心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2005年01月21日(金) さよならパキシル

精神科医に行って診察を受けて、処方を変えてもらいました。
どうしても強い焦燥感、胸を圧迫されるような感じ、寂寞と淋しい感じがとれないのが理由です。

ずうっとお世話になってきた「パキシル+ミラドール」という組み合わせから、「テトラミド+デプロメール」という組み合わせに代わりました。パキシルは、認可されてすぐに使い出して、それからずっと使い続けてきただけに、感慨深いものがあります。
もともとうつ病の薬として開発されたパキシルですが、精神科の病気全般に使われて「万能薬」とまで称されています。一錠約150円という値段は、他の薬の何倍も高価です。
パキシルの代わりのSSRIとしてお世話になるデプロメールは、ルボックスという薬と同じものです。「不安感がとれない場合には、倍に増量するけど、とりあえず一週間は様子をみましょう」と言われました。正直な話をすれば、抗うつ剤で地道に改善していくよりは、抗不安剤を飲んで一気に楽になりたいのですが、医者もアルコール依存症者にトランキライザーを処方する危険は十分承知しているので、決してそういう処方は出してくれません。

僕も通院歴が長いので、通院医療費公費負担制度にお世話になっています。これのおかげで通院医療費の自己負担は5%で済むので、比較的高価なSSRIなどを飲んでいる身としては、経済的に大変に助かっています。(次回の通院時に更新なので、忘れずにはんこをもっていかなくちゃ)。

二郎さんの掲示板に書かれていたのですが、今度この制度が変更になって、所得や障害度による制限が行われるようです。政治的な発言をする気はないのですが、実際にこの制度にお世話になっている身としては、直接に負担が増えて辛いな〜という感じであります。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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