やるきまんまんの日記
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2009年08月09日(日) 今週の見通し・為替 円、安値圏でもみ合い



 今週の円相場は安値圏でのもみ合いになりそうだ。7月の米失業率が前月よりも低下し、世界景気への楽観論が強まっている。このため米経済の回復期待からドルが買われた前週末の相場動向を引き継ぐ可能性が高い。もっとも楽観論の行き過ぎに警戒感も広がっており、円の下げ余地は乏しいとの見方もある。市場参加者の予想は1ドル=96〜99円になっている。

 先週は世界的に株価が上昇した。円とドルが高金利通貨に対して売られ、円の対ドル相場は94〜95円で小動きが続いた。7日の米雇用統計発表後は97円台後半まで円安が進んだ。

 今週は東京市場で輸出企業などが夏休みに入る。大口の取引で、一時的に値動きが荒くなることはあっても、全般的に値動きが乏しい展開になるとの見方が多い。11〜12日には米連邦公開市場委員会(FOMC)が開かれる。市場は先行きの景気見通しに変化があるかどうかを注目している。13日には7月の米小売売上高、ユーロ圏の4〜6月期の国内総生産(GDP)速報値が発表される。

 日銀は10〜11日に金融政策決定会合を開く。


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