|
|
■■■
■■
■ 地味?
シューベルトってちょっと損な人だと思う。 ワタシも課題曲で何曲か弾いたけど、曲の出だしがとっても地味。 このせいであんまり有名になっていない曲って多いと思う。
「さすらい人幻想曲」
4部で構成されたピアノ曲。 第一部が6分強あるけれど、3分30秒までは我慢の曲。 この時間を過ぎると、途端に華麗に歌い上げてくる。
前半の地味さを取っ払ったらシューマンの情熱にも打ち勝てるほど響いてくる。
「即興曲 変ホ長調」
ワタシが発表会で弾いた曲。 出だしの地味さは、楽譜を初めて見た時にヤル気滅にさせてくれた。 この曲も途中からとてもロマンチックな情景を醸し出す。 結局弾き終わるまで休むことなくメロディーが流れ続け、最後は情熱的に終わる。 あの出だしは何だったの???っていうほどにね。
シューベルトは聴き手を選んでるのかな?
2006年10月21日(土)
|
|
|