Diary
ちか



 

この間の続きで2度目のリーディングについて書こうと思う。

2度目のリーディング、この日はリーディングではなくてセラピストの勧めにより女神様のワークをしてもらった。
アチューンメントをしてもらっている30分間の間、ワタシはイスに座って目を閉じていた。
セラピストはワタシの肩や首、額に手を置いて何かエネルギーを送っているような感じだった。

もちろんワタシはエネルギーなんか感じないし、何やってるのか、またこんなワークをお金払って受けている自分を冷笑している自分が居た。

目を閉じていると何かビジョンが見えてきた。
これはリーディングにはあまり関係ないので割愛。


アチューンメントが終わってセラピストはエネルギーを送りながら、少しリーディングもしたと伝えてくれた。
内容は結構凄まじかった。


「兵士が見えます。鎧兜をつけたとても古い時代の兵士です。周りの景色は・・・古代ローマの感じにも見えます。
白い、丈の長い高価な服をまとった女性が連れてこられました。頭には大きな宝石のついた王冠を着けています。
この女性がアナタです。

アナタは今まさに処刑されるところです。
先ほど出てきた兵士が刀を振り上げ、首を・・・

アナタは国民にとても苦しい生活を強いた女王でした。
傲慢でどうしようもなかったようです。」


傲慢・・・
確かにワタシに当てはまる言葉かも。
分からないながらもプチショック。

その日はそれで終了。


異変が起こったのは翌日の事。
横になると首が動かない。
動かそうとすると脊髄に激痛がはしり、寝返りをうつ事も起き上がる事も出来なかった。
まるで体と頭が分離しているような感じ。
その状況が2日続いた。
週末なので助かった。

「何か異変があったらメールや電話してね」
と言われていたのを思い出し、セラピストに状況を伝えるメールを送った。

返ってきたメールの内容は、「ワークの後には浄化が始まるので体にそのときの記憶が戻る事があります。」というもの。

???と思いながらもしばらく様子を見ることにした。
もしかしたらただ、強烈な肩こりみたいなのが起こってるだけかもしれへんって思ったから。

次の朝、首の痛みは不思議な事にキレイさっぱりと消えていた。

後日思い出した事がある。

ワタシは小学校・中学校の時に、毎月必ず見る夢があった。
ひどいときには一週間に何度も同じ夢を見た。
それは、ワタシがギロチンのようなものにかけられて処刑されるという夢。
しかも、刃を振り下ろす役の人は何故か毎回、ワタシの父親だった。
この怖い夢は刃が落とされた瞬間でいつも終わっていて、ワタシは毎回そこで目が覚めていた。

もしセラピストがリーディングで見たことと関係があるとするならば、ワタシは父親と遥か昔から縁があったということになる。
思春期をすぎて、このギロチンの夢は一切見なくなったのでずっと忘れていたのだけど、この夢を見ていた頃は本当に恐くて悩んでいて、イトコに相談したのも思い出した。

セラピストにも思い出した事をメールで伝えた。
ワタシは、もし父親とそんな因果があったのなら、今世でもワタシが変な事をしないために監視されているのかもしれないですねと伝えた。
セラピストは、その可能性を否定しなかったけど、過去にワタシの命を奪ってしまった因果で、今世では違うかかわりで助けようと思ったのかもしれないと言っていた。

ただの偶然かもしれないけど、面白い出来事だった。

2006年10月20日(金)
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