心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2005年03月02日(水) 例のドラマ?

例のドラマですが、まだ見ていません。パソコンにテレビチューナーボードが挿してあるので、ファイルに録画はしておきましたが、まだ見ているだけの余裕がありません。

ホームグループのミーティングへ。
AAグループを始めるときは、会場の準備も、コーヒーバスケットの用意も、司会も、会計係もぜんぶ限られた(ひとりとか)メンバーの手でやることになります。運が良ければ、そのうちにメンバーが集まってきて、そのうちの幾人かは会場の準備や後かたづけを手伝ってくれるようになるものです。しかし、司会であるとか、会場を予約する係(住所や名前が必要なことが多い)、会計係という役割は、あまり積極的に引き受けてもらえることはありません。
そういった役割につくと、毎回ミーティングに確実に来ることが必要になるわけで、束縛されることを好まないアルコホーリクには歓迎されないのでしょう。

ミーティングに通って来てくれている人に、グループの運営を手伝ってもらうよう、どうやって頼んだらいいのでしょうか。ある人に相談してみたところ、「今私がやっている役割を、将来あなたが手伝ってくれると、私はとてもうれしい」という言い方が良いと言われました。

2月にうつで入院になるかもしれないと医者に言われたときに、僕がいなくなってもミーティングが続いていってくれるように、「誰かやってくれないか」と相談したところ、チェアマンの役割はある男性メンバーが、コーヒーバスケットと会計係は女性のメンバーが引き受けてくれました。今日は2月の会計報告が行われていました。僕がやっていたころにはなかったことで、ずいぶんきちんとしたグループらしくなったものです。

今後のことはどうなっていくか分かりませんけれど、奉仕(サービス)をする者には、かならずぞれに見合った報いも分かち与えられることは、今までの経験上よくわかっていることです。みんな仕事の都合があったり、健康状態に変化があったりして、輪番制がベストとわかっていても、なかなか現実には輪番を維持するのは難しいことであります。

ミーティングのあと実家に寄ったのですが、母が昨日のあのドラマの話をしていました。撮影された場所は、ちょうど僕の住んでいる地方都市であるらしく、母の知っている風景もたくさん出てきたのだそうであります。そして母は、原作を書いた人もこの土地の人ではないかと勘違いしてしまったらしく、「おまえの知っている人ではないのか」と問いつめられてしまいました。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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