|
ざっと見た感じ、片づいたような気がしても、 コーナーひとつずつ見ると、 やはり「ただ重ねただけ」っていう場所がまだある。 というより、そんな場所ばっかり。
その中のひとつ、「フリマ用の衣装ケース」 大きなケースの中に、 フリマに出品するためのあれこれが詰まっている。 文具セット、値札セット、作品を分けて入れた箱。
全部出して、仕分けしなおし。 フリマに出なくなって数年、 しまい方だって変わってあたりまえだ。
その中に、大量のヨーヨーキルトがあった。 
ヨーヨー消費作戦であっただろう、バレッタも。 
またそのうち、フリマに出品するかもしれないので、 きれいにしまっておかなくては。
小さな端切れも捨てられなくて、 何か使い道はないものかと思っているところへ、 手芸店の店頭で、店長みずから自演するのを見て、 ヨーヨーキルトって簡単なんだーと感心し、 そんなら私もと作り始めたのだった。
山ほどたくさん作ったのは、 7年前、父が最後の入院中のことである。 病室に付き添って、硬い椅子に座り、針を持つ。 1個作っては顔色をうかがい、 また1個作っては寝息を確認した。 1日で何十個も作った。 布の手触りに、なぐさめられた。
ヨーヨーを見ると、そのときのサワサワとした気分を思い出す。
7年前の写真を引っ張り出してきたよ。 
震災による停電や、その後の日常が滞ったときも、 シュシュやヨーヨーキルトを作りまくった。 手を動かしていると、余計なことを考えなくなるのか、 心が落ち着いてくる気がする。
何か作りたいと思うことは、もしかしたら、 落ち着こうとする無意識のはたらきなのかも。
ブログ村に参加しています 
|
|