心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2005年06月19日(日) 断眠

どうしても朝寝て午後起きる生活が補正できないので、後ろにずらすことにしました。
これはうつ病の治療についてきちんと説明している本なら載っているんじゃないかと思います。
朝起きる時間を早くするために、夜寝る時間を早くする。ごく当たり前のことですが、睡眠障害を薬で解消している場合には、うまくいかない場合が多いです。薬を飲んでもよく眠れず、結局朝起きられないということになります。
そこで、前倒しするのではなく、後ろへずらすという方法をとります。
朝寝ているなら、がんばって昼まで起きていて、昼から寝るようにします。こうして新しい睡眠サイクルを安定させます(固定といいます)。そして寝る時間を、今度は夕方からにして固定、そして普通の寝る時間にずらして固定、とやっていきます。

僕の場合にはロラメット(ロルメタゼパム)を服用しています。短期型の睡眠薬で、酩酊感は感じません。いままで服用した中では比較的自然な眠りに近い感じです。

日曜日の朝、そのまま昼まで起きていることに決めました。そこで「夜寝る前の薬」を服用して寝るつもりだったのですが、欲を出して「一気に夕方まで持って行こう」としました。
気が付いたら3時間寝ていました。
夕方からスーパー銭湯に行きまして、睡眠不足による激しい頭痛を和らげました。
夜10時。子供を寝かしつけるために、隣りに横になりました。
気が付いたら2時間寝ていました。

(なんだ、薬がなくても眠れるようになってきてるじゃないか)

どうせなら、この休職期間中に睡眠薬も切るようにすればよかったと今さらながらに思います。仕事が始まってしまうと、車の運転をしなければならないので、安定した睡眠が欠かせず、なかなか「不眠を乗り越えて」というわけにもいきません。

でも、24時間酒浸りを何年も続けて、すっかり壊してしまった僕の頭の中の睡眠中枢も、酒をやめ続けたおかげで、いつのまにか自然な眠りをもたらすこと「も」できるようになったということですね。少し感動しました。

結局途中で寝てしまったんで、なかなか普通の時間に固定することはできませんでしたが、今日は午前10時に起きました。月曜のミーティングに毎週参加するのも、あと3回になってしまいました。

提出し忘れたレポートを追加しました。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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