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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2005年05月10日(火) 結核? 前の会社では、毎年4月の時期に健康診断をしていました。
市の医師会のやっている検査の費用を会社が負担してくれたのでした。品目は、身長・体重・視力・聴力・血液検査・胸部レントゲン・血圧・問診・聴診・尿検査・心電図でありました。
酒のやめはじめの頃は、なかなかGOTが下がらなくて、血液の結果にはいつも印がついていました。それもやがては正常値に戻り、たばこもやめた僕は、健康診断ではいつも「A=健康体」を維持していたのでありました。
いまの会社に雇用される前に、健康診断を受けてくるように言われて、同じメニューの健康診断を昨年秋に受けました。これが僕の受けた最後の健康診断であります。
1月に通院している精神科医のクリニックで血液検査を受けた時に、異常値が多くてそれで休職となりました。4月には会社の健康診断が行われたはずですが、休職中の人間にはお声はかかりませんでした。
今週になって、いきなり義父から「レントゲンを撮るかね?」と聞かれたので、何のことかと思ったのですが、市の事業で結核の検査をしてくれるのだそうです。といっても、胸部のレントゲン撮影をしてくれるだけなんですが、30才以上なら無料なので参加しました。朝早起きなのでつらかったです。
結核予防法というのがあって、その一環としてやっているのだそうです。
3月に風邪をうつされて、4月になってもよくならず、ぜほぜほやっていたので、仕方なく内科医に通って抗生物質と咳止めを出してもらって、なんとか4月下旬には症状が落ち着きました。しかし、台湾に行って疲れてきたのか、一気に症状がぶり返して、咳も出ますし、痰も出ます。
(こいつは、ひょっとすると結核かもしれないなぁ)と自分でも思うのであります。
AAメンバーの中には結核持ちが結構います。普段肉体的に健康で免疫系が強力な時には、結核に感染していても、菌はおとなしくしていて症状は何もありません。でも、体力が弱るといきなりぜほぜほやり始めるのであります。
感染していても免疫が働いていて発病しないというのは、たとえば水虫の白癬菌だとか、胃潰瘍のヘリコバクター・ピロリ菌とかと似ているかもしれません。
まあ水虫やピロリは通院でも除菌できますが、結核菌の除菌には入院が必要なのだとか(だからみんな分かっていても除菌しない)。
「痰の検査もするか」と聞かれたので頼んでおきました。はたして僕も結核持ちの仲間入りをしてしまうのか、単に不養生が続いて風邪が治らないだけなのか、いずれ明らかになるでしょう。
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