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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2005年05月19日(木) 総合病院へ 総合病院の内科に行きました。
「結核ではないか」という僕自身の疑念をはっきりさせるためです。
なぜ今日までずるずる延ばしてきたかというと、もし結核であって、痰の中に菌が混じっていると即入院ということになることが結核予防法で決まっている、ということを聞いていたからです。本当かどうかは知りません。知りたくない真実というのもありますから。
一方で、「自分は結核菌をばらまきながら生活しているのではないか」という恐れがあったのも事実です。
うかつに病院に行って、即入院てことになったら、せっかく自分のバースディミーティング用にケーキも予約して金も払ってあるのに、やだなぁという、まったくわがまま勝手な理由で、ここまでひっぱってきてしまいました。
待合室で待っていると、体温計を渡されました。36.9℃というのは微熱の範疇にも入らないかもしれませんが、普段の体温が35℃台の僕にとっては1℃以上高いわけです。なんだか不安になりました。
医師の問診の後、血液を抜かれ、胸部レントゲンを撮影しました。血液検査の結果が出るまで待っていてくれと言われて、1時間ほど待っていました。
「このまま入院になるのかなぁ」
とぼんやりと考えました。たこさんみたいにパソコン持ち込み許可してくれないと、椎名誠の『もだえ苦しむ活字中毒者地獄の味噌蔵』みたいに「もだえ苦しむパソコン中毒者地獄の病室」になっちゃうかもしれません。いや、パソコンはOKだとしてもネット接続はどうするんだ?
AirH"の端末は買ってあるけど、契約するためには、また伊那谷の田んぼの真ん中のケータイショップまで行かなければなりません。それも無理っぽいなぁ。
結核だったら、傷病手当出るかなぁとか、馬鹿なことをいろいろ考えていました。
医者に呼ばれて緊張しながら検査結果を聞きました。レントゲンはきれいなものだそうです。血液検査も、「確かに何かの感染症にかかっているのでしょう、ちょっと正常値を超えているのがあります」。しかし、「結核の心配はまるでない」そうでありました。
「薬は何日分欲しいですか?」
という医者の質問には、大げさにしてなくてもすぐに治るよというニュアンスが感じられました。「一週間」と答えると、「良くなったら途中での飲むのをやめてください」と言われました。
正直言って、ほっとしました。
精神科・眼科・皮膚科・内科と4つから薬をもらっているので、「お薬手帳」を持つように薬局で勧められて、持つことになりました。
メッセージ先の病院へ移動し、駐車場でラジオを1260KHzにあわせて宮城放送を聞いていました。仙台フルキャストスタジアムでの楽天・ヤクルト戦を聞くためです。そうしたら、この病院周辺でのAA立ち上げに大変尽力して頂いた病院スタッフの人が駐車場を横切っていくのを見つけました。
話を聞くと、ろくに予算も付いていない県の事業のために毎日出向生活を送っているのだそうです。この人も自分のやりたいことをやるために就職したはずなのに、いまは別のことをやらざるを得ないわけで、仕事って難しいなと改めて思いました。
昔話に話を咲かせているうちに、病院メッセージには遅刻してしまいました。私語が多かったけど、みんな正直な気持ちが伝わってきてなんだか楽しかったです。
川島はプロ発完封かな。小野はもうちょっと打てるようにならないと、古田の代わりにならないぞ。
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