。ここに懺悔します。

衝動買いしてしまったのは、CASIOのCASSIOPEIA FIVAです。
1999年1月11日に書いた私の雑記の出だしです。

それまでつかっていたHITACHI Prius210から、より可搬性の良いものをと言う事でこれを買った訳です。が、余りにも小さすぎてタッチタイプがしづらく、画面も小さく、速度も遅いので、2001年夏にIBMのThinkPadへ代替わりし、FIVAは友人に嫁いで行ったのです。が、このたびお役ごめんになって戻ってきました。

今使っているPanasonicのノートパソコン(CF-W2)と比べた写真を見てやってください。
FIVA101とCF-W2

あけた状態

大きさの違い分かるでしょうか。二枚目には大きさを比較できるように携帯電話も置いてみました。

久し振りにつかってみたら、やはり結構遅いです。でも、840gの軽さとこの小ささは本当に良いんですよ。HDも本来は3.2GBなんですが、20GBに換装してありますし、メモリも目一杯実装しています。ただ、OSはメーカーがWin98限定って事で、サポートをしておりませんので、そこが難点なんですけれど、まぁ、この環境で割り切って使えば後数年はつかえるんですよねぇ。これからどう利用しようか考えているんです。

果たしてオークションに出したら値段がつくんでしょうか。


扇風機

この人(2004.6.21参照)は1部屋1扇風機体制が整ったらしいですが、私は今、1部屋(だけ)3台体制を整えております。

去年までの私....いや4月までの私は、ちょっと暑ければ冬でもお構いなく冷房をしていた訳で、「へ!扇風機みたいななまっちょろいもん使っていられるけぇ」ってなものでした。が、ジムで話を聞くと、体の冷やしすぎは脂肪燃焼もしにくくなるとの事で、最近はエアコンを極力使わず、扇風機でお茶を濁している訳です。
幸い、私の住みかは鉄筋5階建ての1階部分ですので、30度を超えるような猛暑の日でも、屋根に4層の空気断熱層があるのに等しくかなり涼しいのです。実際に5階と比べたところ3度以上温度が違いました。私の部屋では30度を超える事はめったにありません。冬も17度位を保持していますし、かなり温度変化の少ない部屋なんですよ。

うちにある扇風機、一台は何十年か前(エアコンなんて贅沢品が買えなかった頃)、なけなしの金を出して買ったものです。当時は結構高級品でしたよ(相対的に)。一台はここへ引っ越してきてから、奥行き約7m、約17畳のリビングの短辺に取り付けられたエアコンの風を全体に回すために買ったサーキュレイターにもなるという扇風機です。しかし、サーキュレイターとしては、あんまり役に立ちませんでした。残りの一台も同じくリビングの風を回すために取り付けたシーリングファンですが、空気を循環させるというより、ほぼ真下に居る私に丁度良いさわやかな風を天井から送るために使っているような気がします。

改めてエアコンを使わずに扇風機を使ってみると、扇風機の風はいいなぁと思います。ただ、今は贅沢な環境で使っているから「いいなぁ」なんてのんきな事を言っていますが、ここへ引っ越してくる前に住んでいた一軒家のような、断熱材などもなく、夏はすぐに室温が40度近くになるような家に居たとしたら絶対に言えない言葉でしょうね。

先日、扇風機売り場を覗いてみたんですけれど、今はまともそうな扇風機でも1000円で買えるんですね。まぁ、実際にはモーターで羽を回して、それを制御するスイッチがついただけですからそんな値段でもおかしくないんですが、やはりそんな値段になるとびっくりしてしまいますね。何もないシンプルなのはそんな値段で、スイッチがリモコンになったり、マイナスイオンが出たり、空気清浄機能がついたりすると値段はどんどん上がって見慣れた価格帯になっていくようです。実際には押入れにしまいこんでいた1台目の扇風機の存在を忘れていてそこへ行ったのですが、そこで眺めているうちに存在を思い出したので、買わずに帰ってきたのですけれど、まぁ、本当気軽に買える値段の扇風機、腰の状態がよくなってリビングの床で寝ている現状から、ベッドに戻る事ができる頃にはもう一台買おうかなと思ってみたりもします。

2004年06月22日(火) ニュース(スポーツ)から / 三菱は....

日本のプロサッカーJ1の動員数が伸びているようです。
93年に発足して94年に年間動員数の最大を記録して以来減り続け、97年から2000年までがどん底で、またじわじわと伸びて、今年は最高記録を更新するかもしれません。
去年までの観客動員数でのリーダーは浦和レッズでしたが、今年はアルビレックス新潟がダントツの一位で、一試合平均四万人の客を集めているそうです。最下位のジェフ市原は残念ながら平均9800人程度と1万人台に乗っていないのですが、他チームは11千人台から第二位浦和レッズの31千人台までまぁまぁの集客をしているように思えます。

野球のように人気のある一部のチームだけは5万人以上を集めるけれど、人気のないチーム同士の試合は数千人しか動員できないなんて事はサッカーではないようです。これは、やはり「地元に根付いたチーム作り」を掲げているスポーツと、巨人さえあれば後はどうでも良いというスポーツの違いなんだろうと思うのです。まぁワールドカップ予選などでは野球に負けない観客動員をしているサッカーですから、今はまだ新参者で苦労をしているところもあるでしょうけれど、これから徐々に野球とサッカーの人気は逆転していくんじゃないかなと思う次第です。



オリンピックの馬術競技代表選考に不服があるとして、代表に選ばれなかった女性選手が日本スポーツ仲裁機構(JSAA)に仲裁を申し立てることにしたそうです。
日本馬術連盟が発表したオリンピック代表選考方法として複数の大会を指定していたのに、その中の1大会にしか出ていなかったり、別の大会に出た選手が選ばれたと言う事です。

代表監督は「選手は相対的な評価で選んだ」と説明をしたらしいですが、みなオリンピック代表になることを目指してがんばってきた訳ですから、こんな不透明な説明で納得はできないでしょうね。女子マラソンで高橋尚子が選考からもれたのはなぜだったのか考えてみるべきではないでしょうか。誰もが高橋尚子に金メダルを期待していたのではないでしょうか。しかし基準となるべき大会で成績を残せなかった事で、実績は他の誰よりもあるけれど落選した訳です。正直に言って馬術なんて誰が出たって目くそ鼻くその世界じゃないの?と私のような素人は思います。いつも「参加することに意義がある」程度の成績しか残していないんじゃないですかね。それでも、選手は一生懸命やっているわけで、ただでさえマイナーなスポーツが、こんなところでいい加減な事をすると(マイナーだからこそ目立たないだろうという意見もあるでしょうけれど)、更に人気がなくなってしまうんじゃないのかと余計な心配をしてしまいます。

日本スポーツ仲介機構って言うのは、必要に迫られた組織なのかもしれませんが、本当に役立つ組織なのか、それともただ税金を巻き上げるだけの天下り機構なのか、この一件で示して欲しいと思います。


三菱は....

ジムでのエクササイズで足がガタガタです。疲れて寝てしまいそう....

閑話休題

「1999年におきた人身事故は、欠陥が原因」と、あいおい損害保険は支払済みの保険料3,000万円を三菱自動車へ請求をしていました。これに対して三菱自動車は「事故を起こした車はリコールの対象外である」と支払いに応じていないそうですが、これから三菱の責任が明らかになれば、各社とも追随する用意があるみたいですね。
そんな中で15日夜、長野県の中央道PAで三菱の大型トラックが左後輪から出火して荷室の一部を焼きました。調査の結果軸受けのベアリングが破損していたそうです。更に21日には佐賀県の長崎自動車道でも三菱の大型トラックが左後輪から出火、停止後には右後輪からも出火し荷室は全焼したそうです。こちらは今原因を調査しているところですが、三菱ふそうが14日に発表した新たなリコール43件の中にこのベアリング破損についても記載があるそうですが、事故を起こしたトラックがそのリコールの対象になっているかどうかはまだ分かっていないようです。

リコールの受付が始まった頃、三菱のディーラーには「自分の車のこの現象は大丈夫なのか?」という問い合わせが殺到したそうです。実際に破損したりして自腹で修理をした人から見たら、不具合なのにだまされているのではないかという気持ちも生まれるでしょうね。そして、実際に三菱自動車側は「他は問題ない」と言い切ったとしても、今回のこのトラックの事故が対象外なのに起こったとしたら、もう全ての三菱車が信じられなくなります。

今、三菱グループがすることは、本当に三菱自動車の救済、再建なのでしょうか。何年にもわたる悪質なリコール隠しによるメーカーへの不信はそんな簡単に拭い去る事ができるでしょうか。勇気を持って、三菱は自動車産業からの撤退を決定するべきではないでしょうか。撤退まではしないにしても、少なくとも今現時点で、多くの人が三菱車に乗るのも、後ろや横に並ばれるのも、対向して来られるのも怖いと感じているのですから、三菱はリコールを届け出るなんて生ぬるい事ではなく、政府と示し合わせて、「欠陥が解決するまで三菱車走行禁止令」を決めるべきではないでしょうか。そして、三菱自動車再建につぎ込むはずだった資金をその損害賠償に当てては如何ですか。これ以上、欠陥車による事故が増えてしまったらどうします。欠陥車の可能性が高かったという車に乗って起こされた事故というのは、被害者には悔やんでも悔やみきれない事になりますよ。そこまで徹底してくれなければ、国民の不信は払拭できないと思うのですが如何ですか。

2004年06月21日(月) 天気みたいな日でした / 替え玉離婚

今日は台風が近付いているからか、不思議な天気でした。

私の住んでいるところは鉄筋の集合住宅なので、土台が頑丈なのは自慢です。それとリビングに面する外側を結構交通量の多い道路が通っていますので、遮音特性に優れたサッシがはまっています。これは宣伝文句にはなるでしょうが、うれしい事ではありません。騒音など心配することなく窓を開放できる方が良いに決まっています。
とにかく、幸か不幸かそんな集合住宅に住んでおりますので、リビングで寛いでいる限り、外でどんな大雨が降ろうとも、どんな風が吹こうとも気付かずに終わってしまう可能性が高いのです。ここ数年の間に台風が直撃したこともありましたが「え?いつ?」というのが私の感想でした。今回も「さて、ジムにでも行くか」と思って外に出て初めて強風で雨も降っている事を知った感じでした。
雨が降っていたのに、数分車を運転してジムの駐車場につくと雨がやんでいる。ならばと傘を持たずにジムに行くと土砂降りの雨となり、ジムから帰ろうとすると、やはり結構な雨が降っていて、車に乗って走り始めたら雨がやんでしまった。そんな感じ。多分、私は神様に嫌われているんでしょうね。それとも私が外に居るときだけ雨が降るのは何かの愛情表現なんでしょうかねぇ。
ジムでは「腹筋を鍛えるエクササイズがあるから、参加しませんか?」とにこやかにインストラクタに誘われました。「器具を使ってサポートするから、大丈夫ですよ」とにこやかに。分かりましたやってみましょうと申し込んだ途端「まぁ、筋肉って言うのは悲鳴を上げるまでいじめてあげるのが一番効くんですよ。がんばりましょうね」と悪魔の笑いを浮かべるんですよ。実際のエクササイズはここ二週間バーベルエクササイズで講師をしている、笑顔がさわやかな「おに」でした。にこやかに「さあ、やってみましょう。無理はしなくていいですよ」と言うのですが、そういわれたら無理したくなるじゃないですか。本当今回も「おに」でした。おなか痛いです。


替え玉離婚

大阪で今年6月に離婚調停を申し立てた夫婦の「妻」が替え玉だったようです。
「知らない内に離婚させられていた」と、調停取り消しを求めて大阪家裁に再審を請求したとのことです。

今現在、それが本当の夫婦かどうかは、戸籍謄本や生年月日などでしか本人確認をしないため、悪意をもってごまかそうとすれば、それを見抜けない可能性も高いみたいですね。公文書の取り扱いにサインではなく印鑑が必要だったり、本人の確認が丸暗記できる程度の内容だったりでは、本当にこれからどんな事が怒るか分かったものじゃありませんね。以前も自分の土地を勝手に車庫飛ばしに使われていた(車のディーラー(ニュースになったのはトヨタ)が、その土地で車庫証明を勝手に取って客に渡していた。地主が車を買おうとして発覚)なんて事がありましたよね。戸籍謄本なども、勝手に委任状を書くことでいくらでも第三者が閲覧できてしまいますし、これはまずいんじゃないのかと思う事が多いと思われます。今までの日本は性善説を建前に成り立っていたのですが、そろそろそれは通用しない住みにくい世の中になってきたと言う事ではないでしょうか。

今回は「夫」が替え玉の「妻」を用意し、「妻」の現住所をその替え玉の所にしたため、裁判所からの通知などはそこに送られ、二人で調停に出て、円満に離婚を成立させていたようですね。普通に離婚したら、慰謝料だの出費が嵩むのでしょうけれど、替え玉が自分の有利なように調停に応じてくれたら、確かに安上がりかもしれません。しかし、「もう、お前とは離婚が成立したから」って言われて素直に納得する人は少ないでしょうね。すぐに再審請求されて、そのときには何かしらの罪になるとは思わなかったのでしょうか。浅はかな思慮のない行動だったと思われます....どうも「公正証書原本不実記載」などの罪になるらしいですね。
それにしても、こんなせこい手を使って離婚をしようとした奴と、離婚不成立の審査を請求するのは正解ですかね。いや、無効にして改めて慰謝料等をたっぷりと請求し三行半をたたきつけるのが正解かと思いますが、果たしてどうなんでしょうね。人と人の関係ははたからでは分かりませんからね....

2004年06月20日(日) 飼い犬に手を噛まれる / 対価は正当か?

茨城県金砂郷町で、隣家の飼い犬に咬まれ5人が怪我をした事件がありました。
茨城県では県の条例で、大型犬は檻の中で飼うことを義務付けていたのに、この犬は庭にロープでつながれただけだったそうです。

15年位前、茨城県の某町に半年ほどではありますが転勤になったことがあります。社宅として指定されたアパートに引っ越して、家の周りを歩いて探索したら、空き地に一匹の犬が居たんです。かわいい犬じゃないの。とみていたら、その広い空き地の向こう側の草むらががさがさと揺れ、何百匹居るかも分からない物凄い数の野犬がこちらに向かって疾走してきたんです....椎名誠調に告白します。「私は見た。目の前の空き地をこちらに向かって疾走する数百匹の野犬の群れを....いや、時が経った今、勇気を出して告白しよう。目の前の空き地をこちらに向かってかけてくる数十匹の野犬の群れが居た。と」

でもね、本当に結構な数の犬が居たんですよ。一匹くらいが駆け寄ってくるならパニックになんかなりませんけれどね、あれだけの犬がこちらを一心に見つめて駆け寄ってくるのはとても怖いです。犬には好かれる自信ありますし、犬の顔は襲ってやろうというのではなく、遊び相手が来たという顔でしたけれど、好かれるにしても、あれだけの犬にじゃれ付かれたら体が持ちません。あわてて逃げましたとも。

茨城県には仕事柄あちこちの町に行っているのですが、大きな町、計画された学園都市などもありますが、田畑や砂丘などの間に民家が点在する農村の風景も多いですし、街のなかにも空き地が多いように見受けられます。そんな土地柄だから大型犬は檻に入れてと言う事になるんだと思います。でも、こんなに広いんだから檻なんてなくたってと思う人が居るってことなんでしょうね。または、犬は家族だから人を襲ったりしないとか、犬は家族だから檻に入れるなんてと思っている人もいるのでしょう。
犬はかわいい人にはかわいいですし、頭もいいかもしれませんが、それでも犬は動物で頭がいいといったって言葉を完全に理解する訳でも、人間の言う事に常に服従する事を約束するものでもありません。飼い主にとってはかわいい犬でも、第三者には怖い存在だったり、うるさい存在だったりする訳ですから、どうか飼い主の方は自分の気持ちが他の人にも当てはまるとはゆめゆめ思わないようにしてくださいね。
折角家族のようにかわいがってきたのに、無邪気に他人を噛んだとしたら、それこそ、噛まれた人も飼い主も「飼い犬に手を噛まれる」って事になっちゃうんですからね....あぁ、やっとタイトルに繋がった.....


対価は正当か?

トヨタ自動車の系列部品メーカー「デンソー」を定年退職している元社員が、自分が中心となって開発した燃料ポンプの発明対価として、デンソーを相手取って10億円の支払いを求める訴訟を東京地裁に起こしたそうです。
「会社は200億くらい儲けているのに、社員は報奨金など54万円しか貰っていないのはおかしい。技術者に対する会社の評価が日本では低いので一石を投じるという意気込みでの訴え」とのことですが、果たして如何なものでしょう。確かに社員としてみれば、自分の発明で何億ものお金が転がり込んでくるというのはうれしい限りですが、ちょっと身勝手すぎるように思えます。

この元社員がデンソーの社員でなければ、その発明に携わる事はなかったでしょうし、会社の業務として仕事をした結果の発明であれば、会社が利益を得る事には何の問題もないでしょう。業務の一環として業務時間の中で開発されたものを個人のものとして利益を主張する事には疑問を感じます。もし、発明を思いついて自分で会社を興して製品化したとしても、それがそれだけの利益を享受できたものだとは思えません。デンソーの社員でトヨタの車に使う部品だからそれだけ売れたと言う事を忘れているのではないでしょうか。
元社員又はその弁護士の意見では、200億の儲けに対する元社員が受け取るべき対価は26.6億円と言う事ですが、どこからそんな計算になるのでしょうね。私は、対価が全く不要だと言っているのではありません。54万よりは欲しいでしょうけれど、でも10億は吹っかけすぎでしょうと考えます。

2004年06月19日(土) 今日のニュースから / 懐かしい

週刊ポストがヘアヌード写真の掲載を原則としてやめる方針に転換するそうです。

一時期は「ヘアヌード」見たさに購入する人がいて部数を伸ばしたらしいですが、最近はヘアヌードも珍しくなくなり、更に、ヘアヌードを毎回掲載している雑誌と言う事で、航空機の機内誌から外され、ヘアヌードを良しとしない企業からの広告も入らないなどデメリットの方が多くなったようですね。
編集長は「ヘアヌードもニュースとして扱ってきたが、いつの間にか読者が望むから載せるようになっていた。ヘアヌードにもたれかかった紙面づくりはやめる」という話をしているようです。

どういっても、ヘアヌードさえ掲載しておけばバカな男が買うだろうという体制だったことが伺えます。私も経験があるのですが、列車で客と移動している時、先に降りた客が「暇でしょうからこれをどうぞ」と渡した雑誌を会社に持ち帰ったら「ヘアヌードあるかヘアヌード」という上司が居た訳ですよ。はぁ....女性写真も居るのに、こういう事をうれしそうに言うのが上司って悲しいよねぇと思ったものです。まぁ、そんな人を対象に紙面づくりしているんだろうなぁと思ったものです。そういう人もいますけれど、それを見込んで載せていたのは出版側の選択ではないでしょうか。それを「読者が望むから仕方なく載せていた」みたいな論調にするとは、ある意味無責任だなぁと感じます。



ヤマト運輸の栃木に勤務する運転手が配送する荷物から貴金属を二年間の間に30回程盗んでいたらしい事が分かったそうで、男が賠償に応じる意思を示している事から、刑事告訴はしないらしいのです。

これって正しい事なんでしょうか。良く警察が警察官の違反をもみ消したり、最近もニュースになっている、警察や役所のカラ出張、カラ経費の口裏あわせや証拠隠滅など、身内だけにしか通じない理屈で不正を隠そうと躍起になっているのが問題になっているわけですが、それと同じ事をしようとしているのではないでしょうか。
盗んだものを返したから無罪ではないでしょう。不正はきちんと責任を取って正す事が大切なのではないでしょうか。



茨城県警に所属していた巡査部長と巡査が、昨年7月東京出張中に勤務時間外ではありますが、自転車を盗み二人乗りをして警察に見つかり、窃盗の疑いで書類送検されていたそうです。県警は翌月二人を減給1/10、3ヶ月の懲戒処分とし、二人はその日に退職したそうです。
あちこちで同じような記事を見ることができるので、今更なのですが、私の田舎で「警察官になる」って言うのは、どこにも就職できない奴の最後の砦でした。最後の最後の砦が自衛隊。ただ、自衛隊はそれなりに体力などがなければ続きません。警察は「俺は白バイに乗って思い切って飛ばしたい」とか「誰も俺に逆らえなくなる」とか勘違いしている人が多かったですね。しかし、その勘違いも、そいつが本当に警察官になってしまったら勘違いじゃなくなったのかもしれません。
酒を飲んだからついうっかりするのであるなら、酒は飲まなければいいだけのことです。私も自己管理ができなくて肥満な体を作ってしまいましたが、それでも酒を飲んで人に迷惑をかけたことはございません。酒に呑まれるなんてのは最低であると思っております。そうしたい気持ちになるときもあるというのは分かりますけれど、それで自転車を盗んだ事の正当化はできないですよね。そして、その責任はきちんと取るべきです。今回は退職と言う事で責任を取ったと言う事なのでしょうけれど、処分が甘いように感じました。でも、それも温情なのかもしれません。複雑です。



横浜でまた「おれおれ詐欺」ですね。
電話で「ご主人が交通事故を起こした。相手は8ヶ月の妊婦で入院などに499万かかる」と言われ、電話口にすすり泣きながら「ごめん」というだけの相手を夫と思い込みお金を振り込んだそうです。そして30分後「ご主人が示談を望んでいる」と更に500万円を振り込んでから、ようやく不審に思って夫に問い合わせてだまされた事が分かったそうです。

お願いです。そんなお金があったら、私に振り込んでください。
奥さん36歳だそうで、ご主人も同じような年と仮定すると、順調に小金を溜め込んでいたんですね。こんな事でなくするくらいなら豪遊すればよかったと今頃あっけにとられているでしょうねぇ。こんなになる前に家の頭金にしてしまえばよかった。こんな事ならどーんとキャバレーで....とか、余程そっちの方が有意義でしたよね。ま、過ぎたるは及ばざるが如しということです。合掌。


懐かしい

最近の地上波でのF1放送のくだらなさに嫌気がさして、先日意地になってスカパーのアンテナを立て直しました。家の前の植樹が成長して、かなり電波をさえぎる為か、昔のような強度が出ないのですが、とりあえず映るようになりました。くだらない又はうるさいアナウンスがなくなっただけでもスカパーの価値はあります。

今日、何気なく721ch(フジ)を見ていたら、ボキャブラ天国をやっていました。'94の放送だそうで、ちょうどこの頃は私は詐欺師(コンサルタント業)として全国を飛び回っていたんだなぁと懐かしく思いました。今はそれなりに有名になったコントの人たちもここに出て最低線の上になるか下になるか一喜一憂していたんですよね。金谷ヒデユキってこの番組の中では結構面白かったのが居たのを、今日見て思い出しました。彼は今何をしているんでしょうねぇ....と思って検索してみたら、今はミュージシャンとしてがんばっているそうです。
当時はお笑いコンビだったけど、今は片方だけ俳優になったのも居たみたいです。今日は光浦靖子がお笑いコンビで出ていたようです。
10年前にトリップして「ほぉ」と思っていたら、その次に始まったのは「おれたちひょうきん族」でした。実は、私はこの番組は殆ど見ていませんでした。面白いという話を聞いて何度か見てみたんですが、私は面白いとは思えなかったんです。今見ても、芸人のお遊戯で笑えはしますけれど、面白いとは思えません。でも、この番組は'84に放送されたものだそうで、明石家さんまや島田伸介が物凄く若いんですね。更に更に懐かしいというか、そういう感じが面白かったです。
そう、もうこの番組が放送されていた頃生まれた子供が二十歳ですよ。そんなに長い時間が経過したとは思えないんですけれどねぇ。そう思うってことは年をとったってことなんでしょうねぇ

2004年06月18日(金) 脛が攣った事ありますか? / 紫陽花(写真あり) / ネット関連の犯罪? / リコール関連事故....

そうそう、昨日の「左右の違い」の続きみたいなものなんですが、あの赤いのは腫れているんじゃないんです。美しいプリ・マドンナの足なら膝から足首にかけてきれいに弧を描くようにくぼんだカーブを描くのかもしれませんが、私の足は脛の筋肉が力こぶ状態になっているのです。ですから、あの膨らみは正常で、内部に熱を持って皮膚の表面が赤くなっているのが怖いだけなんです。

ところで、足の脛が攣った経験ってありますか?
普通、「足が攣った」って言うと足の指とかですよね。爪先立ちするとか、足を伸ばして、足指を反らせてもらうと楽になりますよね。でも、足の脛が攣ると伸ばして楽になる場所がないんです。膝を伸ばしても曲げても激痛が走ります。ただ痛みが治まるのを待つしかないんです。昔は両手の中指と親指で作る輪より細い太腿や、それに続く、パンストモデルにスカウトされた「脚線美」だった筈の足も、見るも無残に筋肉がついてしまい、それでも、体重が増えていくのに耐え切れず、悲鳴を上げているのが脛の痙攣なんだと思います。
できればどなたも経験しない方が良いと思います。けれど、この痛みを「ただ足が攣っただけだろ」と軽く流す友人のような奴は、話の種に一度経験してみたら良いやんかとも思います。



紫陽花

家の近くに紫陽花が咲いているのを知りました。以前からあったはず。でも気付かなかったのかも。写真を趣味にすると、今まで何気なく見ていた風景にもいろいろ感じる事が出てくる事があります。こんな近くにも自然の息吹....なんていうと格好つけ過ぎですけれど、どこにでも小さな幸せって見つけることができる気がして、この趣味はとっても好きです。

昨日はお目汚し写真を載せてしまったので、今日は少しは目の保養になるものをと思い載せて見ます。画像をクリックすると800×599サイズで表示されます。EXIF情報は入っていません。悪しからず。

萼紫陽花[SANYO DSC-J4]

花の中心にまた花あり。萼紫陽花(がくあじさい)というらしいです。

萼紫陽花 -2-[SANYO DSC-J4]

萼紫陽花の中心部アップです。カメラは2cmまで寄れるらしいですが、これは多分もう少し離れているでしょう。

紫陽花[SANYO DSC-J4]

隣に咲いていた紫陽花です。青い紫陽花とのコントラストがきれいです。


ネット関連の犯罪?

先日、Yahoo!BBの顧客情報を盗み取って脅迫をした犯人が、IP電話の通話記録も盗み出していた事が分かったそうです。これに対し、麻生総務相は「通話記録の内容が漏れるのは、名簿がもれるよりおおごとだ」と語ったそうです。

この人何か勘違いしていないでしょうか。顧客情報というのは、その人の名前や住所。生年月日や下手をすると他にも流用可能なパスワードなども含まれている訳ですが、通話記録って言うのは、「いつ、どこに、どれくらい(時間)」話したかという記録であって、まぁ確かに第三者の電話番号は見えはしますけれど、それが名簿より「よほど大事である」とは思えません。もしかして、電話の通話内容が盗聴されてその通話内容が記録されたと勘違いしているんじゃないですかね。
また、「データが○万件....」と大量に盗まれた事を問題にしていますが、いや、確かにこの事件の場合、多すぎるというイメージはありますが、実際にコンピュータに入っているデータは何十万件でも、何百万件でもCD-RやDVD一枚または数枚に収まってしまう量なんですよね。これが紙の名簿を盗むという話になったら何百万件はそれこそ何百万枚の紙ですから、それをどうして盗まれたんだという気持ちにもなるでしょうけれど、コンピュータに入ったデータは、盗まれた実感はないと思われます。
いや、実際にはそんな風に簡単に盗まれ、盗まれた事がチェックできない管理が甘く、こんなので商売するなよとは思います。しかし、テレビなどがヒステリックに件数をアピールするのはお門違いだよと思います。

更に松下電器産業系列のインターネット接続サービス「hi-ho(はいほー)」に、印刷された200件のメールアドレスが外部から持ち込まれたそうで、そのうち183件が実在していたのですが、残りは実在しないアドレスだったため、アドレス作成ソフトで作られた可能性があると報道していますが、これって何か問題なんですか? メールアドレスだけでよければ、探したり、創作したりして200件位作るのは造作もないことじゃないかと思います。
多くのいわゆる「ほおむぺえじ」を作っている人は、自分のメールアドレスを明示していますし、掲示板に書き込みをするときにも書き込む欄はあります。hi-hoはどうかしりませんが、自プロバイダで「ほおむぺえじ」を作っている人の一覧ページをもつプロバイダもあるでしょう。メールアドレスは、基本的に公開しても良い情報ではないかと思います。それで大騒ぎするほどの事なんでしょうか。もし、そうだとしたら、この事件の報道の仕方が悪いと思うのですが....


リコール関連事故....

リコールが必要だった欠陥が原因の人身事故や物損事故は、過去10年間で140件あり、その内、三菱ふそうが85件、三菱自動車が11件を占めたそうです。

この記事って意味があるんでしょうか。
三菱は最近まで多くのリコールを隠してきた訳で、他社はある事故が原因で欠陥が発覚するとすぐにリコールをして対策してきた訳です。ですから、発見から何件か事故があるかもしれませんが、その内事故はなくなるのですが、三菱に関してはリコールを一切していなかった訳ですから、事故が起こっても「それは運転者が悪い」「それは整備不良だ」でお茶を濁して、本来リコールすべき欠陥は野放しで、その事故は増えていたのは明白ですから、三菱の事故率がダントツに高いのは当たり前じゃないですかね。

三菱がようやくリコールを届けたよ。その結果他のメーカーはきちんとリコールを届けていたので、大体ひとつのリコール辺り○件の事故ですんでいたけど、三菱のは放っておいたからこんなに事故が多かったんだよ。という話をするなら、「放っておいた三菱は本当に反省して欲しいものだね。この数値を良くかみ締めろよ」と言って納得できるのですが、リコールを届けた会社と届けなかった会社を同じ土俵で比べる意味が分かりません。

2004年06月17日(木) ネットとの関わり / 左右の違い(お目汚し写真あり)

長崎の同級生を殺した事件で、子供のインターネット利用についての関心が高まったようで、あちこちで、子供の利用率やら、利用のしかたを把握しているかだの、サイトを規制しているかなんてアンケートがやられているようですね。テレビでも「お前本当に知っているの?」って感じのコメントがあちこちで飛び交っていたようです。

私の持論「子供には一切の権利はない」は裏を返せば「子供のしたことの全ての責任は親にある」と言う事です。ですから、子供が自由にインターネットを使っている。その利用の仕方を把握していないなんて最低の親だとか言うと思われるかもしれません。ある意味ではあっていると思います。
私は、全てを規制すればいいとは思っていません。親と子供が話し合って、子供が持てる責任の中で自由に遊ばせてやればいい訳ですし、それを越える部分は親の責任の下で自由を満喫すればいいのです。無条件に見る事のできるサイトを制限するなら、最初から全部をダメって遮断したら良いのです。子供の自由を尊重しつつ、間違った方向へ行かないよう話し合いをするなどをすれば良いのではないかと思うのです。しかし、最悪の場合、親が子供の行動を規制するのは当然のことだとは思っています。子供にも権利があるからそれは横暴だなんて思ったりしません。

私の周りのコンピュータに詳しい友人は、人のパソコンを勝手に覗いたりはしません。特にメールなどはそこに窓が開いていたとしても、目をそらして見ようとはしません。それはメールは個人的なものと理解しているからです。ところがこれが会社などになると、同じようなスキルを持つ「ソフトウェア開発」に携わる人が、平気で人のメールを覗いたりするんですよ。要はパソコンなんかに触っていたってモラルは養われないって事です。そんな訳で、残念ながら、私のパソコンはログオンパスワードが設定されています。ノートパソコンならふたを閉めればサスペンドして、再度立ち上げるときにはパスワードを入れなければログオンできません。もし外に出てパソコンから離れるときは絶対にふたを閉めてから離れます。私的な部分でも仕事の部分でも人には見せられるものは多くないからです。

人のプライバシーはとても興味がある。そういう気持ちはあっても仕方ないと思います。しかし、それを押し殺して、見てみないふり....いや、見ない努力をするのが大人なんじゃないかな。ところが、多くの人は「開いたままにしておくのが悪い」と覗いたりするんですよ。それって、「万引きしても気付かないのが悪い」「盗まれるようなところにおいておくのが悪い」って言う事なんですかね。そうじゃないですよね。例え盗みやすいところに物があったとしても、それが「商品」である事が分かっているなら、盗む事は忌むべき事と分かるべきです。
「インターネットでは」「掲示板では」など、現実世界とネットの世界は違うぞというのは、それこそ物を盗む事の良し悪しの区別がつかない人の言い訳のように聞こえます。


左右の違い

お目汚しの写真で申し訳ございませんが、下は私の足の写真です。

お目汚しの足

急激に太って増加した体重を支えるためにこんな足になってしまったんです。ここにお目汚しを載せたのは、じつはしばらく前から右足が良く攣っていたんです。そして気付いたら、写真のように右足の脛だけが異様に赤いんです。まるでここだけ日焼けしたみたいに。実際にはもっとはっきりと色の違いが分かるんですよ。左足の脛は普通なんですが、右足の脛はこぶみたいに見えるんです。
そして左足の脛は他所と変わらないのに、右足の脛はすごく熱を持っているんです。そして何と表現して良いのか、右足の脛だけ皮膚の表面がぷよぷよしているというか、怪我をして向けた皮膚が再生しているときのような感じがするんです。

これってなんでしょう。医者へ行ってみたほうがいいのかなぁ....ちょっと怖くなってきました。

2004年06月16日(水) 中間報告

5月29日にOMRONの体重体組成計で量ったデータを記録し始めました。

今日は、スポーツジムで目茶疲れているので、中間報告でお茶を濁します。
現在5月29日から体重は5.0kg 体脂肪は1.4%減り、体年齢は2歳若返りました。
でも、これを素直にすごいと喜んではいけません。標準体重に近い人だったら、こんな劇的な変化はないと思います。あまりにもひどいところからのスタートなので、簡単に減るところがあると言う事でしかないのです。まぁ、それでも、余計なものを搾り出している実感はありますので、それはそれでうれしく思いますけれどね。

スポーツジムに通い始めて3年ほどになるのですが、つい先日までは、文字通り「だらだら」と通っていた感じでした。これではお金ももったいないし、ジムに通っているのに体重が増えているのはおかしいと、一念発起してインストラクタを捕まえてトレーニング方法を確認したのが体重体組成系を買うちょっと前でした。私の誤解だと思うのですが、当初インストラクタの話は「無理のない負荷でゆっくりと」だと思っていたのですが、先日改めて聞いてみると「ゆっくり10回やったら『もうやりたくねぇ』と叫びたくなる程度の負荷で」という話になっていました。まぁ、話の理解の仕方の違いというか、聞き方の問題ってことでしょう。
とにかくそんな訳で、私が今やっているトレーニングは、まず体を温めるためにバイクに10分ほど乗って、その後にストレッチを15分。それから筋力トレーニングとして(1)胸の前にあるバーを水平に前に押し出す(2)万歳をした形ですわり、手に持ったバーを首の根元まで引きおろす(3)前かがみに腰掛けた状態で背中のバーを押し上げる(4)椅子に座った状態から膝を支点に足を伸ばす(5)椅子に座って足を伸ばした状態で膝から下を押し下げる。(6)腹筋(7)膝の強化(怪我と病気で足が弱っているため)を2〜3セット行い、最後に有酸素運動として、バイクこぎやランニングマシンを30分〜40分やっておしまいです。

今までの負荷と今の負荷を比べてみると
(1)12kg→30kg
(2)17kg→36kg
(3)28kg→77.1kg
(4)0kg→12kg
(5)8kg→30kg
と殆どのものが倍増(またはそれ以上)しています。
ひとつのトレーニングをとっても、やり方が間違えていると力が逃げてしまいます。やり方が間違っていない事を確認した上で、途中で「うぉー」と叫び、10回終わったら「くそー!」と思う負荷を探りました。その結果がこれなんです。実際には先週まではもう少し負荷は少なかったんですけれど、先週参加したエクササイズで、他の人についていけず、エクササイズが終わった翌日、翌々日筋肉痛で動けなかった事で奮起した結果なのです。

今までもジムに行った日は有酸素運動をしていますので、一日体が火照っているのですが、最近はそれに加えて、筋肉痛もあるんですよ。今も肩の周辺が結構きつい。
でも、その結果が上記のように数値として現れてくるのであれば、それはそれでがんばり甲斐があるというものですね。

体重推移グラフ


2004年06月15日(火) 飛び地合併

北海道でちょっと変わった町の合併が行われそうです。

知床半島の根元に位置する羅臼町とその南に連なる標津町、中標津町で合併を検討していたのですが、13日に標津町で住民投票を行った結果、約75%の人が「合併反対」に投票しました。標津町町長は「住民票の結果を尊重する」としており、羅臼、中標津は間に標津町を挟んで飛び地の状態での合併検討に入ったとのことです。

飛び地での合併って言うのは珍しいんじゃないですかね。私は最近まで夏休みは、毎年のように北海道へ行っていましたが、大半は、斜里岳を写真にとって、別海町でのんびりするのが楽しみで通っていたんです。別海と斜里岳の間には中標津町と標津町があり、その辺りは良く行っていました。私の好きだった牧舎牛乳もこの辺りにありますしね。毎年のように行っていた町での出来事ですので、ちょっと興味を持って見守って生きたいと思います。

ちょっと話は変わりますが....
地域の話をするとき、「徳島はさ....」とか「青森はさ....」って県名を言っているのに、愛知は「名古屋はさ....」って言っちゃいません? あと宮城も「仙台はさ....」って言ってしまうような気がします。
それと、なんで北海道だけ「北海道」なんでしょうね。他と一緒にするなら「北海」なんですよね。「道」は「都」「府」「県」と同列で、道名が「北海」なんです。
ある時北海道にて事業所を新規に起こす仕事を手伝う事になって、社員の面接まで手がけたんですよ。その時提出された履歴書の出身地欄に手書きで「北海」都道府県の「道」に○をつけているのを見て「おぉぉぉぉぉ!」と感動して初めて気付いたんです。不思議....

2004年06月14日(月) 整理術と駅名 / プロ野球について

ちょっとローカルネタなんですけど....
ヤオコーっていうスーパーマーケットがあるんです。(link)

埼玉県を中心に、群馬、栃木、茨城、千葉の各県にも店舗を広げているようですが、残念ながら私は(当然といえば当然ですが)全く知らず、ヤオハンと間違えて、「あれは破綻したんじゃなかった?」と聞いて恥をかいてしまいました。

友人が「千葉でバスに乗ったとき、ヤオコーのお店を見た。おゆみ野店かな」と言った後、「いや、みつわ台店だった。おゆみ野は間違い」というのです。インターネットでヤオコーの店舗紹介ページを調べたら「おゆみ野店」も「みつわ台店」も存在します。が、友人は「両方あるのは偶然。私はみつわ台しか見たことない」というのです。いや、別にどうしてまちがえた?なんて責めるようなことじゃないんです。ただ、その友人の頭の中では「千葉県/ひらがな3文字漢字1文字の駅名」という分類で両方の名前が登録されており、「そういえば....」と思ったら理路整然と引き出しが開けられ、まぁ結果は間違えてしまいましたが、情報が取り出されてきたと言う事らしいです。それを聞いて、やはり頭のいい人の整理術って言うのはすごいものなんだなと関心した次第です。
例えば将棋や囲碁をしたり、実際に戦略を計画するような、何十手先をも読むような人は、こんな風に頭の中も理路整然とされているのかな。私はどちらかというと、それらしく言えば直感タイプなので、物事はただ詰め込んだだけで理路整然とは絶対にしていないと自信を持っていえます。
そんな些細なことで、頭の構造の違いを見た気がしました。得した気分でもあり、かなわないと落ち込んだ気分でもあり.....


そのヤオコーの店舗紹介地図を見てふと思ったのですが、その地図にはみつわ台駅のすぐ近くに「動物公園」とか「スポーツセンター」という駅が載っています。調べてみると、千葉都市モノレールの駅のようです。以前、友人が千葉に引っ越したのですが、その近くの山万ユーカリが丘線には「公園」「女子大」「中学校」という駅があって、その「朴訥な」というより、あまりにもひねりのない直球勝負の名前にびっくりしたというか笑ってしまったんですけれど、もしかして同じ人の命名なんでしょうか。一畑電気鉄道の「ルイス・C.ティファニー庭園美術館前駅(るいす・しー・てぃふぁにーていえんびじゅつかんまええき)」(日本一長い駅名:2004年4月現在)のような名前も困ったものですが、「公園」って言うのもねぇ....友人が訪ねてくるときに「るいすしーてぃふぁにーていえんびじゅつ.....いて 舌噛んだ」となるか、「どこで降りるの?」「公園」「だから、どこ?」「だから、公園」「ふざけてんのか!」となるか、どっちがいい?といわれているように感じます。
それにしても一畑電鉄、「るいすしー...駅」以外にも、「松江フォーゲルパーク駅」「出雲科学館パークタウン前」などの長めの駅名の駅がそろっているのに加え「美談」なんて駅もあるんですね。読みは「みだみ」というみたいですけど....面白いですね。この辺りは3年位前に車で走っていたんだけど、こんなに面白いとは思っていなかった。もっとゆっくり観察してくるんだった....


プロ野球について

近鉄がオリックスとの合併を検討しているとのことですね。

どの球団にも熱烈なファンはいらっしゃるのでしょうが、巨人以外に集客力のあるチームがあるのでしょうか。阪神は、相手がどこだろうと甲子園を満杯にする力はありますか?他の球団ではどうでしょう。いくつかの球団は、本拠地を変えたりして集客に躍起になっているようですが、思うようには行っていないように思います。プロ野球で数万人を収容できる球場に観客が数千人。こんな状況は冷静な目で見たら「失敗興行」以外の何ものでもありません。映画だって芝居だって、多分早々に打ち切られるでしょう。

車のレースに例えるなら、今のプロ野球はF1に似ているのではないでしょうか。
一部のチームだけに潤沢な資金があって、常に上位を占めている。上位と下位のチームには明確な差がある。という感じです。ただ、F1は今フェラーリの一人勝ちの状態ですが、それでも数チームがいつ状況をひっくり返してもおかしくない位置にいるから面白く見ていられますが、プロ野球は巨人とそれ以外の差がありすぎるように思います。
12球団を比べてみれば、資金の潤沢なチーム、貧乏なチームの差はかなり大きいのではないでしょうか。資金の差が選手層の差になり、ファンの偏りに繋がるようにも思います。今時点での野球のファンサービスも内容が薄くて、集客力がないように思います。選手はタレントではないのですから、選手のルックスなどではなく、野球または球場でのファンサービスなどで客を呼べなければならないでしょう。そういう興行の企画も必要ですが、本当に面白い野球を楽しむのであれば、アメリカのインディレースのように、どのチームでも公平に勝つチャンスがある、規格がきっちり決まったものが面白いのではないかと思います。つまり、運用できる資金を決めて、その中で経営をするなど、全ての球団が同じ力で競争できる規格が試合をより面白くするように思います。

私は、近鉄がオリックスと合併するより、巨人が解体されて消滅する方が野球の将来のためになると思います。
自由競争の企業が経営する球団ですから、潤沢な資金を得る努力をして、その見せ金で選手を吊り上げるのは正当な手段であると思います。しかし、それによって戦力が偏ってしまうのは、野球全体の反映には繋がらないように思います。巨人を解体することにより、巨人ファンは野球を離れるか別球団のファンに鞍替えするかを迫られます。そして、その何百万、何千万といるであろう(巨人ファンならそういうでしょう)「元」巨人ファンを吸収できる球団を作ることで、改めて横一線に並んだ形からスタートができるのではないかと思えるのです。もし、巨人が消滅したことで、野球自体の人気が衰退したとしたら、それはそれで仕方のないことです。ひとつのカリスマ球団より全てのチームが拮抗してこそ、本当に面白い野球が見られる環境に繋がると思います。今のままでは選手もファンも皆メジャーに目が向いてしまいます。考えるなら今の内ではないですかね。

2004年06月13日(日) サッカーに対する思い / 修羅場にて

スポーツジムでトレーニングの後、雑誌を見ながらマッサージ器で寛いでいました。
たまたま手に取った雑誌は「Number 6/10」号でした。
サッカー「EURO2004」に向けてフランス代表のティエリー・アンリへのインタビュー「これはもう一つのW杯なんだ」を興味深く読ませてもらいました。というのも、まぁ、昨日(今日未明)始まったEURO2004開幕戦を見て夜更かしして見ていたくらいサッカーが好きなのもありますが、その少し前のページに別の記事があって、その対比が面白かったんです。

まぁ興味をもたれた方は、Numberを買っていただくか、立ち読みをしていただければよろしいかと思いますが、ここ最近ブラジルと「世界一」を争うフランスが、このEURO2004でも安易に優勝候補?と見られそうなことに対して、自身の考えを答えるわけですが、その中で「自分が主役になる可能性」という事に対し「そういう発想はない。個人がいくらいいプレーをしてもチームが負けたら仕方がない」と個人よりチームの事を考えているという話があった訳です。そして、そのアンリへのインタビュー記事の少し前に書かれていたのは、元Jリーガーで、今度格闘技へデビューする一人のインタビューがあったのです。残念ながら、私は彼の存在を今まで知りませんでした。大変申し訳ない言い方ですが、どれだけ才能があったのか私には分かりませんが、少なくとも私に名前を知られるほどには有名ではなかった訳で、彼は「サッカーはどんなにがんばっても自分のせいじゃないのに負けることもある。負けても悔しいと感じない自分がいた。その点、格闘技は自分に責任が掛かってくる」という話をしていたんです。
元Jリーガーは、そのような思いを持っていたのですから、多分サッカー選手を続けていたとしても大成は出来なかったでしょう。格闘屋として実力が伴うのかどうか分かりませんが、その気持ちにおいては、そちらの方がむいているのでしょう。
アンリのインタビューだけを読むより、(大変失礼な言い方ではありますが)Jリーガーとしては大成できなかった人との気持ちの比較を見ることができ、その気持ちの差が実力の差に繋がるのだろうと思えた次第でした。

また、アンリはそこで語っています。「フランスが強いのは、選手層が厚いのと、指導方法が一貫しているからだ」と。
まだ、球蹴りに毛の生えた程度のサッカーしかできない日本に高望みをしたいファンの気持ちはある程度理解できます。が、現実問題として実践になればまともにトラップもできず、ボールキープもできない、シュートも枠に飛ばないなどの問題は選手層の薄さ、基礎訓練の軽視、戦術の迷走などに起因するのであるということから目をそらし、単に「今」勝つことだけを求めるファンを本当に「サッカーファン」といえるのか私は疑問に思っているのです。何年か前に野球で横浜ベイスターズが優勝を決めた年、それまで神奈川県民にさえ「横浜のファン?冗談じゃない!」といわれていたのに、その年に限って「ハマっ子だからね。横浜のファンに決まっているでしょ」という人が増えたあの年、あのファン。それと今の(一部)サッカーファンは重なって見えます。

長期の展望を考えたら「一貫した指導」というのが必要なのはダレが考えても明らかだと思うのです。監督が変わったらやり方も変わったではなく、一貫したヴィジョンに合う監督を招聘することも大切でしょうし、「今」しか見ずに「監督を交代させろ」などと、自分の視野の狭さ、ヴィジョンのなさを棚に上げて文句を言うような刹那的「自称」ファンの存在は最低だと改めて思ったのでした。(link)
日本のサッカーが真に強くなることを求めるのであれば、目先のことではなく、10年先の代表を思い、そこに向かって強化することを寛容できるファンであって欲しいと切に思います。


修羅場にて

ジムで有酸素運動としてランニングマシンに乗って歩いていた時の事です。後ろから声を掛けられて振り向いたとたん、足元をすくわれてマシンの上で転倒してしまいました。後ろを振り向いたと思ったら、足が後ろに流れてしまい、手でバーを掴むなどして体を支える暇もなく完全に後ろを向く格好で倒れたのが幸いだったのでしょう、どこも強打することなく倒れることができました。
怪我はありませんでしたが、さすがに巨体でドスンと転んだものですから、かなり遠くの人までこちらを見ていますし、インストラクターのお姉さんも飛んできました。まぁ一番恥ずかしい状況ですよね。私、根っからの小心者なんですけれど、どうもここまで追い詰められると度胸は据わるようで、まぁしりもちをついた時点で「逆らわない方がいい」とベルトに掃き捨てられるのを待ち、床に転がってから辺りを見回して注目度を確認し、それから自分の体に異常がないことを確認した時点で、(この時にはインストラクタの方が「大丈夫ですか?」と声をかけてきているので「大丈夫」と答えて)立ち上がり、改めて異常がないことを確認して、周囲の人に「お騒がせしました」とにこやかに笑いながら、頭を下げてトレーニングに戻りました。

小心者なのは間違いないんですけど、図太いのも間違いないって事?
図太い小心者ってなんか想像できません....

2004年06月12日(土) 名前 / コンタクト? / 石泥棒 / 不買運動

法制審議会の人名用漢字部会がまとめた、人名用漢字見直し案が発表され、「苺」「遥」「煌」「牙」「檎」「琥」「芭」「庵」「撫」など578文字が増えることになりそうです。
ただ、この増えた文字の中には「糞」「呪」「屍」「癌」「痔」などの文字もあるとの事で、以前子供を「悪魔」と命名しようとした親に対して、命名権の乱用として差し止めを行った経緯もある訳ですが、これらの文字を使うかどうかは親の判断に任せられる事になるようです。
まぁ、自分の子供に「糞」とか「痔」はつけないだろうなぁとは思いますが、「屍」や「呪」はつける人が出てきそうだなあと思いますね。

私の同級生はみんな平凡な名前でした。多少珍しい読み方、珍しい字を使っている人もいましたが、ほんの少数でした。ところが今は、(私の世代の感覚で)平凡な名前のほうが珍しいんじゃないかと思う気がします。
大変失礼な事を承知で言わせて貰えば、「麗」「華」のような華やかな文字を名前に持つ子は、小さいうちは良いんですけれど、中学生、高校生となるに従って、その名前と容姿の乖離があった場合、嫌な思いをしてしまうんじゃないかなと思うんですよ。更に社会人になって目立ち、老いても目立つような名前は如何なものかなと思うのです。

私は小心者ですから、どうしても子供の将来をも考えて、名前と言うとそんなに派手じゃないものと考えてしまいます。「林檎」とか「苺」なんて名前、かわいいんだけど、名前負けしちゃいそうと思っちゃうんですよ。でも、やはり自分の子供ができると「かわいい」と思っちゃうもんなんでしょうねぇ。言うだけ野暮でしたね。ごめんなさい。

せめて子供に恨まれないよう、楽しい名前を付けてください....ってまだ決定ではなく「案」なんですね。失礼致しました。


コンタクト?

イラクで戦闘に巻き込まれ傷した左目を治療するため、静岡県の病院に入院している子供の手術が終わったようです。

執刀医は「順調に終わった。数ヶ月してコンタクトレンズをはめる事が出来れば、視力は期待できる」と語ったらしいのですが.....イラクでコンタクトレンズやその洗浄液などは安定して供給出来るんでしょうか。子供が日本に住むならそれでも良いんでしょうけれど、なんか対応変じゃないですかね。


石泥棒

5月22日、ギリシャはペロポネソス半島のオリンピア遺跡で、日本のツアー客(男)が遺跡内の石を持ち帰ろうとして、窃盗の疑いで逮捕されていました。

男は直径30〜40cm、重さ約7kgの石を自分のカバンに詰めようとしていたところを発見、逮捕され、「お土産に持ち帰るつもりだった」と供述したとのことです。既に保釈金400万円を支払って釈放され帰国しているそうですが、アテネの日本大使館は「小さな石でも財産だから、ギリシャに来る人の注意を喚起したい」と話しているとのこと。

つかまった場所は、遺跡の中という事ですから言い訳の余地が無いですよね。そうでなくても、ギリシャは街中でさえ、下手に道路工事をすると遺跡が発掘されてしまうようなところですから、気軽に「記念に」なんて思っちゃうと逮捕されかねないので注意と言う事ですね。それにしても、この男性、400万円をぽんと払えるってすごいですね。如何にもな格好をしていたので、警察の人も「この人に寄付をしてもらおう」と思ったのかもしれません....


不買運動

1都1道2府43県の内、38都府県が、三菱車を入札から排除するなどの処置をとっているとのことです。

政令指定都市13市の内、10市が指名排除などの不買を決め、横浜市が近々同調する予定で、札幌市とさいたま市は予定が無いのか、今のところ静観している感じです。さいたま市といえば浦和レッズが本拠を置く市ですね。それでなのか、「一律に排除するのは難しい」とお茶を濁しながら、一応「競争性に問題が無い限り三菱は入札から外す」と訳の分からない話をしているようです。これは、問題を起こしたのはメーカー(三菱自動車、三菱ふそうトラック)であり、入札を行うのは三菱のディーラー各社であり、実際には別会社となるため、入札は受け付けるが、指名をしないか、入札条件に「三菱不可」と明記する方法をとる事が考えられると言う事なのでしょうか。先日、運輸会社との癒着で知事が変わったばかりの埼玉県ですから、こういうときは先陣を切って、公正な対応を知らしめて欲しいものですが、ちょっと期待できないように思えました。

この処置の期間は3〜18ヶ月となっており、安全が確認できなければ延長を盛り込んであるケースが多いと言う事ですが、できれば、そういう条件を盛り込んでいないところを名指しで公表してほしいと思います。多分に、そこは三菱と癒着があって、周りの目があるから仕方なく処置を行ったか、危機管理が出来ていない、危機意識が全くないであろうと思われるからです。そういうところをあぶりだすのも必要なのではないかと思いますが如何でしょうか。

「リコールなんかしたら金がかかるだろ」と一時の欲に目がくらんだ三菱さんも、後で手痛いしっぺ返しが待っていたと言う事ですね。ま、因果応報って奴ですが。

2004年06月11日(金) 報道のあり方? / 情けない / お買い得?

佐世保の同級生殺人事件。多分、多くの人が、大変衝撃的な事件だと思ったことでしょう。

はるか昔、友人が車の操作を誤って山の斜面を車で転がり落ちたとき(文字通り回転して落ちて来たのです)、あの車の状況では助からないと思いつつ、とりあえず救出しなくてはと手にハンマーを持って駆けつけたはずでした。が、気が動転していて、実際に手に持っていたのはカメラだったと言う事がありました。車は大破しましたが、幸いな事に、友人は打ち身だけですんで、「お前は何を持っているんだ!」と笑い話ですみましたが、人が死ぬかもしれないと言う状況の中では、余程の訓練を受けた人でなければ冷静ではいられません。そして、訓練と実際に経験することは違うのです。

その佐世保の町で突然起きた事件。先生は突然降って湧いた事件で、どれだけ動揺したでしょう。動揺するなと言うのは無理な話だと思いませんか。
そんなものと比べるな!と怒られるかもしれませんが、皆さんがゴキブリやねずみを自分の近くに見つけたときびっくりしますよね。それでびっくりしなければ何でもいいです。自分の苦手なものが突然現れたところを想像してください。それに慣れることが出来ますか?出来るとしたら、それは今回のショックよりはるかに軽い物で比較したと言う事でしかありません。
先生は、こんな事件を常に体験して経験をつんでいるわけじゃないんです。そして、それは多分、消防署員についても同じ事が言えるのではないかと思います。消防署の救急隊員なら、事故の対応などで慣れているだろうとは思います。しかし、カッターで切り刻まれる子供を今までに見たことがあるのか、私には疑問です。

先生が首ではなく、手を一生懸命止血していたとか、消防隊員が切り刻まれた状況と出血量から死亡と判断し、救急搬送しなかったことに一部の新聞が批判をしているようですが、果たして、報道という立場から、それは正しかったのでしょうか。また人道的という立場からはどうでしょう。
報道と人道は両立しないかもしれません。報道を立てればあるところでは人の道を外して冷酷な判断をしなければならないのかもしれません。そして、報道とは常に結果論であり、事件とは無関係の、常に覚めた目で見ていられる立場の人が見て話をします。ですから、その場で対応した人より冷静で正しい答えを導き出せるかもしれません。しかし、だからといって状況を考えずに批判をしていいものなのか私には分からないのです。いつかどこかで冷静な目でどうするべきだったと反省をする事は必要でしょう。しかし、この事件のような、携わった者の多くが精神的なバランスを崩しやすい事件に対して、安直に報道機関が結果論で批判をすることが良いことだとは思えないのです。報道として事実を伝えるだけでよかった。私はそう思います。

批判を自制するというモラルは無いのでしょうか。


情けない

昨日書いた「本当?」に、私がdysonの掃除機を買ったときの雑記をリンクしたのですが、この文中に、電球購入を失敗したことについての記述がありました。いや、何かと申しますと、4月29日の「微妙な違い」でも同じことを言っているんですよね。
2002年12月にも書いて、たった一年半でまた同じ失敗をした....なんとも学習能力のない事でしょう。えぇ、自分に呆れてしまいましたとも。


お買い得?

DVDレコーダーの2003年度国内出荷台数が前年度のほぼ3倍の217万台に達していたそうです。そりゃあ今から買うなら、βだのVHSだのHi8なんていうよりは、DVDレコーダーがいいですよね。ビデオでも安いものは1〜2万円ですが、高級機になれば30万円前後まであります。HDD内蔵のDVDレコーダーで〜15万円程度ですから、十分値段でも対抗できると思われます。今年はオリンピックの年でもありますから、それを見るために更に需要が伸びるんでしょうね。
しかし、液晶テレビ、プラズマテレビはどうでしょう。ブラウン管式テレビが5万円もあればかえる時代にいくらハイビジョン対応とは言え40〜100万円も払って買う価値があるでしょうか。いや、価値はあるかもしれませんが、買えるでしょうか....買える人が多いみたいですけれど、私はやっぱり無理ですね。
以前にも書きましたが、うちのリビングにはフルサイズのオーディオ装置が鎮座していますので、テレビだけ薄くなっても仕方ないんですよね。4318歩譲って液晶テレビならその消費電力の少なさに魅力はありますが、それでも何十万を払うメリットにはなりません。

お金持ちの皆さん。どうか買える余裕がある人はどんどん買ってください。皆様が買ってくれたら量産効果がどんどん出て、さらに競争原理が働いて、私のような貧乏人にも手が届く液晶テレビが発売されるかも知れません。ええ、プラズマテレビは消費電力が大きいので私は買いません。どうせ安くなるならがんばれ液晶です。どうか宜しくお願いいたします。

2004年06月10日(木) 続・創作.... / 本当? / 青? / 一発芸

5月13日の「創作....」の続き。

「離婚したいけど、離婚したらマスコミに面白おかしく書き立てられ、どこに行くにも誰かが見張ることになるでしょう。私だけでなく家族や親戚縁者全てに迷惑がかかる」そう考えて雅ちゃんはついに病気になってしまいました。
皇ちゃんは、「ねぇ、雅ちゃん。どうしてボクのお嫁さんになったのに、幸せな顔をしてくれないの?」とのんきな事を言います。雅ちゃんは「何度も言うけれど、私は海外との橋渡しをしたかったの。それなのに、どうしてここに閉じこもっていなければならないの? だから、結婚は嫌だってお断りしたのに」と胸の内を明かしますが、ざんねんながら皇ちゃんには理解できません。しかし、年を追うごとに雅ちゃんの元気がなくなり、ついに病気で床に伏せったのは「海外にいけないからだ」と言う事はなんとなく分かりました。そこで皇ちゃんは天ちゃんに「ねぇ、パパァ。ぼくちんね、雅ちゃんと海外に行きたいの」とおねだりをしてみました。天ちゃん夫婦は「それより、まずお世継ぎが大切でしょう」と言いましたが、皇ちゃんが「海外に行って環境が変われば出来るかもしれないじゃない?」って言うと「それもそうだ」と納得してくれたのです。ところがその話を聞いた侍従が「それはなりませぬ。姫はお世継ぎを出産されて一人前。それまでは半人前として公務につくことはまかりなりません。ヒホン国の恥になってしまいます」というではありませんか。「しかしなぁ....」と言う天ちゃんを制し、侍従は「これは平安の昔から続くしきたりです。変えるわけには参りません」と言います。「そこを何とかならないか」といっても「なりません」とつれない返事。「余は天ちゃんであるぞ」と脅しても「私は侍従長にのみ忠誠を誓った身でございますから、侍従長の命令にのみ従います。そして侍従長は、古(いにしえ)のしきたりを守ることを第一に考えております」と言うではありませんか。今まで自分が天下と思っていた天ちゃんは打ちひしがれました。

パパに頼ってもどうにもならない事を察した皇ちゃんは、それでも雅ちゃんが元気になって欲しいという気持ちが強いので、意識をしてではないのですが、公式の場で話をするときに「ぼくちんの雅ちゃんが元気ないんだ」と言うようになりました。侍従からは「そう言う事を言うと下々のものが心配いたします。天ちゃん一家は常に完璧でなければなりません」とたしなめるのでした。皇ちゃんは「完璧とは、ここに雅ちゃんがいることじゃないの?」と食い下がるのですが、「あの方はまだお世継ぎをお生みになっておりません」というばかりです。

そんなことをしている内に、西の国の王子様が二人結婚するとのお知らせがありました。皇ちゃん夫婦は国の代表として招待されていたのですが、侍従は「雅ちゃんは外に出すわけには参りません。どうぞ病気のためご欠席となさってください」と言うではありませんか。雅ちゃんはこの事を聞いて倒れてまた床に伏せってしまいました。
変な話し方をしてわがまま一杯に育った皇ちゃんですが、頭は悪くないんですよ。そして今までの皇ちゃんの発言に、天ちゃん一家に何かあるのではと探りを入れるマスコミを利用してやろうと考えたのです。
一人で西の国へ向かう会見の席上、皇ちゃんは「今までにも様々な思うことがありました。雅ちゃんの人格やキャリアを疑うような動きもあった」と含みを残して飛行機に乗っちゃいました。
予想通り、マスコミは皇ちゃんのこの言葉に飛びつきました。しかし、侍従長はしたたかでした。「私は先代より仕えて参りました。この私に至らぬことがあったとしたら、この皺腹掻っ捌いてお詫びいたしましょう」と涙ながらに訴え、マスコミを抑えてしまったのです。

皇ちゃんは、他は皆カップルで参加する西の国の結婚式で一人寂しく佇んでいました。でも「良いんだ。今度ヒホンへ帰ったら状況は一変しているはずさ」そう思ってこの悔しさ、寂しさを凌いだのです。しかし、歴訪が終わり帰国した皇ちゃんを真っ先に出迎えた侍従が言いました「このヴォケ!勝手なことしやがると、雅ちゃんどうなっても知らないぞ。いや、雅ちゃんだけじゃない。天ちゃんだって、ママだってどうなるか分からないんだぞ」と。
もう立派な脅しです。しかし天ちゃん一家は完璧な家族。完璧なヒホンの象徴でなければならないのです。その脅しに屈して皇ちゃんは、マスコミに「あの言葉の意味はなんですか?」と問われたときに「具体的な例は挙げません」と言わざるを得ませんでした。しかしこのままでは、本当に雅ちゃんは死んでしまいます。皇ちゃんは雅ちゃんを幸せにしたいと、侍従たちと戦う決心をしたのです....さて、皇ちゃんの戦いは如何に。

こんな話があったら怖いですね。もしかしたら続編があるかもしれません。



本当?

「吸引力の変わらない唯一の掃除機です」

最近テレビでCMを良く見るdyson(ダイソン)の掃除機のキャッチコピーです。
確かにサイクロン方式はdysonが開発したものですし、それはそれはとてもすばらしい吸引力を持っていらっしゃいます。ええ、私の家でも2002年12月から使っておりますので、その効果というかすばらしさは身をもって体験しております。(link)
けれど、私は良く分かりませんが、日本でもシャープや松下などがサイクロン式の掃除機を作っていますよね。あれは吸引力が変わってしまうんでしょうか。確かに購入を検討していたとき、dysonに比べるとサイクロンの渦を起こすタンク部分が小さいので同じ効用あるのかと心配でした。でも同じサイクロン方式を謳っているのですから、「唯一の」と断定されてしまうと、他のはどうなのよ!と突っ込みたくなるんですけれど、果たして真相は如何に?


青?

自治体の自主的な防犯パトロールに青色回転等の着用を認めるため、警察庁は道路運送車両法の保安基準を緩和する方針を決めたそうです。

そうすると、北米POLICE仕様の青色回転灯のついているバイクはどうなるんでしょうか。今回の検討は自動車だけとはなっていますが、それを見ている側に、あれは車だから本物。あれはバイクだからお飾りと判断をさせると言う事なのでしょうか。それとも、今から日本でも未認可の青色回転灯はついているだけでも違法とするのでしょうか。
個人的には今走っている青色警告灯の車両を禁止にしてほしい。それはかなり無謀で無理な願いだとはわかっていますが、希望としてはそうです。いや、個人的な恨みの有無ではなく、走っているときにあれがついているのは非常に危険なのです。回転灯に目を奪われますからね。それだけじゃなくてガソリンスタンドなどの飾りとしての回転灯も禁止にして欲しいと思うのはドライバーとして共感していただける人も多いのではないかと思います。

ライダー、ドライバー、運転手、とにかく安全運転業務を履行して道路を運行している人は、常に多くの情報を判断しながら運転をしています。これ以上余計な判断すべきことを増やさずにいて欲しいと言うのが切なる願いです。


一発芸

独・ケルンの爆発はくぎ爆弾か テロの可能性も

asahi.comの国際ページの見出しですが....

「はぐき爆弾ってなに?」って思いませんでした? 私は一瞬でいろいろ考えましたよ。

2004年06月09日(水) 何様なのか / 2人で2千円より / 何の放送?

イラクで人質になった渡辺修孝(のぶたか)(意図的に敬称を略させていただきます)が、「武装グループにつかまったのは自衛隊が派遣されていたからと言われ、自分の行動の自由を妨げられた」と、国を相手取って500万円の損害賠償を求める訴えを起こしたそうです。
更に帰国費用として外務省から215ドルを請求された件についても「国は無条件に救出する義務がある」と請求無効を訴えているのだそうです。

この人は救いようのないバカだと思います。敬称をつけるのももったいないと思うくらいに。

もう、今までに何度も書いてきたので、今更改めて書く気も起こりません。
自衛隊が派遣されているのを認識して、イラクで活動をしていたんです。自衛隊を派遣した国の人間だからと言う理由で襲われる危険くらいあると認識できて行動していなかったのであれば、それは認識不足です。
そして、「自衛隊派遣の違憲性を明らかにしたい」と言っているようですが、本当にそれが目的なのであれば、損害賠償額なんか1円でいい筈です。中途半端に500万円と言うところが、この男の卑小さというかせこさを表しているように思えます。
帰国費用の出し渋り(国に国民の救出のための「努力をする」金はあるが、其れが全て無料である必要がどこにあるのか、根拠が分からない)と言い、自分を何様と誤解しているのか分からないですが、くだらない視野の狭いお坊ちゃまの戯言で税金をこれ以上無駄遣いするのはやめて欲しいものです。

あぁ、お目汚しになっちゃったらごめんなさい。



2人で2千円より

映画業界は、どちらか一人が50歳以上なら、入場料は二人で2000円と言う仕組みを7月1日から一年の予定で実施するそうです。

子育てが終了して夫婦二人で過ごす時間が増える50台に目標を定めたと言う事ですが、それより、まともな映画を作ることに力を入れて欲しいと思います。
海外のアクションものも、邦画のありえないストーリーや猿と同等の演技ももう結構。人を殺したりするのではない、楽しめる映画を作って欲しいものです。

映画ではなく、テレビドラマですが、アメリカのテレビドラマは、基本的に人は死にません。それらしい銃撃戦もありません。刑事コロンボのように犯人を捜しあてるドラマでは、犯人が人を殺すと言う場面はありますが、それ以外は殺しは無いのです。では、全然つまらないかと言うと、そんなことはなく(古めで申し訳ないですが)「コロンボ」だの「ジョン&パンチ」「ER」など視聴率をそれなりに稼いでいるドラマが連なっています。
翻って日本のドラマと言うと、不自然に銃が出てきたり、次々と人が殺されるシーンが多かったりしますよね。これじゃ人を殺すことをなんとも思わない子供がいたって仕方ないよなと思えるシーンが余りにも多い。テレビ局は報道の自由を訴える前に、子供に与える影響を考えた番組作りをするべきなのではないかと思うのですがいかがなものですか。そして、ドラマで言えることは映画にも通じるのではないでしょうか。


何の放送?

サッカー「日本対インド」....

これは、オリンピック予選? ワールドカップ予選?
未だ混乱しています。もう、オリンピックは出る国も決まったからと安心していたのに、強化試合なんかするから、また頭が混乱しているんです。

それにしても、この試合の場内アナウンス、まるでプロレスのようですね。「赤コーナァー 125バウンド1/2 オノ〜シ〜ンジ〜!」見たいな感じ。勘弁して欲しいと私は思うけど、お祭り騒ぎみたいで楽しいって意見もあるのでしょうか。これで古館一郎がアナウンサーになったら、私は音を消すでしょうけれど、この場内アナウンスだけなら我慢しましょうかね。

2004年06月08日(火) 区別がつかない / 滑稽 / 似てるよね?..... / 窪塚某

「デイ・アフター・トゥモロー」って映画....地球温暖化が原因のパニック映画?
20年近く前になるかもしれないけれど、「ザ・ディ・アフター」って映画ありませんでした?
核戦争の恐怖を描いた映画。当時友人が映画館でバイトしていたので、映画館はフリーパスだったんですけれど、暇だからと言う事で見た2回目のそれは、映画館側のミスで1ロール入れ忘れて放映されていました。核戦争の危機が高まってきて、「ああ、どうなるんだろう」と思った矢先に突然きのこ雲が上がって、ぼろぼろになった人がよたよた歩いているシーンでエンドロール。その1ロールが一番大事なところだったんだよー。観客の殆どは腑に落ちない終わり方に首をかしげながら席を立ちました。
気付いて再上映するまで半分くらいの客が帰っちゃったよ。全自動になっている映画館の大失敗で、あれは「お金返せ!」だよなと思ったのでした。

とにかく、その映画と「デイ・アフター・トゥモロー」の区別がつきません。
先日の「Dawn of the Dead」と言い(まぁ、こちらはリメイクですが)、似たような名前で混乱しています。もっと名前を考えて欲しいものですねぇ。


滑稽

以前、イカは「コレステロールの塊」だから体に悪いと言われていました。ある時、「イカにはコレステロールを分解する働きがあり体に良い」と全く正反対の結果がでて、「今までの悪者扱いはなんだったの!」って事になったんです。

ある番組では「納豆の粘りには、何の意味も無い。あんなのうまみ成分ゼロだし、全くいらないもの。水で洗ってぬめりはとってしまっても構わない」なんてバカな話をしている人を写していました。その番組を信じた人もいるかもしれません。しかし、最近ではその粘りの中に何か体に良い成分があることが分かってきたようです。ま、そんなことより、粘りがあっての納豆ですから、粘りが嫌なら甘納豆でも食っていろ!ってなものなんですけれどね。

昔の人が長年の経験から取り入れてきた料理方法、保存方法など、昔からの知恵が、科学的に証明されないからと信用しない人もいます。しかし、何事であれ科学は万能ではありません。常に日進月歩で新しい発見がある訳です。ですから、今の常識がいつどこで崩れるか分からない訳で、先のイカのように、体に悪いからと敬遠していたら、実は体にいいものだったなんてこともある訳ですから、私はあまり今時の健康を科学するような番組は見ないでいようと思っています。たまたま見ると、納豆の話のようなバカ話が出てきて腹立たしくなったりもしますからね。

先日、どこかの番組で、「チェリーは赤いのと黒いのでは、どちらを選ぶべきか」と言う問題がありました。で、答えは「黒」で、そちらの方に体に有益な成分が多く含まれているのだそうです。
今日、食料の買出しに行ったお店では、ダークチェリーの詰め放題をやっていました。そして、そこに数人の人が詰め込みをしていたんですけれど、山盛りになったダークチェリーの中から、一つ一つ色の黒いものをより分けて袋に詰めていたんです。「あ、この人たち、あのテレビを見たんだね。」と思ったんですけれど、まぁちまちま一個ずつ良く探すなあという感心もしますけれど、私は、探すために素手でダークチェリーの山を掻き分けて掘り返している人たちの姿を見て、「この山には絶対に手を出したくない」と思ってしまいました。ダークチェリーってそのまま口に含むんでしょ。誰がどんな手で触ったか分からないものなんて、いくら洗ったとしてもちょっと気持ち悪いですよね。
別の場所にあったウィンナーのつめ放題は、使い捨ての手袋があって、それを使ってつめていましたけどねぇ。売り場が違うと、こういう対応も違ってくるってことなのかなぁ....


似てるよね?.....

加藤あい と 室伏広治

ファンの人ごめんなさい....でも、顔の輪郭や鼻筋がそっくりなんで微笑(うすらわらい)を浮かべた斜めから見る顔がそっくりに見えます。みえません?



窪塚某

「もしあの頃に骨髄バンクがあれば....46歳のナツメマサコに出会えたかもしれない」なんてCMに対して、「誰?それ」と真顔で言う芸能オンチの私です。かなり有名な人だったらしいですね。確かに名前は聞いたことがあるように思いますが、私の中ではその当時でさえ40歳位の方と思っていたので、いまさら20年近くを経過して(先程調べました)「まだ46歳かよ!」と違和感を感じている次第です。

まぁそんな芸能オンチですから、窪塚某なんて名前を聞いたことがある程度なんですけれど、所属プロダクションの「誤って転落した」とのコメントに違和感を感じたんです。

一応ニュースを信じれば、突然ベランダに出て行って、家族も知らない間にベランダからいなくなった窪塚某に、プロダクションはいつ「どうやって落ちたのか」を確認することが出来たのか、私には不思議でなりません。
これは、雑誌を買ったら、今号から始まった連載なのに、その雑誌の次号予告に「はやくも人気沸騰」とその新連載が紹介されていたのと同様の矛盾を感じます。

2004年06月07日(月) ニュースネタ

リーガン(日本名:レーガン)元米大統領の国葬に、政府は中曽根元首相を政府特使として派遣することを決めたそうです。

今の中曽根さんって引退した身じゃないんですか?別に一般の人が特使になったって構わないとは思うんですけれど、あるときは「もう年なんだから引退しなよ。公認しないよ」と言っておいて、利用価値が出ると「あなたしかいない」と言って特使にするとは、なんと都合の良いやり方だろうと感心する訳です。
まぁ、中曽根さんの方がロン・ヤスの間柄だなんて言っていた位ですから、葬儀に出たかったのかもしれませんね。故人も小泉首相より中曽根さんの方がうれしいでしょうね。
魂の安らかならんことを。



ちょっとエッチネタなんですけれど、「世界のセックスが認められる法定年齢」らしきページを見つけました。(link)

日本を見ると男女間の性交は男が16歳で女が18歳となっていますので、全く信用ならないものなんです。更に男同士の性交、女同士の性交についても法定年齢が記載されているのは「なぜ?」と思うのですけれどね。

この表を適当に眺めてみると、下は12歳から許可の国もあれば、21歳までダメと言う国もある。まぁお国事情によってその辺りはまったく違ってしまうわけですよね。ついでに言うなら、水質が悪いフランスなどでは、ワインは子供でさえ飲んでいる訳で、飲酒がどの範囲を言うのか、いくつからかやはり国によってさまざまでしょう。同様に喫煙許可年齢も各国さまざまでしょう。日本では「タバコは二十歳から」と謳われているかも知れませんが、他の国ではもっと低いかもしれないでしょ。北朝鮮で生まれ育った子供が、「もし」タバコを吸っていたとしても、それをスクープのように扱うのはいかがなものかと私は思います。ま、私も北朝鮮の喫煙許可年齢がいくつなのかは分かりませんけれど、拉致被害者の子供って事で優遇(?)されていたかもしれません。日本に定住していた人と、はじめて日本に来た人を一緒に扱うのはどうかと思います。そして、拉致「被害者」として、日本に戻ってきて、早く日本での生活基盤を作りたい人たちを、部数を伸ばす対象にしか考えないこの手の下衆なネタしか扱えない雑誌には怒りを覚えます。

2004年06月06日(日) 識者とは?

ちょっと古い話で、正確な名前など覚えていないのが申し訳ないのですが、国が「道路渋滞を考えるための委員会」を作ったことがあります。

道路渋滞を考えるために識者に委員となってもらい審議をするということでしたが、集められた人は某自動車メーカーの社長だったり、大学教授だったりして、確かに知識としては「識者」なんでしょうけれど、この人たちは本当に自分で車を運転しているのでしょうか。運転手月の車に送迎されて、渋滞の中でも、後ろの席でゆったり新聞でも読んでいるような人たちではないのか。と疑われるような面々でもありました。例え運転手つきの車が送迎しないにしても70歳を超えたような人たちが集まって、果たしてどれだけの対応策を検討できるのだろうと思っていましたが、それから何年も経過して、未だ渋滞が解消されないところを見ると、結局は税金泥棒で終わってしまったのかもしれませんね。

別にこの委員会をこき下ろしたい訳ではなく、物事を検討するときに集まる「識者」というものは本当に必要なんだろうかと疑問に思うと言う事なのです。先の例でも、毎日の通勤で渋滞に悩むAさんを委員に入れるべきだとは思いません。渋滞とは無縁のところにいるからこそ、第三者的な目で公平な判断を下せると言う事もあるでしょう。しかし、あまりにも現実から乖離した、机上の空論のようなことばかりでも意味がないと思いませんか。

例えば、まっすぐな一本道がどういうわけか30km/hに制限されているとか、どんな速度で走っても必ず少し走ったら信号につかまると言うような仕組みがそこここにあります。それは見通しの良い道路で運転する人がスピードを出すから、出させないようにしようとしている訳です。安易には「スピードの出しすぎは危険だから規制する」と言う事でしょうし、その道路の近くに住む人は、そのような規制がなければ怖くて生活が出来ないという一面もあるでしょう。しかし、見通しの良い道路で、要所に信号がついていればこそ、そんなにスピードを抑える必要はないと思う訳です。
そして、本当に遠近感がなくなるほどに、視野に何十個も信号が入ってくるような道路があります。交差点ごとに信号があって、青になったと思ったら二つ先の信号が赤になる。そんなことの繰り返しです。
どちらの例でも、運転者はいらいらしちゃいます。「いらいらしないよ。そんなの交通規則に従っていればいいだけじゃん」なんて言う人もいるかもしれませんが、皆がそう思うなら、信号なんかいらないし、事故なんか起こらないんですよね。のんびり進む人もいれば、法規に従って走ることで満足している人もいる。でも、それなりの人がそのスピード制限や信号の仕組みに疑問を持っていると思います。

どんなスピードで走ったらいいか、出来るだけ信号に引っかからずに進めるか分からないから、皆無意識の内に「少しでも早く、少しでも遠くへ」とスピードを上げてしまうのではないでしょうか。
欧州の某国では、今現在、何km/hのスピードを出していれば、信号に引っかからずに進んでいけるかを示している電光掲示板が設置されています。
のろのろ進むのはいらいらする人や少しでも前に進みたいからか猛スピードで突進する人も、もし、こんな表示があったら、それに近いスピードで走るんじゃないですかね。

規制標識で「右折禁止」となっているのに、その下の補助標識では「土日のみ」とか「8:00から10:00まで」とか「大型車のみ」とか規制されているところはとても多いです。はるか昔の人力車や飛脚、駕籠くらいしか走っていなかった時代ならそれでも十分だったでしょうし、まぁその少し後の大八車や自転車相手ならまだ良かったかもしれません。しかし、いくら建前が交差点付近は徐行であるとしても、こんな補助標識を走っている一瞬の間に識別しろと言う方が無理だと思います。結局、地元の人しか知らないルールのようになってしまっている場所は数多くあります。
今現在、自動車専用道は緑の看板、一般道は蒼の看板などの区分けしかないのですけれど、二輪車、普通車、大型車で色分けをしたらどうですかね。曜日や時間は補助標識ではなく、規制標識に格上げしたらどうでしょう。そうすれば、警察と癒着している看板屋も儲かって一石二鳥なんでしょ。

もう、正直に言って「識者」の戯言はたくさんです。
「識者の常識は一般人の非常識です」と極論したいくらいにおかしい話ですね。

話は違いますけれど、年金どうなるんでしょうね。自分が払った分の29%しか支払われないだろうと分かっているものに、喜んで「国民の義務だから」と支払う人はどれだけいるんでしょう。まぁサラリーマンはいくら反対したって、給料から天引きさせられるから払いたくないといったところで無駄な訳ですから、自民党もそれを見越して「嫌だったらサラリーマンやめればいいのに、殆どの人は残ったじゃないか。つまり自民党は正しいことをしたわけだよ」と勝利宣言をするのでしょうね。ま、政治に興味を示さない人が多い国なんだから、こういうのがあっても仕方ないかなと思います。ええ、私は国民年金支払いしたくないなと思ってはいますよ。いくら国民の義務でもねぇ....そりゃまじめに運用されていれば、損をしたって、国民の義務って思えますけれど、くだらない施設を作ったり、自分の金じゃないからって適当に無駄に使う阿呆が管理していたりするのに、そこに預けるのかと思うとねぇ。責任も取らないわけでしょ。うーん。

「識者」も「お役人」も常識を知らないところでは一緒ってことでしょうかね。

2004年06月05日(土) お知らせ(飛び先の変更) / 子への接し方 / ネットは規制されるべきか

日記才人、テキスト庵に登録した当雑記のURLを、HomePageからエンピツの目次ページに変更いたしました。
日記才人→HomePage→雑記クリック→当日を選択 なんて面倒ですものね。
私の考えとして、雑記本文にたどり着くまで2クリック以内。それ以上は見る気がしなくなる。と思っております。一応私もソフトウェアをつくる立場ですから、ユーザーインターフェースは自分なりのこだわりがあるんですよ。

最新雑記のページに直接飛べばもう1クリック節約できるのですけれど、私の場合、一日に複数回更新をしていますので、まずは目次でも眺めてやってください。と言う意思の下、あえて目次ページへのリンクとしております。
まぁ、とりあえず小さいながらこだわりはあるんですよって事で。


子への接し方

昨日書いた「未成年の事件」について質問をいただきました。
抽象的で分かりにくい話だったかもしれません。ただ、子供と親の関係は千差万別ですから、一概にこうするべきと言う事は言えないのだと思います。それを踏まえたうえで、掲示板に書いたことも含めてまとめてみます....一度書いたものが消えてしまって、脱力しています。

子供は未完成だから子供だと思っています。それは昨日も書きました。
未完成だから、感情の発露が突発的だし、感情的だし、視野も狭いし、思いやりが足りないし、陰湿だし、残酷だし、いじめを罪悪感なしにする訳です。これは全ての子供がもつ資質です。この資質が頭角を現すかどうかは、その子供の持つ常識に左右されます。常識とは、本来なら「世間一般に通用する、皆が知っていること」なんでしょうけれど、子供の「世界」って狭いですよね。大人は「親」「学校の先生」「友達のお母さん」と「近所の人」くらいしかいないのではないでしょうか。それに自分の友達をいれて、「世界」は構成されています。その世界で親が子供の相手をしなかったとしたら、子供はどこから学べばいいのでしょうか。「子供にも人権はある。一人前の人間として接するべきだ」「子供のプライバシーを尊重して、一部屋を与えている。テレビもゲームもパソコンも備えている」私はそんな言葉につばを吐きかけてやりたい。

昨日書いたことですが、子供の教育を自動車免許に例えれば、小学生などまだ教習所にも入っていないバリバリの無免許です。そんな状態の子供を一人前と認めて公道に放り出すなんて冗談じゃない。それを具体的に「どうしろと言う事?」と言うなら、一言で言ってしまえば「子供としっかり話をして、子供が何をしているのかを親が把握しておくべきだ」と言う事です。まだ、子供は自分で全てを判断できないでしょう。子供はまだ子供であるときちんと理解をして、子供に今日一日何があったのかを把握して、子供の行動に親が責任をもてる状態にしておく必要があるって事です。「うちは放任です」「子供もプライバシーを尊重しています」どちらも私には「子供が何をしているのか全然分かっていません」という言葉にしか聞こえません。未完成でどうしたら抱えた問題を解決できるか分からなくて悩んでいる子供に対して、親がその子供に悩みがあるのかすら認識しないとしたら、狭い世界の中で後は誰に頼ったらいいのでしょう。

責任を取り義務を遂行できるから権利をもらえるのと同様、一人前の人間として認められるからプライバシーも与えられるのです。本来子供には「権利もプライバシーも一切ない」というのが正しいと私は思います。ただ、それなら子供から全部取り上げてしまえというのではなく、必要なものは与えたらいいのです。ただ、子供が何をしているのかはきちんと親が把握しておく必要がある。「子供のしたことですから」ですまない事件が多くなってきたのですから、親の子供への責任をしっかりと持たなければならないでしょう。子供の行動を把握できない親はそれだけで罪であり、エネルギー保存の法則と同様、子供が責任を取れないなら、その親が責任を負うのは当然だと思っています。と言うと極論に過ぎるかもしれませんが、少なくともそういう気構えで子供に接して欲しいと思う次第です。


ネットは規制されるべきか

そうそう、長崎の事件で子供がネットを使うことを何らかの形で規制しようとか、「ネチケット」をしっかり教育しようなんて話が一部で盛り上がっているみたいですね。私は規制には大反対ですし、ネチケットなどと言う戯言をまじめに取り上げる方がおかしいと思っています。

川が下流へしか流れないように、一度生じた波を止めるのは難しいことじゃないですかね。既に世の中はパソコンの必要性を認めて、小学校でもパソコンを授業に取り入れているところが多い訳です。それをいまさら規制するなんて出来やしませんね。掲示板書込み禁止とか、チャット禁止なんていうのも全く効果のない阿呆な話です。流れを食い止めるのではなく、如何に下流へスムースに流すか、問題が起こらないようにするかが焦点になるのではないかと思います。
そして、そのために「ネチケット(この言葉どうにかなりませんかね。書いているだけで恥ずかしくて、鳥肌が立ってしまいます)」を学びましょうなんて得意げに言う輩は、私は絶対に信用しないです。
  • 私が育ってきた環境では納豆を食べます。しかし、関西方面では納豆文化はありませんでした。未だ、納豆を見ただけで気持ち悪いという人もいますし、関東のうどんつゆの真っ黒さをみて「信じられへん!」と大声で騒ぐ(自称)関西人もいます。ごく普通に食べ物を持ってきても、それを見ただけで気持ち悪くなる人もいるってことですね。
  • 通勤ラッシュの駅で、列車に乗ろうとする人と、列車から降りようとする人が同じホームにいると仮定しましょう。流れは全く逆です。自分が行きたい方向があるのに、ラッシュの人に阻まれて動けない。その人は不愉快でしょうけれど、その人の行く手を阻んだ人達も別にマナーに違反した訳ではありません。
  • ラッシュの電車の中で、つり革につかまっている男性の後ろで胸の大きな女性が、自分の胸が前の男性に触れないよう、一生懸命自分の手を間に入れてガードしています。しかし、前にいる男性はぎっくり腰で腰が痛い。それなのに、後ろの女性は自分の腰に手を当てて自分の体を支えているのです。
  • レストランで喫煙可を確認して、タバコを吸っていたら、隣に案内されてきた人が「禁煙席はないの?」と言い、「今満席です」と言われたら、吸っている人に向けて「タバコは体に悪いから、吸わないでください。迷惑です」と言った。
さぁ、どちらが非常識な人ですか?
ネットで見知らぬ人と接するマナーとは、その人の常識の中で、人を思いやることがどれだけ出来るかってことに掛かってくるでしょう。常識とは、その人が生活する環境で決められるもので、ネットの世界だからとか、リアルの世界だからなんて関係ありません。ただ、感情の伝わり方は次の順で伝わりにくくなります。

面と向かって話す>電話で話す>チャットで話す>メールや掲示板に書く

つまり掲示板やメールは一番感情が伝わりにくい最低の手段ですから、普通以上に気を遣わなければならないってことを理解するだけの話です。
それをいかにもネットにはネット専用の何かがあると思い込んでいるのは、その人の無能さを晒しているようなものだと思います。それが普通の日記書きさんだったらまだしも、何とか学者だの何とか教授なんていうのが言うとしたらの話です。

マナーも常識も机上で学ぶものではなく、経験して覚えるものです。

2004年06月04日(金) 未成年の事件 / 携帯電話 / 欲求不満になる事とCommando.com

長崎の女児が女児を殺した事件、東京でアパートに侵入して遊ぶ金を盗んでいた中学生、石川で中学生が「死刑にして欲しい」と元同級生姉妹を金槌で殴打した事件。
どれを見ても、痛々しい感じがします。「なぜそんなことを」「子供といえども厳罰を」などという言葉が出てくるのかもしれません。

子供って、物事の判断がつかないから「子供」なんですよね。誰から見ても分かる嘘をついて取り繕おうとしたり、世間知らずの純粋さから大人を汚いと思ったりしちゃう訳です。
子供に「選挙権がない」「責任がない」のは、単純に年齢の話ではなく、そういう責任を取れない「世間知らず」「経験不足」であるからです。
誰でも子供の時代を経験します。親の言う事を聞くだけの子供から、屁理屈をこねる子供、そして大人になる直前の反抗する子供。誰でも多かれ少なかれ経験して、迎合して大人になっていくんですよね。世の中はどんどん変わっています。便利なものがさまざまに生まれ、昔に比べ暮らしやすく寿命ものびているのでしょう。しかし、子供にとっては大人になる機会がどんどん奪われているように思えます。子供は、わがままを通せばなんでもできるわけではないことをもっと学ばなければなりません。
視野が狭くて短絡的な(でも、その子供にとっては精一杯考えた)事を平気でする子供に「自由」があるとは私には思えませんし、「権利」があるとも思えません。子供を虐待するなんて論外ですが、子供に責任の取れない権利を押し付け、子供の教育も中途半端に世間に放り出すのはいかがなものかと思います。

自動車を運転するためには、まず教習所へ行って運転の練習をしてから免許を取り、更に一年間は初心者マークを付けて、「自分は初心者です」とアピールをして迎え入れてもらう訳です。子供はまだ教習所へ行く前の状態ではないでしょうか。その状態を大人とみなしたり、権利がある、自由があるというのは、教習所もいかず、免許も取らず、でも自由だからと車を乗り回すのと同じことではないかと思える次第です。

その結果がこのような事件の増加に現れていると思うのですがいかがなものでしょうか。


携帯電話規制

携帯電話をもって電話しながら運転をする。今までも一応は規制対象だったのですが、今度はその罰則規定が強化されたようです。

車の運転は単純にハンドルを握ってアクセルを踏めば良いって訳じゃありません。その都度前後左右の安全を確認しながら、どれくらいハンドルを切るか、アクセルをどれくらい踏むか、それともブレーキをかけなければならないかなどと常に考え続けなければならないのです。もしこれが、機械化された工場のラインのように作業が単純(化されている)なら、車の運転も、工場と同じように、単純作業を人間より正確に飽きることなく続けられる機械に取って代わるでしょう。ところがそんな機械に任せられないくらい複雑な判断を要求される仕事だから、未だ人間の判断に頼らざるを得ない訳です。
ところが、そこで携帯電話が鳴ると、運転をするために「常に」要求されている状況判断が、携帯電話を確認するために中断されてしまいます。これがとても危ない訳ですよね。
電話が鳴って、その電話(メール)が誰からのものかを確認し、その相手に電話をかけなおしているように見える動作をする人を良く見かけます。大抵、この電話の確認をはじめた運転者は注意力が疎かになっています。
この一連の処理が交差点の直近で始まって、歩行者が横断中なのに気付きもせず、歩行者が逃げるように道路を空けているのにも気付かず、電話に集中し、一時停止も無視して走り去る車も多いのです。これはもう、単に運が良いだけですよね。

そのような状況を見る限り、規制されなければ自分で安全運転すら出来ないというのであれば、規制されるのも止むを得ないでしょう。本当は、こんなことは各人の裁量で、やってはいけないことに分類されるべきなんです。そんなことまで規制されなければならないなんて、情けない話だと思いませんかねぇ。

でもねぇ....運転中の携帯電話を規制するなら、国会開催中の議場内でのメールや携帯でのゲームも禁止して、罰則を作って欲しいものです。ついでに新聞を読んでいたり、居眠りしている人にも罰則規定を作って欲しい気持ちで一杯です。
国を代表する議員に対して、こんな事をいわなければならないなんて、更に更に情けない話ですよねぇ。


欲求不満になる事とCommando.com

今日のように天気の良い日に、外ではなくジムのランニングマシンで走る人を見ると「な〜ぜ〜」と思ってしまうのですが、空調が効いて程よい気温になっている室内でテレビを見ながらというのも良いのかも知れません。車と縁のない緑に囲まれた散歩専用道でもあれば外を走ったり歩く方が楽しいと思うのですけれど、残念ながらそんな洒落たものがないのですから、トラックの排気を浴びたり、乗用車に轢かれそうになったりしながら喧騒の中を走るよりはジムの方がマシというもですね。

そう、ジムの中には数種類のランニングマシンやバイク(自転車)が置いてあります。
そして、その大半から数台のテレビが見られるようになっています。数種類の映画と民法が映っているようです。一部のランニングマシンとバイクは耳に心拍をとるセンサーを付けるのでテレビは映像だけですが、他のところではヘッドフォンを付けて音声も聞きながらのんびり運動が出来ます。
バイクは有酸素運動を行うために利用するので、負荷を調整して心拍が110〜120、ペダル回転数が55〜65に収まるようにしながら、のんびりゆっくり呼吸をしながら漕ぎます。時間は40分程度で、長くても60分。これ以上は意味がありません。

先日から映画で「スピード2」「ハリーポッター」「M:I」などさまざまなものを見てきましたが、まぁ皆様お気づきでしょうけれど、映画は2時間かそれ以上、そして運動は40分。そう常に中途半端なんです。最初から最後まで見られないんですよ。
先日はハリーポッターを30分ほど見ました。よくテレビCMでも使われていた、空中での球入れゲームのシーンの前後でした。私は天邪鬼といわれようと、ハリーポッターをたとえ100円でも金を出してまで見たいとは思いません。見なくたって構わないんです。でも、こうやって途中まで見ちゃうとねぇ....ここで、ついつい見てしまった場合、最初しか見られないもの、途中しか見られないもの、結末しか見られないものがある訳ですが、そのどれにしても欲求不満。ようやく今頃になってそれに気付きました。かなり鈍感かもしれません。

6月下旬に地上波でハリーポッターやるんですね。見ちゃおうかな。お金かかんないし。
お、コマンドーも久しぶりにやるんですね。この映画、それなりに好きですけれど、なによりも、古の「Ah!SCII」で「Commando.com」なんてパロディで紹介されていたのを思い出しちゃうんですよ。この「Commando.com」と「Basicでunix環境を実現したuni+(ゆにくろす)」って言う二つはなぜか脳裏に焼きついているんです。うん、最高の名作だと思いました。

2004年06月03日(木) ありがたいけれど / 似てないけど似てるもの

先日から、今までより真剣にジムでトレーニングをしているのですが、トレーニングに取り組み始めた頃から、間食を極力抑え、無駄なカロリーを採らないことを目指しているのですが、その両方のその効果か、異常な数値を示していた体脂肪やその他の数値が、僅かずつですが減少する傾向を見せ始めました。そんな傾向が見えてくると、それが本当に僅かな微々たる物でもうれしいものなんですね。もっとがんばるぞと気力がわいてきます。ですから、私としてはもうお菓子は不要なんです。もしどうしても間食がしたくなったら、今は納豆やトマトを食べているんです。最近は朝の4時頃に寝て、8時半頃に起きるような生活ですので、0時頃に本当はもう一食食べた方が体のためにはいい筈なんです。BreakMidNightという感じでしょうか。一日4食にする分、一食辺りのカロリーを減らしてもいいと思うのですが、私の無知からくる勝手な理屈を自分の体で実験する勇気はないので、今まで四食目として真夜中頃に食べていた量も今は殆どなくなりました。まだ0じゃないのが悔しいんですけれどね。それでも、初めてタバコをやめた時のあの苦しみに比べたら、こんなのは全然苦しくないですね。

最近はそういう生活にシフトしていると知っているはずなのに、お土産にとお菓子を買ってくる友人がいます。はっきり言って迷惑な話です。小心者じゃなければ、もっとはっきり文句を言ってやるのに。私が小心者だったことをラッキーだったと思え!ってなんの捨て台詞にもなっていない気がしますねぇ。
でもまぁタバコのときも、「禁煙したんだ」って言うと目の前でタバコを「いやー、おいしいなぁ」と吸う輩は必ずいますからね。人はそんなに変わらないって事なんでしょうね。


似てないけど似てるもの

「真奈でーす。覚えている?この前メールくれたよね。すぐにメールして、返事を待っていたんだけど....真奈嫌われちゃったかな? このメール受け取ったら、そして真奈のこと嫌っていなかったらメールしてくれたらうれしいな」
こんなメール(文面はいい加減ですが)届いたことないですか。本当、この手のメールは最近巧妙になってきて、いかにもこちらから出したメールに返事をしている体を装っていますよね。ですから、「あれ?真奈なんて知り合いいたっけ?」と考えちゃったりするんですよ。でも、冷静に考えれば、これは自分の知り合いじゃない。大体メールアドレス全く見たことないじゃんと思う訳ですが、中にはこれに返事をしてしまう人もいるのでしょうね。

あちこちのいわゆるWEB日記を拝見していますが、興味の湧いた日記に「あばうと」「about」「ぷろふぃーる」「ぷろふぁいる」「Profile」「自己紹介」などというページがあると、ついつい覗いてしまうのですけれど、そこに自分の半分にも満たない年齢が書いてあったりするのにはもう慣れましたが、「メール待っています」とかメッセンジャーのIDが書いてあって「見つけたら声をかけてくださいね」とか、更には「寂しいから、メールまってるよ」とか「メッセで見かけたら、話しかけてね。寂しいから」とか書いている訳ですよ。果たして、これはどこまで鵜呑みにすれば良いんでしょう。
いい年をしたオヤジが18歳の女の子に向かって「君のHPを見ました。寂しいって書いてあるからメールしたよ」なんて書いたとしたらお笑いですよね。
別にそんな書き方じゃなく、普通にメールしたりメッセしたりすれば良いんでしょうけれど、何か上に書いたメールと似ているって思いません? 本当にメールしても良いんだろうか、メッセで見つけたからと言って話しかけて良いんだろうか?そう警戒してしまうんですよ。書いている本人にはそんなつもりはないのかもしれませんが、小心者のオヤジに該当する私から見たら、本当怖い文面なんですよ。
ま、いい年をしたオヤジが年端も行かない女の子にメールであれメッセであれ話しかけようとすること自体が犯罪だ!というのもありですか....

今日先のような文面のメールを受信した後に見た、初めて訪問した日記の「あばうと」ページがそんな感じでしたので、そう思った次第です。まぁ聞き流してください。

2004年06月02日(水) 誰のせいでもないと自分が損をする / ニュースから(三菱とタカラと...) / 人見知り / 立て続けに / どっちがどっち?

先日未明、車に乗って東京の客先にお届け物をしてきた訳ですが、どうもとても高いものについてしまったようです。

私の車は購入して4年半で走行距離が80,000kmを超えています。そんな訳で、経年による劣化はまだないにしても、距離数による劣化が始まっている部分があります。その走行距離による劣化なのか、数ヶ月前から、高速道路を走るとダッシュボード付近からビビリ音が出るようになりましたので、それを何とかとめられないかと6ヶ月点検に併せてディーラーで対策をしてもらうため、昨日引き取ってもらったのですが、昼は「エアコンのフィルタが詰まっています。交換したほうがよさそうです」という連絡があり、更に夜、また電話が掛かってきました。
ディーラー「すみません。フロントガラスのひびが広がっているようですが....」
私「は?」
デ「あれ?ご存知ありませんでしたか?助手席側にかなり大きいひびがあるんですよ。」
私「知らなかったです。補修できない?」
デ「無理ですね。補修できる範囲は超えています」
私「交換高いの?」
デ「そうですね。10万円ちょっと超える位かと....」
私「払えません」
デ「(苦笑い)」
私「まけて」
デ「どれくらい」
私「5万円!」
デ「またまた(アホ)」
私「どれくらいになる?」
デ「....95,000円では?」
私「9万。そしてフィルタサービスにして」
デ「ゲゲゲ 無理!」
私「じゃあ95,000円でフィルタサービス。お願い」
デ「6ヶ月点検のお金はお支払いいただけるんですよね?」
私「はい。払わせていただきます」
デ「分かりました」

ま、こんな会話があった訳で、交渉しない人よりは安く上がりました。正規ディーラーなら良く負けてくれたってことでしょう。しかし、とても手痛い出費になりました。どうやってこのお金をひねり出したら良いんだろう。バイトでもしたい気分です。

それにしてもどこで割れたんだろうと思い返してみると、あの客先へ荷物を届けに行ったとき、首都高速から降りてすぐのところで、前の車がはねた石が窓に当たる音を聞いたんです。以前に同じようないい音がしたときは、窓ガラスに少し凹み傷ができました。そして今回も窓ガラスの助手席側の端、高さは真ん中ほどのところに石が付けた凹みがあったそうで、その辺りが一番割れやすいとかで、その傷から振動でクラックに発展して行ったようです。石をはねた車に弁償させるって言うのが理不尽なのは重々承知していますけれど、それを自分が払うのも理不尽なように思います。
私の入っている車両保険は1度目は免責0で等級も下がらずに利用できるのですが、2度目の事故からは免責額が10万円になってしまいます。と言う事で、年初にこすった部分を補修するために一度目の保険を使っている私は、今回の件では車両保険は使えません。運が悪いときはこんなものなんでしょうね。


ニュースから(三菱とタカラと...)

三菱自動車の5月の国内新車販売台数が、前年同月に比べ56.3%減だったそうで、これは史上最大の記録的な落ち込みだったようです。ただし、今年の5月はリコール隠しなどのトラブルがあって、ただでさえ信用を失墜しているのに、昨年の5月は新車「グランディス」の発表があって、一番高いところと一番低いところという構図になってしまったための数値ともいえるかもしれません。
業界全体で約26万台を販売した新車の内、三菱が販売できたのは約4200台にとどまり、軽自動車を除いた乗用車販売部門では富士重工業はおろかスズキにも抜かれてしまったようです。また、軽自動車部門でも他社は台数を伸ばしたのに、三菱だけが27%減と一人負け状態
、一番利幅の大きい高級セダン、ミニバン部門でも昨年同月比71.6%減の1200台程度にとどまったとの事です。

この落ち込みが、三菱が選んだ「リコール隠し」へのユーザーの回答と言う事でしょう。本当は買いたくないけれど、お付き合いがあるから仕方ないという人(企業)という人もいたでしょうから、自由に選べる立場の人の三菱離れはもっと大きな数字になってしまうでしょう。さぁさぁ、リコール隠しというユーザーへの裏切り行為に対して、どのように信用を回復するつもりなのか、楽しみにしていますよ。早く手を打ってくださいね。

それにしてもメーカー12社中9位(asahi.com)という表記がありましたが、12社ってどこのことなんでしょう。トヨタ、日産、ホンダ、マツダ、富士重工業、スズキ、三菱、ダイハツ、光岡、日野、いすゞ、三菱ふそうトラック・バスって事ですか? 他にもメーカーある?



タカラから「だめんずうぉ〜か〜(♂/♀)」という「ダメ男(女)判定マシーン」が販売されました。恋愛に失敗したくない人たちに朗報って見出しで、質問に答えていくだけで相手の型や自分との相性が分かるのだそうです。

10,000人にアンケートをした結果から、すべての人をいずれかのタイプのダメ男(女)に判定との事で、週刊SPA!に連載している「だめんずうぉ〜か〜」(失礼ながら私は読んでいないので初めて知りました)の作者が監修をしているとの事です。
10,000人にアンケートってどんなサンプルで?どこで?なんてまじめに答えるのもアホらしいですね。人が集まる場でわいわい楽しむ分には楽しそうなおもちゃだと思います。でも、♂と♀が分かれているのが残念ですねぇ。



長崎の小学校で起きた、女児による女児殺人事件は、情報があまりにも少ないので静観しています。
今時点で何も知らない状況で思うことは、それが納得できる理由かどうかは別として、どちらにも言い分はあると言う事。特に子供の場合は大人から見たら理不尽な理由も立派な理由です。各学年1クラスしかない小さな学校で何があったんでしょうねぇ。


人見知り

私の車にはETC(えてこー)がついています。この雑記を書き始めた頃に取り付けたものです。渋滞が長いと、その渋滞に巻き込まれてETCのすいたレーンにたどり着けないなど不満はありますが、概ね楽をしてきました。しかし、以前初めての人を乗せてETCレーンを通過しようとしたときに、ETCカードが認識されず、そんなことがあると夢にも思わなかった私は見事閉じたバーに車をぶつけてしまったのです。幸いバーにはクッションが巻いてあって、車に傷がつくことはありませんでしたが、旅行の最初にけちがついたのはいうまでもありません。

今、私の車はディーラーに預けてあるのですが、その一番の目的である、ビビリ音の解消のために、今日はディーラーのメカニックを乗せて高速道路を走ってみることにしました。
ETCカードを入れて「ETCが利用可能です」と案内されるのを確認して高速道路に向かったのですが、ETCレーンは点検のため通行禁止。仕方なく普通のレーンを走って進入し、普通のレーンで出ることになりました。復路こそETCを使うぞとETCレーンに入ったらゲートが開きません。「あ!」って感じです。さっき、コンピュータを信用していない私は、ETCが誤動作することを心配するあまり、カードを抜いたままだったことに気付きました。「カードが認識されなかったので、券を発行します」ってアナウンスがあってすぐに発券されたので問題はありませんでしたが、見知らぬ人が乗っているとこんなトラブルを引き起こすなんて、うちのETCの人見知り加減はもういい加減にして欲しいものです。
まぁ、ディーラーの努力のお陰でビビリ音はきっちり解消されたようですので、それで良しとしましょうか。


立て続けに

なんと言っていいのやら....
物にはタイミングがあるというか、波があるというのか、とにかく、先日車のフロントガラスが割れたと思ったら、今日は食器洗浄器がエラーになってしまいました。
今日になって突然、給・排水時にカタカタ音がなるようになってしまったのですが、「どうしたんだろう?」と辺りを探ってみましたが原因は分かりません。もう一度だけと思って新しい食器をセットして洗浄開始ボタンを押したら警告音が鳴って、LEDが点滅を始めました。マニュアルを見れば、配水管に何かが詰まったとのことなのですが、それを解決するためには、多分食器洗浄器を分解せねばならず、販売店に連絡という事になってしまいました。販売店って言ってもなぁ。この集合住宅を買ったときのオプションでシンク下にビルトインで取り付けたものですから、マンションの管理会社に連絡すればいいのかなぁ。なんか間に余計なところが入るとレスポンスが遅くなっていやなんだけどなぁ。ただでさえ、車の修理でお金ないのに、これ以上どうしろって言うんだろう。うーん、そういえば電子レンジはもう14年くらい使っている。今度壊れるとしたらこれかなぁ....ま、電子レンジはなくても生活が出来るからいいけど....って言ったら食洗もなくても生活できるんだなぁ。でも、壊れて排水できないままだから放っておくと水が腐っちゃうしなぁ。あ、わざとらしい言い訳だなぁ.....


どっちがどっち?

ワールドカップアジア予選のA代表と、オリンピック代表のU23....今日はどっちの試合なんじゃい!ややこしくてよーわからへん!

2004年06月01日(火) 数字のマジック

「数字のマジック」って言葉があります。
条件があっていない数値を、いかにもその条件での数値であるかのようにして、意見を誘導するという感じです。先日(5月17日)に書いた「森永のおいしい牛乳」の「1000人の内995人がおいしいと答えました」も数字のマジックといえるでしょう。「A牛乳とB牛乳(実は森永のおいしい牛乳)を比較した結果、1000人中995人がB牛乳をおいしいと答えました」というなら、少なくともA牛乳よりおいしいのだろうと思えます、「A牛乳とB牛乳(実は〜)とC,D,E,F,G牛乳を飲み比べた結果〜」なら、かなりおいしい牛乳という言葉に信憑性があるでしょう。それでも、そのモニター場所が兵庫の何とか牧場一箇所と言う事では、関西方面で好まれる味で、その他の地域には当てはまらないかもしれません。「10種類の牛乳を日本全国で飲み比べてもらった結果、1000人中995人がうまいと選んだのがこの牛乳です」というなら、その言葉の信憑性は高いでしょう。
しかし、このTV-CMの995人は、ただ牧場に遊びに来ていた1000人に「おいしいですか?」と聞いた結果でしかないのです。5月17日にも書いたことですが、「おいしいですか?」と聞いて「おいしくない」と答える人は少ないでしょう。「まずい」牛乳ってどこかにありますか? 「おいしいですか?」と聞くだけなら、どの会社のどの牛乳を持っていっても同じような成績を残すと思います。そんなあやふやなデータなのに、「1000人中995人もうまいって言ったんだったらおいしいのかな」と思わず期待してしまいますよね。それは嘘はついていないけれど、結局はだましているのです。

「出場八カ国の内、二位以内に入るか、アジアで一番良い成績ならオリンピックに出場できます」....まぁこんな内容が、バレーボールのオリンピック出場条件だった訳です。(内容はいい加減ですから、間違っていると突っ込まないでくださいね)

出場国のうち、世界ランキングで日本より上が4チーム、日本より下が3チーム。日本より上位にランキングされる4チームでも、2チームは順位が近いので手の届かない相手じゃない。うまくいけばオリンピック出場も夢じゃない。がんばれニッポン。
それは良いんです。「がんばれニッポン」大いに結構です。うるさいのは嫌いですし、「ニッポンちゃちゃちゃ」は大嫌いですけれど....

ランキング下位チームに負けてしまって、上位の中でも弱いチームにも負けてしまった、そんな状況の中で「望みは捨てない」というのも結構です。えぇ、スポーツは何が起こるかわかりませんからね。でもねぇ、なんというか、ランキングが相当下位のチームに勝つことと、世界ランキング一桁のチームに勝つことを同じことの様に言うのはいかがかと思います。これも一種の数字のマジックで語っているようなものだと思われます。
スポーツの世界では数字のマジックみたいなのが頻繁に行われていて腹立たしく思います。「残りを全勝すれば....」そりゃ数字の上ではそうさ。でも、弱いチームにさえ勝てないんだから、強いチームに勝てるはずがなかろう!と反感を持ってしまうんですよ。それに加えて「気持ちは負けていません」とか精神論を唱えるのもうんざりしちゃいます。


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