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どんぐり国の門番日記
団栗七衛門
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2001年04月30日(月)
天使のつばさ

天使を見たことのある方はおられるますか。かく言う小生もないのでありますが、天使のことを話にはよく聞くのであります。一般的に天使の翼というと、鳥のように一対の翼、すなわち二枚の翼を思い起こす方が多いのではないでしょうか。
度々、聖書の話を持ち出して申し訳ないのでありますが、聖書にセラフィムと呼ばれる天使のような存在が描かれております。そして、そのセラフィムは三対の翼、そう六枚の翼を持っているというのであります。

このどんぐりの国では、天使の翼はそのセラフィムのように三対あると信じられております。そしてその三対の翼には役割があるというのです。一対の翼は、より高く高く舞い上がる鷲の翼。もう一対は、より遠く果てしなく飛んでゆくため渡り鳥の翼。そして最後の一対はより深く深く人々の心に届き、人の弱さを包み込む母鳥の翼だといわれるのであります。