ホーム > 日々雑記 「たったひとつの冴えないやりかた」
たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
もくじ|過去へ|未来へ
2005年05月01日(日) 台北(長野へ) 朝はチェックアウトのために、こちらの会社のSさんがわざわざ来てくれました。
こちらの会社では、社長と副社長とSさんの3人が英語を話すことができます。本来Sさんは経理の人なのですが、外国からの人間の応対をするうちに社内のこと全般に詳しくなって、社内での地位も向上したようであります。
台北にはFM100という英語の放送局があって、ニュースや天気予報、歌などを英語で流しています。Sさんの車に乗せられていると、うすらぼんやりと世界情勢がわかります。そして、台湾にとって日本がさして重要な国でないことも理解できます。(ちょうど野党の人物が大陸を訪れている時期でもありました)。
松山機場という国内線の空港に連れて行かれ、そこで国際空港へのバスに乗せられました。バス代はタクシー代の10分の1であります。
おみやげは買わない予定でしたが、子供用にTシャツを買いました。ラウンジのPCで「心の家路」にアクセスしてみました。英語版のWindowsでしたが、ちゃんと日本語も表示できて、日本語IMEも使えました。どの言語のWindowsを買っても、他の言語が使えるというWolrd Wide Binaryという考え方は、もっと評価されてしかるべきだと思うのであります。
なるべく現地通貨を残さないように両替して、小銭はユニセフの袋に入れました。そういえば、昨夜のAAミーティングでは、献金箱もなく、献金袋が回ってくることもなく、ミーティング終了後に会計係が集金していました。100元札を出したら、「ひとり50えん」と言われておつりを返されてしまいました。
僕は飛行機でも列車でも、窓側より通路側の席を好みます。トイレに行くのに人にどいてもらわなくてすむし、アテンダントや販売員に声をかけやすいからです。でも、たまにはと思って窓側の席にしてもらいました。でも、途中は空が見えるばかりで、特段おもしろい見物はありませんでした。
飛行機が遅れることも考えて、特急の最終便を予約していたのですが、定刻通りについたので2時間以上名古屋で時間が余りました。みどりの窓口の長い列に並んでいたら、「列車の変更は自動券売機でできます」と駅員が教えてくれました。便利じゃないかJR東海。JR東日本もそうなっているのかな? おかげで、2時間待たずにすみました。
長野は雨が降っていて寒かったです。旅の間じゅう鞄の中に入っていたトレーナーを出して着ました。JRの窓口では、全身黒ずくめの少女が「新宿まで一番安い切符をください」と駅員に言っていました。家出少女じゃないかと心配になってきます。
台湾のガイドブックには「80年代以降急速な経済発展を遂げた台湾では、女性の働く場所も増えて売春宿は消えた」と書いてありました。でも、豊かなはずの日本でも歌舞伎町や吉原があります。暴力団員に捕まった中学生の家出少女が、二週間で20人の客を取らされていたという新聞記事もありました。台北でも「男性理髪店」という大きな看板を掲げながら、なぜか昼間は閉まっている店がたくさんありました。
帰宅すると、社会保険事務所から「傷病手当不支給決定の通知」が届いていました。
もくじ|過去へ|未来へ![]()
![]()