2002年夏出産:のびのび一人っ子の母:名古屋の主婦 KKの短い日記 

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2003年10月03日(金) アカンボの入院まとめ(長編です!)

2泊3日で、アカンボKNの手術に付き添ってきました。寝不足・・・。


●その1


KNが「鼠径ヘルニア」の診断を受けたのは、約一か月前。

ぽっこりとツノのように出た右の下腹部・・・発見して「あ〜あ」と思いました。

押せばひっこむし、結局KNは最後まで痛がらなかったのでよかったんですけどね。

実はお互いの弟・妹がそれぞれコレをやっていて、簡単な手術で治るのはKKもKTもよ〜く知っていたんです。

どちらかのの遺伝かと聞かれれば、男の子に多い(100人に2〜3人)症状のため、ヘルニア妹もちのKK方に歩が悪くなりますが。

でもKKイモートは他にもやはり青年男子に多い「肺気胸」で手術を受けているオンナなので・・・とイイワケ。

ていうか、KKイモートいろいろ手術受けてます。傷も多数です。あちこちケガしすぎ




・・・そういう話じゃなく、ヘルニアの話でした。

(ちなみにヘルパンギーナと同じ頃に判明したので、KTはKNを「おーい、ヘル子!」と呼んだりしてました)



手術待ちの1か月の間、他のママ友に「ヘルニアになっちゃって」と言ったら

「ああ、ヘルニアね。よくあるよね」と言われたり

「・・・ヘルニア・・・?」と聞かれたりしました。


後者の集団には、仕方なく

「・・・つまりホラ、脱腸だよ・・・」と簡単に説明(お年寄りにはこっちの方が一発です)。

余程わかりやすかったらしく「なあんだ、脱腸!ダッチョーね!」と皆うんうんとうなづきます。

だからって、後からやって来たママたちにまで

「KNちゃん、脱腸らしいよ」

って先に言わないで!「ヘルニア」って言ってえ〜〜!!



________________

●その2


さて。


入院する前に、先に各種検査をすることになりました。


・診察→おもしろくなさそう
・血液検査→大ブーイング
・レントゲン→小ブーイング


疲れたKKには、最後の心電図検査も気の重いものだったのですが、なんと

看護婦さんがクスリをくれました。

何の疑いも持たず、原色のクスリをそのままゴクゴク飲み干すKN。

10分で落ちました♪


検査が終わり

「起きたら帰ってくださっていいですよ〜」「はい、ありがとうございます♪」




KNそのまま2時間ねました。えー。


___________

●その3


ベッドの柵が高くてまるでオリのよう。6人部屋なので周りの子を見てウホウホ喜ぶKNの様子はまるでオランウータンです。

やはり小児病棟なので「プレイルーム」が設置してあり、KNを放すと大喜び。絵本もビデオも山ほどあってKNには天国のよう。

何と言ってもKKの2LDKがすっぽり入る広さです。

が・・・案外遊びに来てるのは多くて3人。

よく考えると、ここは小児は小児でも「小児外科病棟」。

手術前の元気な子しかプレイルームで遊べないようです(点滴ついちゃうし)。

KNの場合簡単な手術なので点滴はすぐにはずれ、プレイルーム皆勤賞

看護師さんも、まずここを探しにくるようになってしまいました。

一体何しに来てるのかって話。



付添はだいたいお母さん一人ですが、お仕事が平日お休みのお父さんも付き添ってるところもあります。

最近指差して「パパ」というのがブームのKNだったのですが、向かいのベッドに付きそうお父さんを指差して


「パパ!」


やっやめてえ〜!!


____________

●その4



エンゲルウーマン・KN(意味不明)。

どうもこの子は味覚がマヒしているのでは・・・と恐れている母KKです。

(ゴーヤを生でまるかじりして他のママに呆れられた)

もちろん、多いとウワサの病院食も常に完食!

食べるために産まれてきたようなアカンボなので、手術より何より数時間の絶食の方が

彼女にとってはつらいかも。


ま、まさか。

極限まで広がった胃が、他の内臓を押し出して脱腸に・・・??





フードバトラー、KN。

6人部屋の一番手前(ベッド)になったのが彼女の不運。

食事が来るのが部屋で6番目・・・(最後)。

目の前を他の子用の食事が通り過ぎるたび、オリ(柵)にしがみついて立ち

「アタシにも早くくれー!」
と大さわぎ。

ママ、超はずかしいんですけど!!

そして何ですか食後のそのお腹・・・どこの部屋の力士さん?



手術はヘルニアだけじゃなく、脂肪吸引もやっていただきたい。


__________

●その5


手術の日。

朝一番の手術にしてもらえたおかげで、心配していた絶食はそれほど大変ではありませんでした。

ただ、よほど飢えていたのか「どう見てもクスリ色」の麻酔飲み薬(全身麻酔の前に飲む)を

疑いもなく一気のみ。

のどが乾いていたんだなあ・・・と気の毒になりました。


そして、10分で熟睡モードに。

「クスリでいい気分のままエレベーターの前でバイバーイ」(←他の子がやってた)というのを

やるつもりだったKK、バッタリと倒れた状態で運ばれていくKNにちょっと拍子抜け・・・。



そしてアッサリ帰ってきました。

点滴は、どうやら手に入らなかったらしく足に。まだ歩けなくてよかった・・(2時間ほどで抜けました)。

目が覚めてから戻って来たのですがクスリの影響か再度寝てしまい、KK思わず病院にあったマンガ雑誌

「すべて読み切り!夏のホラーサスペンス特集」を読み終えてしまいました。



その後はめざましい回復を見せ、食欲も元通り・・食事と一緒についてくる抗生物質の粉薬(クスリ色)もゴクゴク。

ええ、別にのどが乾いてなくても平気で飲み干したんだってことが判明。



やっぱり味覚が・・。


________

●その6


入院話、ここまでです。くだらないことばっかで引き伸ばして申し訳ありませんでした。


最後はまじめに。

KNが入院した病棟ではやはり、ヘルニアが最も軽い症状だったようです。

1年ぶり3回目、などという何度目かの手術を受ける子どもさんもいらっしゃいました。

名古屋でも名の知られた病院だったせいか、かなり遠くの県から来た方も。

プレイルームでKNと一番仲良くしてくれたのは、耳の聞こえない2才のEちゃんと中国のハーフS君5才。

結局ふたりの手術前にKNは退院してしまいましたけど・・・。



付き添うお母さんたちの明るさと強さには本当に頭が下がります。

どの子も皆、一日も早く病気が治りますように・・・。




しかし、病院内は完全に空調がきいているはずなのに、しょっちゅう「髪の毛ウエッティ」になっていたKNの汗っかきぶりには恐れ入ります。

看護婦さんなどに何度言われたことやら。


「あれ、KNちゃんシャワーあびたんだー?」




長々とつなんない話を読ませてスミマセン




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