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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2005年05月05日(木) ノートパソコン破壊 やっちまったー。
WindowsXPを入れるのに4GBのハードディスク(HDD)では容量が小さすぎるだろうと、HDDの交換を思いつきました。10GBのHDDが僕のWindows95ノートに使われているのですが、さすがにWin95で10GBは使いきりません。そこで、この10GBのをXP用に、4GBを95用に交換することにしました。
ノートパソコンも分解するのは割と簡単であります。昔のゴツいのは、手順も複雑だったんですが、最近のは製造工程を簡単にしてコストを安くするために、バラすのも組むのも簡単にできるようになっています。
で、Sotecのノートの分解を始めました。
ノートパソコンがハマグリのようにぱっくりと口を開けます。
がしかし、ハードディスクを固定しているベゼルは、どうしてもキーボードを取り外してからでないと外れそうにありません。であるものの、キーボードの外し方がなかなかわからないのです。
ここらへんで、注意深く作業を進めれば良かったのですが、作業を依頼した当人である妻は、隣で高いびきをかきながら昼寝中であります。なんとなくイラついた僕は、力業にでることにしました。「バキバキ」。
ノートパソコンと液晶ディスプレイの間は、たいていフレキの線でつながれています。これは折れやすいので、どちら側かで取り外せるようになっているものです。このフレキを切らないように、ちゃんと取り外してから作業すれば良かったのですが、ついつい面倒くさがってそのまま作業した結果、さきほどの力業の時にぶっちぎってしまいました。
ノートパソコンは起動するものの、液晶ディスプレイには何も表示されません。
メーカーの修理受付に電話して、明日取りに来てもらうことになりました。修理見積もりまでに一週間、それから修理に一週間。もし見積もりだけで修理しなくても、手数料が最低1万7千円。
どうせだからと、ハードディスクの交換は続行しました。なんとかバラし方のコツがつかめたのがもう夕方。CRTをつなげば映るので、リカバリーCDから、Win98と一太郎をインストールして「これで修理代が2〜3万ですむなら高い勉強代だと思って諦めよう」そう思いました。
しかしそこで変な色気を出してしまいました。「フレキの基盤をセロテープでつないでみたら、液晶も映るんじゃないか・・・」
30分後、起動すらしなくなったノートパソコンを前に呆然とする自分がいました。
メインボードまで交換になったら、修理費はいったい何万円になるのか・・・。
冷静になるのに何時間かかかりましたが、同じものをオークションで競り落とせば数千円であります。買うのであれば、売ってバランスをとらねばなりません。こうして台湾行きですこし中断していたオークション熱が再発しそうであります。
ちなみに、水で洗ったウルトラベースは相変わらず不調のままであります。
フィリップの法則:「四輪駆動は、普通の車より救出が困難な場所で立ち往生する」
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