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なんともいえない音符の区切りかたと、 なんともいえない経過音と不協和音。 これが味だというのなら、 その味に好みがあるのは当然でしょ。
ある和音から次の和音に映るときに、 はいはいはいっと切り替わるんじゃなくて、 じわ〜っと、滲むように、グラデーションで変わる。
シューマンを遠ざけたくなるのはそこ。 なんて遠回しな言い方をするのさ、と。
そういう枝葉を一旦取り払って見ると、 メロディーそのものはシンプルで美しく、 ここでもまた、神が降りてきましたか? っていう和音。
ちぃとばかり調べてみると(ナナメ読みによる) 心配したとおり、メンヘラさんだったようだ。 晩年まで幻聴に悩まされ、梅毒も改善せず、 なんと未遂もしてるのね。。。
名を残した作曲家に、どうも闇の部分が見え隠れする。 そういう時代だったということもあるだろうけれども、 動じやすく影響されやすく、惚れっぽく繊細だからこそ、 心(頭?)の中に渦巻くものを表現したかったのかも。 画家でもそういう人たち、多いですね。ゴッホとかね。
ほんのちょっとのきっかけで弾く気になった、 結局は「寓話」ではなく、その前の曲『夜に』は、 不安と焦りと慰めがみーんな備わった曲のようだ。 (まだ最後まで譜読みできていない) (第2曲『飛翔』と並ぶ有名曲)
距離を置きたいと思った気持ちは認めながら、 わずか一歩か二歩、歩み寄ってみようかと思った、今日。 けど、お友だちにはなれないと思う、たぶん。
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自分にしては高価で、思い切って購入した接着芯。 やーっと、不足の部分に全部貼り終わった。 また、リクエストいただいたゾウ柄も裁断。
「その前に〜」の手帳カバーも、 着手の前の儀式(サイズを測るなどなど)が終わり、 さあ、明日からは裁つぞー縫うぞーの構え。 夢中になっていると、写真を撮るって思いもしないものだ。
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