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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2004年03月31日(水) エイプリルフール・前夜 エイプリルフールといえば、新聞やラジオのニュースでもジョークが流される・・・と期待していたのですが、そうでもありません。世相が暗いと、冗談も飛ばせないのでしょうか。「心の家路」でも4月1日ネタを用意して待っていたのですが、出来が今一歩だったのと、日本人的横並び意識でやめにしておきました。
実は半日かけて書き上げたPerlプログラムを、バックアップの失敗(古いものを新しいものに上書きしてしまった)で失ってしまいました。そのときの落胆、そのときに失意は、とても言葉では言い表せません。ということはなくて、パソコンと付き合って二十余年、そんなことはしょっちゅうです。
そうは言っても、失ったものは書き直さなくてはならないので、いらいらしながら一晩を過ごしました。
話は変わって血液型の話。血液型が性格を決定付けるという話は、科学的には何の根拠もありません。でも、根拠が無いのは調査したことが無いからかもしれません。例えば疫学的調査をしてみれば、血液型特有の傾向が出てくる可能性は否定できません。
ある仮説では、A型の人は感染症に感染しやすい遺伝的要因があり、身の回りを清潔に保つことによって感染を防いだ(というか、清潔に保てた人は生存競争に勝ち残りやすかった)。だから、A型の人はきれい好きの人が多いんだと言うのです。これは仮説に過ぎないのですが、感染症の罹患率と血液型を調べてみれば、結論が出るかもしれません。
ただ、疫学的調査ってのも信用できないシロモノで、「塩分の取りすぎは高血圧のもと」という調査の結果が一人歩きしてすでに40年余りになります。最近では、塩分の一日最低摂取量も摂っていない人も増えてしまって、塩分不足の人も多いのだとか。
アルコール依存症の疫学的調査ってのもいくつかあるそうですが、依存症になりやすい人は「その人の受けているストレスが社会一般よりとりわけ多い」もしくは「その人はストレスの解消方法がとりわけ下手である」のどちらかだという話もあります。自分が依存症になった理由として「ストレス」を挙げる人は多いのですが、多くは前者ではなく後者であろうと思うのは僕だけでしょうか?
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