やるきまんまんの日記
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2009年03月01日(日) 今週の見通し・為替 急激な円安・ドル高一服



 今週の円相場は、先週までの急激な円安・ドル高が一服しそうだ。投機筋の円売りが一巡する可能性があるほか、年度末を控えて機関投資家が海外資産を売却して円に戻す動きが出るとの見方も根強い。市場の予想は1ドル=94―100円に集中している。

 先週は、92円台から98円台まで大幅に円安が進んだ。日本の景気悪化と政局の混乱を背景に、円高を見込んでいた投機筋が一転して円売りに回った。

 今週は米国で注目指標の発表が相次ぐ。まず2日は米サプライマネジメント協会(ISM)が2月の製造業の景況感指数を発表。6日には米労働省が2月の雇用統計を公表する。市場は非農業部門の雇用者数が前月比60万人を超える大幅な減少になると見込むが、さらに悪化すればドル売りにつながる可能性もある。

 欧州では欧州中央銀行(ECB)と英イングランド銀行(BOE)が、それぞれ5日の会合で0.5%、0.25―0.5%利下げすると予想されている。ECBのトリシェ総裁が会合後の会見で今後の金融緩和を示唆すれば、ユーロ安につながりやすい。


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