心の家路 たったひとつの冴えないやりかた

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たったひとつの冴えないやりかた
飲まないアルコール中毒者のドライドランクな日常
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2004年02月13日(金) face-to-faceであっても、modem-to-modemであっても

今週はAAミーティング3回出席でありました。最近の僕としては多いほうです。
単純にたくさん出れば、自分がそれだけ助かるというものでないのも事実です。ミーティングで何がもらえるのか、自分にとってどんなプラスがあるのか、損か得かという勘定をすると、どうしたって得るものは少なく、失うものが多いような気がしてしまうのが人間ではないでしょうか?
その点、今月号のBOX-916の記事は明確でした。「私たちが出席することで、仲間たちに安心感を与え、支えになるためでもある」。人間関係というのは原則「ギブ・アンド・テイク」です。つまり与えたものと与えられたものがバランスするはずのものなのです。一方的に与える・与えられるという、「お母さん」と子供のような関係を期待するというのは、大人のとるべき態度じゃないでしょう。
ミーティング出席に損得勘定を持ち込むこと自体、すでにスピリチュアルな生き方から一歩外れているのでしょう。与えるからこそ、与えられるのですから。
と、偉そうなことを言っていますが、単純に苦しいときにはミーティングという原則に従った結果、通常より今週は少しだけ多かったというだけなんです。

そういえば、AAパソコン通信グループの解散のお知らせも載っていました。これはNIFTY-Serveのものかな。時代の変化を受けてのことでしょうか。僕もNifty-Serveの会員でしたが、このパティオには参加しませんでした(覗き込みはしたけど、文字が多くてついていけませんでした)。インターネットの時代になっても、文字中心のコミュニケーションであることには変わりません(オンラインチャットにしてもメッセンジャーにしても)。
でも、Windows XPのユーザーは増えているし、UPnPの機器も増えつつあります。そう遠くない将来にボイス・ミーティング(ネット会議)でのAAミーティングが始まっても不思議じゃないでしょう。早朝には早起き組が、日中には主婦の人たちが、夜更けには深夜族が、それぞれモデム経由で「心の言葉」を分かち合う日々が来るでしょう。


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by アル中のひいらぎ |MAILHomePage


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