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ぱるたの仕事場日記
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2004年04月02日(金)
お掃除のおばさん

H社がテナントとして入っているこのビルには清掃員が専属で一人いて(60代の女性・Nさん)、朝8時ごろから午後3時まで、ゴミ出しやらトイレ掃除、掃除機かけなどまめまめしく働いてくれている。
今年に入って清掃員がNさんに変わってから、たとえば裏の自転車置き場などもビシッと綺麗になっている。契約車以外駐輪禁止なのだが、どうしても駐輪していく人がいる。そんな自転車を見付けては、警告ステッカーを貼る、ステッカーを貼った自転車は隅の方にまとめておくなどなど。自転車通勤の私にとってはとてもありがたい。

しかしNさん、ちょっと人当たりがきついところがある。綺麗好きが高じて、多分、綺麗好きでないテナントに対して、不満が多いのだ。H社は自分で言うのも何だが、綺麗好きな方だと思う。トイレの個室に花を飾ってしまう会社だし。だが、それでも、給湯室のゴミの捨て方が悪いと、Nさんに叱られる。

私が一応総務の窓口だということで、クレームがあったら私にしてくれるよう頼んでいるのだが、それでも気付いたときに近くにいる社員に文句を言っているらしく、H社の社員からはNさん、かなり嫌われている。

曰く「あのおばさんコワイ」「だまってキレイにしてくれればいいのよ。それが仕事なんだから。」「あら、また怒ってた?あのおばさん」・・・・最後の方は半分笑いものにしているような具合だ。

先日、Nさんとちょっとだけ雑談になった。Nさんはつい最近までどこぞの会社の正社員としてずーっと何年も何年も入力の仕事をしていたらしい。定年を迎えて、嘱託で残る道を断って、お掃除のおばさんになった。会社の人間関係がいやで、できれば一人で働ける仕事が良かった、お掃除は好きだし、とのこと。

ちょっとお説教の多いきついおばさんだけど、人それぞれ歴史があるんだろう。思いもあるんだろう。
長く働いてきた人にはそれだけで敬意を表してしまう私。
みんなは軽い気持ちで言っているのだろうが、私はNさんの悪口を言う気にはなれない。そしてできれば聞きたくない。