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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2004年03月16日(火) おたくとして、そしてプログラマーとして 映画「イノセンス」を見ました。郊外型シネコンというやつに初めて入ってみました。
数十人規模の小さな部屋がいくつか。ゆったりとした大きな椅子。不満があるとすればDTSになっていないことぐらいでしょうか。
画面は美しかったですが、「コンピューターアニメーションも定型化してきたなぁ」とため息が少し出たりしました。ストーリィについては語りませんが、背景情報を語らない進行は「ついて来れるやつだけ、ついて来い」と言わんばかりでした。主人公がどんな人物で、どんな組織に属していて、そして過去愛した女性が今どうなっているのか・・・。10年近く前の前作を見ていないと理解できない部分が多すぎるんじゃないかな。それと世界観は昔の作品「天子の卵」に似ていなくもないか。
十数人の観客の大半が、頭をかしげ、ぶつぶつ言いながら部屋を出て行ったのは、なんだかかわいそうでした。
月曜はとても疲れました。今日は偶然休みをもらっておいてよかったです。すべての悩みから開放されることを願うのは傲慢な態度だとありましたが、悩みの種(仕事の進退)からは一歩離れて客観的に見てみるだけの余裕を与えられたのは幸運でした。
しばらくは自らは動かず、静に構えるといったところかな。
記憶のためのメモ書き:
尊敬とは按摩に似ている。いつもされていると感じなくなるが、たまにされるとくすぐったい。
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