心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2005年06月18日(土) 振り込み手数料

ネットオークションをやっていることは時々書いています。
始めたのは2000年の終わりごろでした。
当時は何も知らなかったし調べもしなかったので、唯一知っていた送金方法、つまり現金をもって銀行の窓口に行き、用紙をもらって記入していたのであります。電信扱いだと当日中に振り込まれますが、手数料が(3万円以内の場合)600円+消費税。文書扱いだと少し安くなりますが、送金が済むまで数日かかりました。口座番号の書き間違いがあったりすると、差し戻しがあって、さらに数日。それから相手が預金通帳に記帳して入金を確認してから、品物を発送するわけで、取引終了まで1週間以上かかることもざらでした。

そのうちに、給料の口座振り込みを受けている地元の銀行がオンラインバンキングを始めました。パソコンを持っていればインターネット経由で24時間振り込みが出来るようになったのです。月額基本料金が300円ですが、給料の振り込みを受けていれば無料になりました。
この利点は夜でも振り込みが出来ることと、手数料が150円+消費税と安いことです。実際の振り込みは翌営業日の朝になるので即時決済できないのが難点でした。それと、相手の名前を間違えていたりすると、翌日銀行まで呼び出されて訂正書類を書かないといけないので、毎回緊張を強いられました。

オークションで売り買いする相手が「ジャパンネットバンク」というのに口座を持っていることが多いので、そこに口座を作ることにしました。実際に店舗を持たないネット銀行で、お金の出し入れをする場合には、郵便局か他の銀行に行って手数料を払ってすることになります。しかし、ジャパンネットバンクのなかで決済が済んでしまえば、振り込み手数料が50円+税、それと即時決済の魅力があります。

ネットバンクの口座へは、最初にお金をいれる時に自分で振り込んだだけで、あとは現金の出し入れをしたことのない決済専用の口座となっています。

最近になって知ったことは、「ぱ・る・る」の郵便貯金もインターネットで振り込みなどができることです。24時間振り込みが出来る点も便利でありますが、なぜか通帳に記帳してしまった取引はネットからは参照できないという仕組みも不思議であります。これは通帳という概念がないジャパンネットバンクの対極とも言える仕組みです。
郵貯のネット決済のすごいところは、居宅送金ができるところです。これはつまり、口座からのお金の引き出しをすると郵便局員が現金を持ってきてくれるということらしいです。

ぱるると違う「振替口座」もネット決済ができるようになっています。AAのオフィスへの各種支払いは振替口座へとなっている場合も多いので、今度一度ネット決済で送金してみようかなと思うのであります。

実際の銀行へ行くと、駐車場が混んでいたり、窓口で待たされたりということも多いです。お金を持って人のたくさんいるところにいるのは苦手であります。決済だけに限って言えば、ネットは便利この上ありません。ただやっぱり現金の引き出しだけは、どうしても局なり銀行なりコンビニに行かないといけません。

ネットオークションだと、買い手から(落札代金の他に)送料を上乗せして送金してもらうことは多いです。でも、発送の時は自分の財布から現金で送料を支払わないといけません。なんだかんだで、「送料の分だけ毎回貯金している」という事態になりかねません。郵便の差し出し料金の支払いや、クロネコヤマトの送料がデビッドカードで支払いできるようになってくれると、もっと便利なんですけどね。
考えてもらえませんか、小泉首相、山崎社長。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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