心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2005年02月27日(日) カラオケ

テレビ番組で歌手が歌を歌う際に、バックバンドを従えずに、録音された伴奏を使って歌う場合があります。この伴奏が録音されたテープのことを、ボーカルが空のオーケストラのテープという意味で「空オケ」と呼んだのがカラオケの語源だそうであります。空オケのテープは、歌手がテレビ局へ行く際に持参する仕組みだったようです。まあ、1960年代、70年代の話ですね。

酒を飲みながら歌を歌うという風習は、古今東西に存在するわけですが、録音された伴奏でもって歌わせるという飲食店は日本では一般的ではなかったようです。例外とも言えるのが、太平洋戦争に従軍した経験のある人たち向けに軍歌を歌わせる飲み屋というのが戦後存在しました。
カラオケという商品も存在していたのですが、おもにお座敷宴会用だったようです。

現在のように、映像に歌詞がダブるような形式のカラオケは、VHD対レーザーディスクという企画争いの際に、パイオニアが新たな販売経路として「絵のでるカラオケ」というのを売り出したのが最初のようです。これを機に、カラオケパブやらカラオケボックスが全国にできていくことになります。

その後はカラオケ端末と中央コンピューターを高速通信回線で結ぶという手段で、歌謡曲の新曲がでてから、カラオケで歌えるようになるまでのタイムラグがなくなるという技術革新がありました。

長い前振りでありましたが、家族でカラオケに行って参りました(一家で行くのは初めてです)。
子供たちがストレスで爆発しそうだったので、どこかに連れて行こうとは思ったのですが、動物園に行くにはまだ陽気は寒く(そして時間は午後遅すぎ)、お風呂にはちょっと前に行ったばかりだし、アウトドアではなくてインドアで楽しめる施設というのが、カラオケしか思いつかなかったのです。

店はどこにしようか迷ったのですが、野村克也監督を応援しようということで(?)シダックスにいたしました。

次女はカラオケルーム初体験であったので、その狭さと大音響にビビってしまい、開始5分後には「帰りたい」を連発して困らせてくれました。しかたないので、忍たま乱太郎・おじゃる丸・とっとこハム太郎・童謡・ジブリのアニメなどでご機嫌を取ったら、最後にはマイクを離さないぐらいのご機嫌となってくれました。まあ、おかげで自分の歌いたい歌はあまり歌えませんでしたが・・・。

ドリンク+ピザを食べて2時間で4千円弱というのは、高いんだか安いんだかわかりません。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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