やるきまんまんの日記
DiaryINDEXpastwill


2009年03月08日(日) 今週の見通し・為替 急激な円安の調整局面に


 今週の円相場は、これまでの急激な円安・ドル高の調整局面となりそうだ。一時1ドル=100円まで円が売られる可能性もあるが、一方的な円安にはつながりにくい。ユーロ圏や英国の利下げや米雇用統計など一連の注目材料が先週までに出尽くし、いったんもみ合う展開となるとの見方が多い。市場の予想は1ドル=95―100円に集まる。

 先週は円が96円台から5日に99円台後半までじりじりと下落。6日の米雇用統計前は96円台に上昇したが、発表後は再び下落に転じた。

 今週は11日に日本で1月の機械受注が発表されるほか、12日には昨年10―12月期の国内総生産(GDP)の改定値の発表も予定されている。いずれも為替相場への影響は限定的とみられているが、事前予想より大幅に悪化した場合は日本景気の先行き不安から円売り圧力が再び強まる可能性もある。

 週末の13―14日は英国で20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が開かれる。会議の内容について事前に要人発言が出れば、為替相場が反応する可能性がある。


やるきまんまん |MAIL

My追加