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2004年05月13日(木) ペット / 絵心 再開しました(お知らせ) / 虐待の果て / 朝食 / 創作....

昨日行ったD.I.Yショップは改装に伴う「閉店売り尽くしセール」を開催している訳ですが....

そのお店はペットも扱っていました。店の片隅に、大きなガラス板で仕切られた向こうにしきられた小部屋があり、そこに犬猫が一匹ずつ入っているんです。
パピヨン、ミニチュアダックスフント、チワワそしてアメリカンショートヘアーあたりが入っていたかなぁ。確かにかわいいんですよね。

値段は大体\100,000〜\180,000位みたいです。
そして壁の片隅に「当店はただ今閉店セール中です。ペットも全て値札の2割引きとなります」って紙が貼られているんですよ。

なんかね、ペットというよりおもちゃを売っている感覚なのかなぁ....別に変なことじゃないんだけど
子「ねぇママァ、わんわんほしいよ」
父「2割引きなら10万が8万かぁ。お買い得かな」
母「そうねぇ買っちゃいましょうか」
なんて会話を横で聞くと、なんとなく、動物はものじゃねぇぞ!と言いたくなっちゃいます。こんな事で苛つくのは修業が足りないってことなんでしょうねぇ。(なんの?)


絵心 再開しました(お知らせ)

母の葬式などの間に、更新が滞って削除されてしまった「Lunaticの絵心」ですが、とりあえず再開しました。宜しければご笑覧ください。

http://www.kissnet.ne.jp/fs/diary2/diarys.cgi?cat=1586lunatic


虐待の果て

「軍は関与していない」という上層部と、「上から命令されてやった」という当事者。そして、「アメリカがこんなことをするはずがない」と言う大統領。

滑稽な状況ですね。個人主義の一環として、まず「自分に非はない」事を証明するというのが責任の擦り付け合いに見えて本当に滑稽です。そしてかわいそうなのは虐待の当事者であるイラク国民でしょう。イラクにとっては、誰がしたかではなくて「アメリカ(と英国)がした」という事でしょ。その辺りを無視して、責任転嫁をしている。そして報復として米民間人の首がはねられたら「あれがイラクの本性だ」というそのアメリカの国民性に疑問を持ってしまいます。被害者の親が「悪いのはイラクではなく、アメリカだ」と言ったのはちょっと痛快でした。

このままベトナム戦争の時の様に、米国内の戦争反対運動で撤退を余儀なくされるということはあり得るのでしょうか。ブッシュは、とりあえず反米勢力を虐殺してでも根絶やしにして、そしてフランスなどが握っていた石油利権をアメリカのものにしてしまえば、あとはイラクがどうなろうと興味はないでしょう。イラクに傀儡政権を作る時とは、もうイラクで甘い汁は吸い尽くした。そういう状況になった時という事なんでしょうね。

人質問題が解決した今こそ、日本は自衛隊を撤退させる最後のチャンスだと思うのです。
アメリカの後ろ盾が必要であるということは理解できますが、今までだって派兵をせず、その他の部分で協力をしてきた訳ですね。言葉でどんなになじられようと、派兵は絶対にしないという方向に戻って欲しいものです。ま、今は無理なんでしょうね。一度自衛隊の駐屯する基地が攻撃され、何人、何十人が死なないと、撤収という答えは出てこないのかなと思います。しかし、それでは遅すぎると思いますよ。テロには屈しなかった。そして海外からの批判にも屈せず、勇気ある撤退をして欲しいと思う次第。


朝食

朝食はきゅうりとゆで卵をトーストに挟んで食べました。お供は牛乳と珈琲とオレンジジュースにお水。これはもう長い間私の定番です。オレンジジュースはTropicanaのオレンジジュース ホームメイドタイプ。がぶ飲みしたいのですが、パックにも書いてある通り、呑みすぎは体によくないので一日2杯以内に抑えています。

昼食は、昨日買ってきた食パンとアスパラ、そしてチキンナゲットそしてウーロン茶とビーフコンソメそして水。
朝と似たメニューなので飲み物は適当に変えてみました。そしてそれが失敗でした。ウーロン茶をおかわりしようとピッチャーを取って注ぎ足したんですけれど、飲んだものは....ウーロン茶の香りとビーフコンソメの塩味のする気持ち悪い飲み物でした。はい、間違えてビーフコンソメにウーロン茶を注いでしまったみたいです。ま、今日のビーフコンソメはインスタントだから諦めも付くけれど、自分で作ったコンソメだったらもう落ち込んでいたでしょうねぇ。こんなことをして捨てるために作ったんじゃねぇ!って。インスタント万歳ですね。

毎回違うメニューじゃないと食べたくないという人もいらっしゃいますが、私はどちらかというと朝食に限っては、できるだけスタイルを変えたくない。毎日同じメニューで良いと思う方です。そりゃ時には飽きるときもありますけれど、できるだけ同じようなメニューの中で些細な変更があって、飽きずに食べるというのが理想です。昼食や夕食はそれなりに毎日違うものを食べているのですから、おなかも頭も動いていない朝は、緊張しなくても食べられる「いつものやつ」が良いって、やっぱり私は単純にできているってことなんでしょうかね。ま、甘んじてその言葉を享受いたしますけれどね。


創作....

あるところに「ヒホン」というくにがあり、国民の象徴「天ちゃん」一家は、三人の子供が居たんです。天ちゃんの世継ぎである長男「皇ちゃん」は、みんなの愛に支えられて、すくすく育ちました。
皇ちゃんも良い年になり、そろそろ結婚を考える年になったのですが、国民の象徴である天ちゃん一家ですから、嫁になればそれこそシンデレラストーリーそのものです。さぞや引く手あまただろうと思ったのに、いざ蓋を開けてみたらちょっと話が違っていました。なぜって、皇ちゃんは雅ちゃんにぞっこんだったのですから。
「ねぇママ、パパ。ぼくちんは雅ちゃんと一緒になりたい。」
「そうだねぇ。じゃあプロポーズしておいで」
「うん。明日にはプロポーズして、明後日には結納さ。だって僕は天ちゃん一家の皇ちゃんだもの。断る人なんて居る筈ないさ。」

そして翌日、皇ちゃんは雅ちゃんの前に立ちはだかって言いました。
「雅ちゃん。僕が君をお嫁に迎えてあげる。これで君はお姫様だよ」
「きゃー。うれしい」という言葉を期待していた皇ちゃんを待っていたものは
「いやよ。そんなの興味ないもん。」という信じられない言葉でした。
「どうしてさ。雅ちゃん。一世代に一人しかなれないお姫様になれるんだよ。ぼくちんのお嫁になれるんだよ」と詰め寄ります。
雅ちゃんは言いました。
「私は今海外の人たちとお話したりするのがとても楽しいの。皇ちゃんと結婚すると、いろいろ窮屈でしょ。私、お姫さまなんんか興味ないわ。そして皇ちゃんにもね。」

これには皇ちゃんもびっくりしました。帰宅してママとお話をしました。
「ねぇママ、信じられないよ。お姫様にしてあげるって言っているのに、どうして断るの、皇ちゃんと結婚できる人って幸せだってみんな言っていたのに、本当はそうじゃないの?」
「そんなことないわよ。皇ちゃんの奥さんになれるなんて幸せよ。そんなわからずやは懲らしめないと駄目ね。」
「ねぇ、ママ。どうしたらいいかな。ぼくちん、雅ちゃんと結婚したいんだぁ。」
「そうねぇ、だったら、勝手に婚約発表しちゃいましょ」
「さっすがママだね。すごいや。それはいいアイデアだ。これで雅ちゃんはぼくちんの奥さんだね。」

そんな会話があって、天ちゃん一家は勝手に「雅ちゃんと皇ちゃんが婚約」と発表してしまったのです。
次の日、皇ちゃんが新聞記者やテレビの報道陣を引き連れてやってきました。
「やぁ。ぼくちんのハニー。婚約発表をした感想は?」
雅ちゃんは近寄って小声で言います。
「何勝手なことしているのよ。このヴォケ。」
「今、雅ちゃんは気が動転しているので、うまく話せないようです。幸せですと言っているのです」
相手は仮にも国の象徴天ちゃん一家です。そこが正式に発表したものを「違います。勝手にされました」といって通る筈がありません。雅ちゃんは頭がいいので、瞬時にそれを理解して、表立っては言わなかったのです。それが雅ちゃんの苦悩の始まりだったのです。

天ちゃん一家の一方的な婚約発表から、もうとめる術もなく結婚の準備に入っていきます。家柄だけは古いですから、様々な儀式や習い事、風習などがあります。侍従や家族はみんな、実は雅ちゃんが皇ちゃんを好きではないこと。庶民の出の癖に嫁に来るのを嫌がった事を知っています。みんなみんなこの世界で生きてきて俗世を知らない世間知らずの人たちですから、天ちゃん一家にたてついた生意気なやつ。と雅ちゃんをいじめます。
雅ちゃんは、どうせ天ちゃん一家に入るのなら、自分の経験を生かして、海外の王様一家と交友を深めたりしたかったのですが、天ちゃん一家は「生意気な女は、子供を作っていればいいんだよー」と時代錯誤の風習を楯に外に出そうとしません。そしてやることなすこと意地悪をしていじめます。雅ちゃんは国の象徴である私がそれを公表する事はできないと一人で耐えるのでした。

時が流れ漸く子供に恵まれたのは、お世継ぎの男の子ではなく、女の子でした。周囲は落胆して、更に雅ちゃんいじめが激化します。
今、雅ちゃんは考えています。皇ちゃんは味方になってくれるけど、周りのいじめは陰湿だし、いっそのこと離婚しちゃおうか....でも、天ちゃん一家で離婚騒動があるとわかったらさぁ大変です。はるか西の国でアテナ姫ちゃんが離婚した後にも追い掛け回され、事故で死んじゃったんですからね。多分この国でも、離婚してもう天ちゃんとは関係ありませんと言っても、周りの人が放っておいてくれないでしょう。いや、それ以前に天ちゃん一家が「離婚されるなんて許せません」と言って、暗殺計画が進行するかもしれません。だって、天ちゃん一家は専用のシェフも抱えているし、専用の病院もあります。シェフが毒を少しずつ盛るもよし、健康診断だと病院に連れ込んで、注射器で血管に空気でも送り込んで殺してから、「突然の心臓発作で」とでも言えば分かりはしないでしょう。雅ちゃんはその状況を良く分かっているのです。だから本当は逃げ出したい。けれど逃げられない。だれか気付いてよ。この異常な一家の異常な振る舞いに早く気付いてよ。と願っているのです。

....良く分からない話なっちゃいました。こんな話があったら怖いですね。


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