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らすくの味
rask
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2005年06月17日(金)
15週5日

妊娠がわかってから約2ヶ月半。
特にひどいつわりにもみまわれないものの、ちょっと普段に比べてだるい日々を送っていました。
体のだるさもほんの少し抜けたこのごろ。

そういえばぼーっとしている間に4ヶ月に入っていて、現在その最終週。
来週からは5ヶ月に入ります。

5ヶ月といえば腹帯をつけて、安産を祈る時期。
というわけで実家に帰って、母と一緒に腹帯とその他赤ちゃんの産着セットを
買いに行きました。


妊娠がわかってからも、全然実感がなくて、ずっとぼけっとしています。
赤ちゃんのエコー写真を見れば、「あぁ、いるんだなぁ」と思いますが、
それでもやっぱりどうしていいのかよくわらかなくて。

とりあえず胎教のCDとか、話しかけをどうしたらいいのかという本を買ってみたりし、自分の気持ちを盛り上げようとしています。


でもこの間、今まで検診で撮ったエコー写真を見ていたら、
ふっと「この大事な子どもを、大きくなるまで私はちゃんと育てられるのかな」と
急に不安になって、涙がこみ上げてきそうになりました。

ほんの一瞬のことで、すぐに気持ちはおさまりましたが、
その後「もしかしたらマタニティーブルーというやつかなぁ」と思いました。


実家の母親にそんなことを話したら、
「子どもを産んだからってすぐに親になるわけじゃないのよ。
子どもに親にしてもらうんだからね。子どもの成長と一緒に親になるのよ」
と言ってくれて、なんだか少し気が楽になりました。

いい親になろうとか、いい子どもに育てようとか、あまり難しく考えないで、
自分がかわいいと思える人間にとりあえず育てられればいいかなと
気楽に構えることにしました。


実家の母親はとにかくずっと「楽しみね」と言ってくれて、
その一言が私にはとてもうれしくて、励みになるのでした。
父親も父親なりに、いろいろと気を遣ってくれて、嬉しかった。


旦那サマは私の体を気遣ってくれるし、たぶん優しい父親になるでしょうが、
でもやっぱりなんだか本当に協力してくれるのだろうかとかなり不安です。

この間も「7月の両親学級に会社休んで一緒に行ってくれる?」と聞いてみたら、
「7月は会社1日休んでゴルフデビューしようと思ってたんだよな」と言われてしました。


別にどうしても一緒に来て欲しいとは言わないけれど、
自分の子どものことより、ゴルフデビューが大事なんだねと思ってしまいました。

「そっちの方が先の約束だから」

と言われても、結局そういうことなんだなと。
あげくのはてに「それってどうしても一緒に行かなきゃいけないものなの?」


「この人に期待するのはやめよう」と思いました。
優しい人だから、きっと子どものことも大事に思ってくれるなんていうのは、
そして何でも協力してくれる人だとは考えない方がいい。

毎日生活していても、この人は子どもの存在を忘れているんじゃないかと思うことがあります。


なんだか悲しい。