心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2005年03月08日(火) 住所録

お正月にパソコンで管理している住所録のデータが吹っ飛んでしまいました。
僕は紙の住所録というのを使っていないので、パソコン上のPIM(個人情報管理)ソフトのデータが壊れてしまうと、電話一つかけるにも、メール一つ書くにしても、名刺やらメモ書きが乱雑につっこんである箱をひっかきまわす羽目になるわけです。

データのサルベージ作業などという面倒なことをする気にもなれずにいたのですが、ここ2〜3日やっとそれにぼちぼち取り組んで、ようやく住所録が元に戻りました。いただいた年賀はがきには住所変更のお知らせが書いてある人も何人かいたので、それも反映されました。

話は変わって、『世界の中心で愛を叫ぶ』の映画DVDをやっと見ました。レンタルで借りてきたのはずいぶん前なのですが、ダビングしておいたまま見る気になれずに放っておいてしまいました。DVDの便利なところは、字幕表示ができることです。
日本映画なんだから字幕なんかいらないだろうとおっしゃられるかもしれません。でも、最近の映画はなんだか声がぼそぼそ言うばかりで聞き取りにくいものが増えた気がしませんか? いや単に僕が年を取って耳が悪くなってきているせいかもしれませんが。
ともかく僕は日本語の音声に日本語の字幕をつけてDVDを見る習慣があるわけです。

原作を読んでいたので話の筋は分かっていたのですが、それにしてもストーリーが冗長すぎてつまりませんでした。高校時代のきらめくような純愛がこの話のメインテーマで、そのほかのものは枝葉にすぎないわけであります。大人になった主人公の現在の婚約者であるとか、思い出の残るカセットテープというガジェットだとか、そういった枝葉が茂りすぎて、原作では読んでいてこっちがはずかしくなるようなクサい恋愛話という太い幹が、隠れて見えなくなってしまっているような気がしました。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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